「大阪が好きでたまらない」 大阪湾に面した地元からスキーで世界挑戦をスキーの技術凝縮に魅せられた
藤木日菜選手(ひな)は武庫川女子大学に通う大学3年生です。「モーグル」はノルウェー語で雪のコブを意味し、フリースタイルの人気競技として親しまれています。ターンの技術、エアの高さ、滑降のスピードを競う総合的な技能が求められるので、トップ選手は幼少の頃から雪に親しんできた北海道や東北、信越といった北国や雪国の出身者が多いのが現状です。しかし藤木選手は大阪府南部の阪南市出身の若き才能として注目を集めています。
藤木選手は、国内トップ選手の一人で「『ひなちゃん』がいい」と名前をつけてくれた4つ上の兄の豪心(ごうしん)選手の影響もあり、3歳で初めてスキーを滑りました。「小学生くらいまでは毎年、年末に斑尾(まだらお)高原にファミリースキーに行くくらいでしたが、単純に楽しかったです」
6歳の時の藤木さん(左)。兄の豪心選手と
中学生時代から本格的に競技としてモーグルと向き合いはじめた藤木さん。冬季は毎週末、片道6、7時間かけて父親の運転で兄と一緒に白馬方面に向かい、雪上練習を重ねました。「雪の中は寒いし、転ぶのは怖いし、嫌になることもあった」と苦笑いを浮かべつつ、「ターンやスピード、エアの高さなど、スキーのすべての技術が必要なモーグルはどのスポーツより迫力があってカッコいいと思っています」とモーグルの魅力に引き込まれていきました。
世界の舞台で痛感した壁2021年にはジュニアの日本代表に初選出され、ロシアで開催された世界ジュニア選手権に出場しますが、9位という不本意な結果で終わってしまいます。3位に入賞したロシア選手は藤木選手の1つ年下ながら、「体の強さや技術が本当にすごくて。ターンの技術などをもっと上げないといけないと感じました」と、世界へ挑む課題を突きつけられました。
同時に、海外の雪質やコブに戸惑うのも初めての経験でした。「日本は(ロシアと比較すると)温かいので雪は柔らかいけれど、海外の雪は硬くて。コブも日本は下に掘られるようにコブが作られているんですけれど、ロシアでは平らなところにコブが乗っている感じの初めてみる形状のものでした」
藤木選手はその大会で見事に適応して優勝した年下の日本選手の滑りからも、収穫を得たと振り返ります。「雪質やコースに合わせてすぐに滑りを変えていました。そういった経験の差も感じた大会でした」
地元で強化の姿勢、貫き通す海外での経験が必要だと痛感した頃、藤木選手は交付を受けていた阪南市の「青少年スポーツ奨励金交付制度」の関係者から、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」の存在を知ります。「これまでは家族に支えてもらって競技を続けてきたのですが、できれば自分の力でやっていきたいと思いましたし、地元を大切にするという部分にも共感できました」とプログラムへの応募を決意しました。
オフシーズンは実家から武庫川女大に通学する傍ら、週に1度、阪南市の体育施設でトランポリンを利用して得意なエア(ジャンプ)の感覚などを磨きます。さらに大東市の「大阪ウォータージャンプ」で、スキー板をクロスさせながら後方に回転する大技「クロスバック」の精度を高めるなど、あくまで地元大阪で強化を続ける姿勢を貫いています。
今年の全日本選手権(丹保太郎さん撮影)
地元でトレーニングをする一方で、国際大会の経験や、海外での雪に慣れるためにも8月にはオーストラリア、11月にはスウェーデンへの合宿を計画中。集められた支援金は主に渡航費や滞在費に充てる予定です。
飛行機の窓から見える大好きな阪南の街藤木選手は阪南市について、「海もあって山もあって大阪府内とは思えないくらい自然が多い」と語ります。プライベートでは友人と自転車に乗って堤防に出かけ、テトラポッドでカサゴを、サビキでアジやイワシを狙う釣りをして過ごすくらい地元が好きでたまらないそうです。さらに「海外遠征から関西空港に帰ってくる時などに飛行機から大好きな海や、自分の住む街が見えるのは嬉しいですね」とのエピソードも教えてくれました。
地元の漁港で魚釣り
その阪南市をベースに今季も藤木選手は世界への挑戦をはじめます。まずは大会で結果を残してナショナルチーム入りをめざしつつ、2023年3月に富山県南砺市のたいらスキー場で開催される全日本選手権での優勝を狙います。2022年大会は6位で終えて、「成績のことは考えずに楽しく滑ろうと思っていたら結果もついてきた。いろいろ考えすぎに楽しむことがいちばん」と原点に立ち返ることで手応えを得ました。
「阪南市に住んでいる人はスキーをしたことがない人がほとんどですし、雪を見たことがないという同級生もいます。結果を出して私の活動を知ってもらって、阪南市にいてもモーグルやスキーはできることを伝えたいです。そしてちょっとでもスキーに興味を持ってくれると嬉しいです」
(取材・制作:4years.編集部)
※トップ写真 丹保太郎さん撮影
「大阪が好きでたまらない」 大阪湾に面した地元からスキーで世界挑戦を
スキーの技術凝縮に魅せられた
藤木日菜選手(ひな)は武庫川女子大学に通う大学3年生です。「モーグル」はノルウェー語で雪のコブを意味し、フリースタイルの人気競技として親しまれています。ターンの技術、エアの高さ、滑降のスピードを競う総合的な技能が求められるので、トップ選手は幼少の頃から雪に親しんできた北海道や東北、信越といった北国や雪国の出身者が多いのが現状です。しかし藤木選手は大阪府南部の阪南市出身の若き才能として注目を集めています。
藤木選手は、国内トップ選手の一人で「『ひなちゃん』がいい」と名前をつけてくれた4つ上の兄の豪心(ごうしん)選手の影響もあり、3歳で初めてスキーを滑りました。「小学生くらいまでは毎年、年末に斑尾(まだらお)高原にファミリースキーに行くくらいでしたが、単純に楽しかったです」
6歳の時の藤木さん(左)。兄の豪心選手と
中学生時代から本格的に競技としてモーグルと向き合いはじめた藤木さん。冬季は毎週末、片道6、7時間かけて父親の運転で兄と一緒に白馬方面に向かい、雪上練習を重ねました。「雪の中は寒いし、転ぶのは怖いし、嫌になることもあった」と苦笑いを浮かべつつ、「ターンやスピード、エアの高さなど、スキーのすべての技術が必要なモーグルはどのスポーツより迫力があってカッコいいと思っています」とモーグルの魅力に引き込まれていきました。
世界の舞台で痛感した壁
2021年にはジュニアの日本代表に初選出され、ロシアで開催された世界ジュニア選手権に出場しますが、9位という不本意な結果で終わってしまいます。3位に入賞したロシア選手は藤木選手の1つ年下ながら、「体の強さや技術が本当にすごくて。ターンの技術などをもっと上げないといけないと感じました」と、世界へ挑む課題を突きつけられました。
同時に、海外の雪質やコブに戸惑うのも初めての経験でした。「日本は(ロシアと比較すると)温かいので雪は柔らかいけれど、海外の雪は硬くて。コブも日本は下に掘られるようにコブが作られているんですけれど、ロシアでは平らなところにコブが乗っている感じの初めてみる形状のものでした」
藤木選手はその大会で見事に適応して優勝した年下の日本選手の滑りからも、収穫を得たと振り返ります。「雪質やコースに合わせてすぐに滑りを変えていました。そういった経験の差も感じた大会でした」
地元で強化の姿勢、貫き通す
海外での経験が必要だと痛感した頃、藤木選手は交付を受けていた阪南市の「青少年スポーツ奨励金交付制度」の関係者から、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」の存在を知ります。「これまでは家族に支えてもらって競技を続けてきたのですが、できれば自分の力でやっていきたいと思いましたし、地元を大切にするという部分にも共感できました」とプログラムへの応募を決意しました。
オフシーズンは実家から武庫川女大に通学する傍ら、週に1度、阪南市の体育施設でトランポリンを利用して得意なエア(ジャンプ)の感覚などを磨きます。さらに大東市の「大阪ウォータージャンプ」で、スキー板をクロスさせながら後方に回転する大技「クロスバック」の精度を高めるなど、あくまで地元大阪で強化を続ける姿勢を貫いています。
今年の全日本選手権(丹保太郎さん撮影)
地元でトレーニングをする一方で、国際大会の経験や、海外での雪に慣れるためにも8月にはオーストラリア、11月にはスウェーデンへの合宿を計画中。集められた支援金は主に渡航費や滞在費に充てる予定です。
飛行機の窓から見える大好きな阪南の街
藤木選手は阪南市について、「海もあって山もあって大阪府内とは思えないくらい自然が多い」と語ります。プライベートでは友人と自転車に乗って堤防に出かけ、テトラポッドでカサゴを、サビキでアジやイワシを狙う釣りをして過ごすくらい地元が好きでたまらないそうです。さらに「海外遠征から関西空港に帰ってくる時などに飛行機から大好きな海や、自分の住む街が見えるのは嬉しいですね」とのエピソードも教えてくれました。
地元の漁港で魚釣り
その阪南市をベースに今季も藤木選手は世界への挑戦をはじめます。まずは大会で結果を残してナショナルチーム入りをめざしつつ、2023年3月に富山県南砺市のたいらスキー場で開催される全日本選手権での優勝を狙います。2022年大会は6位で終えて、「成績のことは考えずに楽しく滑ろうと思っていたら結果もついてきた。いろいろ考えすぎに楽しむことがいちばん」と原点に立ち返ることで手応えを得ました。
「阪南市に住んでいる人はスキーをしたことがない人がほとんどですし、雪を見たことがないという同級生もいます。結果を出して私の活動を知ってもらって、阪南市にいてもモーグルやスキーはできることを伝えたいです。そしてちょっとでもスキーに興味を持ってくれると嬉しいです」
(取材・制作:4years.編集部)
※トップ写真 丹保太郎さん撮影
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「大阪が好きでたまらない」 大阪湾に面した地元からスキーで世界挑戦をスキーの技術凝縮に魅せられた 藤木日菜選手(ひな)は武庫川女子大学に通う大学3年生です。「モーグル」はノルウェー語で雪のコブを意味し、フリースタイルの人気競技として親しまれています。ターンの技術、エアの高さ、滑降のスピードを競う総合的な技能が求められるので、トップ選手は幼少の頃から雪に親しんできた北海道や東北、信越といった北国や雪国の出身者が多いのが現状です。しかし藤木選手は大阪府南部の阪南市出身の若き才能として注目を集めています。 藤木選手は、国内トップ選手の一人で「『ひなちゃん』がいい」と名前をつけてくれた4つ上の兄の豪心(ごうしん)選手の影響もあり、3歳で初めてスキーを滑りました。「小学生くらいまでは毎年、年末に斑尾(まだらお)高原にファミリースキーに行くくらいでしたが、単純に楽しかったです」 6歳の時の藤木さん(左)。兄の豪心選手と 中学生時代から本格的に競技としてモーグルと向き合いはじめた藤木さん。冬季は毎週末、片道6、7時間かけて父親の運転で兄と一緒に白馬方面に向かい、雪上練習を重ねました。「雪の中は寒いし、転ぶのは怖いし、嫌になることもあった」と苦笑いを浮かべつつ、「ターンやスピード、エアの高さなど、スキーのすべての技術が必要なモーグルはどのスポーツより迫力があってカッコいいと思っています」とモーグルの魅力に引き込まれていきました。 世界の舞台で痛感した壁2021年にはジュニアの日本代表に初選出され、ロシアで開催された世界ジュニア選手権に出場しますが、9位という不本意な結果で終わってしまいます。3位に入賞したロシア選手は藤木選手の1つ年下ながら、「体の強さや技術が本当にすごくて。ターンの技術などをもっと上げないといけないと感じました」と、世界へ挑む課題を突きつけられました。 同時に、海外の雪質やコブに戸惑うのも初めての経験でした。「日本は(ロシアと比較すると)温かいので雪は柔らかいけれど、海外の雪は硬くて。コブも日本は下に掘られるようにコブが作られているんですけれど、ロシアでは平らなところにコブが乗っている感じの初めてみる形状のものでした」 藤木選手はその大会で見事に適応して優勝した年下の日本選手の滑りからも、収穫を得たと振り返ります。「雪質やコースに合わせてすぐに滑りを変えていました。そういった経験の差も感じた大会でした」 地元で強化の姿勢、貫き通す海外での経験が必要だと痛感した頃、藤木選手は交付を受けていた阪南市の「青少年スポーツ奨励金交付制度」の関係者から、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」の存在を知ります。「これまでは家族に支えてもらって競技を続けてきたのですが、できれば自分の力でやっていきたいと思いましたし、地元を大切にするという部分にも共感できました」とプログラムへの応募を決意しました。 オフシーズンは実家から武庫川女大に通学する傍ら、週に1度、阪南市の体育施設でトランポリンを利用して得意なエア(ジャンプ)の感覚などを磨きます。さらに大東市の「大阪ウォータージャンプ」で、スキー板をクロスさせながら後方に回転する大技「クロスバック」の精度を高めるなど、あくまで地元大阪で強化を続ける姿勢を貫いています。 今年の全日本選手権(丹保太郎さん撮影) 地元でトレーニングをする一方で、国際大会の経験や、海外での雪に慣れるためにも8月にはオーストラリア、11月にはスウェーデンへの合宿を計画中。集められた支援金は主に渡航費や滞在費に充てる予定です。 飛行機の窓から見える大好きな阪南の街藤木選手は阪南市について、「海もあって山もあって大阪府内とは思えないくらい自然が多い」と語ります。プライベートでは友人と自転車に乗って堤防に出かけ、テトラポッドでカサゴを、サビキでアジやイワシを狙う釣りをして過ごすくらい地元が好きでたまらないそうです。さらに「海外遠征から関西空港に帰ってくる時などに飛行機から大好きな海や、自分の住む街が見えるのは嬉しいですね」とのエピソードも教えてくれました。 地元の漁港で魚釣り その阪南市をベースに今季も藤木選手は世界への挑戦をはじめます。まずは大会で結果を残してナショナルチーム入りをめざしつつ、2023年3月に富山県南砺市のたいらスキー場で開催される全日本選手権での優勝を狙います。2022年大会は6位で終えて、「成績のことは考えずに楽しく滑ろうと思っていたら結果もついてきた。いろいろ考えすぎに楽しむことがいちばん」と原点に立ち返ることで手応えを得ました。 「阪南市に住んでいる人はスキーをしたことがない人がほとんどですし、雪を見たことがないという同級生もいます。結果を出して私の活動を知ってもらって、阪南市にいてもモーグルやスキーはできることを伝えたいです。そしてちょっとでもスキーに興味を持ってくれると嬉しいです」 (取材・制作:4years.編集部) ※トップ写真 丹保太郎さん撮影
「大阪が好きでたまらない」 大阪湾に面した地元からスキーで世界挑戦を
スキーの技術凝縮に魅せられた
藤木日菜選手(ひな)は武庫川女子大学に通う大学3年生です。「モーグル」はノルウェー語で雪のコブを意味し、フリースタイルの人気競技として親しまれています。ターンの技術、エアの高さ、滑降のスピードを競う総合的な技能が求められるので、トップ選手は幼少の頃から雪に親しんできた北海道や東北、信越といった北国や雪国の出身者が多いのが現状です。しかし藤木選手は大阪府南部の阪南市出身の若き才能として注目を集めています。
藤木選手は、国内トップ選手の一人で「『ひなちゃん』がいい」と名前をつけてくれた4つ上の兄の豪心(ごうしん)選手の影響もあり、3歳で初めてスキーを滑りました。「小学生くらいまでは毎年、年末に斑尾(まだらお)高原にファミリースキーに行くくらいでしたが、単純に楽しかったです」
6歳の時の藤木さん(左)。兄の豪心選手と
中学生時代から本格的に競技としてモーグルと向き合いはじめた藤木さん。冬季は毎週末、片道6、7時間かけて父親の運転で兄と一緒に白馬方面に向かい、雪上練習を重ねました。「雪の中は寒いし、転ぶのは怖いし、嫌になることもあった」と苦笑いを浮かべつつ、「ターンやスピード、エアの高さなど、スキーのすべての技術が必要なモーグルはどのスポーツより迫力があってカッコいいと思っています」とモーグルの魅力に引き込まれていきました。
世界の舞台で痛感した壁
2021年にはジュニアの日本代表に初選出され、ロシアで開催された世界ジュニア選手権に出場しますが、9位という不本意な結果で終わってしまいます。3位に入賞したロシア選手は藤木選手の1つ年下ながら、「体の強さや技術が本当にすごくて。ターンの技術などをもっと上げないといけないと感じました」と、世界へ挑む課題を突きつけられました。
同時に、海外の雪質やコブに戸惑うのも初めての経験でした。「日本は(ロシアと比較すると)温かいので雪は柔らかいけれど、海外の雪は硬くて。コブも日本は下に掘られるようにコブが作られているんですけれど、ロシアでは平らなところにコブが乗っている感じの初めてみる形状のものでした」
藤木選手はその大会で見事に適応して優勝した年下の日本選手の滑りからも、収穫を得たと振り返ります。「雪質やコースに合わせてすぐに滑りを変えていました。そういった経験の差も感じた大会でした」
地元で強化の姿勢、貫き通す
海外での経験が必要だと痛感した頃、藤木選手は交付を受けていた阪南市の「青少年スポーツ奨励金交付制度」の関係者から、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」の存在を知ります。「これまでは家族に支えてもらって競技を続けてきたのですが、できれば自分の力でやっていきたいと思いましたし、地元を大切にするという部分にも共感できました」とプログラムへの応募を決意しました。
オフシーズンは実家から武庫川女大に通学する傍ら、週に1度、阪南市の体育施設でトランポリンを利用して得意なエア(ジャンプ)の感覚などを磨きます。さらに大東市の「大阪ウォータージャンプ」で、スキー板をクロスさせながら後方に回転する大技「クロスバック」の精度を高めるなど、あくまで地元大阪で強化を続ける姿勢を貫いています。
今年の全日本選手権(丹保太郎さん撮影)
地元でトレーニングをする一方で、国際大会の経験や、海外での雪に慣れるためにも8月にはオーストラリア、11月にはスウェーデンへの合宿を計画中。集められた支援金は主に渡航費や滞在費に充てる予定です。
飛行機の窓から見える大好きな阪南の街
藤木選手は阪南市について、「海もあって山もあって大阪府内とは思えないくらい自然が多い」と語ります。プライベートでは友人と自転車に乗って堤防に出かけ、テトラポッドでカサゴを、サビキでアジやイワシを狙う釣りをして過ごすくらい地元が好きでたまらないそうです。さらに「海外遠征から関西空港に帰ってくる時などに飛行機から大好きな海や、自分の住む街が見えるのは嬉しいですね」とのエピソードも教えてくれました。
地元の漁港で魚釣り
その阪南市をベースに今季も藤木選手は世界への挑戦をはじめます。まずは大会で結果を残してナショナルチーム入りをめざしつつ、2023年3月に富山県南砺市のたいらスキー場で開催される全日本選手権での優勝を狙います。2022年大会は6位で終えて、「成績のことは考えずに楽しく滑ろうと思っていたら結果もついてきた。いろいろ考えすぎに楽しむことがいちばん」と原点に立ち返ることで手応えを得ました。
「阪南市に住んでいる人はスキーをしたことがない人がほとんどですし、雪を見たことがないという同級生もいます。結果を出して私の活動を知ってもらって、阪南市にいてもモーグルやスキーはできることを伝えたいです。そしてちょっとでもスキーに興味を持ってくれると嬉しいです」
(取材・制作:4years.編集部)
※トップ写真 丹保太郎さん撮影
支援期間終了
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最新のプロジェクト情報をお届けします。
支援者
23人
残り期間
0日
集まっている金額
390,000円
目標金額:500,000円
達成率78%
2023年02月28日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
藤木日菜(明治安田生命・地元アスリート応援プログラム2022)
当制度を通じて、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援します。
1,000円
お礼のメール
リターン
感謝の気持ちを込めて、お礼のメールをお送りします。
支援者の数 2人
支援期間終了
5,000円
お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、お礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 4人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了
10,000円
サイン色紙+お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 7人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了
20,000円
サイン色紙+お礼のお手紙+オリジナルステッカー+YELLS(全ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、プロジェクトのオリジナルステッカー、YELLS(全ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 10人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了