朝日新聞社と静岡銀行（静岡市）はクラウドファンディング事業で提携し、A-portに専用ページを開設しました。金融機関とは初めての提携になります。地域に根ざした静岡銀がプロジェクトを発掘し、A-portが新聞社の強みを生かして、情報発信のお手伝いをします。

　現在掲載中の「桜えびのグラタン」のプロジェクトが第１号です。静岡銀の大橋弘・常務執行役員は「応援してくれるファンとお客様をつなぐA-portと連携することで、新しい手作り感覚の資金調達手段と、新規販路開拓およびＰＲの手段を提供し、またお客様の商品・サービスのファンづくり、マーケティング手段としても提案していきたい」とコメントしています。

　今秋からは「モデルプレス」とも提携します。ライフスタイルやエンターテインメントの情報を発信している、日本最大級の女性向けメディアです。

　クラウドファンディングはネット上で事業などのアイデアを提案し、一般の人から広く資金を集める仕組みです。より多くの方々にこの仕組みを使っていただくため、A-portはこれまでにも旅行会社の近畿日本ツーリストや沖縄県の地元紙・沖縄タイムスなど企業との提携を進めてきました。パラスポーツ（障害者スポーツ）やがんとの共生社会づくりなど、テーマごとにプロジェクトを集めた専用コーナーも展開しています。

　今後もA-portの仕組みを活用した新規事業開発やＣＳＲ（企業の社会的責任）、ＰＲ活動などを提案していきます。