• 梶谷駿(明治安田生命・地元アスリート応援プログラム2022)
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岡山県のアスリート・ゴルフ 梶谷駿 応援プロジェクト by 明治安田生命

プロジェクトイメージ
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みんなと仲間になれるゴルフが好き、めざすのは「たくさんの人に好かれるプロ選手」 2歳でクラブを握り、4つ上の姉と一緒に 梶谷駿選手(岡山県出身)は、プロになることを目標にゴルフに励んでいる14歳です。小学6年生の時に世界ジュニアに出場し、2021年には全国中学校選手権準優勝など、実績を残してきました。ただし、他の選手とは違う、自分なりの理想も追っています。 「ゴルフを始めた頃の記憶はないですね」と梶谷選手は話します。初めておもちゃのクラブを握ったのが2歳の頃で、気付けばショートコースを回っていたというのだから、それも当然なのでしょう。小学校低学年の頃から、練習に行けば1日に300球は打つ生活を続けていたそうです。 父・教義(たかよし)さんが愛好するゴルフに家族で親しんでいたそうですが、「お父さんはたまに教えてくれたんですけど、我流ですね」と話すように、幼い梶谷選手は自分なりにゴルフを楽しんできたそうです。 教義さんが指導に力を傾けたのは、梶谷選手の4歳年上の姉・翼選手でした。翼選手は小学生の頃から数々のタイトルを獲得し、ナショナルチームのメンバーでもありました。お父さんがかかりっきりになる姿を見ながらも、梶谷選手は「寂しいと言えば寂しかったんですけど、仕方ないなと思っていました。僕は放っておかれているというか、一人でのびのびやっている、という感じでした」と家族で練習場に通い続けました。 小学校低学年の頃から1日に300球を打つこともありました 一度は野球の道へ、それでも「やはりゴルフは楽しいな」 梶谷選手はこの春、中学3年生になりました。心も体も、大きく成長する時期に入っています。 小学6年生の頃には、他のスポーツにも興味が向いたそうです。「ゴルフはずっとひとりでやるスポーツなので、団体競技を一度だけでいいからやってみたかった」と、野球の少年団に入りました。中学校に進学すると、「友だちと遊ぶ方が面白いな、ゴルフするのが面倒くさいなと思うことがあって」と、身が入らなくなりました。試合出場の記録が残っていないのは、予選落ちが続いたためでした。 そんな梶谷選手を引き戻したのは、子どもの頃から一緒にコースを回った2歳年上のゴルフ仲間でした。「何度かラウンドに誘ってもらううちに、やはりゴルフは楽しいなと思えて、また練習に打ち込めるようになりました。野球も楽しかったんですけど、やっぱり僕にはゴルフしかないなと思いました」と自分の進む道を見つけました。 看護師の父が忙しい時は地域の人が支えてくれた 体の成長も感じています。「日々、クラブをすごく短いと感じることもあれば、普通に思えることもあります。成長期は難しいですね」というのが梶谷選手の実感です。 一方で、自分のゴルフを見つめ直してもいます。きっかけは、父・教義さんのアドバイスでした。姉の翼選手が兵庫県の高校へ進学し、梶谷選手の練習を見る余裕ができたためですが、我流だった梶谷選手にとっては「これまでやってきたことと正反対のようで、あまり好きではありませんでした」と、受け入れが難しいものでもありました。グリップからの見直しとなりましたが、「お姉ちゃんに教えていたことなんだから、自分にも合っているはず」と前向きに取り組んできました。 父からのアドバイスも、常に与えられるわけではありません。看護師として働く教義さんは、コロナ禍ということもあり、仕事が忙しくなっているからです。母親が姉の翼選手の面倒を見るために一緒に兵庫県で暮らすようになってからは、梶谷選手が自炊をする機会も増えました。 梶谷選手は日々、地元の方々のぬくもり、ありがたみを感じています そんな難しい時期を救ってくれたのが、地域の人たちでした。「今でもすごくお世話になっています。お父さんはいつでも休めるわけではないので、僕が一人の時には、地域のゴルフをやっている方に練習場に連れていってもらうことが何度もありました。お父さんが食事も作ってくれましたが、帰りが遅くなる時には、地域の方と一緒にご飯を食べることもありました」 この明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」は、市役所からの紹介で知ったそうです。地元で有名なゴルフ一家に届けられた一報に、梶谷選手は応募を決めました。 「教えていただいて、とてもいいものだなと思いました。地元の方々に支えられて今の自分がありますし、そんな思いに少しでも応えられたらという気持ちがあります。また、岡山県の練習場の料金は安いのですが、それでも毎日となると……。兵庫県や関東の試合に行けば、10万円を超えるお金がかかると分かっています。少しでも、お父さんとお母さんの負担を減らしたいと思いました」 集まった支援金は遠征費やコーチ代などに使いたいと考えています。少しずつ、梶谷選手の中で自立心も育まれています。 「ゴルフは見てもらってなんぼ」のスポーツだから 今は目の前の勝利を重ねるよりも、試合ごとに設定した目標の達成を重視しているそうです。「目標のクリアを続けていけば、いい成績はついてくると思います。将来的に勝っていくには、そういうやり方がいいんじゃないかなと思っています」と自分の道を歩んでいます。 小学6年生の時に世界ジュニア出場。再び世界の舞台へ、という気持ちもあります 一度は気持ちが入らなくなったゴルフですが、今では新たな魅力も見つけています。「試合では何十人もの選手と勝負しますが、試合が終われば『おめでとう、良かったね』と称え合うし、仲間になれる。そういうところが好きなんです」 だからめざすのは、「プロになって、みんなに好かれる選手になることです」と梶谷選手は宣言します。「ゴルフは見てもらってなんぼ、というスポーツ。人に好かれない限りは何も始まらないし、その上で試合に勝ちたいと思っています。そうすることが、応援してくださる方々への恩返しになるんじゃないかなと考えています」 周囲の支えのありがたさを知っている梶谷選手。自分らしく、夢へ近づいていこうとしています。 (取材・制作:4years.編集部)

みんなと仲間になれるゴルフが好き、めざすのは「たくさんの人に好かれるプロ選手」

2歳でクラブを握り、4つ上の姉と一緒に

地元アスリート応援プログラム

梶谷駿選手(岡山県出身)は、プロになることを目標にゴルフに励んでいる14歳です。小学6年生の時に世界ジュニアに出場し、2021年には全国中学校選手権準優勝など、実績を残してきました。ただし、他の選手とは違う、自分なりの理想も追っています。

「ゴルフを始めた頃の記憶はないですね」と梶谷選手は話します。初めておもちゃのクラブを握ったのが2歳の頃で、気付けばショートコースを回っていたというのだから、それも当然なのでしょう。小学校低学年の頃から、練習に行けば1日に300球は打つ生活を続けていたそうです。

父・教義(たかよし)さんが愛好するゴルフに家族で親しんでいたそうですが、「お父さんはたまに教えてくれたんですけど、我流ですね」と話すように、幼い梶谷選手は自分なりにゴルフを楽しんできたそうです。

教義さんが指導に力を傾けたのは、梶谷選手の4歳年上の姉・翼選手でした。翼選手は小学生の頃から数々のタイトルを獲得し、ナショナルチームのメンバーでもありました。お父さんがかかりっきりになる姿を見ながらも、梶谷選手は「寂しいと言えば寂しかったんですけど、仕方ないなと思っていました。僕は放っておかれているというか、一人でのびのびやっている、という感じでした」と家族で練習場に通い続けました。

小学校低学年の頃から1日に300球を打つこともありました


一度は野球の道へ、それでも「やはりゴルフは楽しいな」

梶谷選手はこの春、中学3年生になりました。心も体も、大きく成長する時期に入っています。

小学6年生の頃には、他のスポーツにも興味が向いたそうです。「ゴルフはずっとひとりでやるスポーツなので、団体競技を一度だけでいいからやってみたかった」と、野球の少年団に入りました。中学校に進学すると、「友だちと遊ぶ方が面白いな、ゴルフするのが面倒くさいなと思うことがあって」と、身が入らなくなりました。試合出場の記録が残っていないのは、予選落ちが続いたためでした。

そんな梶谷選手を引き戻したのは、子どもの頃から一緒にコースを回った2歳年上のゴルフ仲間でした。「何度かラウンドに誘ってもらううちに、やはりゴルフは楽しいなと思えて、また練習に打ち込めるようになりました。野球も楽しかったんですけど、やっぱり僕にはゴルフしかないなと思いました」と自分の進む道を見つけました。


看護師の父が忙しい時は地域の人が支えてくれた

体の成長も感じています。「日々、クラブをすごく短いと感じることもあれば、普通に思えることもあります。成長期は難しいですね」というのが梶谷選手の実感です。

一方で、自分のゴルフを見つめ直してもいます。きっかけは、父・教義さんのアドバイスでした。姉の翼選手が兵庫県の高校へ進学し、梶谷選手の練習を見る余裕ができたためですが、我流だった梶谷選手にとっては「これまでやってきたことと正反対のようで、あまり好きではありませんでした」と、受け入れが難しいものでもありました。グリップからの見直しとなりましたが、「お姉ちゃんに教えていたことなんだから、自分にも合っているはず」と前向きに取り組んできました。

父からのアドバイスも、常に与えられるわけではありません。看護師として働く教義さんは、コロナ禍ということもあり、仕事が忙しくなっているからです。母親が姉の翼選手の面倒を見るために一緒に兵庫県で暮らすようになってからは、梶谷選手が自炊をする機会も増えました。

梶谷選手は日々、地元の方々のぬくもり、ありがたみを感じています


そんな難しい時期を救ってくれたのが、地域の人たちでした。「今でもすごくお世話になっています。お父さんはいつでも休めるわけではないので、僕が一人の時には、地域のゴルフをやっている方に練習場に連れていってもらうことが何度もありました。お父さんが食事も作ってくれましたが、帰りが遅くなる時には、地域の方と一緒にご飯を食べることもありました」

この明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」は、市役所からの紹介で知ったそうです。地元で有名なゴルフ一家に届けられた一報に、梶谷選手は応募を決めました。

「教えていただいて、とてもいいものだなと思いました。地元の方々に支えられて今の自分がありますし、そんな思いに少しでも応えられたらという気持ちがあります。また、岡山県の練習場の料金は安いのですが、それでも毎日となると……。兵庫県や関東の試合に行けば、10万円を超えるお金がかかると分かっています。少しでも、お父さんとお母さんの負担を減らしたいと思いました」

集まった支援金は遠征費やコーチ代などに使いたいと考えています。少しずつ、梶谷選手の中で自立心も育まれています。


「ゴルフは見てもらってなんぼ」のスポーツだから

今は目の前の勝利を重ねるよりも、試合ごとに設定した目標の達成を重視しているそうです。「目標のクリアを続けていけば、いい成績はついてくると思います。将来的に勝っていくには、そういうやり方がいいんじゃないかなと思っています」と自分の道を歩んでいます。

小学6年生の時に世界ジュニア出場。再び世界の舞台へ、という気持ちもあります


一度は気持ちが入らなくなったゴルフですが、今では新たな魅力も見つけています。「試合では何十人もの選手と勝負しますが、試合が終われば『おめでとう、良かったね』と称え合うし、仲間になれる。そういうところが好きなんです」

だからめざすのは、「プロになって、みんなに好かれる選手になることです」と梶谷選手は宣言します。「ゴルフは見てもらってなんぼ、というスポーツ。人に好かれない限りは何も始まらないし、その上で試合に勝ちたいと思っています。そうすることが、応援してくださる方々への恩返しになるんじゃないかなと考えています」

周囲の支えのありがたさを知っている梶谷選手。自分らしく、夢へ近づいていこうとしています。

(取材・制作:4years.編集部)


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支援期間終了

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  • 支援者

    25

  • 残り期間

    0

  • 集まっている金額

    137,000

    目標金額:500,000

  • 達成率27%

    FUNDED!

2023年02月28日23:59に終了しました。

支援期間終了

起案者

実行者イメージ

梶谷駿(明治安田生命・地元アスリート応援プログラム2022)

明治安田生命「地元の元気プロジェクト」の ... 一環として、地元の若手アスリートを地域社会とともに応援することで、地域の一体感醸成や地域で育つ子どもたちの夢や地元愛を育むことへの貢献を目的とします。

当制度を通じて、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援します。
  • 1,000

    お礼のメール

    リターン

      感謝の気持ちを込めて、お礼のメールをお送りします。

    支援者の数 10

    支援期間終了

  • 5,000

    お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)

    リターン

      感謝の気持ちを込めて、お礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
      ※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。

    支援者の数 7

    お届け予定:2023年4月

    支援期間終了

  • 10,000

    サイン色紙+お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)

    リターン

      感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
      ※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。

    支援者の数 7

    お届け予定:2023年4月

    支援期間終了

  • 20,000

    サイン色紙+お礼のお手紙+オリジナルステッカー+YELLS(全ブロック)

    リターン

      感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、プロジェクトのオリジナルステッカー、YELLS(全ブロック)をお送りします。
      ※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。

    支援者の数 1

    お届け予定:2023年4月

    支援期間終了

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