『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を監督したチャン・ジーウンが、『地厚天高』を製作したピーター・ヤム、『10年』のプロデューサーであるアンドリュー・チョイと共に製作している『BlueIsland 憂鬱之島』。
激動の香港を描く映画が、完成を前に、一国二制度が踏みにじられ混乱を極める香港社会、コロナ禍の影響により窮地に陥っています。
私たちは、香港の映画人と手を携え、協力して完成を目指したいと考えています。
これからも多くの困難、障害が予想されます。
皆様の力をお借りして、完成させ、本作を日本、そして世界中に届けていきたいと考えています。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
【ドラマパート演出中の陳梓桓(チャン・ジーン)】
4月末に募集しておりましたTwitterキャンペーンの当選者及び本プロジェクトの支援者向けの視聴ページは下記画像をクリックし、リンク先をご覧ください。5/2(日)、5/3(月・祝)の限定公開です。
日本の私たちがハブの役目を担い、
香港の実情を日本を起点に世界に知らせていきたい!香港に自由を!
チャン・ジーウン監督の最新作『BlueIsland 憂鬱之島』は、2017年に製作を開始しました。
香港の激動の時代を生きた3世代の人々の葛藤、誇り、悔恨、痛切な想いに迫り、今の香港の街の息遣い、困難に直面している香港の人々の声なき声を世界に届けようとしています。
しかし、否応もない混乱とコロナ禍の影響で撮影は大幅に遅れ、製作予算も増大し、非常なる困難に直面しています。
そこで、『乱世備忘』を日本で配給した太秦の小林三四郎が日本サイドの代表となり、弁護士の馬奈木厳太郎と協力して、このドキュメンタリーとドラマを融合させたハイブリッド・ドキュメンタリー映画を共同製作することを決定しました。
彼らの窮地を救い、映画を完成させたいと思います。
皆様の協力をお願いいたします。
チャン・ジーウン監督から日本の皆さんへのメッセージ

【左から蔡廉明(アンドリュー・チョイ)、陳梓桓(チャン・ジーウン)、任硯聰(ピーター・ヤム)】
香港の雨傘運動を描いた『乱世備忘』を完成させ、暫くして『憂鬱之島 BlueIsland』の撮影を2017年に開始しました。
当時の香港では、「旺角(モンコック)騒乱」や、立法会議員選挙において候補者の出馬資格や当選者の議員資格が
香港独立支持などを理由に取り消され、その混乱のなか、私たちは孤立無援の状態となりました。
悩み抜いた末に、私は仲間と共に、香港の大きな時代のうねりに身を投じた3名の人物の撮影を始めることにしました。
私には彼らがどのような理想を掲げ、その理想がどのように変わっていったのかを知る必要を強く感じました。
撮影を始めて1年半後の2019年、「逃亡犯条例」への抗議を発端とした民主化デモが始まります。若者たちが街に出て、先人たちの意志を継いで声を上げました。街を飛び交う銃弾と燃えさかる炎、催涙弾の白煙と放水車から吹き出す青い水。
レンズ越しに記録された過去と現在と未来は、すべて一本の線でつながっています。
当初、用意できた資金は製作費の10%にも満たなくとても厳しい状況でしたが、日本で『乱世備忘』を配給してくれた太秦と馬奈木厳太郎弁護士が共同製作者として参加してくれることになりました。新型コロナウイルスの影響で、当初の予定より製作費が増大して、現時点でも製作費、そして日本での公開、世界に向けて展開するための資金が不足している状態です。
是非、日本の皆様に映画の完成と、香港、そして日本、そして世界に向けての展開の支援をお願いしたいと思っています。

【ドラマパート:脱出】
私たちに出来る事とは
香港では雨傘運動以後、一国二制度の理念と自由が徐々に蝕まれてきました。そして、逃亡犯条例への反対運動の200万人
デモを経て、2020年7月1日に施行された国家安全維持法の施行により、加速度的に香港の中の自由空間が狭められてきています。
私たちは「このまま香港の自由が弾圧されるのを、何もせず黙認するわけにはいかない」と考えています。
香港の中で悪戦苦闘している仲間たちを支援するための、私たち自身がハブの役目の担い、この日本からできるだけ多くの国へ、世界へ、香港の人々が肌で感じている閉塞感とそこから見出そうとしている希望を伝えたいと考えています。
全体の製作費は約59,000,000円(約4,200,000HK$:14円換算)です。現在、香港のクラウドファンディンで全製作費のうち、1,651,133 HK$(22,564,175.円)が集まりましたが、その他の香港サイドの助成金を加えても、いまだに不足している製作費は
約33,750,000円になります。
香港抗議活動の記録 A Film on Hong Kong Protests
香港メンバー
監督:陳梓桓(チャン・ジーウン)『乱世備忘』【邦題『乱世備忘 僕らの雨傘運動』】
製作:任硯聰(ピーター・ヤム) 『地厚天高』『乱世備忘』
共同製作:蔡廉明(アンドリュー・チョイ) 『十年』【邦題『十年 TEN YEARS』】
日本メンバー
共同製作プロデュ―サー
小林三四郎(太秦株式会社代表) 馬奈木厳太郎(弁護士・プロデューサー)
上映時間映画バージョン:110分(予定)
テレビバージョン:52分
計2バージョン
言語広東語、英語、北京語
字幕中国語繁体字、英語、日本語
製作費&公開費用不足分 約33,750,000円
香港70%:23,625,000円
日本30%:10,125,000円
クラウドファンディング目標額 10,000,000円⇒日本
是非とも応援をお願いできればと思っています。

【ドラマパート:抗議】
リターンと内容
ご支援いただいた金額によって下記のリターンをお送りさせていただきます。
尚、各リターンについての詳細は【リターンの注意点】をご参照ください。
お礼を込めた追加リターンのお知らせです!!(4/27追記)
支援者はなんと、陳梓桓監督の前作である
『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を、5月2日(日)、3日(月・祝)の2日間限定で視聴できることといたしました!
(※DVDも発売中!!)
当時27歳だった陳梓桓監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。香港に暮らす「普通」の僕たちが、
「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録です。
公式サイト:www.amagasa2018.com
みなさま、ぜひご高覧くださいませ。
【リターンについての注意点】
※公式サイトやエンドロールに掲載されるお名前(表示名)は、Aーport会員登録時に本名もしくはニックネームのどちらかを選択できるようになっております。会員登録後も、Aーportのマイページから“プロフィール編集”より変更が可能です。
尚、不適切なお名前と判断した場合は掲載を控えさせれいただきます。
※完成披露上映会の日程については決定次第、活動報告にてお知らせいたします。
■1,000円・この映画を応援する仲間になってください!
リターン
・支援者限定の活動報告
■3,000円・映画観賞券プレゼント!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 1枚
■10,000円・ダイジェスト版DVD(約15分)プレゼント!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
■30,000円・エンドロールにお名前掲載!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
■50,000円・完成披露上映会1名様ご招待!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会1名様ご招待
■100,000円・完成披露上映会3名様ご招待!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会3名様ご招待
■300,000円・協賛枠にお名前記載!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会3名様ご招待
■500,000円・特別協賛枠にお名前記載!
リターン
支援者限定の活動報告が届きます。
特製クリアファイルプレゼント×30枚
映画前売り券×30枚プレゼント
ダイジェスト版DVD×40枚プレゼント
公式サイトにお名前掲載
日本公開版エンドロール協賛枠にお名前または企業ロゴなどの掲載
完成披露上映会5名様ご招待
■1,000,000円・企業スポンサー
リターン
支援者限定の活動報告が届きます
特製クリアファイルプレゼント×50枚
映画前売り券×50枚プレゼント
ダイジェスト版DVD(約15分)×10枚プレゼント
公式サイトにお名前掲載
企業名とロゴを映画のエンドロール、ポスター、HPなどに掲載
完成披露上映会10名様ご招待
【韓国DMZでミーティング中の陳梓桓(チャン・ジーウン)】
リスクとチャレンジ
現在、香港の自治と自由は危機的な状況です。加えて世界的に猛威を振るっているコロナ禍のなかで本作の撮影は過酷を極めました。撮影は止まり、大幅なスケジュール変更を余儀なくされました。
それに伴い、本作の予算も大幅に増大することになりました。
そして何より、監督をはじめとする製作チームの身の安全を最優先する方策も考えねばなりませんでした。
この作品は、香港の<ethnicity、identity、nationality>を見つめるとてもデリケートな部分があります。
クラウドファンディングの開始も、撮影の終了時期を想定しながら、開始することになりました。
今後の編集作業も、より困難な状況となることも考えられます。
資金が集まらなければ、さらに完成が遅れる可能性があります。私たちとしては映画の完成のために、今回のクラウドファンディングで香港の中で孤立無援の闘いを強いられている彼らを支援してゆきたいと考えています。
2021年の秋に日本での公開を目指していますが、映画が未完成の現時点では、上映場所、日程などを特定できないことをご了承下さい。
以上の事情をご理解頂ければ幸いです。
香港、そして日本を起点にして
この作品は完成しても香港の劇場で上映できない可能性があります。
この作品に携わっている香港の人々の想いを、どうすれば世界の人たちに届けることができるのか、ずっとそれを考えてきました。それには私自身が『憂鬱之島 BlueIsland』製作の当事者になり、この日本を起点にして、ハブの役目、つまり伝える役目を担うことだろうと思います。
日本にはまだ自由が保障されていますが、それにも黄色の信号がともり始めていると感じます。
この傷みを共有しながら、明日を目指したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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再生する
『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を監督したチャン・ジーウンが、『地厚天高』を製作したピーター・ヤム、『10年』のプロデューサーであるアンドリュー・チョイと共に製作している『BlueIsland 憂鬱之島』。 激動の香港を描く映画が、完成を前に、一国二制度が踏みにじられ混乱を極める香港社会、コロナ禍の影響により窮地に陥っています。 私たちは、香港の映画人と手を携え、協力して完成を目指したいと考えています。 これからも多くの困難、障害が予想されます。 皆様の力をお借りして、完成させ、本作を日本、そして世界中に届けていきたいと考えています。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。 【ドラマパート演出中の陳梓桓(チャン・ジーン)】 4月末に募集しておりましたTwitterキャンペーンの当選者及び本プロジェクトの支援者向けの視聴ページは下記画像をクリックし、リンク先をご覧ください。5/2(日)、5/3(月・祝)の限定公開です。 (※DVDも発売中!!) 当時27歳だった陳梓桓(チャン・ジーウン)監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。香港に暮らす「普通」の僕たちが、 「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録です。 公式サイト:www.amagasa2018.com みなさま、ぜひご高覧くださいませ。 【リターンについての注意点】 ※公式サイトやエンドロールに掲載されるお名前(表示名)は、Aーport会員登録時に本名もしくはニックネームのどちらかを選択できるようになっております。会員登録後も、Aーportのマイページから“プロフィール編集”より変更が可能です。尚、不適切なお名前と判断した場合は掲載を控えさせれいただきます。 ※完成披露上映会の日程については決定次第、活動報告にてお知らせいたします。 ■1,000円・この映画を応援する仲間になってください!リターン・支援者限定の活動報告 ■3,000円・映画観賞券プレゼント!リターン・支援者限定の活動報告・特製クリアファイル 1枚・本作の全国共通劇場鑑賞券 1枚 ■10,000円・ダイジェスト版DVD(約15分)プレゼント!リターン・支援者限定の活動報告・特製クリアファイル 1枚・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚・公式サイトにお名前掲載 ■30,000円・エンドロールにお名前掲載!リターン・支援者限定の活動報告・特製クリアファイル 1枚・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚・公式サイトにお名前掲載・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。 ■50,000円・完成披露上映会1名様ご招待!リターン・支援者限定の活動報告・特製クリアファイル 1枚・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚・公式サイトにお名前掲載・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。・完成披露上映会1名様ご招待 ■100,000円・完成披露上映会3名様ご招待!リターン・支援者限定の活動報告・特製クリアファイル 1枚・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚・公式サイトにお名前掲載・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。・完成披露上映会3名様ご招待 ■300,000円・協賛枠にお名前記載!リターン・支援者限定の活動報告・特製クリアファイル 1枚・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚・公式サイトにお名前掲載・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。・完成披露上映会3名様ご招待 ■500,000円・特別協賛枠にお名前記載!リターン支援者限定の活動報告が届きます。特製クリアファイルプレゼント×30枚映画前売り券×30枚プレゼントダイジェスト版DVD×40枚プレゼント公式サイトにお名前掲載日本公開版エンドロール協賛枠にお名前または企業ロゴなどの掲載完成披露上映会5名様ご招待 ■1,000,000円・企業スポンサーリターン支援者限定の活動報告が届きます特製クリアファイルプレゼント×50枚映画前売り券×50枚プレゼントダイジェスト版DVD(約15分)×10枚プレゼント公式サイトにお名前掲載企業名とロゴを映画のエンドロール、ポスター、HPなどに掲載完成披露上映会10名様ご招待 【韓国DMZでミーティング中の陳梓桓(チャン・ジーウン)】 リスクとチャレンジ 現在、香港の自治と自由は危機的な状況です。加えて世界的に猛威を振るっているコロナ禍のなかで本作の撮影は過酷を極めました。撮影は止まり、大幅なスケジュール変更を余儀なくされました。 それに伴い、本作の予算も大幅に増大することになりました。 そして何より、監督をはじめとする製作チームの身の安全を最優先する方策も考えねばなりませんでした。 この作品は、香港の<ethnicity、identity、nationality>を見つめるとてもデリケートな部分があります。 クラウドファンディングの開始も、撮影の終了時期を想定しながら、開始することになりました。 今後の編集作業も、より困難な状況となることも考えられます。 資金が集まらなければ、さらに完成が遅れる可能性があります。私たちとしては映画の完成のために、今回のクラウドファンディングで香港の中で孤立無援の闘いを強いられている彼らを支援してゆきたいと考えています。 2021年の秋に日本での公開を目指していますが、映画が未完成の現時点では、上映場所、日程などを特定できないことをご了承下さい。 以上の事情をご理解頂ければ幸いです。 香港、そして日本を起点にして この作品は完成しても香港の劇場で上映できない可能性があります。 この作品に携わっている香港の人々の想いを、どうすれば世界の人たちに届けることができるのか、ずっとそれを考えてきました。それには私自身が『憂鬱之島 BlueIsland』製作の当事者になり、この日本を起点にして、ハブの役目、つまり伝える役目を担うことだろうと思います。 日本にはまだ自由が保障されていますが、それにも黄色の信号がともり始めていると感じます。 この傷みを共有しながら、明日を目指したいと思います。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を監督したチャン・ジーウンが、『地厚天高』を製作したピーター・ヤム、『10年』のプロデューサーであるアンドリュー・チョイと共に製作している『BlueIsland 憂鬱之島』。
激動の香港を描く映画が、完成を前に、一国二制度が踏みにじられ混乱を極める香港社会、コロナ禍の影響により窮地に陥っています。
私たちは、香港の映画人と手を携え、協力して完成を目指したいと考えています。
これからも多くの困難、障害が予想されます。
皆様の力をお借りして、完成させ、本作を日本、そして世界中に届けていきたいと考えています。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
【ドラマパート演出中の陳梓桓(チャン・ジーン)】
4月末に募集しておりましたTwitterキャンペーンの当選者及び本プロジェクトの支援者向けの視聴ページは下記画像をクリックし、リンク先をご覧ください。5/2(日)、5/3(月・祝)の限定公開です。
日本の私たちがハブの役目を担い、
香港の実情を日本を起点に世界に知らせていきたい!香港に自由を!
チャン・ジーウン監督の最新作『BlueIsland 憂鬱之島』は、2017年に製作を開始しました。
香港の激動の時代を生きた3世代の人々の葛藤、誇り、悔恨、痛切な想いに迫り、今の香港の街の息遣い、困難に直面している香港の人々の声なき声を世界に届けようとしています。
しかし、否応もない混乱とコロナ禍の影響で撮影は大幅に遅れ、製作予算も増大し、非常なる困難に直面しています。
そこで、『乱世備忘』を日本で配給した太秦の小林三四郎が日本サイドの代表となり、弁護士の馬奈木厳太郎と協力して、このドキュメンタリーとドラマを融合させたハイブリッド・ドキュメンタリー映画を共同製作することを決定しました。
彼らの窮地を救い、映画を完成させたいと思います。
皆様の協力をお願いいたします。
チャン・ジーウン監督から日本の皆さんへのメッセージ
【左から蔡廉明(アンドリュー・チョイ)、陳梓桓(チャン・ジーウン)、任硯聰(ピーター・ヤム)】
香港の雨傘運動を描いた『乱世備忘』を完成させ、暫くして『憂鬱之島 BlueIsland』の撮影を2017年に開始しました。
当時の香港では、「旺角(モンコック)騒乱」や、立法会議員選挙において候補者の出馬資格や当選者の議員資格が
香港独立支持などを理由に取り消され、その混乱のなか、私たちは孤立無援の状態となりました。
悩み抜いた末に、私は仲間と共に、香港の大きな時代のうねりに身を投じた3名の人物の撮影を始めることにしました。
私には彼らがどのような理想を掲げ、その理想がどのように変わっていったのかを知る必要を強く感じました。
撮影を始めて1年半後の2019年、「逃亡犯条例」への抗議を発端とした民主化デモが始まります。若者たちが街に出て、先人たちの意志を継いで声を上げました。街を飛び交う銃弾と燃えさかる炎、催涙弾の白煙と放水車から吹き出す青い水。
レンズ越しに記録された過去と現在と未来は、すべて一本の線でつながっています。
当初、用意できた資金は製作費の10%にも満たなくとても厳しい状況でしたが、日本で『乱世備忘』を配給してくれた太秦と馬奈木厳太郎弁護士が共同製作者として参加してくれることになりました。新型コロナウイルスの影響で、当初の予定より製作費が増大して、現時点でも製作費、そして日本での公開、世界に向けて展開するための資金が不足している状態です。
是非、日本の皆様に映画の完成と、香港、そして日本、そして世界に向けての展開の支援をお願いしたいと思っています。
【ドラマパート:脱出】
私たちに出来る事とは
香港では雨傘運動以後、一国二制度の理念と自由が徐々に蝕まれてきました。そして、逃亡犯条例への反対運動の200万人
デモを経て、2020年7月1日に施行された国家安全維持法の施行により、加速度的に香港の中の自由空間が狭められてきています。
私たちは「このまま香港の自由が弾圧されるのを、何もせず黙認するわけにはいかない」と考えています。
香港の中で悪戦苦闘している仲間たちを支援するための、私たち自身がハブの役目の担い、この日本からできるだけ多くの国へ、世界へ、香港の人々が肌で感じている閉塞感とそこから見出そうとしている希望を伝えたいと考えています。
全体の製作費は約59,000,000円(約4,200,000HK$:14円換算)です。現在、香港のクラウドファンディンで全製作費のうち、1,651,133 HK$(22,564,175.円)が集まりましたが、その他の香港サイドの助成金を加えても、いまだに不足している製作費は
約33,750,000円になります。
香港抗議活動の記録 A Film on Hong Kong Protests
香港メンバー
監督:陳梓桓(チャン・ジーウン)『乱世備忘』【邦題『乱世備忘 僕らの雨傘運動』】
製作:任硯聰(ピーター・ヤム) 『地厚天高』『乱世備忘』
共同製作:蔡廉明(アンドリュー・チョイ) 『十年』【邦題『十年 TEN YEARS』】
日本メンバー
共同製作プロデュ―サー
小林三四郎(太秦株式会社代表) 馬奈木厳太郎(弁護士・プロデューサー)
上映時間映画バージョン:110分(予定)
テレビバージョン:52分
計2バージョン
言語広東語、英語、北京語
字幕中国語繁体字、英語、日本語
製作費&公開費用不足分 約33,750,000円
香港70%:23,625,000円
日本30%:10,125,000円
クラウドファンディング目標額 10,000,000円⇒日本
是非とも応援をお願いできればと思っています。
【ドラマパート:抗議】
リターンと内容
ご支援いただいた金額によって下記のリターンをお送りさせていただきます。
尚、各リターンについての詳細は【リターンの注意点】をご参照ください。
お礼を込めた追加リターンのお知らせです!!(4/27追記)
支援者はなんと、陳梓桓監督の前作である
『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を、5月2日(日)、3日(月・祝)の2日間限定で視聴できることといたしました!
(※DVDも発売中!!)
当時27歳だった陳梓桓監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。香港に暮らす「普通」の僕たちが、
「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録です。
公式サイト:www.amagasa2018.com
みなさま、ぜひご高覧くださいませ。
【リターンについての注意点】
※公式サイトやエンドロールに掲載されるお名前(表示名)は、Aーport会員登録時に本名もしくはニックネームのどちらかを選択できるようになっております。会員登録後も、Aーportのマイページから“プロフィール編集”より変更が可能です。
尚、不適切なお名前と判断した場合は掲載を控えさせれいただきます。
※完成披露上映会の日程については決定次第、活動報告にてお知らせいたします。
■1,000円・この映画を応援する仲間になってください!
リターン
・支援者限定の活動報告
■3,000円・映画観賞券プレゼント!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 1枚
■10,000円・ダイジェスト版DVD(約15分)プレゼント!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
■30,000円・エンドロールにお名前掲載!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
■50,000円・完成披露上映会1名様ご招待!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会1名様ご招待
■100,000円・完成披露上映会3名様ご招待!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会3名様ご招待
■300,000円・協賛枠にお名前記載!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会3名様ご招待
■500,000円・特別協賛枠にお名前記載!
リターン
支援者限定の活動報告が届きます。
特製クリアファイルプレゼント×30枚
映画前売り券×30枚プレゼント
ダイジェスト版DVD×40枚プレゼント
公式サイトにお名前掲載
日本公開版エンドロール協賛枠にお名前または企業ロゴなどの掲載
完成披露上映会5名様ご招待
■1,000,000円・企業スポンサー
リターン
支援者限定の活動報告が届きます
特製クリアファイルプレゼント×50枚
映画前売り券×50枚プレゼント
ダイジェスト版DVD(約15分)×10枚プレゼント
公式サイトにお名前掲載
企業名とロゴを映画のエンドロール、ポスター、HPなどに掲載
完成披露上映会10名様ご招待
リスクとチャレンジ
現在、香港の自治と自由は危機的な状況です。加えて世界的に猛威を振るっているコロナ禍のなかで本作の撮影は過酷を極めました。撮影は止まり、大幅なスケジュール変更を余儀なくされました。
それに伴い、本作の予算も大幅に増大することになりました。
そして何より、監督をはじめとする製作チームの身の安全を最優先する方策も考えねばなりませんでした。
この作品は、香港の<ethnicity、identity、nationality>を見つめるとてもデリケートな部分があります。
クラウドファンディングの開始も、撮影の終了時期を想定しながら、開始することになりました。
今後の編集作業も、より困難な状況となることも考えられます。
資金が集まらなければ、さらに完成が遅れる可能性があります。私たちとしては映画の完成のために、今回のクラウドファンディングで香港の中で孤立無援の闘いを強いられている彼らを支援してゆきたいと考えています。
2021年の秋に日本での公開を目指していますが、映画が未完成の現時点では、上映場所、日程などを特定できないことをご了承下さい。
以上の事情をご理解頂ければ幸いです。
香港、そして日本を起点にして
この作品は完成しても香港の劇場で上映できない可能性があります。
この作品に携わっている香港の人々の想いを、どうすれば世界の人たちに届けることができるのか、ずっとそれを考えてきました。それには私自身が『憂鬱之島 BlueIsland』製作の当事者になり、この日本を起点にして、ハブの役目、つまり伝える役目を担うことだろうと思います。
日本にはまだ自由が保障されていますが、それにも黄色の信号がともり始めていると感じます。
この傷みを共有しながら、明日を目指したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
支援期間終了
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支援者
639人
残り期間
0日
集まっている金額
6,954,500円
目標金額:10,000,000円
達成率69%
2021年05月05日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
映画『BlueIsland 憂鬱之島』香港・日本合作プロジェクト
近年の公開作品として陳梓桓(チャン・ジーウン)監督『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を配給、
その他に『セデック・バレ』(台湾)、『金子文子と朴烈』(韓国)、『誰がために憲法はある』、『子どもたちをよろしく』、『わたしは分断を許さない』、『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』、『zk/頭脳警察50未来への鼓動』、『東京裁判4Kデジタルリマスター版』、『私たちの青春、台湾』(台湾)、『アイヌモシリ』など、アジア圏の作品を中心に、話題作を数多く配給している。今回、馬奈木厳太郎弁護士と共に本作のプロデューサーとして製作に参加。
1,000円
この映画を応援する仲間になってください!
リターン
・支援者限定の活動報告
支援者の数 66人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
3,000円
映画観賞券プレゼント!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 1枚
支援者の数 312人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
10,000円
ダイジェスト版DVD(約15分)プレゼント!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
支援者の数 186人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
30,000円
エンドロールにお名前掲載!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
支援者の数 49人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
50,000円
完成披露上映会1名様ご招待!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会1名様ご招待
支援者の数 19人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
100,000円
完成披露上映会3名様ご招待!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会3名様ご招待
支援者の数 6人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
300,000円
協賛枠にお名前記載!
リターン
・支援者限定の活動報告
・特製クリアファイル 1枚
・本作の全国共通劇場鑑賞券 2枚
・ダイジェスト版DVD(約15分) 1枚
・公式サイトにお名前掲載
・日本公開版エンドロールにお名前掲載 ※個人名のみの掲載になります。
・完成披露上映会3名様ご招待
支援者の数 1人
支援期間終了
500,000円
特別協賛枠にお名前記載!
リターン
支援者限定の活動報告が届きます。
特製クリアファイルプレゼント×30枚
映画前売り券×30枚プレゼント
ダイジェスト版DVD×40枚プレゼント
公式サイトにお名前掲載
日本公開版エンドロール協賛枠にお名前または企業ロゴなどの掲載
完成披露上映会5名様ご招待
支援者の数 0人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
1,000,000円
企業スポンサー
リターン
支援者限定の活動報告が届きます
特製クリアファイルプレゼント×50枚
映画前売り券×50枚プレゼント
ダイジェスト版DVD(約15分)×10枚プレゼント
公式サイトにお名前掲載
企業名とロゴを映画のエンドロール、ポスター、HPなどに掲載
完成披露上映会10名様ご招待
支援者の数 0人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了