成功者の声
2021年01月08日 10時50分
2016年末の朝日新聞に掲載された「SMAP大応援プロジェクト」の新聞広告が、日本新聞協会主催の新聞広告賞・広告主部門で優秀賞に選ばれた。広告主は、A-portを通じて「SMAPファン有志代表」の呼びかけに応じた13,103人のファン。大企業の名前が並ぶ同部門で、企業でも団体でもない一般の人たちの広告が受賞するのは異例だ。
「SMAPファン有志代表」の3人は10月20日の受賞式後に活動報告を更新し、「メンバーがラジオなどで広告について言及してくれ、先月には『新しい地図』の広告が朝日新聞と東京新聞に掲載され、『この想いがどうか届きますように』のメッセージが伝わったと感じました。最初は広告を載せることすら夢物語でしたが、このようなことが実現し、栄誉ある賞をいただけましたことも、すべてご賛同いただいた皆さまのおかげです。ありがとうございました」と支援者への感謝をつづった。
「SMAP大応援プロジェクト」は2016年末、ファン有志3人が発起人となってスタート。「SMAPへのメッセージを全国紙の広告を通じて届けたい」とA-portを通じて支援を募ったところ、約1週間で13,103人から39,925,936円の支援があり、購入型クラウドファンディングの支援者数の国内最多記録を更新した。支援へのリターンとして新聞広告への名前掲載を希望した人は約1万1千人に及び、同年12月30日の朝刊で8ページにわたる広告として実現した。
クラウドファンディングを開始した2016年12月20日から2017年1月9日の間に、この広告に関するツイートが約23万5千件(朝日新聞調べ)あるなど大きな反響があり、テレビの情報番組や朝日新聞以外の新聞でも取り上げられた。2017年4~5月には、熊本地震を応援する第2弾を実施し、5275人から1300万円超が集まり、くまモンとコラボした広告が朝日新聞に掲載された。
プロジェクトの第1弾は https://a-port.asahi.com/projects/smapouen/、第2弾は https://a-port.asahi.com/projects/smapouen_kumamoto/ に掲載されている(いずれも支援の受け付けは終了)。