• 高賛侑・ライフ映像ワーク

書籍『コリアタウンに生きる 洪呂杓ライフヒストリー』の改訂版(映像付き)を出版したい

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プロジェクトイメージ
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このプロジェクトについて

私(高賛侑)は 2007年に『コリアタウンに生きる 洪呂杓ライフヒストリー』(エンタイトル出版)を出版しました。その後、絶版となりましたが、学校の先生方やコリアタウンに関心のある方たちから「入手したい」 という要望が少なくなかったため「改訂版」を発行することになりました。 今回は、目覚ましく発展するコリアタウンの近況を追加します。またコリアタウンが位置する生野地域の古墳時代から今日に至る歴史や現況を30分程度にまとめた映像も見ることができるようにします。文章と映像を通じて、コリアタウンが目指す多民族多文化共生の精神に触れていただきたいです。 文と映像で歴史と現況を浮き彫りに 大阪市生野区の歴史は遠く5世紀まで遡ります。当時、この一帯は朝鮮半島から多くの渡来人が渡ってきて優れた大陸文化を伝えました。 近年、コリアタウンと呼ばれる御幸通商店街の周辺では、1920年代以後、平野川改修工事のために多数の朝鮮人労働者が働きに来て、「旧朝鮮市場」が形成されました。そして1993年に御幸通商店街の大改修が行われた時から、「コリアタウン」という名称で広く知れ渡るようになりました。 現在、生野区には日本で最も多くの韓国・朝鮮人が集住していて、日本人とコリアンとの長い共存の歴史を継承していますが、残念ながらそうした足跡を記録した資料があまり残されていません。 そのため2007年に、コリアタウンの中心的存在だった徳山物産社長の洪呂杓(ホン・ヨピョ)さんをインタビューし、街の歴史と現状を記録した書籍『コリアタウンに生きる』を出版したところ、幸いにも「街の歴史を初めて知った」などと好評を得ることができました。 その後、コリアタウンは目を見張るような勢いで発展しつつあります。このたびの改訂版出版にあたっては、貴重な歴史的資料や証言の他、伝統的なチマ・チョゴリ店、ニューカマーのキムチ店、人気沸騰のK-POPダンススタジオ、活気あふれる祭りなどの映像も導入してコリアタウン の全貌を浮き彫りにします。 望ましい未来へのビジョンを発信 『コリアタウンに生きる』の初版を出版した経緯は次の通りです。当時、集英社新書では全国の在日韓国・朝鮮人一世50余人の体験談を収録した『在日一世の記憶』を出版するプロジェクトを進めていて、私が事務局長をつとめました。 私は、知られざるコリアタウンの歴史を記録として保存するため、長年韓国食材店を経営されてきた洪呂杓さんの体験談をぜひ入れたいと思い、取材を申し込みました。そしてインタビューを重ねる過程で、もっと本格的な記録を残そうと話し合い、別途単行本を発刊することにしたのでした。 洪呂杓さんは日本で生まれ、戦時中は大阪大空襲を体験されました。戦後、密航で故郷の韓国・済州島に帰られましたが、1948年に発生した四・三事件(祖国統一を求めた済州島住民が多数殺害された事件)から逃れるために再び日本に戻られました。その後、民族教育活動などに参加された後、1955年に大阪市生野区に移住し、旧朝鮮市場で韓国食品を製造販売する徳山商店を開業されたのでした。生きるために始めた店は徐々に発展。特に1980年代以後、ソウルオリンピック、FIFAワールドカップ日韓共催、「冬のソナタ」のブームに乗って大きく飛躍し、いまや日本の代表的な会社の一つになりました。その過程で洪さんは旧朝鮮市場をコリアタウンへと変貌させるためにも重要な貢献をされました。まさに洪さんは紆余曲折に満ちた生涯を生き抜いた在日一世の典型であり、同時に、コリアタウン発展の最大の功労者と言えるでしょう。 洪さんは出版から3年後に逝去されましたが、生前「朝鮮半島と日本の伝統文化を継承しながら、国籍や民族の違いを超えた多民族多文化共生の街作りを目指したい」と語られた理念はいま着実に実現されつつあります。 たとえ朝鮮半島と日本の間に様々な問題があろうと、コリアタウンには未来を担う若者たちが国籍を問わず多数やってきて、異文化交流を楽しんでいます。そうした世代が文字と映像を通じてタウンの歩んできた共存共生の足跡を知れば、きっと望ましい未来へのビジョンを広く発信していくことができると信じます。 ご支援金の使い道について 総予算は以下の通りです。ご支援金は制作費に充当する経費として使わせていただきます。 支援金は以下のような予算として使わせていただきます。◎書籍の印刷代 60万円 ◎映像制作費  -編集・音楽 10万円  -ナレーション・スタジオ 10万円   -雑費(A-port手数料。リターン)20万円 ※撮影は高賛侑が行うので0円。  -合計 100万円 リターン:民画ポストカード/完成本/DVD「アイたちの学校」 お支援金を寄せてくださった皆様には、リターンとして下記の通りお礼メールやポストカード、完成本、ドキュメンタリー映画DVDを贈らせていただきます。【リターン品に含まれている『民画ポストカード』、DVD『アイたちの学校』について】◎朝鮮半島の伝統的な民画を継承する在日朝鮮人イラストレーター姜孝薇(カン・ヒョミ)さんのオリジナルポストカード。 ◎完成本(コリアタウンの今昔を映す映像付き)◎私(高賛侑)が2019年に制作した映画「アイたちの学校」(99分)を学校の授業などでも使いやすいようにした短縮版(45分)DVD。本編は朝鮮学校の歴史と現状を描いた初の長編ドキュメンタリー映画として大きな反響を呼び、日本全国及び米国、ドイツ、オーストリア、韓国などでも上映活動が広がっています。キネマ旬報文化映画ベスト・テン選出。日本映画復興奨励賞受賞。2020年12月からはツタヤ、ゲオでのレンタルも開始されます。 予想されるリスク コリアタウンに関心のある方や学校の先生方に映像付き改訂版の出版に対する意見を聞いたところ、皆さんが積極的に「必要な本だ」と答えられたので、たとえ支援金が予算に満たなくても必ず出版することを決心しました。 但し、経費をどれほど使えるかによって、本とDVDのグレードや発行部数が大きな影響を受けます。支援金5,000円以上の方には本をお贈りしますので、予約のつもりでご協力いただければ幸いです。 多民族多文化共生社会の創造を目指して 本書はコリアタウン訪問客が韓国文化を楽しむとともに、朝鮮半島と日本の長い交流の歴史を理解し、国籍や民族の違いを超えた共生社会を創造していくために非常に貴重だと思います。 特に、全国各地から訪問する生徒、学生、社会人にとって予備学習資料や記念品として利用できるものにしたいと思っています。 本書がコリアタウンが築いてきた多民族多文化共生の理念を広く伝えていく一助になることを願ってやみません。


私(高賛侑)は 2007年に『コリアタウンに生きる 洪呂杓ライフヒストリー』(エンタイトル出版)を出版しました。その後、絶版となりましたが、学校の先生方やコリアタウンに関心のある方たちから「入手したい」 という要望が少なくなかったため「改訂版」を発行することになりました。

今回は、目覚ましく発展するコリアタウンの近況を追加します。
またコリアタウンが位置する生野地域の古墳時代から今日に至る歴史や現況を30分程度にまとめた映像も見ることができるようにします。

文章と映像を通じて、コリアタウンが目指す多民族多文化共生の精神に触れていただきたいです。


文と映像で歴史と現況を浮き彫りに

大阪市生野区の歴史は遠く5世紀まで遡ります。当時、この一帯は朝鮮半島から多くの渡来人が渡ってきて優れた大陸文化を伝えました。

近年、コリアタウンと呼ばれる御幸通商店街の周辺では、1920年代以後、平野川改修工事のために多数の朝鮮人労働者が働きに来て、「旧朝鮮市場」が形成されました。そして1993年に御幸通商店街の大改修が行われた時から、「コリアタウン」という名称で広く知れ渡るようになりました。

現在、生野区には日本で最も多くの韓国・朝鮮人が集住していて、日本人とコリアンとの長い共存の歴史を継承していますが、残念ながらそうした足跡を記録した資料があまり残されていません。

そのため2007年に、コリアタウンの中心的存在だった徳山物産社長の洪呂杓(ホン・ヨピョ)さんをインタビューし、街の歴史と現状を記録した書籍『コリアタウンに生きる』を出版したところ、幸いにも「街の歴史を初めて知った」などと好評を得ることができました。

その後、コリアタウンは目を見張るような勢いで発展しつつあります。このたびの改訂版出版にあたっては、貴重な歴史的資料や証言の他、伝統的なチマ・チョゴリ店、ニューカマーのキムチ店、人気沸騰のK-POPダンススタジオ、活気あふれる祭りなどの映像も導入してコリアタウン の全貌を浮き彫りにします。

望ましい未来へのビジョンを発信

『コリアタウンに生きる』の初版を出版した経緯は次の通りです。当時、集英社新書では全国の在日韓国・朝鮮人一世50余人の体験談を収録した『在日一世の記憶』を出版するプロジェクトを進めていて、私が事務局長をつとめました。

私は、知られざるコリアタウンの歴史を記録として保存するため、長年韓国食材店を経営されてきた洪呂杓さんの体験談をぜひ入れたいと思い、取材を申し込みました。そしてインタビューを重ねる過程で、もっと本格的な記録を残そうと話し合い、別途単行本を発刊することにしたのでした。

洪呂杓さんは日本で生まれ、戦時中は大阪大空襲を体験されました。戦後、密航で故郷の韓国・済州島に帰られましたが、1948年に発生した四・三事件(祖国統一を求めた済州島住民が多数殺害された事件)から逃れるために再び日本に戻られました。その後、民族教育活動などに参加された後、1955年に大阪市生野区に移住し、旧朝鮮市場で韓国食品を製造販売する徳山商店を開業されたのでした。

生きるために始めた店は徐々に発展。特に1980年代以後、ソウルオリンピック、FIFAワールドカップ日韓共催、「冬のソナタ」のブームに乗って大きく飛躍し、いまや日本の代表的な会社の一つになりました。

その過程で洪さんは旧朝鮮市場をコリアタウンへと変貌させるためにも重要な貢献をされました。まさに洪さんは紆余曲折に満ちた生涯を生き抜いた在日一世の典型であり、同時に、コリアタウン発展の最大の功労者と言えるでしょう。

洪さんは出版から3年後に逝去されましたが、生前「朝鮮半島と日本の伝統文化を継承しながら、国籍や民族の違いを超えた多民族多文化共生の街作りを目指したい」と語られた理念はいま着実に実現されつつあります。

たとえ朝鮮半島と日本の間に様々な問題があろうと、コリアタウンには未来を担う若者たちが国籍を問わず多数やってきて、異文化交流を楽しんでいます。そうした世代が文字と映像を通じてタウンの歩んできた共存共生の足跡を知れば、きっと望ましい未来へのビジョンを広く発信していくことができると信じます。


ご支援金の使い道について

総予算は以下の通りです。ご支援金は制作費に充当する経費として使わせていただきます。

支援金は以下のような予算として使わせていただきます。

◎書籍の印刷代 60万円

◎映像制作費

 -編集・音楽 10万円

 -ナレーション・スタジオ 10万円

  -雑費(A-port手数料。リターン)20万円

※撮影は高賛侑が行うので0円。

 -合計 100万円


リターン:民画ポストカード/完成本/DVD「アイたちの学校」

お支援金を寄せてくださった皆様には、リターンとして下記の通りお礼メールやポストカード、完成本、ドキュメンタリー映画DVDを贈らせていただきます。

【リターン品に含まれている『民画ポストカード』、DVD『アイたちの学校』について】

◎朝鮮半島の伝統的な民画を継承する在日朝鮮人イラストレーター姜孝薇(カン・ヒョミ)さんのオリジナルポストカード。

◎完成本(コリアタウンの今昔を映す映像付き)

◎私(高賛侑)が2019年に制作した映画「アイたちの学校」(99分)を学校の授業などでも使いやすいようにした短縮版(45分)DVD。
本編は朝鮮学校の歴史と現状を描いた初の長編ドキュメンタリー映画として大きな反響を呼び、日本全国及び米国、ドイツ、オーストリア、韓国などでも上映活動が広がっています。キネマ旬報文化映画ベスト・テン選出。日本映画復興奨励賞受賞。2020年12月からはツタヤ、ゲオでのレンタルも開始されます。


予想されるリスク

コリアタウンに関心のある方や学校の先生方に映像付き改訂版の出版に対する意見を聞いたところ、皆さんが積極的に「必要な本だ」と答えられたので、たとえ支援金が予算に満たなくても必ず出版することを決心しました。

但し、経費をどれほど使えるかによって、本とDVDのグレードや発行部数が大きな影響を受けます。支援金5,000円以上の方には本をお贈りしますので、予約のつもりでご協力いただければ幸いです。

多民族多文化共生社会の創造を目指して

本書はコリアタウン訪問客が韓国文化を楽しむとともに、朝鮮半島と日本の長い交流の歴史を理解し、国籍や民族の違いを超えた共生社会を創造していくために非常に貴重だと思います。

特に、全国各地から訪問する生徒、学生、社会人にとって予備学習資料や記念品として利用できるものにしたいと思っています。

本書がコリアタウンが築いてきた多民族多文化共生の理念を広く伝えていく一助になることを願ってやみません。


支援期間終了

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  • 支援者

    40

  • 残り期間

    0

  • 集まっている金額

    343,000

    目標金額:700,000

  • 達成率49%

    FUNDED!

2021年01月15日23:59に終了しました。

支援期間終了

起案者

実行者イメージ

高賛侑・ライフ映像ワーク

在日韓国人2世。朝鮮大学校卒業。1988 ... 年に月刊誌『ミレ(未来)』創刊。在日および在外コリアン(中国の朝鮮族、在米コリアン、旧ソ連の高麗人)の様々なテーマを取材。「部落解放文学賞(記録文学部門)」受賞。2010年以後、歴史的体験談を映像記録する活動を開始し国立国会図書館や韓国の国史編纂委員会、国家記録院に寄贈。2019年、朝鮮学校の歴史と現状を描いた初のドキュメンタリー映画「アイたちの学校」(99分)を制作。キネマ旬報ベスト・テン文化映画10位選出。日本映画復興奨励賞受賞。著書に『アメリカ・コリアタウン』『国際化時代の民族教育』『ルポ 在日外国人』他。共著に『在日一世の記憶』他。
  • 3,000

    ポストカード

    リターン

      ◎姜孝薇さんのポストカード10枚セット
      ◎活動報告

    支援者の数 1

    お届け予定:2021年2月

    支援期間終了

  • 5,000

    ポストカード+完成本

    リターン

      ◎姜孝薇さんのポストカード10枚セット
      ◎完成本1冊
      ◎活動報告

    支援者の数 19

    お届け予定:2021年2月

    支援期間終了

  • 7,000

    ポストカード+完成本

    リターン

      ◎姜孝薇さんのポストカード10枚セット
      ◎完成本2冊
      ◎活動報告

    支援者の数 0

    お届け予定:2021年2月

    支援期間終了

  • 10,000

    ポストカード+「アイたちの学校」短縮版DVD

    リターン

      ◎姜孝薇さんのポストカード10枚セット
      ◎完成本2冊
      ◎「アイたちの学校」短縮版DVD1枚
      ◎活動報告

    支援者の数 18

    お届け予定:2021年2月

    支援期間終了

  • 15,000

    ポストカード+「アイたちの学校」短縮版DVD

    リターン

      ◎姜孝薇さんのポストカード20枚セット
      ◎完成本2冊
      ◎「アイたちの学校」短縮版DVD2枚
      ◎活動報告

    支援者の数 0

    お届け予定:2021年2月

    支援期間終了

  • 20,000

    ポストカード+「アイたちの学校」短縮版DVD

    リターン

      ◎姜孝薇さんのポストカード30枚セット
      ◎完成本2冊
      ◎「アイたちの学校」短縮版DVD3枚
      ◎活動報告

    支援者の数 2

    お届け予定:2021年2月

    支援期間終了

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