成功者の声
2017年04月14日 09時57分
直径55ミリ、高さ25ミリ、重さ65グラム。小さな機器をスマートフォンに取り付けるだけで、高性能な顕微鏡になる。このスマホ顕微鏡「μHandy(ミュー・ハンディ)」を流通させることを目指したプロジェクトでは、2016年8月までに目標額の倍以上、約75万円が集まった。
製品は今年3月から、ベネッセサイエンス教室の一部でも使われるようになった。
「朝顔の花粉はギザギザがついているね」「この花の花粉は丸いよ」
スマホ顕微鏡で観察した子どもたちが気づく。スマホやタブレットで人と見せ合うことができるのも、従来の顕微鏡とは違う利点だ。科学を身近にしたいという願いから開発された。
キットに付属の専用シールを対象物に貼り付けて採取し、スマホ画面で拡大して観察する。子どもでも簡単に使えるため、プレゼント用などに好評だという。
「朝日新聞やハフィントンポストの記事が新製品を知ってもらうのに役立った」と、プロジェクトの起案者だったハタプロ代表取締役の伊澤諒太さんは話している。
プロジェクトのページはこちら