こんにちは。
A-port事務局の大石です。
現在、A-portでクラウドファンディング挑戦中のプロジェクト「『将来、介護を受ける?』認知症の高齢者を抱える地域課題について公開討論を開きたい(https://a-port.asahi.com/projects/kiryumieken)」のプレゼンターである平林さんから、アンケート協力のお願いがありました。
アンケート結果から公開シンポジウムのテーマが決まるようです。是非、こちらのアンケートに回答し、一緒に同シンポジウムを作ってみませんか?
■アンケート専用WEBページ
https://jp.surveymonkey.com/s/T6D6Z3B
※1~2分でできる簡単なアンケートです。

みなさまこんにちは。
クラウドファンディング「A-port」のプロジェクト『「将来、介護を受ける?」認知症の高齢者を抱える地域課題について公開討論を開きたい』プレゼンターの平林久幸です。ファンディング期間終了まで約1ヶ月、そろそろ公開討論会で話し合う具体的なテーマ(お題目)を決定する時期となりました。
最近の新聞テレビの報道を拝見しますと、認知症の高齢者に関連した出来事や事故、さらには犯罪にまで発展している記事が増えています。たとえば、認知症の行方不明者問題、徘徊による鉄道事故での保護責任者問題、介護疲れからくる虐待や心中行為、大山のぶ代さんら有名人の認知症発症報告や芸能人の介護体験談などが挙げられます。
また、認知症に限った問題ではありませんが、自動車運転時の道路逆走、ブレーキとアクセルの踏み間違い、ゴミ屋敷問題、振り込め詐欺や悪質な訪問販売・リフォーム被害との関連性も指摘されます。事件や犯罪報道だけではなく、認知症の早期発見検査法、認知症に良いと噂の食品や医薬品の情報もすぐに話題になります。
また、2025年問題に関連した介護職員や医療ベッドの不足、介護人材確保の為の外国人移民受け入れ議論、地域の空き屋問題など、最近の認知症高齢者に関連した話題をざっと数え上げただけでも沢山でてきます。
これだけ身近になった「認知症」ですが、医療や介護に関連した職業ではなく、家族に認知症の方がいるわけでもない若い世代の方々には、まだまだ現実的な問題としての認識が十分に出来てはいないと思われます。大都市圏においては10年後の2025年問題と同列に語られやすい認知症問題ですが、すでに地方では高齢化率が右肩上がりに上昇し、一足早く上記の諸問題が噴出し始めております。つまり、認知症問題への対策には地方に目を向ける必要があるのです。今後都市部で当たり前のように起こりうる社会問題の具体例が、すでに地方では日常の問題として現実になってきています。
このような状況に対する問題提起を目的にA-portプロジェクトを立ち上げました。さて、本番の公開討論会では短い時間でどこまで議論を膨らませることができるでしょうか?会場の登壇者は、市民後見人、精神科開業医、介護支援専門員(ケアマネジャー)、弁護士の4名で、それぞれの職種は異なりますが、日頃から認知症高齢者問題に取り組み活発に活動をされている方々です。討論会の開催に先立って、幅広い認知症問題のどこにポイントを置いて議論を進めるのかを絞り込む必要があります。
そこで本コラムをご覧になっているみなさまにご協力をお願いします。「世の中ではどのような認知症問題に対する関心が高いのか?」を把握するために、簡単に回答のできるWEBアンケートを行います。アンケートへの参加は、パソコンやスマホのほか携帯電話でも可能で、無記名です。QRコードを読み取るだけでアンケート専用WEBページに移動しますので、どしどし回答をお寄せください。

■アンケート専用WEBページ
https://jp.surveymonkey.com/s/T6D6Z3B