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A-portからのお知らせ

2018年04月12日 17時42分

渋谷のラジオ×A-port、新宿2丁目から若きクリエーターが出演 「マイノリティーの絵本」「短歌のリリックビデオ」

渋谷のラジオ×A-port、新宿2丁目から若きクリエーターが出演 「マイノリティーの絵本」「短歌のリリックビデオ」

 コミュニティFM局「渋谷のラジオ」(周波数87.6MHz) で4月12日、A-portに掲載中のプロジェクトを紹介するコーナーの放送がありました。

 絵本を通じてマイノリティーの思いを表現するプロジェクトに取り組むイラストレーター・こうきさんと、短歌のリリックビデオ制作プロジェクトに挑戦中の鈴掛真さん、2人の共通の居場所である東京・新宿二丁目のゲイバー「A Day In The Life」のオーナーで作家の伏見憲明さんの3人が出演しました。放送内容は、「渋谷のラジオ」のノートページで聴くことができます。


https://a-port.asahi.com/projects/kokinoehon

 前半は、こうきさんの「『親に愛されなかったマイノリティ』の絵本を出したい!」を紹介。こうきさんはゲイであることで、いじめや家庭でのネグレクトなどにあい、絵を描くことで自分を慰めてきたそうです。勤務先のゲイバーで伏見さんに絵の才能を見いだされ、伏見さんや中村うさぎさんの作品のイラストを描くようになりました。こうきさんは「絵という表現方法で自分の気持ちをいろんな人に伝えられることを知った。今までモヤっとしていたものが見えてくるようになりました」などと話しました。プロジェクトでつくる絵本「ぼくは、かいぶつになりたくないのに」は中村うさぎさんが文章を書きます。


https://a-port.asahi.com/projects/tanka57577

 後半は、鈴掛さんの「57577の『短歌』で日本中に愛を届けたい!短歌のリリックビデオ制作プロジェクト」を紹介しました。鈴掛さんはゲイであることを隠していましたが、歌人として創作活動を始めるときに、ゲイであることをカミングアウトしたそうです。「普遍的な愛の形を言葉にして届けたい。同性愛というと特別なものに捉えがちですけど、人が人を好きになるのは普遍的な、誰もが共感できるものだと思う。多様性の溝を埋める架け橋になりたい」と話しました。今回のクラウドファンディングでは、多くの有名ミュージシャンの映像を手がける19 –juke‒と組んでプロジェクトに取り組みます。

 渋谷のラジオとA-portとのコラボ企画は今年度から、新番組「渋谷のSDGs」の1コーナーとして放送されることになりました。今後は毎月第1木曜に放送されます。

 次回放送は5月3日(木)午前10時からの予定です。