一番大きな舞台で勝ちたいから 大物13歳が見据えるマスターズ優勝
父が経営するゴルフ場で1歳からクラブを握る
13歳の香川友選手(千葉県出身)には、大きな目標があります。ずばり、「マスターズ優勝」。壮大ですが、夢ではなく目標としてとらえるスケールの大きさが、香川選手にはあります。
現在、中学2年生の香川選手は、恵まれた環境でゴルフに打ち込んでいます。生まれ育った千葉県野田市という存在自体にも喜びを感じています。「自然が豊かで、遠征から戻ってくると風景を見るだけでホッとします。それに、ゴルフコースもたくさんあるんです」と、ゴルファーにとって最高の環境に顔がほころびます。
まさに「ホーム」と言える練習場です。練習場は父・正宏さんが経営するもので、物心つく前から競技に親しんできた場所です。自身の記憶はないものの、1歳からクラブを握り、この練習場で成長してきました。「他のお客さんとかと話しながらゴルフをやってきました。最初は、どういう打ち方をしたらいいのかと僕が教わっていましたが、小学5、6年生になると、僕が打ち方を聞かれることもありました」
1歳でクラブを握り、すぐに頭角を現しました
周囲の人にも恵まれています。小学校高学年になると、日本での最年少賞金王に輝いた石川遼選手の元キャディーや、香川選手が目標とするマスターズ優勝を一足早く成し遂げた松山英樹選手のキャディーにアドバイスを受ける機会に恵まれました。「すごい選手だからこその攻め方など、普通とは違う考え方を教わっています。とても勉強になります」と、ぐんぐん多くを吸収しています。
その意欲の土台となっているのは、ゴルフへの愛情です。「いろいろなウェッジを使って、いろいろな打ち方をしてみるのが面白いです。20~30ヤードの距離を打つ技を研究するのも面白いし、遠くまで飛ばすことも、アプローチも好きですね」と、目を輝かせます。
相撲部屋で足腰のトレーニングも
とどまることがない探求心があるから、練習が苦になることはないそうです。平日ならば夕方5時くらいから、時には4時間の練習に励むと言います。500球ほど打つ練習さえも、「慣れちゃったので苦にはならないですね」と笑うほど、日々親しむゴルフが自分の体と生活の一部になっています。
釣りが趣味だそうですが、「投げ入れる時の距離感だったり、アプローチや手を使ったりすることはゴルフにつながりますね」と、すべてを競技の向上に結びつけています。最近では、父・正宏さんが親方と一緒にゴルフをしている縁で、大相撲の立浪部屋へと足を運んでいます。力士たちと一緒に足腰を鍛えるトレーニングをさせてもらっているのだから、やはりスケールが違います。
ときには力士と一緒に足腰を鍛えています
史上最年少の予選通過で海外の大会へ
小学校低学年の頃には全国大会で優勝したこともありましたが、最近はそうしたタイトルはありません。理由は、国内で開かれる同年代の大会には出場していないから、というのだから驚きです。
現在はプロ選手と一緒にラウンドするなど、年上、格上の選手たちとプレーすることで、大きく力を伸ばしています。また、「日本とはまた違っていろいろな人がいて、外国の選手は体が大きいし、飛ばすし、勉強になります」と、海外の大会にも挑戦してきました。小学6年生だった12歳の時には、オープントーナメントであるフィリピンアマチュア選手権で史上最年少の予選通過を果たして、現地で大いに注目を集めたそうです。
今回の明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」に応募したのも、ゴルフに恵まれた環境で地元に貢献したい、そして、海外で自分をもっと高めたいと思ったからでした。知人を通じてプログラムを知り、応募を決めたそうです。「海外の選手と一緒にプレーすると、日本の選手とはプレーが違うので、すごく勉強になります。応援してもらえたら、試合に遠征する費用に使って、アメリカの大会などに参加したいです」と、ひたすらに自分の成長を追い求めています。
地元の方々も招いて、いつかはコンペを開きたい
スケールの大きさは、支援してくれた方々へのお返しにも表れています。成長した姿を見せられた暁には、「いろいろなコンペを開催したいです」とイメージを膨らませています。「幼稚園の頃からお世話になっているゴルフコースの方や、ジュニア年代の選手やプロの選手、あるいは父の練習場に来てくれるお客さんなどを集めて、100人くらいでコースを回りたいです」と、うれしそうに話します。
マスターズ優勝という夢に向け、一つひとつ積み重ねていきます
大きな目標を達成する予感が、すでに漂ってきています。直近の目標として掲げていたのは、2022年4月、年齢関係なく選手が出場する関西オープンでの予選通過。残念ながら2日目に崩れて本選出場はなりませんでしたが、初日には予選突破にぐっと近づき、「アマチュアの最年少予選通過記録更新か?」と、多くのメディアに取り上げられました。
マスターズ優勝を目標に掲げたのは、「一番すごい舞台で勝ちたいから」という香川選手。世界に名をとどろかせる大物選手になることが期待できる選手です。
(取材・制作:4years.編集部)
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一番大きな舞台で勝ちたいから 大物13歳が見据えるマスターズ優勝父が経営するゴルフ場で1歳からクラブを握る 13歳の香川友選手(千葉県出身)には、大きな目標があります。ずばり、「マスターズ優勝」。壮大ですが、夢ではなく目標としてとらえるスケールの大きさが、香川選手にはあります。 現在、中学2年生の香川選手は、恵まれた環境でゴルフに打ち込んでいます。生まれ育った千葉県野田市という存在自体にも喜びを感じています。「自然が豊かで、遠征から戻ってくると風景を見るだけでホッとします。それに、ゴルフコースもたくさんあるんです」と、ゴルファーにとって最高の環境に顔がほころびます。 まさに「ホーム」と言える練習場です。練習場は父・正宏さんが経営するもので、物心つく前から競技に親しんできた場所です。自身の記憶はないものの、1歳からクラブを握り、この練習場で成長してきました。「他のお客さんとかと話しながらゴルフをやってきました。最初は、どういう打ち方をしたらいいのかと僕が教わっていましたが、小学5、6年生になると、僕が打ち方を聞かれることもありました」 1歳でクラブを握り、すぐに頭角を現しました 周囲の人にも恵まれています。小学校高学年になると、日本での最年少賞金王に輝いた石川遼選手の元キャディーや、香川選手が目標とするマスターズ優勝を一足早く成し遂げた松山英樹選手のキャディーにアドバイスを受ける機会に恵まれました。「すごい選手だからこその攻め方など、普通とは違う考え方を教わっています。とても勉強になります」と、ぐんぐん多くを吸収しています。 その意欲の土台となっているのは、ゴルフへの愛情です。「いろいろなウェッジを使って、いろいろな打ち方をしてみるのが面白いです。20~30ヤードの距離を打つ技を研究するのも面白いし、遠くまで飛ばすことも、アプローチも好きですね」と、目を輝かせます。 相撲部屋で足腰のトレーニングもとどまることがない探求心があるから、練習が苦になることはないそうです。平日ならば夕方5時くらいから、時には4時間の練習に励むと言います。500球ほど打つ練習さえも、「慣れちゃったので苦にはならないですね」と笑うほど、日々親しむゴルフが自分の体と生活の一部になっています。 釣りが趣味だそうですが、「投げ入れる時の距離感だったり、アプローチや手を使ったりすることはゴルフにつながりますね」と、すべてを競技の向上に結びつけています。最近では、父・正宏さんが親方と一緒にゴルフをしている縁で、大相撲の立浪部屋へと足を運んでいます。力士たちと一緒に足腰を鍛えるトレーニングをさせてもらっているのだから、やはりスケールが違います。 ときには力士と一緒に足腰を鍛えています 史上最年少の予選通過で海外の大会へ小学校低学年の頃には全国大会で優勝したこともありましたが、最近はそうしたタイトルはありません。理由は、国内で開かれる同年代の大会には出場していないから、というのだから驚きです。 現在はプロ選手と一緒にラウンドするなど、年上、格上の選手たちとプレーすることで、大きく力を伸ばしています。また、「日本とはまた違っていろいろな人がいて、外国の選手は体が大きいし、飛ばすし、勉強になります」と、海外の大会にも挑戦してきました。小学6年生だった12歳の時には、オープントーナメントであるフィリピンアマチュア選手権で史上最年少の予選通過を果たして、現地で大いに注目を集めたそうです。 今回の明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」に応募したのも、ゴルフに恵まれた環境で地元に貢献したい、そして、海外で自分をもっと高めたいと思ったからでした。知人を通じてプログラムを知り、応募を決めたそうです。「海外の選手と一緒にプレーすると、日本の選手とはプレーが違うので、すごく勉強になります。応援してもらえたら、試合に遠征する費用に使って、アメリカの大会などに参加したいです」と、ひたすらに自分の成長を追い求めています。 地元の方々も招いて、いつかはコンペを開きたいスケールの大きさは、支援してくれた方々へのお返しにも表れています。成長した姿を見せられた暁には、「いろいろなコンペを開催したいです」とイメージを膨らませています。「幼稚園の頃からお世話になっているゴルフコースの方や、ジュニア年代の選手やプロの選手、あるいは父の練習場に来てくれるお客さんなどを集めて、100人くらいでコースを回りたいです」と、うれしそうに話します。 マスターズ優勝という夢に向け、一つひとつ積み重ねていきます 大きな目標を達成する予感が、すでに漂ってきています。直近の目標として掲げていたのは、2022年4月、年齢関係なく選手が出場する関西オープンでの予選通過。残念ながら2日目に崩れて本選出場はなりませんでしたが、初日には予選突破にぐっと近づき、「アマチュアの最年少予選通過記録更新か?」と、多くのメディアに取り上げられました。 マスターズ優勝を目標に掲げたのは、「一番すごい舞台で勝ちたいから」という香川選手。世界に名をとどろかせる大物選手になることが期待できる選手です。 (取材・制作:4years.編集部)
一番大きな舞台で勝ちたいから 大物13歳が見据えるマスターズ優勝
父が経営するゴルフ場で1歳からクラブを握る
13歳の香川友選手(千葉県出身)には、大きな目標があります。ずばり、「マスターズ優勝」。壮大ですが、夢ではなく目標としてとらえるスケールの大きさが、香川選手にはあります。
現在、中学2年生の香川選手は、恵まれた環境でゴルフに打ち込んでいます。生まれ育った千葉県野田市という存在自体にも喜びを感じています。「自然が豊かで、遠征から戻ってくると風景を見るだけでホッとします。それに、ゴルフコースもたくさんあるんです」と、ゴルファーにとって最高の環境に顔がほころびます。
まさに「ホーム」と言える練習場です。練習場は父・正宏さんが経営するもので、物心つく前から競技に親しんできた場所です。自身の記憶はないものの、1歳からクラブを握り、この練習場で成長してきました。「他のお客さんとかと話しながらゴルフをやってきました。最初は、どういう打ち方をしたらいいのかと僕が教わっていましたが、小学5、6年生になると、僕が打ち方を聞かれることもありました」
1歳でクラブを握り、すぐに頭角を現しました
周囲の人にも恵まれています。小学校高学年になると、日本での最年少賞金王に輝いた石川遼選手の元キャディーや、香川選手が目標とするマスターズ優勝を一足早く成し遂げた松山英樹選手のキャディーにアドバイスを受ける機会に恵まれました。「すごい選手だからこその攻め方など、普通とは違う考え方を教わっています。とても勉強になります」と、ぐんぐん多くを吸収しています。
その意欲の土台となっているのは、ゴルフへの愛情です。「いろいろなウェッジを使って、いろいろな打ち方をしてみるのが面白いです。20~30ヤードの距離を打つ技を研究するのも面白いし、遠くまで飛ばすことも、アプローチも好きですね」と、目を輝かせます。
相撲部屋で足腰のトレーニングも
とどまることがない探求心があるから、練習が苦になることはないそうです。平日ならば夕方5時くらいから、時には4時間の練習に励むと言います。500球ほど打つ練習さえも、「慣れちゃったので苦にはならないですね」と笑うほど、日々親しむゴルフが自分の体と生活の一部になっています。
釣りが趣味だそうですが、「投げ入れる時の距離感だったり、アプローチや手を使ったりすることはゴルフにつながりますね」と、すべてを競技の向上に結びつけています。最近では、父・正宏さんが親方と一緒にゴルフをしている縁で、大相撲の立浪部屋へと足を運んでいます。力士たちと一緒に足腰を鍛えるトレーニングをさせてもらっているのだから、やはりスケールが違います。
ときには力士と一緒に足腰を鍛えています
史上最年少の予選通過で海外の大会へ
小学校低学年の頃には全国大会で優勝したこともありましたが、最近はそうしたタイトルはありません。理由は、国内で開かれる同年代の大会には出場していないから、というのだから驚きです。
現在はプロ選手と一緒にラウンドするなど、年上、格上の選手たちとプレーすることで、大きく力を伸ばしています。また、「日本とはまた違っていろいろな人がいて、外国の選手は体が大きいし、飛ばすし、勉強になります」と、海外の大会にも挑戦してきました。小学6年生だった12歳の時には、オープントーナメントであるフィリピンアマチュア選手権で史上最年少の予選通過を果たして、現地で大いに注目を集めたそうです。
今回の明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」に応募したのも、ゴルフに恵まれた環境で地元に貢献したい、そして、海外で自分をもっと高めたいと思ったからでした。知人を通じてプログラムを知り、応募を決めたそうです。「海外の選手と一緒にプレーすると、日本の選手とはプレーが違うので、すごく勉強になります。応援してもらえたら、試合に遠征する費用に使って、アメリカの大会などに参加したいです」と、ひたすらに自分の成長を追い求めています。
地元の方々も招いて、いつかはコンペを開きたい
スケールの大きさは、支援してくれた方々へのお返しにも表れています。成長した姿を見せられた暁には、「いろいろなコンペを開催したいです」とイメージを膨らませています。「幼稚園の頃からお世話になっているゴルフコースの方や、ジュニア年代の選手やプロの選手、あるいは父の練習場に来てくれるお客さんなどを集めて、100人くらいでコースを回りたいです」と、うれしそうに話します。
マスターズ優勝という夢に向け、一つひとつ積み重ねていきます
大きな目標を達成する予感が、すでに漂ってきています。直近の目標として掲げていたのは、2022年4月、年齢関係なく選手が出場する関西オープンでの予選通過。残念ながら2日目に崩れて本選出場はなりませんでしたが、初日には予選突破にぐっと近づき、「アマチュアの最年少予選通過記録更新か?」と、多くのメディアに取り上げられました。
マスターズ優勝を目標に掲げたのは、「一番すごい舞台で勝ちたいから」という香川選手。世界に名をとどろかせる大物選手になることが期待できる選手です。
(取材・制作:4years.編集部)
支援期間終了
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支援者
12人
残り期間
0日
集まっている金額
67,000円
目標金額:600,000円
達成率11%
2023年02月28日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
香川友(明治安田生命・地元アスリート応援プログラム2022)
当制度を通じて、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援します。
1,000円
お礼のメール
リターン
感謝の気持ちを込めて、お礼のメールをお送りします。
支援者の数 5人
支援期間終了
5,000円
お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、お礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 5人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了
10,000円
サイン色紙+お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 2人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了
20,000円
サイン色紙+お礼のお手紙+オリジナルステッカー+YELLS(全ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、プロジェクトのオリジナルステッカー、YELLS(全ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 0人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了