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2019年06月19日 14時07分

国立大学発、クラウドファンディング案件が生まれるか!?

国立大学発、クラウドファンディング案件が生まれるか!?
A-port(エーポート)スタッフが、群馬大学工学部生産システム工学科にて、「クラウドファンディング」をテーマにした講義を行ってきました。 群馬大学生産システム工学科には、「企業研究」という講義があります。「学生たちに起業マインドを育んでもらうこと」を目的にスタートし、今年で2年目となります。これまで、若手経営者や起業家、起業支援者が登壇。貴重な体験談や起業時の留意事項など、起業に必要なポイントをアドバイスしてきました。 同講義では、最終的に数人のチームを作り、学生自らがビジネスプランを提案することを目指しています。その出口としては、群馬イノベーションアワードへのエントリーの他、桐生または荒牧の学園祭での試作品販売、クラウドファンディングA-port(エーポート)等へのエントリーの3種類を想定。 今回の講義では、資金調達の手段としてのクラウドファンディングについて取り上げました。海外と日本のクラウドファンディングの比較や、日本のクラウドファンディングの中のA-port(エーポート)の特徴など、基本的な内容を説明させていただきました。 約1年ぶりに、学生を前に講義して感じたことですが、若い方々が時折見せる鋭い眼差しが大変印象深かったです。この鋭い目を見るたびに、「この方々が、今後の日本を支えていくのだな」と思い、逆にエネルギーをいただくことになりました。 すでに、アイデアが出来上がっている方もいるので、ぜひ、それをカタチにするお手伝いができればと思いました。また、いつしか、講義を聞いてくれた学生の中から、A-port(エーポート)だけでなく、クラウドファンディングを活用して、夢が実現できる方が現れましたら、大変嬉しく思います。 「企業研究」を担当されている黒田真一教授は、A-port(エーポート)上で、鋭意実施中の群馬発のプロジェクトを応援されているそうです。『「将来、介護を受ける?」認知症の高齢者を抱える地域課題について公開討論を開きたい』(https://a-port.asahi.com/projects/kiryumieken)です。 こちらのプロジェクトは、残り期間24日で、現在の達成率は79%。みなさま、ぜひ、ご支援をお願いいたします。 余談ですが、黒田教授に最寄り駅まで車で送っていただいた帰り道に、タヌキに遭遇しました。自然のタヌキを見ることができて、ほっこりした気持ちで東京に戻りました。群馬最高です!