国立科学博物館は、我が国唯一の純国産民間輸送機であるYS-11量産初号機を20年にわたって整備・保管してきました。本機をより多くの方に見ていただけるように、2021年春から、テーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」(茨城県筑西市)にて一般公開する予定です。我が国の戦後復興の象徴ともいうべき貴重な記録を後世に伝えるため、皆様のご支援をお願いいたします。
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このプロジェクトは寄付型です。5千円以上の支援者には、確定申告の際に控除を受けることができる寄付金受領証明書をお送りします。
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記念碑的な「YS-11」量産初号機を後世に伝えたい
国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つです。自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館で、標本資料の収集や研究、展示を行っています。
YS-11は、敗戦によって航空機開発を7年間禁止された日本が、1950年代から国策として手がけたプロペラ機です。零戦の主任設計士だった堀越二郎氏も設計に携わりました。試作2機を含む計182機が生産され、国内外で旅客機などとして活躍しました。
当館が保管する機体は、旧運輸省航空局に所属し、1964年に初飛行した量産初号機(製造番号2003)です。1965年に旧運輸省航空局に納入され、「ちよだⅡ」と命名されました。機体登録番号は JA8610 と試作機を含めたYS-11全機中、一番若い番号を与えられています(試作機 2 機の製造番号はそれぞれ 2001,2002。機体登録番号は JA8611,JA8612 )。
羽田空港をベースに、日本国内全ての航空管制通信施設などが正常に働いているかを確かめる飛行検査機として活躍し、1998年に引退するまでに2万時間を超える飛行実績を有します。YS-11の中でも記念碑的価値が高いとされ、日本機械学会の「機械遺産」、日本航空協会の「重要航空遺産」にそれぞれ認定されています。
引退後は当館に寄贈され、羽田空港内で保存・一般公開が検討されていましたが、滑走路の拡張や保安上の理由などで羽田空港内での展示は難しくなりました。保存先を探していたところ、ザ・ヒロサワ・シティで屋根付きの建物を用意して保存・一般公開をさせていただけることになり、今回のプロジェクトが動き始めました。
JR上野駅前、移送中の様子(3月28日)
移設のために分解した機体の組立作業を開始しましたが、昨今の新型コロナウイルスの影響による臨時休館や入場者数制限のために、入館料収入が激減し、財政状況が悪化したため、YS-11量産初号機を組立てるための資金が不足しています。そのため、クラウドファンディングにより資金を募ります。
戦後初の日本の翼「YS11」 組み立て作業を公開へ(朝日新聞デジタル)
特別チームを編成
YS-11量産初号機は、我が国戦後復興の象徴であり、将来に継承していくべき国民の貴重な財産です。当館ではYS-11量産初号機の寄贈を受けてから20年にわたり、飛行が可能なレベルで整備を続けてきましたが、今回の分解・組み立てに当たっては、過去にYS-11の整備等に関わっていた航空会社整備士OB等の有志による特別チームを編成しました。
組み立て時に部品の取り付け位置が設計図通りにいかずに変更しているなど、初号機ならではの試行錯誤が見られます。こうした記録がとれるのは、分解・組み立て時だけです。貴重な産業技術資料としての価値を減じないよう、できうる限り移管時の状態に近い形で保存・一般公開します。
資金の使途について
本プロジェクトは、ザ・ヒロサワ・シティ内にある格納庫で組み立て・記録作業を行っています。組み立て完成後、関連資料とともに一般公開します。
ご支援いただいた資金は、組立にかかわる材料費、什器類、人件費等に使用させていただきます。プロジェクト全体の費用を約8千万円と見込んでおり、その一部をご支援いただきたいと考えております。
3月27日に移送してから、新型コロナ感染拡大に伴い、組立を一時休止していましたが、現在は再開しています。年内の本機組立終了、公開に向けた整備、関連展示を準備し、2021年春に一般公開予定です。
ご支援よろしくお願いします
新型コロナウイルスの感染拡大により、誰もが厳しい状況にあると思います。当館も運営の大きな柱である入館料収入が臨時休館や入館者数制限により、計画よりも大幅に落ち込んでいます。しかし、YS-11量産初号機は、博物館の責務として、元の形に組み上げ、保管し、一般公開する予定です。ご支援よろしくお願いいたします。
リターンのご紹介
ご支援いただいた皆様へのリターンについて、詳細を下記でご紹介いたします。
なお、今後新たなリターンが追加される可能性があります。
●お礼メール(全員)
感謝のお気持ちをメールでお送りいたします。
●組立映像の視聴権(全員)
分解・組立作業等を記録した支援者限定映像をインターネットでご覧いただけます。
視聴方法につきましては、ご支援後にお送りする御礼メールでお知らせいたします。
●特製写真はがき
組立中だからこそ撮影できたレアショットを特製写真はがき(2種類)にしてお届けいたします。
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
支援のお心と共に、お名前を記載した芳名帳を完成した機内に保存いたします。お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
組立完成セレモニーの際に、機内に設置いたします。
*芳名帳の内容は一般に公開いたしません。
●組立プロジェクトの特製報告書
国立科学博物館産業技術史資料情報センター鈴木一義センター長監修による、
YS-11量産初号機の歴史、分解、組立を記録した特製報告書をお届けいたします。
*カラー写真を満載した約200ページの限定冊子です。(予定)
*発送は2021年3月頃を予定しています。
●YS-11量産初号機組立プロジェクト 特製スタッフワッペン(シリアルナンバー入り)
航空ファンにはおなじみの下田信夫さんによるイラストを使用。
組立特別チームのスタッフも着用している作業着に付けている特製ワッペンと同じ物。
あなただけのシリアルナンバーを入れてお届けいたします。
*このワッペンは羽田航空宇宙科学館推進会議(HASM)の協力により製作しました。
*シリアルナンバーはお選びいただけません。
*トートバックは付属しません。
●組立完成セレモニーにご招待
YS-11量産初号機の組立完成セレモニーにご参加いただけます。
*支援プランによって、1組あたりの参加可能人数が異なります。現地までの交通費はご負担ください。
*セレモニーの日程は、2021年1月23日(土)、もしくは1月30日(土)を予定しております。組立作業の進捗により決定次第お知らせいたします。
●完成機体の近くにご芳名を掲示
航空ミュージアム内に設置予定の芳名板及び本プロジェクトHP等にご芳名を掲示させていただきます。お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
*希望者のみ
●YS-11量産初号機搭乗と操縦室見学ツアーにご招待
機内に搭乗して操縦室等をご見学いただける特別な機会です。
運用中も含め、これまで一般の方が搭乗することはほとんどありませんでした。
1グループ5名までがご参加いただけます。
機体保存のために、1グループ毎のご搭乗を予定しています。
*ツアーの日程は12月以降を予定しております。作業の進捗により決定次第お知らせいたします。なお、現地までの交通費はご負担ください。
【法人向け】
●支援法人名ロゴ掲示
①組立完成したYS-11量産初号機の付近に法人名プレートを設置いたします。
②国立科学博物館(上野本館) 常設展示室のYS-11動画にクレジット掲載。
③国立科学博物館の YS-11展示に関するホームページ内に法人名ロゴバナーを表示いたします。
●法人特別イベントの共同開催権
*イベントの詳細や費用については別途ご相談させていただきます
●寄付金受領証明書
*当館は独立行政法人であり、本件寄附につきましては特定公益増進 法人への寄附金として一定額まで損金算入することが可能です。
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国立科学博物館は、我が国唯一の純国産民間輸送機であるYS-11量産初号機を20年にわたって整備・保管してきました。本機をより多くの方に見ていただけるように、2021年春から、テーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」(茨城県筑西市)にて一般公開する予定です。我が国の戦後復興の象徴ともいうべき貴重な記録を後世に伝えるため、皆様のご支援をお願いいたします。 ---------------------------------------------------------------------------------- このプロジェクトは寄付型です。5千円以上の支援者には、確定申告の際に控除を受けることができる寄付金受領証明書をお送りします。 ---------------------------------------------------------------------------------- 記念碑的な「YS-11」量産初号機を後世に伝えたい 国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つです。自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館で、標本資料の収集や研究、展示を行っています。 YS-11は、敗戦によって航空機開発を7年間禁止された日本が、1950年代から国策として手がけたプロペラ機です。零戦の主任設計士だった堀越二郎氏も設計に携わりました。試作2機を含む計182機が生産され、国内外で旅客機などとして活躍しました。 当館が保管する機体は、旧運輸省航空局に所属し、1964年に初飛行した量産初号機(製造番号2003)です。1965年に旧運輸省航空局に納入され、「ちよだⅡ」と命名されました。機体登録番号は JA8610 と試作機を含めたYS-11全機中、一番若い番号を与えられています(試作機 2 機の製造番号はそれぞれ 2001,2002。機体登録番号は JA8611,JA8612 )。 羽田空港をベースに、日本国内全ての航空管制通信施設などが正常に働いているかを確かめる飛行検査機として活躍し、1998年に引退するまでに2万時間を超える飛行実績を有します。YS-11の中でも記念碑的価値が高いとされ、日本機械学会の「機械遺産」、日本航空協会の「重要航空遺産」にそれぞれ認定されています。 引退後は当館に寄贈され、羽田空港内で保存・一般公開が検討されていましたが、滑走路の拡張や保安上の理由などで羽田空港内での展示は難しくなりました。保存先を探していたところ、ザ・ヒロサワ・シティで屋根付きの建物を用意して保存・一般公開をさせていただけることになり、今回のプロジェクトが動き始めました。 JR上野駅前、移送中の様子(3月28日) 移設のために分解した機体の組立作業を開始しましたが、昨今の新型コロナウイルスの影響による臨時休館や入場者数制限のために、入館料収入が激減し、財政状況が悪化したため、YS-11量産初号機を組立てるための資金が不足しています。そのため、クラウドファンディングにより資金を募ります。 戦後初の日本の翼「YS11」 組み立て作業を公開へ(朝日新聞デジタル) 特別チームを編成 YS-11量産初号機は、我が国戦後復興の象徴であり、将来に継承していくべき国民の貴重な財産です。当館ではYS-11量産初号機の寄贈を受けてから20年にわたり、飛行が可能なレベルで整備を続けてきましたが、今回の分解・組み立てに当たっては、過去にYS-11の整備等に関わっていた航空会社整備士OB等の有志による特別チームを編成しました。 組み立て時に部品の取り付け位置が設計図通りにいかずに変更しているなど、初号機ならではの試行錯誤が見られます。こうした記録がとれるのは、分解・組み立て時だけです。貴重な産業技術資料としての価値を減じないよう、できうる限り移管時の状態に近い形で保存・一般公開します。 資金の使途について 本プロジェクトは、ザ・ヒロサワ・シティ内にある格納庫で組み立て・記録作業を行っています。組み立て完成後、関連資料とともに一般公開します。 ご支援いただいた資金は、組立にかかわる材料費、什器類、人件費等に使用させていただきます。プロジェクト全体の費用を約8千万円と見込んでおり、その一部をご支援いただきたいと考えております。 3月27日に移送してから、新型コロナ感染拡大に伴い、組立を一時休止していましたが、現在は再開しています。年内の本機組立終了、公開に向けた整備、関連展示を準備し、2021年春に一般公開予定です。 ご支援よろしくお願いします 新型コロナウイルスの感染拡大により、誰もが厳しい状況にあると思います。当館も運営の大きな柱である入館料収入が臨時休館や入館者数制限により、計画よりも大幅に落ち込んでいます。しかし、YS-11量産初号機は、博物館の責務として、元の形に組み上げ、保管し、一般公開する予定です。ご支援よろしくお願いいたします。 リターンのご紹介 ご支援いただいた皆様へのリターンについて、詳細を下記でご紹介いたします。 なお、今後新たなリターンが追加される可能性があります。 ●お礼メール(全員) 感謝のお気持ちをメールでお送りいたします。 ●組立映像の視聴権(全員) 分解・組立作業等を記録した支援者限定映像をインターネットでご覧いただけます。 視聴方法につきましては、ご支援後にお送りする御礼メールでお知らせいたします。 ●特製写真はがき 組立中だからこそ撮影できたレアショットを特製写真はがき(2種類)にしてお届けいたします。 ●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存 支援のお心と共に、お名前を記載した芳名帳を完成した機内に保存いたします。お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。 組立完成セレモニーの際に、機内に設置いたします。 *芳名帳の内容は一般に公開いたしません。 ●組立プロジェクトの特製報告書 国立科学博物館産業技術史資料情報センター鈴木一義センター長監修による、 YS-11量産初号機の歴史、分解、組立を記録した特製報告書をお届けいたします。 *カラー写真を満載した約200ページの限定冊子です。(予定) *発送は2021年3月頃を予定しています。 ●YS-11量産初号機組立プロジェクト 特製スタッフワッペン(シリアルナンバー入り) 航空ファンにはおなじみの下田信夫さんによるイラストを使用。 組立特別チームのスタッフも着用している作業着に付けている特製ワッペンと同じ物。 あなただけのシリアルナンバーを入れてお届けいたします。 *このワッペンは羽田航空宇宙科学館推進会議(HASM)の協力により製作しました。 *シリアルナンバーはお選びいただけません。 *トートバックは付属しません。 ●組立完成セレモニーにご招待 YS-11量産初号機の組立完成セレモニーにご参加いただけます。 *支援プランによって、1組あたりの参加可能人数が異なります。現地までの交通費はご負担ください。 *セレモニーの日程は、2021年1月23日(土)、もしくは1月30日(土)を予定しております。組立作業の進捗により決定次第お知らせいたします。 ●完成機体の近くにご芳名を掲示 航空ミュージアム内に設置予定の芳名板及び本プロジェクトHP等にご芳名を掲示させていただきます。お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。 *希望者のみ ●YS-11量産初号機搭乗と操縦室見学ツアーにご招待 機内に搭乗して操縦室等をご見学いただける特別な機会です。 運用中も含め、これまで一般の方が搭乗することはほとんどありませんでした。 1グループ5名までがご参加いただけます。 機体保存のために、1グループ毎のご搭乗を予定しています。 *ツアーの日程は12月以降を予定しております。作業の進捗により決定次第お知らせいたします。なお、現地までの交通費はご負担ください。 【法人向け】 ●支援法人名ロゴ掲示 ①組立完成したYS-11量産初号機の付近に法人名プレートを設置いたします。 ②国立科学博物館(上野本館) 常設展示室のYS-11動画にクレジット掲載。 ③国立科学博物館の YS-11展示に関するホームページ内に法人名ロゴバナーを表示いたします。 ●法人特別イベントの共同開催権 *イベントの詳細や費用については別途ご相談させていただきます ●寄付金受領証明書 *当館は独立行政法人であり、本件寄附につきましては特定公益増進 法人への寄附金として一定額まで損金算入することが可能です。
国立科学博物館は、我が国唯一の純国産民間輸送機であるYS-11量産初号機を20年にわたって整備・保管してきました。本機をより多くの方に見ていただけるように、2021年春から、テーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」(茨城県筑西市)にて一般公開する予定です。我が国の戦後復興の象徴ともいうべき貴重な記録を後世に伝えるため、皆様のご支援をお願いいたします。
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このプロジェクトは寄付型です。5千円以上の支援者には、確定申告の際に控除を受けることができる寄付金受領証明書をお送りします。
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記念碑的な「YS-11」量産初号機を後世に伝えたい
国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つです。自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館で、標本資料の収集や研究、展示を行っています。
YS-11は、敗戦によって航空機開発を7年間禁止された日本が、1950年代から国策として手がけたプロペラ機です。零戦の主任設計士だった堀越二郎氏も設計に携わりました。試作2機を含む計182機が生産され、国内外で旅客機などとして活躍しました。
当館が保管する機体は、旧運輸省航空局に所属し、1964年に初飛行した量産初号機(製造番号2003)です。1965年に旧運輸省航空局に納入され、「ちよだⅡ」と命名されました。機体登録番号は JA8610 と試作機を含めたYS-11全機中、一番若い番号を与えられています(試作機 2 機の製造番号はそれぞれ 2001,2002。機体登録番号は JA8611,JA8612 )。
羽田空港をベースに、日本国内全ての航空管制通信施設などが正常に働いているかを確かめる飛行検査機として活躍し、1998年に引退するまでに2万時間を超える飛行実績を有します。YS-11の中でも記念碑的価値が高いとされ、日本機械学会の「機械遺産」、日本航空協会の「重要航空遺産」にそれぞれ認定されています。
引退後は当館に寄贈され、羽田空港内で保存・一般公開が検討されていましたが、滑走路の拡張や保安上の理由などで羽田空港内での展示は難しくなりました。保存先を探していたところ、ザ・ヒロサワ・シティで屋根付きの建物を用意して保存・一般公開をさせていただけることになり、今回のプロジェクトが動き始めました。
移設のために分解した機体の組立作業を開始しましたが、昨今の新型コロナウイルスの影響による臨時休館や入場者数制限のために、入館料収入が激減し、財政状況が悪化したため、YS-11量産初号機を組立てるための資金が不足しています。そのため、クラウドファンディングにより資金を募ります。
戦後初の日本の翼「YS11」 組み立て作業を公開へ(朝日新聞デジタル)
特別チームを編成
YS-11量産初号機は、我が国戦後復興の象徴であり、将来に継承していくべき国民の貴重な財産です。当館ではYS-11量産初号機の寄贈を受けてから20年にわたり、飛行が可能なレベルで整備を続けてきましたが、今回の分解・組み立てに当たっては、過去にYS-11の整備等に関わっていた航空会社整備士OB等の有志による特別チームを編成しました。
組み立て時に部品の取り付け位置が設計図通りにいかずに変更しているなど、初号機ならではの試行錯誤が見られます。こうした記録がとれるのは、分解・組み立て時だけです。貴重な産業技術資料としての価値を減じないよう、できうる限り移管時の状態に近い形で保存・一般公開します。
資金の使途について
本プロジェクトは、ザ・ヒロサワ・シティ内にある格納庫で組み立て・記録作業を行っています。組み立て完成後、関連資料とともに一般公開します。
ご支援いただいた資金は、組立にかかわる材料費、什器類、人件費等に使用させていただきます。プロジェクト全体の費用を約8千万円と見込んでおり、その一部をご支援いただきたいと考えております。
3月27日に移送してから、新型コロナ感染拡大に伴い、組立を一時休止していましたが、現在は再開しています。年内の本機組立終了、公開に向けた整備、関連展示を準備し、2021年春に一般公開予定です。
ご支援よろしくお願いします
新型コロナウイルスの感染拡大により、誰もが厳しい状況にあると思います。当館も運営の大きな柱である入館料収入が臨時休館や入館者数制限により、計画よりも大幅に落ち込んでいます。しかし、YS-11量産初号機は、博物館の責務として、元の形に組み上げ、保管し、一般公開する予定です。ご支援よろしくお願いいたします。
リターンのご紹介
ご支援いただいた皆様へのリターンについて、詳細を下記でご紹介いたします。
なお、今後新たなリターンが追加される可能性があります。
●お礼メール(全員)
感謝のお気持ちをメールでお送りいたします。
●組立映像の視聴権(全員)
分解・組立作業等を記録した支援者限定映像をインターネットでご覧いただけます。
視聴方法につきましては、ご支援後にお送りする御礼メールでお知らせいたします。
●特製写真はがき
組立中だからこそ撮影できたレアショットを特製写真はがき(2種類)にしてお届けいたします。
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
支援のお心と共に、お名前を記載した芳名帳を完成した機内に保存いたします。お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
組立完成セレモニーの際に、機内に設置いたします。
*芳名帳の内容は一般に公開いたしません。
●組立プロジェクトの特製報告書
国立科学博物館産業技術史資料情報センター鈴木一義センター長監修による、
YS-11量産初号機の歴史、分解、組立を記録した特製報告書をお届けいたします。
*カラー写真を満載した約200ページの限定冊子です。(予定)
*発送は2021年3月頃を予定しています。
●YS-11量産初号機組立プロジェクト 特製スタッフワッペン(シリアルナンバー入り)
航空ファンにはおなじみの下田信夫さんによるイラストを使用。
組立特別チームのスタッフも着用している作業着に付けている特製ワッペンと同じ物。
あなただけのシリアルナンバーを入れてお届けいたします。
*このワッペンは羽田航空宇宙科学館推進会議(HASM)の協力により製作しました。
*シリアルナンバーはお選びいただけません。
*トートバックは付属しません。
●組立完成セレモニーにご招待
YS-11量産初号機の組立完成セレモニーにご参加いただけます。
*支援プランによって、1組あたりの参加可能人数が異なります。現地までの交通費はご負担ください。
*セレモニーの日程は、2021年1月23日(土)、もしくは1月30日(土)を予定しております。組立作業の進捗により決定次第お知らせいたします。
●完成機体の近くにご芳名を掲示
航空ミュージアム内に設置予定の芳名板及び本プロジェクトHP等にご芳名を掲示させていただきます。お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
*希望者のみ
●YS-11量産初号機搭乗と操縦室見学ツアーにご招待
機内に搭乗して操縦室等をご見学いただける特別な機会です。
運用中も含め、これまで一般の方が搭乗することはほとんどありませんでした。
1グループ5名までがご参加いただけます。
機体保存のために、1グループ毎のご搭乗を予定しています。
*ツアーの日程は12月以降を予定しております。作業の進捗により決定次第お知らせいたします。なお、現地までの交通費はご負担ください。
【法人向け】
●支援法人名ロゴ掲示
①組立完成したYS-11量産初号機の付近に法人名プレートを設置いたします。
②国立科学博物館(上野本館) 常設展示室のYS-11動画にクレジット掲載。
③国立科学博物館の YS-11展示に関するホームページ内に法人名ロゴバナーを表示いたします。
●法人特別イベントの共同開催権
*イベントの詳細や費用については別途ご相談させていただきます
●寄付金受領証明書
*当館は独立行政法人であり、本件寄附につきましては特定公益増進 法人への寄附金として一定額まで損金算入することが可能です。
支援期間終了
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支援者
994人
残り期間
0日
集まっている金額
27,938,610円
目標金額:30,000,000円
達成率93%
2020年11月06日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
独立行政法人 国立科学博物館
当館では、我が国唯一の純国産民間輸送機であるYS-11の初号機を20年にわたって整備・保管してきました。本機をより多くの方に見ていただけるように、2021年春から、ザ・ヒロサワ・シティ(茨城県筑西市)にて一般公開する予定です。
3,000円
組立映像の視聴権+お礼メール
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
支援者の数 59人
支援期間終了
5,000円
特製写真はがき
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
●特製写真はがき
●寄付金受領証明書
支援者の数 108人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了
10,000円
ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
●特製写真はがき
●寄付金受領証明書
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
*お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
支援者の数 370人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了
20,000円
特製報告書
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
●特製写真はがき
●寄付金受領証明書
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
●公開プロジェクトの特製報告書
*お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
支援者の数 165人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了
30,000円
特製スタッフワッペン+特製報告書
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
●特製写真はがき
●寄付金受領証明書
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
●公開プロジェクトの特製報告書
●YS-11量産初号機公開プロジェクト 特製スタッフワッペン(シリアルナンバー入り)
*お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
支援者の数 189人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了
50,000円
組立完成セレモニーにご招待
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
●特製写真はがき
●寄付金受領証明書
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
●公開プロジェクトの特製報告書
●YS-11量産初号機公開プロジェクト 特製スタッフワッペン(シリアルナンバー入り)
●組立完成セレモニーにご招待(1名)
*お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
*現地までの交通費はご負担ください。
支援者の数 55人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了
100,000円
ご芳名+組立完成セレモニー
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
●特製写真はがき
●寄付金受領証明書
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
●公開プロジェクトの特製報告書
●YS-11量産初号機公開プロジェクト 特製スタッフワッペン(シリアルナンバー入り)
●組立完成セレモニーにご招待(2名)
●完成機体の近くにご芳名を掲示
*お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
*現地までの交通費はご負担ください。
支援者の数 37人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了
500,000円
YS-11量産初号機搭乗と操縦席見学ツアーにご招待
リターン
●お礼メール
●組立映像の視聴権
●特製写真はがき
●寄付金受領証明書
●ご芳名をYS-11量産初号機内に保存
●公開プロジェクトの特製報告書
●YS-11量産初号機公開プロジェクト 特製スタッフワッペン(シリアルナンバー入り)
●組立完成セレモニーにご招待(5名)
●完成機体の近くにご芳名を掲示
●YS-11量産初号機搭乗と操縦席見学ツアーにご招待(5名まで)
*お名前は、原則本名での掲載となります。社名、団体名等、本名以外での掲載をご希望の方は、支援者欄へのメッセージやメール等で別途ご連絡ください。
*現地までの交通費はご負担ください。
支援者の数 7人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了
1,000,000円
【法人向け】YS-11量産初号機の付近に法人名プレートを設置、 法人特別イベントの共同開催権
リターン
●お礼メール
●完成機体の付近に法人名プレートを設置等*1
●組立完成セレモニーにご招待(5名)*2
●YS-11量産初号機搭乗と操縦席見学ツアーにご招待(5名まで)
●法人特別イベントの共同開催権*3
●寄付金受領証明書 *4
*1:お名前は、原則社名、団体名の掲載となります。口数によりプレートのサイズが変わります。
*2:現地までの交通費はご負担ください。
*3:イベントの詳細や費用については別途ご相談させていただきます。
*4:本件寄附につきましては、特定公益増進 法人への寄附金として一定額まで損金算入することが可能です。
支援者の数 4人
お届け予定:2020年12月
支援期間終了