東日本大震災復興応援の一環で、東北の高校生120人を富士山の登山に招待します。登山家・田部井淳子が呼びかけて震災の翌年から開始しました。高校生の参加費は3000円ですが、実際には1人あたり8~9万円、総額で1000万円以上かかる見込みのため、その資金の一部を募ります。高校生たちには、達成感・仲間と協力する大切さ・諦めない気持ちなどを体感してもらいたいです。
■プロジェクトの概要
2019年7月23日から2泊3日で東北の被災3県の高校生たち約120人が富士山の頂を目指します。集合は仙台、郡山、いわき。学校も地域も学年も違う高校生たちが一同に会し、富士山登頂という共通の目標に向かって協力し合い、励まし合いながら登山します。このプロジェクトは、東日本大震災後、「日本一の山から、次なる東北を支える勇気と元気をもらって前へ進んでほしい」と考えた登山家・田部井淳子の呼びかけで始まりました。今夏で8回目です。これまでに福島県を中心とした東北の高校生575人が参加しました。「東北の高校生1000人誘うまで続けたい。参加した高校生たちが10年も経って大人になったら、それは、どこにいたとしても東北復興の力になるはず」と語っていた田部井淳子の遺志を継ぎ、長男の田部井進也が代表理事となって一般社団法人田部井淳子基金として本プロジェクトを続けています。震災・原発事故からの復興には、次世代にまで渡る長い道のりが必要です。しかし、世間的には、当事者たち以外は、「震災復興は一区切りした」という雰囲気です。そんな風化の一途をたどる中で、本プロジェクトの資金集めも年々難しくなっています。大人になる寸前の東北の高校生たちに、日本一の山登りから何か一つでも二つでも良いものを握らせて送り出してやりませんか? そんな気持ちを皆さんと共有できれば大変心強いです。お力添えの程、どうぞよろしくお願い致します。
↓第2回目の東北の高校生の富士登山(2013年)動画(5分37秒) 撮影:川崎彰子
↑2018年7月25日、富士山頂上にて登頂を喜び合う東北の高校生たち
■昨年参加した東北の高校生たちの声
富士登山登頂を終えた高校生たちに、帰りのバスの中で書いてもらったため、多少字が乱れていますが、登山直後の率直な気持ちがうかがえます。(2018年から、「東北の高校生の富士登山が高校生たちの心身に与える影響について」筑波大学と共同研究も行なっており、下記はその研究データの一部です。)
↓高校2年男子(福島県岩瀬郡天栄村)
↓高校2年女子(福島県会津若松市)
↓高校3年男子(福島県郡山市)
↓福島県立田村高校3年女子の作文(2018年報告書より)

≪2018年、高校生が富士山登頂後に詠んだ俳句・短歌の一部≫
「道中の 苦楽を包む 白い雲」
「友達と 絆深まる 富士登山」
「人生を かえるきっかけ 富士登山」
「田部井さん 今年も みんな 登ったよ!!」
「つらいとき 見上げたその先 友の顔」
「富士登山 達成感も 日本一」
「たくさんの 人に応援 支援され 何かを見つけた 富士登山」
■高校生の参加費はお小遣いでも参加できるよう3000円
1人の高校生を東北から2泊3日で富士山に連れてゆくのには8~9万円かかります。東北からのバス代、宿代はもちろんのこと、初めて登山をする高校生も多いので、登山装備一式をレンタルする代金、登山ガイド代などが含まれます。高校生の参加費はお小遣いでも参加できるようにと3000円(うち1000円は富士山保全協力金)にしていますので、その差額は、全国の皆さまに支援や協賛を募りながら遂行してまいります。人数にもよりますが、1回1000万円余りかかる見込みで、そのうちの200万円を募らせていただきます。このプロジェクトは来年以降も継続してゆく予定ですので、ご支援が予定を上回った場合、その分は次年度に繰り越させていただきます。
■リターンについて
(1)1000円のご支援➡お礼のメール
(2)3000円のご支援➡報告を兼ねた礼状
*お礼のメール
*ご報告を兼ねた礼状の郵送
(3)5000円のご支援➡報告書の送付
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
(4)1万円のご支援➡報告書・お名前の記載
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
(5)3万円のご支援➡山のパノラマポストカード+(4)
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*山のパノラマポストカード(2枚)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
(6)5万円のご支援➡
田部井淳子サイン入りポストカード+(5)
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*山のパノラマポストカード(2枚)
*田部井淳子のサイン入りポストカード(3枚)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
(7)10万円のご支援➡
田部井淳子田部井淳子クリアファイル、本+(4)
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*田部井淳子クリアファイル(3枚)
*田部井淳子著作本『さわやかに山へ』(1冊)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
■想定されるリスク
自然が相手ですので、荒天などのために登頂を断念することもあります。その場合でも日本一の山の中にいることを充分に味わってもらい、自然の厳しさを体感してもらいます。台風などにより催行中止となった場合は、計画を1年延期して遂行します。3000mを超える高所ですので、高山病を発症するリスクがあります。登山には、医師1名、看護師2名が同行します。また、1班10人前後の高校生に対し、2~3人の登山ガイドや登山経験豊かな大人が同行し、サポートします。これは通常の登山ツアーと比してもかなり手厚い体制と言えます。旅行企画・実施は、国内登山ツアーに多くの実績があるアルパインツアーサービス株式会社にお願いします。未成年の、登山経験のほとんどない高校生を連れていくわけですから、安全を第一に考えて遂行します。支援が目標額に達成しなかった場合は、自己資金で遂行しますが、目標である1000人到達が遅くなります。
■明日をになう若い世代のために
『東北の高校生の富士登山』プロジェクト代表 田部井進也より
2011年3月11日。この日から、多くの人の人生が変わった。大変なこと、本当にたくさんあった。辛いこともあるけど、絶対に忘れてはならない。時間がたったのでしょうがないが「風化」を感じる。でも、いまだに数千名の方が行方不明。数万人の方が避難生活をしてる。まだまだ復興の最中である。
震災当時は福島県猪苗代町に住んで仕事し奮闘していた。 被災の度合いで言えば、全然たいしたことないけど、あの頃を振り返ると本当に大変だった。客商売をしていたので、お客様が来ない恐怖。収益がない恐怖。なのに支払いはやってくる。いろんなことあったけど、踏ん張って乗り切った。
辛いこともあったけれど、東日本大震災がきっかけで毎年夏に高校生と出会い、友達ができるようになった。
参加している高校生。全員が被災者である。参加した全ての学生の写真をお見せすることが出来ないけど、今まで参加した彼らの笑顔を見てください。最高じゃないですか?富士山を歩いている彼らの心の奥底には、到底考えられない記憶や想いがあるんだと思う。
でも、一人一人が本当にいい笑顔で頂上に立つ。
あの笑顔を見ただけで、涙が出てくる。今でも、各回を思いだせば感極まりそうになる。
母が他界しプロジェクトを引き継いだ。
富士山がきっかけで、参加する高校生が何かを見出してくれたらと思う。
何かに挑戦する、踏み出すきっかけになってくれたらと思う。
彼らは必ず、この日本を支える人材になる。
今後も「東北の高校生の富士登山」は継続します。これからも、皆様のご協力が必要です。どうぞ長い目でご支援いただければと思います。よろしくお願い致します。
『東北の高校生の富士登山』プロジェクト代表
一般社団法人田部井淳子基金 代表理事 田部井進也
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支援者
107
再生する
東日本大震災復興応援の一環で、東北の高校生120人を富士山の登山に招待します。登山家・田部井淳子が呼びかけて震災の翌年から開始しました。高校生の参加費は3000円ですが、実際には1人あたり8~9万円、総額で1000万円以上かかる見込みのため、その資金の一部を募ります。高校生たちには、達成感・仲間と協力する大切さ・諦めない気持ちなどを体感してもらいたいです。 ■プロジェクトの概要 2019年7月23日から2泊3日で東北の被災3県の高校生たち約120人が富士山の頂を目指します。集合は仙台、郡山、いわき。学校も地域も学年も違う高校生たちが一同に会し、富士山登頂という共通の目標に向かって協力し合い、励まし合いながら登山します。このプロジェクトは、東日本大震災後、「日本一の山から、次なる東北を支える勇気と元気をもらって前へ進んでほしい」と考えた登山家・田部井淳子の呼びかけで始まりました。今夏で8回目です。これまでに福島県を中心とした東北の高校生575人が参加しました。「東北の高校生1000人誘うまで続けたい。参加した高校生たちが10年も経って大人になったら、それは、どこにいたとしても東北復興の力になるはず」と語っていた田部井淳子の遺志を継ぎ、長男の田部井進也が代表理事となって一般社団法人田部井淳子基金として本プロジェクトを続けています。震災・原発事故からの復興には、次世代にまで渡る長い道のりが必要です。しかし、世間的には、当事者たち以外は、「震災復興は一区切りした」という雰囲気です。そんな風化の一途をたどる中で、本プロジェクトの資金集めも年々難しくなっています。大人になる寸前の東北の高校生たちに、日本一の山登りから何か一つでも二つでも良いものを握らせて送り出してやりませんか? そんな気持ちを皆さんと共有できれば大変心強いです。お力添えの程、どうぞよろしくお願い致します。 ↓第2回目の東北の高校生の富士登山(2013年)動画(5分37秒) 撮影:川崎彰子 ↑2018年7月25日、富士山頂上にて登頂を喜び合う東北の高校生たち ■昨年参加した東北の高校生たちの声 富士登山登頂を終えた高校生たちに、帰りのバスの中で書いてもらったため、多少字が乱れていますが、登山直後の率直な気持ちがうかがえます。(2018年から、「東北の高校生の富士登山が高校生たちの心身に与える影響について」筑波大学と共同研究も行なっており、下記はその研究データの一部です。) ↓高校2年男子(福島県岩瀬郡天栄村) ↓高校2年女子(福島県会津若松市) ↓高校3年男子(福島県郡山市) ↓福島県立田村高校3年女子の作文(2018年報告書より) ≪2018年、高校生が富士山登頂後に詠んだ俳句・短歌の一部≫ 「道中の 苦楽を包む 白い雲」 「友達と 絆深まる 富士登山」 「人生を かえるきっかけ 富士登山」 「田部井さん 今年も みんな 登ったよ!!」 「つらいとき 見上げたその先 友の顔」 「富士登山 達成感も 日本一」 「たくさんの 人に応援 支援され 何かを見つけた 富士登山」 ■高校生の参加費はお小遣いでも参加できるよう3000円1人の高校生を東北から2泊3日で富士山に連れてゆくのには8~9万円かかります。東北からのバス代、宿代はもちろんのこと、初めて登山をする高校生も多いので、登山装備一式をレンタルする代金、登山ガイド代などが含まれます。高校生の参加費はお小遣いでも参加できるようにと3000円(うち1000円は富士山保全協力金)にしていますので、その差額は、全国の皆さまに支援や協賛を募りながら遂行してまいります。人数にもよりますが、1回1000万円余りかかる見込みで、そのうちの200万円を募らせていただきます。このプロジェクトは来年以降も継続してゆく予定ですので、ご支援が予定を上回った場合、その分は次年度に繰り越させていただきます。 ■リターンについて (1)1000円のご支援➡お礼のメール (2)3000円のご支援➡報告を兼ねた礼状*お礼のメール*ご報告を兼ねた礼状の郵送 (3)5000円のご支援➡報告書の送付*お礼のメール*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています) (4)1万円のご支援➡報告書・お名前の記載 *お礼のメール*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)*報告書の支援者一覧にお名前の記載 ※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。 (5)3万円のご支援➡山のパノラマポストカード+(4) *お礼のメール*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)*報告書の支援者一覧にお名前の記載*山のパノラマポストカード(2枚) ※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。 (6)5万円のご支援➡田部井淳子サイン入りポストカード+(5)*お礼のメール*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)*報告書の支援者一覧にお名前の記載*山のパノラマポストカード(2枚)*田部井淳子のサイン入りポストカード(3枚) ※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。 (7)10万円のご支援➡田部井淳子田部井淳子クリアファイル、本+(4)*お礼のメール*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)*報告書の支援者一覧にお名前の記載*田部井淳子クリアファイル(3枚)*田部井淳子著作本『さわやかに山へ』(1冊) ※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。 ■想定されるリスク 自然が相手ですので、荒天などのために登頂を断念することもあります。その場合でも日本一の山の中にいることを充分に味わってもらい、自然の厳しさを体感してもらいます。台風などにより催行中止となった場合は、計画を1年延期して遂行します。3000mを超える高所ですので、高山病を発症するリスクがあります。登山には、医師1名、看護師2名が同行します。また、1班10人前後の高校生に対し、2~3人の登山ガイドや登山経験豊かな大人が同行し、サポートします。これは通常の登山ツアーと比してもかなり手厚い体制と言えます。旅行企画・実施は、国内登山ツアーに多くの実績があるアルパインツアーサービス株式会社にお願いします。未成年の、登山経験のほとんどない高校生を連れていくわけですから、安全を第一に考えて遂行します。支援が目標額に達成しなかった場合は、自己資金で遂行しますが、目標である1000人到達が遅くなります。 ■明日をになう若い世代のために 『東北の高校生の富士登山』プロジェクト代表 田部井進也より 2011年3月11日。この日から、多くの人の人生が変わった。大変なこと、本当にたくさんあった。辛いこともあるけど、絶対に忘れてはならない。時間がたったのでしょうがないが「風化」を感じる。でも、いまだに数千名の方が行方不明。数万人の方が避難生活をしてる。まだまだ復興の最中である。 震災当時は福島県猪苗代町に住んで仕事し奮闘していた。 被災の度合いで言えば、全然たいしたことないけど、あの頃を振り返ると本当に大変だった。客商売をしていたので、お客様が来ない恐怖。収益がない恐怖。なのに支払いはやってくる。いろんなことあったけど、踏ん張って乗り切った。辛いこともあったけれど、東日本大震災がきっかけで毎年夏に高校生と出会い、友達ができるようになった。 参加している高校生。全員が被災者である。参加した全ての学生の写真をお見せすることが出来ないけど、今まで参加した彼らの笑顔を見てください。最高じゃないですか?富士山を歩いている彼らの心の奥底には、到底考えられない記憶や想いがあるんだと思う。でも、一人一人が本当にいい笑顔で頂上に立つ。 あの笑顔を見ただけで、涙が出てくる。今でも、各回を思いだせば感極まりそうになる。 母が他界しプロジェクトを引き継いだ。富士山がきっかけで、参加する高校生が何かを見出してくれたらと思う。何かに挑戦する、踏み出すきっかけになってくれたらと思う。 彼らは必ず、この日本を支える人材になる。 今後も「東北の高校生の富士登山」は継続します。これからも、皆様のご協力が必要です。どうぞ長い目でご支援いただければと思います。よろしくお願い致します。 『東北の高校生の富士登山』プロジェクト代表 一般社団法人田部井淳子基金 代表理事 田部井進也
東日本大震災復興応援の一環で、東北の高校生120人を富士山の登山に招待します。登山家・田部井淳子が呼びかけて震災の翌年から開始しました。高校生の参加費は3000円ですが、実際には1人あたり8~9万円、総額で1000万円以上かかる見込みのため、その資金の一部を募ります。高校生たちには、達成感・仲間と協力する大切さ・諦めない気持ちなどを体感してもらいたいです。
■プロジェクトの概要
2019年7月23日から2泊3日で東北の被災3県の高校生たち約120人が富士山の頂を目指します。集合は仙台、郡山、いわき。学校も地域も学年も違う高校生たちが一同に会し、富士山登頂という共通の目標に向かって協力し合い、励まし合いながら登山します。このプロジェクトは、東日本大震災後、「日本一の山から、次なる東北を支える勇気と元気をもらって前へ進んでほしい」と考えた登山家・田部井淳子の呼びかけで始まりました。今夏で8回目です。これまでに福島県を中心とした東北の高校生575人が参加しました。「東北の高校生1000人誘うまで続けたい。参加した高校生たちが10年も経って大人になったら、それは、どこにいたとしても東北復興の力になるはず」と語っていた田部井淳子の遺志を継ぎ、長男の田部井進也が代表理事となって一般社団法人田部井淳子基金として本プロジェクトを続けています。震災・原発事故からの復興には、次世代にまで渡る長い道のりが必要です。しかし、世間的には、当事者たち以外は、「震災復興は一区切りした」という雰囲気です。そんな風化の一途をたどる中で、本プロジェクトの資金集めも年々難しくなっています。大人になる寸前の東北の高校生たちに、日本一の山登りから何か一つでも二つでも良いものを握らせて送り出してやりませんか? そんな気持ちを皆さんと共有できれば大変心強いです。お力添えの程、どうぞよろしくお願い致します。
↓第2回目の東北の高校生の富士登山(2013年)動画(5分37秒) 撮影:川崎彰子
↑2018年7月25日、富士山頂上にて登頂を喜び合う東北の高校生たち
■昨年参加した東北の高校生たちの声
富士登山登頂を終えた高校生たちに、帰りのバスの中で書いてもらったため、多少字が乱れていますが、登山直後の率直な気持ちがうかがえます。(2018年から、「東北の高校生の富士登山が高校生たちの心身に与える影響について」筑波大学と共同研究も行なっており、下記はその研究データの一部です。)
↓高校2年男子(福島県岩瀬郡天栄村)
↓高校2年女子(福島県会津若松市)
↓高校3年男子(福島県郡山市)
↓福島県立田村高校3年女子の作文(2018年報告書より)
≪2018年、高校生が富士山登頂後に詠んだ俳句・短歌の一部≫
「道中の 苦楽を包む 白い雲」
「友達と 絆深まる 富士登山」
「人生を かえるきっかけ 富士登山」
「田部井さん 今年も みんな 登ったよ!!」
「つらいとき 見上げたその先 友の顔」
「富士登山 達成感も 日本一」
「たくさんの 人に応援 支援され 何かを見つけた 富士登山」
■高校生の参加費はお小遣いでも参加できるよう3000円
1人の高校生を東北から2泊3日で富士山に連れてゆくのには8~9万円かかります。東北からのバス代、宿代はもちろんのこと、初めて登山をする高校生も多いので、登山装備一式をレンタルする代金、登山ガイド代などが含まれます。高校生の参加費はお小遣いでも参加できるようにと3000円(うち1000円は富士山保全協力金)にしていますので、その差額は、全国の皆さまに支援や協賛を募りながら遂行してまいります。人数にもよりますが、1回1000万円余りかかる見込みで、そのうちの200万円を募らせていただきます。このプロジェクトは来年以降も継続してゆく予定ですので、ご支援が予定を上回った場合、その分は次年度に繰り越させていただきます。
■リターンについて
(1)1000円のご支援➡お礼のメール
(2)3000円のご支援➡報告を兼ねた礼状
*お礼のメール
*ご報告を兼ねた礼状の郵送
(3)5000円のご支援➡報告書の送付
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
(4)1万円のご支援➡報告書・お名前の記載
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
(5)3万円のご支援➡山のパノラマポストカード+(4)
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*山のパノラマポストカード(2枚)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
(6)5万円のご支援➡
田部井淳子サイン入りポストカード+(5)
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*山のパノラマポストカード(2枚)
*田部井淳子のサイン入りポストカード(3枚)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
(7)10万円のご支援➡
田部井淳子田部井淳子クリアファイル、本+(4)
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*田部井淳子クリアファイル(3枚)
*田部井淳子著作本『さわやかに山へ』(1冊)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
■想定されるリスク
自然が相手ですので、荒天などのために登頂を断念することもあります。その場合でも日本一の山の中にいることを充分に味わってもらい、自然の厳しさを体感してもらいます。台風などにより催行中止となった場合は、計画を1年延期して遂行します。3000mを超える高所ですので、高山病を発症するリスクがあります。登山には、医師1名、看護師2名が同行します。また、1班10人前後の高校生に対し、2~3人の登山ガイドや登山経験豊かな大人が同行し、サポートします。これは通常の登山ツアーと比してもかなり手厚い体制と言えます。旅行企画・実施は、国内登山ツアーに多くの実績があるアルパインツアーサービス株式会社にお願いします。未成年の、登山経験のほとんどない高校生を連れていくわけですから、安全を第一に考えて遂行します。支援が目標額に達成しなかった場合は、自己資金で遂行しますが、目標である1000人到達が遅くなります。
■明日をになう若い世代のために
『東北の高校生の富士登山』プロジェクト代表 田部井進也より
2011年3月11日。この日から、多くの人の人生が変わった。大変なこと、本当にたくさんあった。辛いこともあるけど、絶対に忘れてはならない。時間がたったのでしょうがないが「風化」を感じる。でも、いまだに数千名の方が行方不明。数万人の方が避難生活をしてる。まだまだ復興の最中である。
震災当時は福島県猪苗代町に住んで仕事し奮闘していた。 被災の度合いで言えば、全然たいしたことないけど、あの頃を振り返ると本当に大変だった。客商売をしていたので、お客様が来ない恐怖。収益がない恐怖。なのに支払いはやってくる。いろんなことあったけど、踏ん張って乗り切った。
辛いこともあったけれど、東日本大震災がきっかけで毎年夏に高校生と出会い、友達ができるようになった。
参加している高校生。全員が被災者である。参加した全ての学生の写真をお見せすることが出来ないけど、今まで参加した彼らの笑顔を見てください。最高じゃないですか?富士山を歩いている彼らの心の奥底には、到底考えられない記憶や想いがあるんだと思う。
でも、一人一人が本当にいい笑顔で頂上に立つ。
あの笑顔を見ただけで、涙が出てくる。今でも、各回を思いだせば感極まりそうになる。
母が他界しプロジェクトを引き継いだ。
富士山がきっかけで、参加する高校生が何かを見出してくれたらと思う。
何かに挑戦する、踏み出すきっかけになってくれたらと思う。
彼らは必ず、この日本を支える人材になる。
今後も「東北の高校生の富士登山」は継続します。これからも、皆様のご協力が必要です。どうぞ長い目でご支援いただければと思います。よろしくお願い致します。
『東北の高校生の富士登山』プロジェクト代表
一般社団法人田部井淳子基金 代表理事 田部井進也
支援期間終了
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支援者
107人
残り期間
0日
集まっている金額
1,161,776円
目標金額:2,000,000円
達成率58%
2019年08月08日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
一般社団法人田部井淳子基金
代表理事は田部井進也。東北の高校生の富士登山をメインプロジェクトとして毎夏主催しております。
1,000円
(1)お礼のメール
リターン
*お礼のメール
支援者の数 8人
支援期間終了
3,000円
(2)ご報告を兼ねた礼状
リターン
*お礼のメール
*ご報告を兼ねた礼状の郵送
支援者の数 16人
お届け予定:2019年10月
支援期間終了
5,000円
(3)報告書の送付
リターン
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
支援者の数 32人
お届け予定:2019年10月
支援期間終了
10,000円
(4)報告書・お名前の記載
リターン
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
支援者の数 43人
お届け予定:2019年10月
支援期間終了
30,000円
(5)山のパノラマポストカード+(4)
リターン
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*山のパノラマポストカード(2枚)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
支援者の数 5人
お届け予定:2019年10月
支援期間終了
50,000円
(6)田部井淳子サイン入りポストカード+(5)
リターン
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*山のパノラマポストカード(2枚)
*田部井淳子のサイン入りポストカード(3枚)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
支援者の数 1人
お届け予定:2019年10月
支援期間終了
100,000円
(7)田部井淳子クリアファイル、本+(4)
リターン
*お礼のメール
*報告書の郵送(報告書には、参加した高校生の直筆の感想が掲載されています)
*報告書の支援者一覧にお名前の記載
*田部井淳子クリアファイル(3枚)
*田部井淳子著作本『さわやかに山へ』(1冊)
※お名前は本プロジェクト「支援者欄」に表記されているお名前(ニックネーム)を掲載させていただきます。
※お名前(ニックネーム)はログイン後、マイページのプロフィール編集で変更できます。
支援者の数 2人
お届け予定:2019年10月
支援期間終了