A-portからのお知らせ
2020年10月01日 10時58分
「私たちにもフラットシューズを選ぶ自由を」
クラウドファンディング「A-port」で賛同者を募った「#KuToo」(クートゥー)の意見広告が9月20日の朝日新聞朝刊に掲載されました。全国での掲載で、東京本社版(最終版)は33ページに掲載されています。
(9月20日の朝日新聞東京本社版より)
「#KuToo」は、女性がヒールのあるパンプスなどの着用を職場で強要されることに異議を唱える運動です。俳優でライターの石川優美さんが立ち上げた署名キャンペーンには、3万人以上の賛同が集まっています。
しかし、靴の規定を見直したのは一部の企業にとどまっているため、新聞の意見広告という形でより多くの人に訴えようと、8月23日からA-portでクラウドファンディングが始まりました。
8月23日~9月12日の21日間という短い期間でしたが、561件計209万8000円の支援が集まり、今回の広告掲載が実現しました。
広告では、
この国で働く女性たちの中には、「女性だから」という理由でハイヒールやパンプスを履くことを期待されたり、強制されたりしている人たちがいます。性別で何かを規定すること、もうやめませんか。理不尽なルールを強いること、もうやめませんか。ヒールが好きな人はヒールを、フラットが好きな人はフラットを。足もとに選択肢を。
と訴えています。
クラウドファンディングの受け付けは終了しましたが、石川さんが立ち上げた署名キャンペーンでは、現在も署名を受け付けています。
#KuTooについては、朝日新聞デジタルで特集ページを開設していますので、ぜひお読みください。