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  • 合同会社アルトアーツ

かつて最大の映画市場を誇った現代ロシアの映画文化に迫る本を刊行したい

プロジェクトイメージ
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このプロジェクトについて

1960年〜80年代のソ連では、国民が1年間で平均十数回も映画館に通い、ヒット作は数千万人規模の観客を動員していました(出典:『映画 再生か崩壊か』著・西周成、pp.22〜23)。それだけでなく、個性的な映像スタイルを通じて映画芸術の独自性を探求した「作家の映画」(監督を映画作品の「作者」と見なすフランスの「作家主義」批評から派生した用語)ですら、観客が非常に多い時代だったのです。弊社は本プロジェクトを通じて、この知られざる「映画大陸」の全貌にせまる概説書『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』を刊行したいと考えており、そのための資金を募ります。 ■未知の「映画大陸」ロシアの映画文化  はじめまして。合同会社アルトアーツ代表の西周成です。弊社はこれまで、ロシア映画に関する専門書やロシア文学の翻訳書を刊行してまいりました。本プロジェクトでは、1960〜80年代のソ連時代を中心とする現代ロシア映画文化の概説書刊行を目指します(2019年1月予定)。 当該時期のソ連における映画産業は「黄金時代」を迎えていました。観客動員2〜5千万人を超えるヒット作が多数現れる一方、アンドレイ・タルコフスキー監督作品に代表されるような「作家の映画」にも200万人以上の常連観客がいました(出典:『映画文化と現代ロシア映画[改訂版]』著・西周成、p.63)。国民は年間十数回〜20回近く映画館に通い、ソ連には先進国で最大の国内映画市場が現れました。西欧の「作家の映画」や映画理論の批評及び研究も盛んであり、 他でもないこの時期に、今にいたるまで継承されている現代ロシアの映画文化が形成されたのです。  1960年以降の現代ロシアの映画文化に関して日本では、ロシアの古典文学を脚色した「文芸映画」や一部の「作家の映画」及びカルト映画(『キン・ザ・ザ』など)を通じて知られているのみですが、英語圏では各時期別(「雪解け」期、ペレストロイカ期など)の研究書や日本でなじみのない監督に関する一般読者向けの本も出版されています。弊社では、日本であまり知られていないこの映画大陸の盛衰を、現在の状況も含めて概観できるような本を出版します。映画ファンの方々にとって興味深く、映画政策やロシア文化、映画史の研究に寄与できる本になると考えております。 ■著者のこれまでの活動  私が現代ロシアの映画文化に特別な魅力を感じて研究を始めたのは、今から30年近く前でした。当時ソ連ではミハイル・ゴルバチョフ政権下でペレストロイカ政策が推進され、それまで上映禁止となっていた多くの映画作品が公開され、日本においても続々と公開されました。私は、その中でもいくつかの作品の映画的表現や世界観に驚嘆したのです。 当時ロシアはソ連という国家の一部だったため、日本ではロシアの映画が「ソヴィエト映画」の枠で一括して論じられることが多く、「現代ロシア映画」とは呼ばれませんでした。しかし私に感銘を与えた諸作品は、革命以前の宗教哲学やロシア民族の文化的伝統の影響を強く感じさせるテーマとモチーフを含んでいただけでなく、映画的表現も他のソヴィエト映画とは明らかに異なっていました。まさに「現代ロシア映画」としか形容しようのない作品だったのです。そして、ロシア語の関連文献を調べていく内に、その印象はますます強まりました。以来私は、現代ロシアの映画文化の起源や特徴について研究し続けています。 本プロジェクトで刊行予定の本は、現在までの研究成果を平易にまとめたものです。 ■プロジェクトの意義と資金の用途  現代ロシア映画の研究は、欧米では日本よりかなり進んでいます。そのため日本語による概説書を刊行する意義は大きいと思われますが、類書が存在しない現状で初めての試みであるため、リスクも少なくありません。そこで、500部限定のオンデマンド印刷での発行を考えています。 ●ご支援頂いた資金の用途 製本費・・・38万円リターン発送費・・・23万円書籍出版継続にかかる諸経費・・・11万円クラウドファンディング経費・・・18万円 ■リターンにつきまして  ご支援頂いた皆様には単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)を送付させて頂きます。初版500部限定、学術的な価値に加えて一般向けの映画書の長所も備えたものになる予定です。定価は3888円(税込)での販売を予定しております。 B6、ペーパーバック、横書、250ページ前後。【目次】(一部変更の可能性もございます) 前書き 第一章 映画大陸の形成  第二章 ソ連映画産業の興隆 第三章 「禁断の果実」効果 第四章 映画人たちの戦略 第五章 映画理論と批評の展開 エピローグ 映画大陸から映画群島へ 結びに代えて 付録:「黄金時代」のヒット作一覧表、主要スタジオでの脚本や映画作品に関する審議及び主な映画理論の抄訳 ■想定されるリスク 本の執筆は著者の過去の研究を踏まえたものとなります。著者のこれまでの執筆ペースから考えて、スケジュールの大幅な遅れは考えられません。本の制作過程に関しては本プロジェクトの活動報告ページで逐次ご報告いたします。 ■著者からのメッセージ  最後までお読みいただき、ありがとうございます。私はこれまで約30年間、現代ロシア映画の研究を続けるかたわら、ロシアでの映画の製作と監督、ロシア映画の配給会社への協力も行ってきました。また、実現には至りませんでしたがロシア映画祭の企画にも携わりました。本プロジェクトを通じて現代ロシア映画の魅力が一人でも多くの方々に伝わればと、切に願っている次第です。どうかご支援のほど、宜しくお願いいたします。


1960年〜80年代のソ連では、国民が1年間で平均十数回も映画館に通い、ヒット作は数千万人規模の観客を動員していました(出典:『映画 再生か崩壊か』著・西周成、pp.22〜23)。それだけでなく、個性的な映像スタイルを通じて映画芸術の独自性を探求した「作家の映画」(監督を映画作品の「作者」と見なすフランスの「作家主義」批評から派生した用語)ですら、観客が非常に多い時代だったのです。弊社は本プロジェクトを通じて、この知られざる「映画大陸」の全貌にせまる概説書『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』を刊行したいと考えており、そのための資金を募ります。

■未知の「映画大陸」ロシアの映画文化

 はじめまして。合同会社アルトアーツ代表の西周成です。
弊社はこれまで、ロシア映画に関する専門書やロシア文学の翻訳書を刊行してまいりました。本プロジェクトでは、1960〜80年代のソ連時代を中心とする現代ロシア映画文化の概説書刊行を目指します(2019年1月予定)。
 当該時期のソ連における映画産業は「黄金時代」を迎えていました。観客動員2〜5千万人を超えるヒット作が多数現れる一方、アンドレイ・タルコフスキー監督作品に代表されるような「作家の映画」にも200万人以上の常連観客がいました(出典:『映画文化と現代ロシア映画[改訂版]』著・西周成、p.63)。国民は年間十数回〜20回近く映画館に通い、ソ連には先進国で最大の国内映画市場が現れました。西欧の「作家の映画」や映画理論の批評及び研究も盛んであり、 他でもないこの時期に、今にいたるまで継承されている現代ロシアの映画文化が形成されたのです。

 1960年以降の現代ロシアの映画文化に関して日本では、ロシアの古典文学を脚色した「文芸映画」や一部の「作家の映画」及びカルト映画(『キン・ザ・ザ』など)を通じて知られているのみですが、英語圏では各時期別(「雪解け」期、ペレストロイカ期など)の研究書や日本でなじみのない監督に関する一般読者向けの本も出版されています。弊社では、日本であまり知られていないこの映画大陸の盛衰を、現在の状況も含めて概観できるような本を出版します。映画ファンの方々にとって興味深く、映画政策やロシア文化、映画史の研究に寄与できる本になると考えております。

■著者のこれまでの活動

 私が現代ロシアの映画文化に特別な魅力を感じて研究を始めたのは、今から30年近く前でした。当時ソ連ではミハイル・ゴルバチョフ政権下でペレストロイカ政策が推進され、それまで上映禁止となっていた多くの映画作品が公開され、日本においても続々と公開されました。私は、その中でもいくつかの作品の映画的表現や世界観に驚嘆したのです。
 当時ロシアはソ連という国家の一部だったため、日本ではロシアの映画が「ソヴィエト映画」の枠で一括して論じられることが多く、「現代ロシア映画」とは呼ばれませんでした。しかし私に感銘を与えた諸作品は、革命以前の宗教哲学やロシア民族の文化的伝統の影響を強く感じさせるテーマとモチーフを含んでいただけでなく、映画的表現も他のソヴィエト映画とは明らかに異なっていました。まさに「現代ロシア映画」としか形容しようのない作品だったのです。そして、ロシア語の関連文献を調べていく内に、その印象はますます強まりました。以来私は、現代ロシアの映画文化の起源や特徴について研究し続けています。
 本プロジェクトで刊行予定の本は、現在までの研究成果を平易にまとめたものです。

■プロジェクトの意義と資金の用途

 現代ロシア映画の研究は、欧米では日本よりかなり進んでいます。そのため日本語による概説書を刊行する意義は大きいと思われますが、類書が存在しない現状で初めての試みであるため、リスクも少なくありません。そこで、500部限定のオンデマンド印刷での発行を考えています。

●ご支援頂いた資金の用途
製本費・・・38万円
リターン発送費・・・23万円
書籍出版継続にかかる諸経費・・・11万円
クラウドファンディング経費・・・18万円

■リターンにつきまして

 ご支援頂いた皆様には単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)を送付させて頂きます。初版500部限定、学術的な価値に加えて一般向けの映画書の長所も備えたものになる予定です。定価は3888円(税込)での販売を予定しております。

B6、ペーパーバック、横書、250ページ前後。
【目次】(一部変更の可能性もございます)
 前書き
 第一章 映画大陸の形成 
 第二章 ソ連映画産業の興隆
 第三章 「禁断の果実」効果
 第四章 映画人たちの戦略
 第五章 映画理論と批評の展開
 エピローグ 映画大陸から映画群島へ
 結びに代えて
 付録:「黄金時代」のヒット作一覧表、主要スタジオでの脚本や映画作品に関する審議及び主な映画理論の抄訳

■想定されるリスク

 本の執筆は著者の過去の研究を踏まえたものとなります。著者のこれまでの執筆ペースから考えて、スケジュールの大幅な遅れは考えられません。本の制作過程に関しては本プロジェクトの活動報告ページで逐次ご報告いたします。

■著者からのメッセージ

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。私はこれまで約30年間、現代ロシア映画の研究を続けるかたわら、ロシアでの映画の製作と監督、ロシア映画の配給会社への協力も行ってきました。また、実現には至りませんでしたがロシア映画祭の企画にも携わりました。本プロジェクトを通じて現代ロシア映画の魅力が一人でも多くの方々に伝わればと、切に願っている次第です。どうかご支援のほど、宜しくお願いいたします。

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  • 支援者

    7

  • 残り期間

    78

  • 集まっている金額

    40,000

    目標金額:900,000

  • 達成率4%

このプロジェクトでは、目標到達に関わらず、2018年12月12日23:59までに集まった金額がファンディングされます。

起案者

実行者イメージ

合同会社アルトアーツ

こんにちは。合同会社アルトアーツと申しま ... す。弊社ではロシア映画を中心とする映像ソフトやネットコンテンツの制作・販売と、関連書籍の刊行を行って参りました。DVDソフトには『シャーロック・ホームズとワトソン博士』、『夢』(ミハイル・ロンム監督)、『エフゲニー・バウエル作品集』、『プライト技師の設計【字幕復元版】』など、関連書籍として『タルコフスキーとその時代』、『映画文化と現代ロシア映画』などがございます。
現在弊社では、1960〜80年代を中心とする現代ロシアの映画文化に関する概説書を、クラウドファンディングによって発行したいと考えております。
  • 1,000

    お礼のメッセージ

    リターン

      ●プロジェクトが終了しましたら、支援者の方々全員へお礼のメセージをメールにてお送りさせて頂きます。
      ●活動報告配信

    支援者の数 0

  • 残り400枚

    3,000

    『失われた映画大陸』1部

    リターン

      ●お礼のメッセージをメールにてお送りさせて頂きます。
      ●支援者限定の活動記録配信
      ●単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)1部の送付
      ※定価3888円(税込)

    支援者の数 0

    お届け予定:2019年1月

  • 残り25枚

    4,000

    『失われた映画大陸』(仮)1部+『タルコフスキーとその時代 増補改訂版』1部

    リターン

      ●支援者の方々へお礼のメッセージをメールにてお送りさせて頂きます。
      ●支援者限定の活動記録配信
      ●単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)1部の送付
      ●既刊『タルコフスキーとその時代 増補改訂版』(2016)1部の送付
      ※起案者である私が書いた本です。あわせて読んで頂くと、より現代ロシア映画について理解が深まります。

    支援者の数 5

    お届け予定:2019年1月

  • 残り20枚

    7,000

    『失われた映画大陸』(仮)2部+『タルコフスキーとその時代 増補改訂版』1部

    リターン

      ●お礼のメッセージをメールにてお送りさせて頂きます。
      ●支援者限定の活動記録配信
      ●単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)2部の送付
      ●既刊『タルコフスキーとその時代 増補改訂版』(2016)1部の送付
      ※起案者である私が書いた本です、あわせて読んで頂くとより現代ロシア映画への理解が深まります。

    支援者の数 0

    お届け予定:2019年1月

  • 残り30枚

    8,000

    『失われた映画大陸』1部+謝辞へのお名前記載

    リターン

      ●お礼のメッセージをメールにてお送りさせて頂きます。
      ●支援者限定の活動記録配信
      ●単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)1部の送付
      ●本の謝辞へのお名前掲載
      ※支援申し込み最後の「応援メッセージ」にご希望のお名前をご記載ください。

    支援者の数 0

    お届け予定:2019年1月

  • 残り13枚

    10,000

    『失われた映画大陸』1部+謝辞へのお名前記載+2部を図書館へ寄贈できます

    リターン

      ●お礼のメッセージをメールにてお送りさせて頂きます。
      ●支援者限定の活動記録配信
      ●単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)1部の送付
      ●本の謝辞へのお名前掲載
      ※支援申し込み最後の「応援メッセージ」にご希望のお名前をご記載ください。
      ●主要な公共図書館や大学図書館への寄贈
      ※寄贈先の図書館名一覧は後ほどお知らせします。
      寄贈をご希望の図書館がございましたら、支援申し込み最後の「応援メッセージ」にご記載ください。

    支援者の数 2

    お届け予定:2019年2月

  • 残り10枚

    20,000

    『失われた映画大陸』1部+謝辞へのお名前記載+著者の解説動画を限定配信

    リターン

      ●お礼のメッセージをメールにてお送りさせて頂きます。
      ●支援者限定の活動記録配信
      ●単行本『失われた映画大陸 現代ロシアの映画文化』(仮)1部の送付
      ●本の謝辞へのお名前掲載
      ※支援申し込み最後の「応援メッセージ」にご希望のお名前をご記載ください。
      ●著者による解説動画(15分〜20分を予定)を限定配信
      ※動画のURLは書籍の発送から1〜2週間以内にお知らせします。

    支援者の数 0

    お届け予定:2019年2月

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