沖縄と台湾に共通する文化のひとつはイレズミです。この展示会は、沖縄のハジチと台湾原住民族の展示を通して沖縄の女性たちが歩んだ歴史を見つめなおし、現代台湾の多文化共生の知恵を知る機会として企画しました。「沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー 歴史と今」展(仮タイトル)会 期:2019年10月5日(土) ~ 11月4日(月)30日間会場:沖縄県立博物館・美術館入場料:無料今回の展示では、世界的にみても大規模で貴重な記録となった90年代の沖縄女性のハジチ調査の全容を紹介します。写真では高齢者の文化という印象が強くなりますが、本展では若い女性に入っていたら、という設定で彫師Mayさん(chunkymaymay inks)が、1931年に小原一夫が記録した各島の文様をシリコン製の腕に再現します(腕はWizard T.S 提供)。小原の採譜をもとに、現在は聞くことのできないハジチ歌の復元も試みます。会期中には藤田嗣治が1938年に来沖して描いた作品「孫」が美術館側で公開されるのも見どころのひとつですが、目標額を達成すればフジタとタトゥーの関連についての展示を本展示に組みこむことができます。■沖縄と台湾のイレズミ文化を調査沖縄女性のハジチと台湾原住民族のタトゥーを、1992年から98年まで調査しました。沖縄と台湾どちらもイレズミの文化を持ちながら、戦前に施術を規制されています。消えつつあるハジチ、一方でさまざまなかたちで復活している台湾原住民族のイレズミ。この沖縄と台湾の歴史と現在から、現代日本のあり方を問い直します。 本展は開催が決定し、6 月より着々と準備が進められています。この1 カ月限定の企画展をより充実させるため、共感する皆さまの力をお貸しください!!■沖縄のハジチと台湾原住民族のタトゥーとは時代の転換期に生きた沖縄女性たちの生活史としての「ハジチ」 ハジチ(針突)とは沖縄・奄美でかつておこなわれていた、女性の手に深青色の文様を施した風習です。1899 年にハジチが禁止されて以降、時代とともにハジチの記憶は忘れられつつあります。「ハジチ」が沖縄県全域で調査されたのは1980 年代。それまで重要視されていた文様の記録だけでなく、ハジチを軸とした女性たちの生活史を聞き書きする姿勢へと大きく転換しました。「ウチナー世」から「ヤマト世」へ、急速な世替わりに立ち会った女性たちの、そしてそれを書き留めた調査者たちの言葉に、この展示会で耳を傾けてもらいたいです。■現代台湾の多文化共生 台湾原住民族にも複数の民族にタトゥーがあります。沖縄と同様に施術が規制され、一度は途切れましたが、文化復興運動により再び「民族の印」として、若者のあいだに復活しはじめています。原住民族を表すポスターでもタトゥーが描かれ、工芸やキャラクターグッズなどで表現する人々もいます。 果たして沖縄のハジチは復活するのか、イメージに留まるのか、記憶すら失われるのか、その将来を占ううえでも台湾の動向に注目します。※2019 年9 月6 日(金)~ 11 月4 日(月)まで開催される、沖縄県立博物館・美術館の「台湾―黒潮でつながる隣(とぅない)ジマ(じま)~」(通称:台湾展)の姉妹展としても実現したく思います。■ご支援いただいた資金の使い道ご支援いただいた資金は、会場費、展示構成、宣伝、イベント開催などの経費に使用いたします。目標額が集まりますと、展示会の基本的な経費をすべてまかなうことができ、土門拳撮影による「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントなどが実現します。■想定されるリスク目標額が集まらないと予定している「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントが出来なくなります。■最後にお読みいただき、ありがとうございます。今回はタトゥーの文化と歴史を正面から取り上げる貴重な機会です。「ハジチといえば、おばぁ」とのイメージを刷新するべく、これまでにない切り口の展示と仕掛けを準備中です。応援・拡散よろしくお願いします。
沖縄と台湾に共通する文化のひとつはイレズミです。この展示会は、沖縄のハジチと台湾原住民族の展示を通して沖縄の女性たちが歩んだ歴史を見つめなおし、現代台湾の多文化共生の知恵を知る機会として企画しました。
「沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー 歴史と今」展(仮タイトル)
会 期:2019年10月5日(土) ~ 11月4日(月)30日間
会場:沖縄県立博物館・美術館
入場料:無料
今回の展示では、世界的にみても大規模で貴重な記録となった90年代の沖縄女性のハジチ調査の全容を紹介します。写真では高齢者の文化という印象が強くなりますが、本展では若い女性に入っていたら、という設定で彫師Mayさん(chunkymaymay inks)が、1931年に小原一夫が記録した各島の文様をシリコン製の腕に再現します(腕はWizard T.S 提供)。小原の採譜をもとに、現在は聞くことのできないハジチ歌の復元も試みます。会期中には藤田嗣治が1938年に来沖して描いた作品「孫」が美術館側で公開されるのも見どころのひとつですが、目標額を達成すればフジタとタトゥーの関連についての展示を本展示に組みこむことができます。
■沖縄と台湾のイレズミ文化を調査
沖縄女性のハジチと台湾原住民族のタトゥーを、1992年から98年まで調査しました。沖縄と台湾どちらもイレズミの文化を持ちながら、戦前に施術を規制されています。消えつつあるハジチ、一方でさまざまなかたちで復活している台湾原住民族のイレズミ。この沖縄と台湾の歴史と現在から、現代日本のあり方を問い直します。

本展は開催が決定し、6 月より着々と準備が進められています。この1 カ月限定の企画展をより充実させるため、共感する皆さまの力をお貸しください!!
■沖縄のハジチと台湾原住民族のタトゥーとは
時代の転換期に生きた沖縄女性たちの生活史としての「ハジチ」
ハジチ(針突)とは沖縄・奄美でかつておこなわれていた、女性の手に深青色の文様を施した風習です。1899 年にハジチが禁止されて以降、時代とともにハジチの記憶は忘れられつつあります。「ハジチ」が沖縄県全域で調査されたのは1980 年代。それまで重要視されていた文様の記録だけでなく、ハジチを軸とした女性たちの生活史を聞き書きする姿勢へと大きく転換しました。「ウチナー世」から「ヤマト世」へ、急速な世替わりに立ち会った女性たちの、そしてそれを書き留めた調査者たちの言葉に、この展示会で耳を傾けてもらいたいです。

■現代台湾の多文化共生
台湾原住民族にも複数の民族にタトゥーがあります。沖縄と同様に施術が規制され、一度は途切れましたが、文化復興運動により再び「民族の印」として、若者のあいだに復活しはじめています。原住民族を表すポスターでもタトゥーが描かれ、工芸やキャラクターグッズなどで表現する人々もいます。

果たして沖縄のハジチは復活するのか、イメージに留まるのか、記憶すら失われるのか、その将来を占ううえでも台湾の動向に注目します。
※2019 年9 月6 日(金)~ 11 月4 日(月)まで開催される、沖縄県立博物館・美術館の「台湾―黒潮でつながる隣(とぅない)ジマ(じま)~」(通称:台湾展)の姉妹展としても実現したく思います。
■ご支援いただいた資金の使い道
ご支援いただいた資金は、会場費、展示構成、宣伝、イベント開催などの経費に使用いたします。目標額が集まりますと、展示会の基本的な経費をすべてまかなうことができ、土門拳撮影による「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントなどが実現します。
■想定されるリスク
目標額が集まらないと予定している「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントが出来なくなります。
■最後に
お読みいただき、ありがとうございます。今回はタトゥーの文化と歴史を正面から取り上げる貴重な機会です。「ハジチといえば、おばぁ」とのイメージを刷新するべく、これまでにない切り口の展示と仕掛けを準備中です。応援・拡散よろしくお願いします。

ホーム
活動報告
37
支援者
218
沖縄と台湾に共通する文化のひとつはイレズミです。この展示会は、沖縄のハジチと台湾原住民族の展示を通して沖縄の女性たちが歩んだ歴史を見つめなおし、現代台湾の多文化共生の知恵を知る機会として企画しました。「沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー 歴史と今」展(仮タイトル)会 期:2019年10月5日(土) ~ 11月4日(月)30日間会場:沖縄県立博物館・美術館入場料:無料今回の展示では、世界的にみても大規模で貴重な記録となった90年代の沖縄女性のハジチ調査の全容を紹介します。写真では高齢者の文化という印象が強くなりますが、本展では若い女性に入っていたら、という設定で彫師Mayさん(chunkymaymay inks)が、1931年に小原一夫が記録した各島の文様をシリコン製の腕に再現します(腕はWizard T.S 提供)。小原の採譜をもとに、現在は聞くことのできないハジチ歌の復元も試みます。会期中には藤田嗣治が1938年に来沖して描いた作品「孫」が美術館側で公開されるのも見どころのひとつですが、目標額を達成すればフジタとタトゥーの関連についての展示を本展示に組みこむことができます。■沖縄と台湾のイレズミ文化を調査沖縄女性のハジチと台湾原住民族のタトゥーを、1992年から98年まで調査しました。沖縄と台湾どちらもイレズミの文化を持ちながら、戦前に施術を規制されています。消えつつあるハジチ、一方でさまざまなかたちで復活している台湾原住民族のイレズミ。この沖縄と台湾の歴史と現在から、現代日本のあり方を問い直します。 本展は開催が決定し、6 月より着々と準備が進められています。この1 カ月限定の企画展をより充実させるため、共感する皆さまの力をお貸しください!!■沖縄のハジチと台湾原住民族のタトゥーとは時代の転換期に生きた沖縄女性たちの生活史としての「ハジチ」 ハジチ(針突)とは沖縄・奄美でかつておこなわれていた、女性の手に深青色の文様を施した風習です。1899 年にハジチが禁止されて以降、時代とともにハジチの記憶は忘れられつつあります。「ハジチ」が沖縄県全域で調査されたのは1980 年代。それまで重要視されていた文様の記録だけでなく、ハジチを軸とした女性たちの生活史を聞き書きする姿勢へと大きく転換しました。「ウチナー世」から「ヤマト世」へ、急速な世替わりに立ち会った女性たちの、そしてそれを書き留めた調査者たちの言葉に、この展示会で耳を傾けてもらいたいです。■現代台湾の多文化共生 台湾原住民族にも複数の民族にタトゥーがあります。沖縄と同様に施術が規制され、一度は途切れましたが、文化復興運動により再び「民族の印」として、若者のあいだに復活しはじめています。原住民族を表すポスターでもタトゥーが描かれ、工芸やキャラクターグッズなどで表現する人々もいます。 果たして沖縄のハジチは復活するのか、イメージに留まるのか、記憶すら失われるのか、その将来を占ううえでも台湾の動向に注目します。※2019 年9 月6 日(金)~ 11 月4 日(月)まで開催される、沖縄県立博物館・美術館の「台湾―黒潮でつながる隣(とぅない)ジマ(じま)~」(通称:台湾展)の姉妹展としても実現したく思います。■ご支援いただいた資金の使い道ご支援いただいた資金は、会場費、展示構成、宣伝、イベント開催などの経費に使用いたします。目標額が集まりますと、展示会の基本的な経費をすべてまかなうことができ、土門拳撮影による「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントなどが実現します。■想定されるリスク目標額が集まらないと予定している「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントが出来なくなります。■最後にお読みいただき、ありがとうございます。今回はタトゥーの文化と歴史を正面から取り上げる貴重な機会です。「ハジチといえば、おばぁ」とのイメージを刷新するべく、これまでにない切り口の展示と仕掛けを準備中です。応援・拡散よろしくお願いします。
沖縄と台湾に共通する文化のひとつはイレズミです。この展示会は、沖縄のハジチと台湾原住民族の展示を通して沖縄の女性たちが歩んだ歴史を見つめなおし、現代台湾の多文化共生の知恵を知る機会として企画しました。
「沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー 歴史と今」展(仮タイトル)
会 期:2019年10月5日(土) ~ 11月4日(月)30日間
会場:沖縄県立博物館・美術館
入場料:無料
今回の展示では、世界的にみても大規模で貴重な記録となった90年代の沖縄女性のハジチ調査の全容を紹介します。写真では高齢者の文化という印象が強くなりますが、本展では若い女性に入っていたら、という設定で彫師Mayさん(chunkymaymay inks)が、1931年に小原一夫が記録した各島の文様をシリコン製の腕に再現します(腕はWizard T.S 提供)。小原の採譜をもとに、現在は聞くことのできないハジチ歌の復元も試みます。会期中には藤田嗣治が1938年に来沖して描いた作品「孫」が美術館側で公開されるのも見どころのひとつですが、目標額を達成すればフジタとタトゥーの関連についての展示を本展示に組みこむことができます。
■沖縄と台湾のイレズミ文化を調査
沖縄女性のハジチと台湾原住民族のタトゥーを、1992年から98年まで調査しました。沖縄と台湾どちらもイレズミの文化を持ちながら、戦前に施術を規制されています。消えつつあるハジチ、一方でさまざまなかたちで復活している台湾原住民族のイレズミ。この沖縄と台湾の歴史と現在から、現代日本のあり方を問い直します。
本展は開催が決定し、6 月より着々と準備が進められています。この1 カ月限定の企画展をより充実させるため、共感する皆さまの力をお貸しください!!
■沖縄のハジチと台湾原住民族のタトゥーとは
時代の転換期に生きた沖縄女性たちの生活史としての「ハジチ」
ハジチ(針突)とは沖縄・奄美でかつておこなわれていた、女性の手に深青色の文様を施した風習です。1899 年にハジチが禁止されて以降、時代とともにハジチの記憶は忘れられつつあります。「ハジチ」が沖縄県全域で調査されたのは1980 年代。それまで重要視されていた文様の記録だけでなく、ハジチを軸とした女性たちの生活史を聞き書きする姿勢へと大きく転換しました。「ウチナー世」から「ヤマト世」へ、急速な世替わりに立ち会った女性たちの、そしてそれを書き留めた調査者たちの言葉に、この展示会で耳を傾けてもらいたいです。
■現代台湾の多文化共生
台湾原住民族にも複数の民族にタトゥーがあります。沖縄と同様に施術が規制され、一度は途切れましたが、文化復興運動により再び「民族の印」として、若者のあいだに復活しはじめています。原住民族を表すポスターでもタトゥーが描かれ、工芸やキャラクターグッズなどで表現する人々もいます。
果たして沖縄のハジチは復活するのか、イメージに留まるのか、記憶すら失われるのか、その将来を占ううえでも台湾の動向に注目します。
※2019 年9 月6 日(金)~ 11 月4 日(月)まで開催される、沖縄県立博物館・美術館の「台湾―黒潮でつながる隣(とぅない)ジマ(じま)~」(通称:台湾展)の姉妹展としても実現したく思います。
■ご支援いただいた資金の使い道
ご支援いただいた資金は、会場費、展示構成、宣伝、イベント開催などの経費に使用いたします。目標額が集まりますと、展示会の基本的な経費をすべてまかなうことができ、土門拳撮影による「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントなどが実現します。
■想定されるリスク
目標額が集まらないと予定している「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、各界ゲストをお迎えしてのドキュメンタリー映像上映会やイベントが出来なくなります。
■最後に
お読みいただき、ありがとうございます。今回はタトゥーの文化と歴史を正面から取り上げる貴重な機会です。「ハジチといえば、おばぁ」とのイメージを刷新するべく、これまでにない切り口の展示と仕掛けを準備中です。応援・拡散よろしくお願いします。
支援期間終了
このプロジェクトが気に入ったら
いいね!しよう
最新のプロジェクト情報をお届けします。
支援者
218人
残り期間
0日
集まっている金額
1,782,000円
目標金額:2,000,000円
達成率89%
2019年09月30日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
山本 芳美(都留文科大学教授)
1,000円
オリジナル壁紙ダウンロード
リターン
◆オリジナル壁紙ダウンロード(期間限定)
◆展示写真集に名前記載
◆お礼メール
支援者の数 34人
支援期間終了
3,000円
展示写真集ダウンロード
リターン
◆展示写真集ダウンロード(期間限定)
◆オリジナル壁紙ダウンロード(期間限定)
◆展示写真集に名前記載
◆お礼メール
支援者の数 63人
支援期間終了
5,000円
オリジナルポストカード2枚
リターン
◆オリジナルポストカード2枚
◆展示写真集ダウンロード(期間限定)
◆オリジナル壁紙ダウンロード(期間限定)
◆展示写真集に名前記載
◆お礼メール
支援者の数 30人
お届け予定:2019年11月
支援期間終了
10,000円
展示会写真集
リターン
◆展示会写真集
◆オリジナルポストカード2枚
◆展示写真集ダウンロード(期間限定)
◆オリジナル壁紙ダウンロード(期間限定)
◆展示写真集に名前記載
◆お礼メール
支援者の数 84人
お届け予定:2019年11月
支援期間終了
50,000円
オリジナルバック
リターン
◆オリジナルバック
◆展示会写真集
◆オリジナルポストカード2枚
◆展示写真集ダウンロード(期間限定)
◆オリジナル壁紙ダウンロード(期間限定)
◆展示写真集に名前記載
◆お礼メール
支援者の数 5人
お届け予定:2019年11月
支援期間終了
100,000円
オリジナルTシャツ
リターン
◆オリジナルTシャツ
◆オリジナルバック
◆展示会写真集
◆オリジナルポストカード2枚
◆展示写真集ダウンロード(期間限定)
◆オリジナル壁紙ダウンロード(期間限定)
◆展示写真集に名前記載
◆お礼メール
支援者の数 2人
お届け予定:2019年11月
支援期間終了