私たちは長年、コーヒーを沖縄農業の新しい柱に育てるための挑戦を続けてきました。今ようやく、その未来が見え始めました。そこで、このたび「沖縄産コーヒー」の栽培の拡大と全国的な認知度アップに向けたキックオフイベント「沖縄珈琲収穫祭2018」を開催します!未来へ飛躍する沖縄の新たな特産物に、みなさまのご支援をお願いいたします。
コーヒー産地としての沖縄
世界の名だたるコーヒー産地は熱帯または亜熱帯に位置しますが、その中でもコーヒーの生育に適した環境は、一日の寒暖差と雲や霧などによる遮光性のある高地だとされています。また、上記の条件に加え日照が強すぎず、成長期に雨が多く、収穫期には雨が少ない・・・など、降水量、日射量、気温、風、土壌等の様々な条件が合致しなければ育たない繊細な植物なのです。ところが、沖縄にはそんな高地はありません。さらに強い日差しと夏から秋にかけての台風・・・、それに冬には寒い日もあります。こうした環境の相違(弱点)を克服できなかったため、大正時代に沖縄で始まったコーヒー栽培は、これまで定着しなかったのです。
生産量が伸び、マスコミの注目度も高まっています
でも、私たち「沖縄珈琲生産組合」は今、様々な弱点を乗り越えようとしています。私たち沖縄珈琲生産組合の今年度生産量は約250㎏(生豆)を予定していますが、来年度は750㎏、再来年度には3トンが見込めるようになりました。とはいえ、この量でも農家が生計を立てる作物としては不十分です。引き続き生産量を伸ばし、近い将来にコーヒーを沖縄農業の代表作物として定着させることが私たちの目標です。この数年はマスコミからの注目度も高まり、新聞、雑誌やテレビの取材が増えています。昨年11月にはNHKの朝の情報番組『あさイチ』でも「沖縄珈琲」が紹介されました。
「沖縄珈琲」は安全で高鮮度
「沖縄珈琲」は、私たち「沖縄珈琲生産組合」が生産するコーヒーのブランド名です。私たちは、コーヒー栽培の過程で農薬を一切使いません。そのぶん除草や害虫駆除など、年間の作業は農薬を使う場合の何倍も手間ひまがかかります。それはなにより「安全」が何よりも大切だと思うからです。私たちが長い時間と愛情をかけて、沖縄の気候の中で育て上げた誇り高いコーヒー・・・。「沖縄珈琲」というシンプルなネーミングには、そうした思いが込められています。
農作物であるコーヒーは鮮度が風味に大きく影響しますが、海外産のコーヒーは収穫から日本で店頭に並ぶまでに数ヶ月を要するのが当たり前です。しかし私たちが生産する「沖縄珈琲」は収穫から日を置かず、新鮮な状態で味わっていただけるのが大きな特長であり、魅力でもあります。鮮度が高いため、ほのかな甘みと穏やかな味わいを持ち、ココナッツにも似た香りも楽しめます。
もっと気軽に飲める「沖縄珈琲」にしたい
私たちが生産量を増やしたい理由は、単に栽培農家の生計のためだけではありません。現在の生産量では、みなさまに提供できるカップ数はごく限られ、価格もかなり高くなってしまいます。全国のみなさまに、手頃な価格で日常的に愛飲してもらうためには生産量の拡大が欠かせません。「沖縄珈琲収穫祭2018」では「栽培農家と農園、苗木の植え付け数を増やす」ことで生産量を高め、「質もさらに高める」ことを宣言し、コーヒーを沖縄農業の新たな柱にするイベントと位置付けています。
この「沖縄珈琲収穫祭2018」は、3月10日(土)と11日(日)、那覇空港から車で1時間ほどの沖縄市「ミュージックタウン音市場」(沖縄市上地)で開催します。「焙煎の実演」「淹れ方講座」「豆のオークション」などの他、写真や映像による「沖縄珈琲」の歩みと現状の紹介、講演なども行います。当日は飲食やコーヒー関連グッズ販売のブースも設ける予定ですので、沖縄在住の方はもちろん、ぜひ全国の方と会場でお会いしたいと思っています。
エコロジーとコーヒー栽培の両立
私たちは今、名護市の農園の一つで、ソーラーパネルを遮光と防風、防寒装備として機能させ、コーヒー栽培とエコロジーを両立させる試みをしています。ソーラーパネルは導入にコストがかかりますが、環境保全に貢献できると同時に、設置後は継続的に一定の利益を生んでくれる利点もあります。この取り組みが成功した暁には、他の農園にも順次導入したいと考えています。
サンゴ礁からなる沖縄では、農業用水の確保は大きな課題です。中でも、今取り組んでいるソーラー農園はとりわけ水利が悪く、現在は人の手と車で用水を運んでいる状況です。もし今回のプロジェクトで目標を越えるご支援がいただけたら、コーヒー農園の用水設備導入の研究にも充てたいと考えています。
農園で体験してください
実際にコーヒー農園に足を運んだことのある方や、コーヒーの木や生豆(果実)を見たことがある方は少ないと思います。私たちの農園に来ていただければ体験できることを3つお教えします。
●体験1●
コーヒーの生豆、食べると苦いと思いますよね?でも、実はほんのりと甘くておいしいのです。そして生豆の皮は、煮詰めると上品なジャムにもなります。今のところ収穫量が限られていますので、私たち栽培農家だけの密かな楽しみです。コーヒーの収穫期は10月から3月頃まで、運がよければみなさんにも味わってもらえるかもしれません
●体験2●
コーヒーの花をご存じですか。2月から6月にかけての開花期、農園は白く美しい花と、ジャスミンのような華やかな香りに満たされます。
●体験3●
私たちの農園では農薬を一切使いません。そのため昆虫、特にバッタがたくさん押し寄せます。豆や葉をかじってしまうバッタ退治も私たちの重要な仕事です。これは農薬を使わないことの証ではありますが、手作業での駆除は重労働です。
おいしいこと、美しい花と華やかな香り、そして、昆虫が苦手な人にはちょっと怖いこと。ぜひ私たちの農園で体験してみてください。
リターンについて
1.沖縄珈琲
5000円以上のご支援をいただいた方にお送りします。まだ生産量が少ないので大きな量というわけにはいきませんが、フレッシュな生豆を焙煎し、挽いたものを袋詰めしてお届けします。「沖縄珈琲」ならではの味わいを、ぜひ体験してください。
2.コーヒーの苗木
5000円以上のご支援を頂いた方に、「沖縄珈琲収穫祭2018」にご来場いただければプレゼントします。ご来場できなくても、ご希望の方には宅配便でお送りします。コーヒーは繊細な植物ですが、直射日光を避けるなどの配慮をすれば屋内でも育てることができます。
3.「沖縄珈琲収穫祭2018」記念Tシャツ
5000円以上のご支援をいただいた方にお送りします。現在制作中ですが、沖縄とコーヒーという、まだあまり知られていない組み合わせを楽しんでください。サイズはMとL、お礼メッセージへの返信でご希望のサイズを教えてください。
4.コーヒー農園体験
ご希望の方を私たちの農園にご案内します。コーヒーが開花する3月から6月頃がお勧めです。もちろんコーヒーの木の姿は季節に応じて変化し、農園には年間を通して様々な作業がありますので、もし興味があれば、苗木の植え付けや雑草刈り、施肥、あるいはバッタ退治などのお手伝いも。ご希望の方は、電話またはfaxでお申し込みください。
(電話/fax:098-932-3535)。
ご支援金の使途
「沖縄珈琲収穫祭2018」は、以下のように約200万円の費用を見込んでいます。その半分にあたる100万円のご支援をお願いいたします。
・会場使用費 20万円
・会場設営/装飾費 50万円
・会場内設備費/機器レンタル費 20万円
・広告宣伝費(媒体物製作費/リターン費含む)60万円
・各種消耗品費 10万円
・企画/運営/講師等人件費 30万円
・事務費/交通費/雑費 10万円
もし目標の100万円を超えるご支援をいただけたら、農園の用水(井戸の掘削、揚水ポンプ設置などを想定)の研究と導入に充てたいと考えています。
リスクについて
コーヒーは農作物ですので、天候の異変などによる生育の遅れや不作のリスクがあります。そのような場合は、「沖縄珈琲」のお届けが遅れてしまいます。万一そのような事態となった場合はメールでお知らせし、その後収穫があり次第、速やかにお送りします。

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私たちは長年、コーヒーを沖縄農業の新しい柱に育てるための挑戦を続けてきました。今ようやく、その未来が見え始めました。そこで、このたび「沖縄産コーヒー」の栽培の拡大と全国的な認知度アップに向けたキックオフイベント「沖縄珈琲収穫祭2018」を開催します!未来へ飛躍する沖縄の新たな特産物に、みなさまのご支援をお願いいたします。 コーヒー産地としての沖縄 世界の名だたるコーヒー産地は熱帯または亜熱帯に位置しますが、その中でもコーヒーの生育に適した環境は、一日の寒暖差と雲や霧などによる遮光性のある高地だとされています。また、上記の条件に加え日照が強すぎず、成長期に雨が多く、収穫期には雨が少ない・・・など、降水量、日射量、気温、風、土壌等の様々な条件が合致しなければ育たない繊細な植物なのです。ところが、沖縄にはそんな高地はありません。さらに強い日差しと夏から秋にかけての台風・・・、それに冬には寒い日もあります。こうした環境の相違(弱点)を克服できなかったため、大正時代に沖縄で始まったコーヒー栽培は、これまで定着しなかったのです。 生産量が伸び、マスコミの注目度も高まっています でも、私たち「沖縄珈琲生産組合」は今、様々な弱点を乗り越えようとしています。私たち沖縄珈琲生産組合の今年度生産量は約250㎏(生豆)を予定していますが、来年度は750㎏、再来年度には3トンが見込めるようになりました。とはいえ、この量でも農家が生計を立てる作物としては不十分です。引き続き生産量を伸ばし、近い将来にコーヒーを沖縄農業の代表作物として定着させることが私たちの目標です。この数年はマスコミからの注目度も高まり、新聞、雑誌やテレビの取材が増えています。昨年11月にはNHKの朝の情報番組『あさイチ』でも「沖縄珈琲」が紹介されました。 「沖縄珈琲」は安全で高鮮度 「沖縄珈琲」は、私たち「沖縄珈琲生産組合」が生産するコーヒーのブランド名です。私たちは、コーヒー栽培の過程で農薬を一切使いません。そのぶん除草や害虫駆除など、年間の作業は農薬を使う場合の何倍も手間ひまがかかります。それはなにより「安全」が何よりも大切だと思うからです。私たちが長い時間と愛情をかけて、沖縄の気候の中で育て上げた誇り高いコーヒー・・・。「沖縄珈琲」というシンプルなネーミングには、そうした思いが込められています。 農作物であるコーヒーは鮮度が風味に大きく影響しますが、海外産のコーヒーは収穫から日本で店頭に並ぶまでに数ヶ月を要するのが当たり前です。しかし私たちが生産する「沖縄珈琲」は収穫から日を置かず、新鮮な状態で味わっていただけるのが大きな特長であり、魅力でもあります。鮮度が高いため、ほのかな甘みと穏やかな味わいを持ち、ココナッツにも似た香りも楽しめます。 もっと気軽に飲める「沖縄珈琲」にしたい 私たちが生産量を増やしたい理由は、単に栽培農家の生計のためだけではありません。現在の生産量では、みなさまに提供できるカップ数はごく限られ、価格もかなり高くなってしまいます。全国のみなさまに、手頃な価格で日常的に愛飲してもらうためには生産量の拡大が欠かせません。「沖縄珈琲収穫祭2018」では「栽培農家と農園、苗木の植え付け数を増やす」ことで生産量を高め、「質もさらに高める」ことを宣言し、コーヒーを沖縄農業の新たな柱にするイベントと位置付けています。 この「沖縄珈琲収穫祭2018」は、3月10日(土)と11日(日)、那覇空港から車で1時間ほどの沖縄市「ミュージックタウン音市場」(沖縄市上地)で開催します。「焙煎の実演」「淹れ方講座」「豆のオークション」などの他、写真や映像による「沖縄珈琲」の歩みと現状の紹介、講演なども行います。当日は飲食やコーヒー関連グッズ販売のブースも設ける予定ですので、沖縄在住の方はもちろん、ぜひ全国の方と会場でお会いしたいと思っています。 エコロジーとコーヒー栽培の両立 私たちは今、名護市の農園の一つで、ソーラーパネルを遮光と防風、防寒装備として機能させ、コーヒー栽培とエコロジーを両立させる試みをしています。ソーラーパネルは導入にコストがかかりますが、環境保全に貢献できると同時に、設置後は継続的に一定の利益を生んでくれる利点もあります。この取り組みが成功した暁には、他の農園にも順次導入したいと考えています。 サンゴ礁からなる沖縄では、農業用水の確保は大きな課題です。中でも、今取り組んでいるソーラー農園はとりわけ水利が悪く、現在は人の手と車で用水を運んでいる状況です。もし今回のプロジェクトで目標を越えるご支援がいただけたら、コーヒー農園の用水設備導入の研究にも充てたいと考えています。 農園で体験してください 実際にコーヒー農園に足を運んだことのある方や、コーヒーの木や生豆(果実)を見たことがある方は少ないと思います。私たちの農園に来ていただければ体験できることを3つお教えします。 ●体験1●コーヒーの生豆、食べると苦いと思いますよね?でも、実はほんのりと甘くておいしいのです。そして生豆の皮は、煮詰めると上品なジャムにもなります。今のところ収穫量が限られていますので、私たち栽培農家だけの密かな楽しみです。コーヒーの収穫期は10月から3月頃まで、運がよければみなさんにも味わってもらえるかもしれません ●体験2●コーヒーの花をご存じですか。2月から6月にかけての開花期、農園は白く美しい花と、ジャスミンのような華やかな香りに満たされます。 ●体験3●私たちの農園では農薬を一切使いません。そのため昆虫、特にバッタがたくさん押し寄せます。豆や葉をかじってしまうバッタ退治も私たちの重要な仕事です。これは農薬を使わないことの証ではありますが、手作業での駆除は重労働です。 おいしいこと、美しい花と華やかな香り、そして、昆虫が苦手な人にはちょっと怖いこと。ぜひ私たちの農園で体験してみてください。 リターンについて 1.沖縄珈琲 5000円以上のご支援をいただいた方にお送りします。まだ生産量が少ないので大きな量というわけにはいきませんが、フレッシュな生豆を焙煎し、挽いたものを袋詰めしてお届けします。「沖縄珈琲」ならではの味わいを、ぜひ体験してください。 2.コーヒーの苗木 5000円以上のご支援を頂いた方に、「沖縄珈琲収穫祭2018」にご来場いただければプレゼントします。ご来場できなくても、ご希望の方には宅配便でお送りします。コーヒーは繊細な植物ですが、直射日光を避けるなどの配慮をすれば屋内でも育てることができます。 3.「沖縄珈琲収穫祭2018」記念Tシャツ 5000円以上のご支援をいただいた方にお送りします。現在制作中ですが、沖縄とコーヒーという、まだあまり知られていない組み合わせを楽しんでください。サイズはMとL、お礼メッセージへの返信でご希望のサイズを教えてください。 4.コーヒー農園体験 ご希望の方を私たちの農園にご案内します。コーヒーが開花する3月から6月頃がお勧めです。もちろんコーヒーの木の姿は季節に応じて変化し、農園には年間を通して様々な作業がありますので、もし興味があれば、苗木の植え付けや雑草刈り、施肥、あるいはバッタ退治などのお手伝いも。ご希望の方は、電話またはfaxでお申し込みください。(電話/fax:098-932-3535)。 ご支援金の使途 「沖縄珈琲収穫祭2018」は、以下のように約200万円の費用を見込んでいます。その半分にあたる100万円のご支援をお願いいたします。 ・会場使用費 20万円 ・会場設営/装飾費 50万円 ・会場内設備費/機器レンタル費 20万円 ・広告宣伝費(媒体物製作費/リターン費含む)60万円 ・各種消耗品費 10万円 ・企画/運営/講師等人件費 30万円 ・事務費/交通費/雑費 10万円 もし目標の100万円を超えるご支援をいただけたら、農園の用水(井戸の掘削、揚水ポンプ設置などを想定)の研究と導入に充てたいと考えています。 リスクについて コーヒーは農作物ですので、天候の異変などによる生育の遅れや不作のリスクがあります。そのような場合は、「沖縄珈琲」のお届けが遅れてしまいます。万一そのような事態となった場合はメールでお知らせし、その後収穫があり次第、速やかにお送りします。
私たちは長年、コーヒーを沖縄農業の新しい柱に育てるための挑戦を続けてきました。今ようやく、その未来が見え始めました。そこで、このたび「沖縄産コーヒー」の栽培の拡大と全国的な認知度アップに向けたキックオフイベント「沖縄珈琲収穫祭2018」を開催します!未来へ飛躍する沖縄の新たな特産物に、みなさまのご支援をお願いいたします。
コーヒー産地としての沖縄
世界の名だたるコーヒー産地は熱帯または亜熱帯に位置しますが、その中でもコーヒーの生育に適した環境は、一日の寒暖差と雲や霧などによる遮光性のある高地だとされています。また、上記の条件に加え日照が強すぎず、成長期に雨が多く、収穫期には雨が少ない・・・など、降水量、日射量、気温、風、土壌等の様々な条件が合致しなければ育たない繊細な植物なのです。ところが、沖縄にはそんな高地はありません。さらに強い日差しと夏から秋にかけての台風・・・、それに冬には寒い日もあります。こうした環境の相違(弱点)を克服できなかったため、大正時代に沖縄で始まったコーヒー栽培は、これまで定着しなかったのです。
生産量が伸び、マスコミの注目度も高まっています
でも、私たち「沖縄珈琲生産組合」は今、様々な弱点を乗り越えようとしています。私たち沖縄珈琲生産組合の今年度生産量は約250㎏(生豆)を予定していますが、来年度は750㎏、再来年度には3トンが見込めるようになりました。とはいえ、この量でも農家が生計を立てる作物としては不十分です。引き続き生産量を伸ばし、近い将来にコーヒーを沖縄農業の代表作物として定着させることが私たちの目標です。この数年はマスコミからの注目度も高まり、新聞、雑誌やテレビの取材が増えています。昨年11月にはNHKの朝の情報番組『あさイチ』でも「沖縄珈琲」が紹介されました。
「沖縄珈琲」は安全で高鮮度
「沖縄珈琲」は、私たち「沖縄珈琲生産組合」が生産するコーヒーのブランド名です。私たちは、コーヒー栽培の過程で農薬を一切使いません。そのぶん除草や害虫駆除など、年間の作業は農薬を使う場合の何倍も手間ひまがかかります。それはなにより「安全」が何よりも大切だと思うからです。私たちが長い時間と愛情をかけて、沖縄の気候の中で育て上げた誇り高いコーヒー・・・。「沖縄珈琲」というシンプルなネーミングには、そうした思いが込められています。
農作物であるコーヒーは鮮度が風味に大きく影響しますが、海外産のコーヒーは収穫から日本で店頭に並ぶまでに数ヶ月を要するのが当たり前です。しかし私たちが生産する「沖縄珈琲」は収穫から日を置かず、新鮮な状態で味わっていただけるのが大きな特長であり、魅力でもあります。鮮度が高いため、ほのかな甘みと穏やかな味わいを持ち、ココナッツにも似た香りも楽しめます。
もっと気軽に飲める「沖縄珈琲」にしたい
私たちが生産量を増やしたい理由は、単に栽培農家の生計のためだけではありません。現在の生産量では、みなさまに提供できるカップ数はごく限られ、価格もかなり高くなってしまいます。全国のみなさまに、手頃な価格で日常的に愛飲してもらうためには生産量の拡大が欠かせません。「沖縄珈琲収穫祭2018」では「栽培農家と農園、苗木の植え付け数を増やす」ことで生産量を高め、「質もさらに高める」ことを宣言し、コーヒーを沖縄農業の新たな柱にするイベントと位置付けています。
この「沖縄珈琲収穫祭2018」は、3月10日(土)と11日(日)、那覇空港から車で1時間ほどの沖縄市「ミュージックタウン音市場」(沖縄市上地)で開催します。「焙煎の実演」「淹れ方講座」「豆のオークション」などの他、写真や映像による「沖縄珈琲」の歩みと現状の紹介、講演なども行います。当日は飲食やコーヒー関連グッズ販売のブースも設ける予定ですので、沖縄在住の方はもちろん、ぜひ全国の方と会場でお会いしたいと思っています。
エコロジーとコーヒー栽培の両立
私たちは今、名護市の農園の一つで、ソーラーパネルを遮光と防風、防寒装備として機能させ、コーヒー栽培とエコロジーを両立させる試みをしています。ソーラーパネルは導入にコストがかかりますが、環境保全に貢献できると同時に、設置後は継続的に一定の利益を生んでくれる利点もあります。この取り組みが成功した暁には、他の農園にも順次導入したいと考えています。
サンゴ礁からなる沖縄では、農業用水の確保は大きな課題です。中でも、今取り組んでいるソーラー農園はとりわけ水利が悪く、現在は人の手と車で用水を運んでいる状況です。もし今回のプロジェクトで目標を越えるご支援がいただけたら、コーヒー農園の用水設備導入の研究にも充てたいと考えています。
農園で体験してください
実際にコーヒー農園に足を運んだことのある方や、コーヒーの木や生豆(果実)を見たことがある方は少ないと思います。私たちの農園に来ていただければ体験できることを3つお教えします。
●体験1●
コーヒーの生豆、食べると苦いと思いますよね?でも、実はほんのりと甘くておいしいのです。そして生豆の皮は、煮詰めると上品なジャムにもなります。今のところ収穫量が限られていますので、私たち栽培農家だけの密かな楽しみです。コーヒーの収穫期は10月から3月頃まで、運がよければみなさんにも味わってもらえるかもしれません
●体験2●
コーヒーの花をご存じですか。2月から6月にかけての開花期、農園は白く美しい花と、ジャスミンのような華やかな香りに満たされます。
●体験3●
私たちの農園では農薬を一切使いません。そのため昆虫、特にバッタがたくさん押し寄せます。豆や葉をかじってしまうバッタ退治も私たちの重要な仕事です。これは農薬を使わないことの証ではありますが、手作業での駆除は重労働です。
おいしいこと、美しい花と華やかな香り、そして、昆虫が苦手な人にはちょっと怖いこと。ぜひ私たちの農園で体験してみてください。
リターンについて
1.沖縄珈琲
5000円以上のご支援をいただいた方にお送りします。まだ生産量が少ないので大きな量というわけにはいきませんが、フレッシュな生豆を焙煎し、挽いたものを袋詰めしてお届けします。「沖縄珈琲」ならではの味わいを、ぜひ体験してください。
2.コーヒーの苗木
5000円以上のご支援を頂いた方に、「沖縄珈琲収穫祭2018」にご来場いただければプレゼントします。ご来場できなくても、ご希望の方には宅配便でお送りします。コーヒーは繊細な植物ですが、直射日光を避けるなどの配慮をすれば屋内でも育てることができます。
3.「沖縄珈琲収穫祭2018」記念Tシャツ
5000円以上のご支援をいただいた方にお送りします。現在制作中ですが、沖縄とコーヒーという、まだあまり知られていない組み合わせを楽しんでください。サイズはMとL、お礼メッセージへの返信でご希望のサイズを教えてください。
4.コーヒー農園体験
ご希望の方を私たちの農園にご案内します。コーヒーが開花する3月から6月頃がお勧めです。もちろんコーヒーの木の姿は季節に応じて変化し、農園には年間を通して様々な作業がありますので、もし興味があれば、苗木の植え付けや雑草刈り、施肥、あるいはバッタ退治などのお手伝いも。ご希望の方は、電話またはfaxでお申し込みください。
(電話/fax:098-932-3535)。
ご支援金の使途
「沖縄珈琲収穫祭2018」は、以下のように約200万円の費用を見込んでいます。その半分にあたる100万円のご支援をお願いいたします。
・会場使用費 20万円
・会場設営/装飾費 50万円
・会場内設備費/機器レンタル費 20万円
・広告宣伝費(媒体物製作費/リターン費含む)60万円
・各種消耗品費 10万円
・企画/運営/講師等人件費 30万円
・事務費/交通費/雑費 10万円
もし目標の100万円を超えるご支援をいただけたら、農園の用水(井戸の掘削、揚水ポンプ設置などを想定)の研究と導入に充てたいと考えています。
リスクについて
コーヒーは農作物ですので、天候の異変などによる生育の遅れや不作のリスクがあります。そのような場合は、「沖縄珈琲」のお届けが遅れてしまいます。万一そのような事態となった場合はメールでお知らせし、その後収穫があり次第、速やかにお送りします。
支援期間終了
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支援者
28人
残り期間
0日
集まっている金額
434,000円
目標金額:1,000,000円
達成率43%
2018年04月02日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
沖縄珈琲生産組合
近い将来にコーヒーを沖縄農業を代表する作物に育てるのが、私たちの目標です。
組合長の宮里直昌(写真中央)は、沖縄にコーヒー栽培を定着させるために、品種の選択、日射と風対策、温度管理などの研究と試行錯誤を30年間続けてきました。
3,000円
農園を体験してみませんか
リターン
●お礼メッセージをお送りします
●ご希望の方はコーヒー農園にご案内します。ご希望の日を連絡してください(イベント開催日以降、電話またはfaxで予約をお願いします)。電話/fax:098-932-3535
支援者の数 2人
お届け予定:2018年5月
支援期間終了
5,000円
自宅でコーヒーを育ててみませんか
リターン
●お礼メッセージをお送りします
●イベントに来場された方には、コーヒーの苗木をプレゼントします。来場できなくても、ご希望の方には宅配便でお送りします
●ご希望の方はコーヒー農園にご案内します。ご希望の日を連絡してください(イベント開催日以降、電話またはfaxで予約をお願いします)。電話/fax:098-932-3535
支援者の数 3人
支援期間終了
5,000円
沖縄珈琲を味わい、記念Tシャツを手に入れる
リターン
●お礼メッセージをお送りします
●沖縄珈琲試飲パック(20グラム入り)
●収穫祭記念Tシャツ(MまたはLサイズ1枚)。ご希望のサイズはお礼メッセージにご返信ください
●イベントに来場された方には、コーヒーの苗木をプレゼントします
●ご希望の方はコーヒー農園にご案内します。ご希望の日を連絡してください(イベント開催日以降、電話またはfaxで予約をお願いします)。電話/fax:098-932-3535
支援者の数 7人
お届け予定:2018年5月
支援期間終了
7,000円
沖縄珈琲を味わい、Tシャツもコーヒー育ても
リターン
●沖縄珈琲試飲パック(20グラム入り)
●収穫祭記念Tシャツ(MまたはLサイズ1枚)。ご希望のサイズはお礼メッセージにご返信ください
●イベントに来場された方には、コーヒーの苗木をプレゼントします。来場できなくても、ご希望の方には宅配便でお送りします
●ご希望の方はコーヒー農園にご案内します。ご希望の日を連絡してください(イベント開催日以降、電話またはfaxで予約をお願いします)。電話/fax:098-932-3535
支援者の数 4人
支援期間終了
10,000円
沖縄珈琲を楽しみ、Tシャツもコーヒー育ても
リターン
●お礼メッセージをお送りします
●沖縄珈琲試飲パック(30グラム入り)
●収穫祭記念Tシャツ(MまたはLサイズ1枚)。ご希望のサイズはお礼メッセージにご返信ください
●イベントに来場された方には、コーヒーの苗木をプレゼントします。来場できなくても、ご希望の方には宅配便でお送りします
●ご希望の方はコーヒー農園にご案内します。ご希望の日を連絡してください(イベント開催日以降、電話またはfaxで予約をお願いします)。電話/fax:098-932-3535
支援者の数 7人
お届け予定:2018年5月
支援期間終了
30,000円
沖縄珈琲を満喫し、Tシャツも コーヒー育ても
リターン
●お礼メッセージをお送りします
●沖縄珈琲試飲パック(100グラム入り)
●収穫祭記念Tシャツ(MまたはLサイズ1枚。)ご希望のサイズはお礼メッセージにご返信ください
●イベントに来場された方には、コーヒーの苗木をプレゼントします。来場できなくても、ご希望の方には宅配便でお送りします
●ご希望の方はコーヒー農園にご案内します。ご希望の日を連絡してください(イベント開催日以降、電話またはfaxで予約をお願いします)。電話/fax:098-932-3535
支援者の数 5人
お届け予定:2018年5月
支援期間終了