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2018年03月08日 16時18分
コミュニティFM局「渋谷のラジオ」(周波数87.6MHz、https://shiburadi.com) で2月8日、A-portに掲載中のプロジェクトを紹介するコーナーの放送がありました。「日本初の養老牧場が閉鎖!終の棲家に辿り着いた三頭の高齢馬を養育してあげたい」と「俳優二人が初監督&初脚本&初製作した映画『足りない二人』を多くの方に見て欲しい!」の起案者がそれぞれ出演し、プロジェクトにかける思いを語りました。放送内容は、「渋谷のラジオ」のノートページで聴くことができます。
https://a-port.asahi.com/projects/oceanaibanokai
前半は、閉鎖した日本初の養老牧場「イーハトーヴオーシァンファーム」にいた三頭の高齢馬を養育する「オーシァン愛馬の会」代表の浦野正義さんが、北海道から電話出演しました。競争馬は4、5年で引退しますが、馬の寿命は25~30年。引退後の余生を安らかに過ごしてもらおうと開かれたのが養老牧場です。「イーハトーヴオーシァンファーム」が昨年閉鎖し、3頭の高齢馬が行き場を失ったため、浦野さんは自分の牧場に引き取って養育しています。「普通の牧場では、馬は『売り物』で一般の人は触ることができないが、養老牧場にいる馬は高齢でおとなしく、実際に触れあっていただくことができる。クラウドファンディングを通じて、馬の魅力を広く一般の人たちにも知ってもらいたい」と話しました。
https://a-port.asahi.com/projects/tarinaifutari
後半は、劇場公開を目指している映画「足りない二人」で初監督&初脚本に挑戦した俳優の山口遙さんと佐藤秋さんが出演しました。映画は、漫画に専念することを決意し、北海道に移住した男女2人の漫画家の日常を描いた物語です。制作費は自己資金による150万円、スタッフは2人を含む4人で、撮影しながら次の撮影場所の段取りをしなくてはいけないほどでした。地元の人たちが移動のための車を貸してくれたり、役者としても出演してくれたりするなど、心の支えになったそうです。「クラウドファンディングはより多くの方々にこの映画を知って頂くきっかけになると思った。北海道の方々に支えていただいたように、映画を一緒に作っていただき、ムーブメントを大きくしていきたい」と話しました。
次回は3月8日(木)午前10時からの予定です。