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琉球王朝時代の宮廷料理を探求した書『御冠船料理の探求』をあなたの許へ。

プロジェクトイメージ
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御冠船料理は、琉球王朝時代に国王が中国皇帝の名代である冊封使を首里城で歓待するために供された 御冠船料理は冊封料理とも呼ばれ、献立はあるものの調理法は不明です。食材は、今では入手不可能なジュゴンも入っているなど、当時の贅の限りを尽くした豪華絢爛な料理だったと考えられます。料理は五段=写真=に分かれ、品数は全49品にも及びます。 私はおよそ10年にわたり研究と再現作業を重ねて参りました。中国の国家級料理人らと試行錯誤を重ね、沖縄の料理人らの助力も得て、再現されたのが今回出版の拙著=写真下=で紹介する49品です。口絵でレシピも紹介します。 章立ては第1章・御冠船料理の背景ー冊封体制、第2章・御冠船料理に関する史料、第3章・御冠船料理とは、第4章・御冠船料理の背景、第5章は三つの史料の影印版を収載しています。 県民をはじめ多くの方々が本書を通して、御冠船料理が外交の場で存在感を大いに示したであろうことに思いをはせ、琉球の食文化と国際交流の関係性に着目していただければ幸いです。■御冠船料理は「復元」ではなく「再現」作業 史料が乏しい中、再現作業は困難を極めましたが、中国で2回、沖縄で3回の再現作業を行うことができました。やるからには全49品を一気に再現する。私のこの無謀ともいえる挑戦に、中国の国家級料理人たちも沖縄の料理人たちも快く応えてくれました。 御冠船料理の位置づけは、「琉球の満漢全席」です。高級食材を使った料理は、食材費がいくらかかるか。料理人たちはみな、日中の第一線で活躍する超一流の料理人たちです。その人件費はどうする? その難問も県民の多くの方々に食してもらうことで解決しました。 料理フェアを実施して、琉球の食文化に関心を寄せる多くの皆様に参加していただきました。私が所属する、徐葆光の道を歩もう会の皆さまはじめ、マスコミ、ホテル関係者、沖縄観光コンベンションビューローなど関係各団体、県や県教育委員会、県立博物館・美術館、那覇市、同市歴史博物館など公共機関の皆様にも温かい助言と助力を賜りました。2013年2月25日(C)沖縄タイムス社2014年4月10日(C)沖縄タイムス社 本書は、幻といわれる御冠船料理の神秘的なベールの小さな一角をはがしたにすぎません。今後、その隙間から琉球の悠久の歴史と文化が窺え、御冠船料理の研究がさらに発展することを願っています。本書がその一助になればと願っています。■支援いただいたお金は出版費用の一部に充当 ご支援いただいたお金は、出版費用の一部に充当させていただきます。支援金をいただくことは大変うれしいことです。それよりも何よりも、ご支援いただいた皆様のお一人お一人の口コミで、「沖縄には御冠船料理があるんだよ」と宣伝・告知をしていただけることに重きを置いています。 御冠船料理は私が総合監修を務めたドキュメンタリー映画「徐葆光が見た琉球 冊封と琉球」でも取り上げられ、国の内外で沖縄の伝統芸能、豊かな自然とともに食文化の奥深さが共感を集めました。2014年10月26日(C)沖縄タイムス社2014年7月7日(C)沖縄タイムス社2013年9月14日(C)沖縄タイムス社 これまで10年に及ぶ御冠船料理の研究、再現の取り組みを書籍化することでまた、御冠船料理のことが多くの皆さんの目に触れ、情報が拡散していく期待が持てます。料理は人の心を和ませます。今は何かとぎくしゃくしている日中の関係にも雪解けの時がくることでしょう。 皆様のご支援にはそんな思いが込められているものと確信しています。■リターンは新刊本とCDブック CDブックは鄔揚華著、およそ300年前の那覇の様子を詠んだ漢詩「琉球八景」が8首収められています。漢詩の解説、日中両語による朗読が入っています。 中国語は鄔揚華、日本語は土方浄さん。そう、RBCiラジオ「揚華の琉中さんぽ」の二人です。 新刊本は、幻といわれた琉球の宮廷料理のレシピが入り、学術的記述も満載のちょっと変わった本に仕上がっています。 発行部数が限定されています。本プロジェクトに参加することで、本屋さんに並ぶ前に先行取得されることを望みます。2017年10月末までにお届けする予定です。■プロジェクトにぜひご参加ください 本書は沖縄の食文化に対する尊敬の念と沖縄と中国の500~600年にわたる友好交流の歴史をこれからも大切にしたいとの思いを込めて執筆しました。あなたの国際交流にかける熱い情熱をぜひ本プロジェクトに注いでください。そのほとばしるエネルギーが私に伝わって、私のこれからの国際交流の仕事の活力源になります。 多くの皆様のエントリーをお待ちしております。

御冠船料理は、琉球王朝時代に国王が中国皇帝の名代である冊封使を首里城で歓待するために供された

 御冠船料理は冊封料理とも呼ばれ、献立はあるものの調理法は不明です。食材は、今では入手不可能なジュゴンも入っているなど、当時の贅の限りを尽くした豪華絢爛な料理だったと考えられます。料理は五段=写真=に分かれ、品数は全49品にも及びます。

御冠船料理・初段全景

御冠船料理・二段全景

御冠船料理・三段全景

御冠船料理・四段全景

御冠船料理・五段全景

 私はおよそ10年にわたり研究と再現作業を重ねて参りました。中国の国家級料理人らと試行錯誤を重ね、沖縄の料理人らの助力も得て、再現されたのが今回出版の拙著=写真下=で紹介する49品です。口絵でレシピも紹介します。

 章立ては第1章・御冠船料理の背景ー冊封体制、第2章・御冠船料理に関する史料、第3章・御冠船料理とは、第4章・御冠船料理の背景、第5章は三つの史料の影印版を収載しています。

表紙カバー

 県民をはじめ多くの方々が本書を通して、御冠船料理が外交の場で存在感を大いに示したであろうことに思いをはせ、琉球の食文化と国際交流の関係性に着目していただければ幸いです。


■御冠船料理は「復元」ではなく「再現」作業

 史料が乏しい中、再現作業は困難を極めましたが、中国で2回、沖縄で3回の再現作業を行うことができました。やるからには全49品を一気に再現する。私のこの無謀ともいえる挑戦に、中国の国家級料理人たちも沖縄の料理人たちも快く応えてくれました。

 御冠船料理の位置づけは、「琉球の満漢全席」です。高級食材を使った料理は、食材費がいくらかかるか。料理人たちはみな、日中の第一線で活躍する超一流の料理人たちです。その人件費はどうする? その難問も県民の多くの方々に食してもらうことで解決しました。

御冠船料理を県民に披露=沖縄かりゆしアーバンリゾートなは

 料理フェアを実施して、琉球の食文化に関心を寄せる多くの皆様に参加していただきました。私が所属する、徐葆光の道を歩もう会の皆さまはじめ、マスコミ、ホテル関係者、沖縄観光コンベンションビューローなど関係各団体、県や県教育委員会、県立博物館・美術館、那覇市、同市歴史博物館など公共機関の皆様にも温かい助言と助力を賜りました。

世界遺産識名園の御殿で御冠船料理を披露=那覇市。識名園

2013年2月25日(C)沖縄タイムス社

2014年4月10日(C)沖縄タイムス社

 本書は、幻といわれる御冠船料理の神秘的なベールの小さな一角をはがしたにすぎません。今後、その隙間から琉球の悠久の歴史と文化が窺え、御冠船料理の研究がさらに発展することを願っています。本書がその一助になればと願っています。


■支援いただいたお金は出版費用の一部に充当

 ご支援いただいたお金は、出版費用の一部に充当させていただきます。支援金をいただくことは大変うれしいことです。それよりも何よりも、ご支援いただいた皆様のお一人お一人の口コミで、「沖縄には御冠船料理があるんだよ」と宣伝・告知をしていただけることに重きを置いています。

 御冠船料理は私が総合監修を務めたドキュメンタリー映画「徐葆光が見た琉球 冊封と琉球」でも取り上げられ、国の内外で沖縄の伝統芸能、豊かな自然とともに食文化の奥深さが共感を集めました。

2014年10月26日(C)沖縄タイムス社

2014年7月7日(C)沖縄タイムス社

2013年9月14日(C)沖縄タイムス社


 これまで10年に及ぶ御冠船料理の研究、再現の取り組みを書籍化することでまた、御冠船料理のことが多くの皆さんの目に触れ、情報が拡散していく期待が持てます。料理は人の心を和ませます。今は何かとぎくしゃくしている日中の関係にも雪解けの時がくることでしょう。

 皆様のご支援にはそんな思いが込められているものと確信しています。


■リターンは新刊本とCDブック

 CDブックは鄔揚華著、およそ300年前の那覇の様子を詠んだ漢詩「琉球八景」が8首収められています。漢詩の解説、日中両語による朗読が入っています。

 中国語は鄔揚華、日本語は土方浄さん。そう、RBCiラジオ「揚華の琉中さんぽ」の二人です。

CDブック

新刊本の表紙カバー

 新刊本は、幻といわれた琉球の宮廷料理のレシピが入り、学術的記述も満載のちょっと変わった本に仕上がっています。

 発行部数が限定されています。本プロジェクトに参加することで、本屋さんに並ぶ前に先行取得されることを望みます。2017年10月末までにお届けする予定です。


■プロジェクトにぜひご参加ください

 本書は沖縄の食文化に対する尊敬の念と沖縄と中国の500~600年にわたる友好交流の歴史をこれからも大切にしたいとの思いを込めて執筆しました。あなたの国際交流にかける熱い情熱をぜひ本プロジェクトに注いでください。そのほとばしるエネルギーが私に伝わって、私のこれからの国際交流の仕事の活力源になります。

 多くの皆様のエントリーをお待ちしております。

支援期間終了

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  • 支援者

    8

  • 残り期間

    0

  • 集まっている金額

    117,000

    目標金額:500,000

  • 達成率23%

    FUNDED!

2017年10月13日23:59に終了しました。

支援期間終了

起案者

実行者イメージ

鄔 揚華

う・やんふぁ 中国上海市出身。徐葆光の道 ... を歩もう会副理事長。中琉交流史研究者。RBCiラジオ「揚華の琉中さんぽ」パーソナリティー。京都大学大学院博士後期課程単位取得。主な著書は『徐葆光「海舶集」日文注釈』『徐葆光 奉使琉球詩「舶中集」詳解』『徐葆光が詠んだ琉球八景』ほか。ドキュメンタリー映画「徐葆光が見た琉球 冊封と琉球」(2013年10月映文連アワード2013「優秀企画賞」受賞、2014年6月上海国際映画祭招待作品、同年10月シルクロード国際映画祭「糸路賞」受賞)の総合監修。
 沖縄県那覇市在住。南風原町出身の夫と2歳半の男の子の3人家族。
  • 2,000

    支援金2000円の場合

    リターン

      ・鄔揚華著CDブック『徐葆光が詠んだ琉球八景』1冊進呈
      ・支援へのお礼メッセージ

    支援者の数 0

    お届け予定:2017年10月

    支援期間終了

  • 7,000

    支援金7000円の場合

    リターン

      ・鄔揚華著『御冠船料理の探求』1冊進呈
      ・支援へのお礼メッセージ

    支援者の数 1

    お届け予定:2017年10月

    支援期間終了

  • 10,000

    支援金10000円の場合

    リターン

      ・鄔揚華著『御冠船料理の探求』1冊進呈
      ・鄔揚華著CDブック『徐葆光が詠んだ琉球八景』1冊進呈
      ・支援へのお礼メッセージ

    支援者の数 7

    お届け予定:2017年10月

    支援期間終了

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