朝鮮学校は子どもたちに豊かな民族教育をほどこし、多数の人材を輩出してきました。しかし近年、朝鮮学校生に対するいわれなき差別が極度に激しくなっています。一人でも多くの方に差別の実態を知っていただき、待遇の改善に貢献したく、本映画の制作を決意しました。ぜひ映画の制作費(最低金額)120万円のご支援をお願いいたします。
☆朝鮮学校の状況や誤解について
私、高賛侑はノンフィクション作家として、長年、朝鮮学校や韓国学校、民族学級、および他の外国人学校や国際学校の取材を行ってきましたが(著書『国際化時代の民族教育』参照。東方出版)、改めてドキュメンタリー映画として、現在の教育制度の在り方に対する問題提起をしたいと思います。
このテーマは、朝鮮学校だけでなく、すべての在日外国人の子どもの教育問題に共通するものです。ぜひ映画の制作費(最低の目標金額)120万円のご支援をお願いいたします。
「子どもに民族的アイデンティティーを育んであげたい」ーそんな素朴な思いが、いま踏みにじられようとしています。皆さんは、日本に多くの朝鮮学校が存在することをご存知でしょうか。
在日韓国・朝鮮人は戦後間もないころから民族教育活動を日本全国で展開し、幼稚園から大学校に至る民族教育体系を築いてきました。異国に居住する民族がこれほどの教育機関を設立・運営してきたのは世界的にも例のないことです。
しかし朝鮮学校は日本の教育制度の下で様々な差別を受けてきました。特に2010年に高校無償化制度が開始された際には、文科省によって朝鮮学校のみが対象外にされました。さらにそれを契機に、これまで独自に補助金を拠出してきた地方自治体の中でも、東京都、大阪府・大阪市、千葉県、宮城県など補助金までカットするケースが現れています。
こうした事態の背景には、一般社会において朝鮮学校に対する認知度が低く、誤解や偏見も少なくないという実情があります。
かつてない事態に対処するため、五つの朝鮮高級学校が2013年に裁判を起こしました。広範な在日韓国・朝鮮人や日本人が差別の是正を求めて懸命の努力を重ねています。とりわけ朝鮮高級学校の生徒たち自身が裁判所に行ったり、道行く人々にビラを配ったりする姿には胸が痛くなります。
今回のドキュメンタリー映画は、朝鮮学校の歴史や現状を詳細に描き出すことによって真実を浮き彫りにしようとするものです。
これまでにも朝鮮学校の児童生徒たちの姿を描いた数本の秀作が制作されましたが、歴史や現状の全体を描く作品は今回が初めての試みといえるでしょう。そのため朝鮮学校問題に携わっている人たちからは大きな励ましをいただいています。また長年映像界やマスコミ界で活躍されてきたベテランたちがスタッフに加わって下さっているほか、いろんな形の協力者の輪が広がりつつあります。
朝鮮学校が直面している問題は、他の全ての外国人学校・国際学校が直面している問題でもあります。この作品を通じて、多民族、多文化が共生する時代にふさわしい教育の在り方について問題提起をしたいと思い、映画の制作を決心しました。
☆作品の主な構成
Ⅰ 朝鮮学校の現状
◇ 朝鮮学校の光景
日本全国に六十余校が存在します。学校では、文科省検定済教科書の内容に準じたテキストを朝鮮語で作成して使用するほか、朝鮮語や歴史、地理などの民族科目にも力を入れています。
子どもたちは入学後、半年ほどで朝鮮語をマスターし、その後は主に朝鮮語で授業が行われます。クラブ活動も盛んです。文化芸術分野では、特に舞踊部、民族器楽部、吹奏楽部が高い評価を受けており、国籍の違いを超えて各地で公演に招かれています。スポーツ分野ではインターハイをはじめ各種大会で優勝などの好成績を挙げています。
◎例)大阪朝鮮高級学校の実績(一部)
・サッカー部:2005年全国高等学校サッカー選手権大会Best8
・ラグビー部:2010年全国高等学校選抜ラグビー大会準優勝。2014年全国高等学校ラグビー大会Best8
・ボクシング部:全国高等学校選抜ボクシング大会優勝多数。インターハイ優勝多数。国民体育大会優勝3回。女子日本選手権大会優勝多数。
◇卒業生たちの活躍について
卒業生たちは勤労者、企業家のほか、スポーツ、芸術、法律等、国内外のあらゆる分野で活躍しています。
ー大学進学:朝鮮大学校、東大、京大、阪大等の国立大学、大阪府立大学等の公立大学、同志社大学等の私立大学ほか
ースポーツ選手:洪昌守(元ボクシング世界チャンピオン)、安英学・鄭大世・梁勇基(元・現Jリーガー)ほか
ー文化芸術界:李鳳宇(映画プロデューサー)、金洪才(指揮者)、金守珍(俳優)、ソニン(女優・歌手)ほか
ーその他、朝鮮学校教師、医師、弁護士、ジャーナリスト、ファッションデザイナー、企業家、公共機関職員等
※2016年9月25日。運動会で伝統的な民族舞踊を踊る子どもたち。東大阪朝鮮初級学校で撮影
Ⅱ 朝鮮学校の歴史
朝鮮人は終戦直後から日本全国で民族教育を開始しました。当時の激しい民族差別や貧困のなか、なけなしのお金を寄せ合って学校を設立しました。
しかしGHQと日本政府は朝鮮学校の存在を認めず、1948年に閉鎖令を強行しました(4・24阪神教育闘争)。大阪では4月26日、大阪府庁前の公園での抗議集会に参加した人々に対し消防隊が放水、警官隊が発砲を行い、わずか16歳の金太一少年が射殺されました。1949年にも閉鎖令が出され、ほとんどの学校が消滅してしまいました。
1950年代以後、学校再建運動が繰り広げられました。しかし「各種学校」の資格しか得られなかったため、様々な差別状態が続きました。文部省からの助成金が皆無であるだけでなく、子どもたちに対してインターハイへの出場権、JR通学定期券の学割、国立大学の受験資格なども認められなかったのです。
1990年代に入り、「子どもを教育問題で差別するな」という世論が大きく高まった結果、部分的な改善措置は取られるようになりましたが、本質的な差別は変わらない状況が続きました。
さらに2000年代になると、在日韓国・朝鮮人や朝鮮学校に対するヘイトスピーチが激化しました。
特に2009年に入り、京都朝鮮第一初級学校に対して激しいヘイトスピーチが行われた時には、子どもたちが大きなショックを受けたため、保護者たちが訴訟を起し、最高裁で勝利を勝ち取りました。しかし在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチはいまだに続いています。
※4・24阪神教育闘争当時の貴重な映像はすでに入手しており、現場に参加された在日一世、
3名の証言も撮影しました。その他、学校建設、差別反対運動などに直接参加した多様な人々の取材を行います。

※写真左:1951年2月、東京。警官隊が都立朝鮮中高等学校を強制調査した時の写真。
※写真右:1948年4月、大阪。警官隊の発砲により死亡した金太一少年の写真。
Ⅲ 高校の無償化問題と現状
2010年に民主党政権は高校の無償化制度を開始しました。当初は「外国人学校も含む」という方針を出していたものの、後に、朝鮮学校だけが保留とされました。
朝鮮学校差別問題では、国連の人種差別撤廃委員会などでも繰り返し「差別を是正せよ」という勧告が出されていますが、結局、その後の第二次安倍政権は文科省令まで改めて、朝鮮学校の排除を決定しました。
これに対し、各地で「朝鮮学校を支援する会」が結成され、五つの都府県にある朝鮮学校が国を相手に訴訟を起こしました。そして2017年に行われた地裁判決において、朝鮮学校側は広島で敗訴、大阪で勝訴、東京で敗訴となりました。
朝鮮学校関係者や支援する人々は、朝鮮学校の運命を左右すると言っても過言ではない裁判の行方を固唾をのんで注視しています。
※朝鮮学校がいま直面している状況を直視しつつ、朝鮮学校を守るために懸命に努力する保護者や日本人の思いを描き出します。
☆想定されるチャレンジ
高校無償化裁判は最高裁まで進むのが確実であり、今後の進行を予想するのはむずかしいですが、2018年が4・24阪神教育闘争70周年であることも考慮してできるだけ早い時期に完成したいと思っています。
スタッフには長年テレビ等の映像制作に携わってきた方々をはじめ、有能な人たちが協力して下さいます。
しかし組織的なバックアップがあるわけではないので、多大な困難が立ちはだかることでしょう。
特に資金面においては、一旦最低限の120万円のご支援金を目標としていますが、実際はそれだけでは映画の制作には相当な限界があると思います。
もし最低目標金額よりも多くのご支援を受けることができれば、取材の範囲や密度においても、整音などの技術面においてもより完成度の高い作品に仕上げることができるでしょう。
また今回の作品は国際的な意義があると思いますので、ぜひ韓国語版と英語版も作成し、韓国、米国、および国連の場などで活用したいという構想も抱いています。
今回の作品の意義をご理解いただき、一人でも多くの方々がご支援くださいますようお願いいたします。
☆支援者の方に対するリスク
資金が予定通り集まらなかった場合でも、必ず映画は完成させますが、想定よりも映画の完成までに時間がかかり、映画招待券など各種リターンにつきましては当初の予定の2018年12月よりもお待たせをするリスクがございます。
そのような事態にならないよう、このクラウド・ファンディングに全力を注ぎますが、上記のリスクがあることを予めご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
■【リターンについて】
・1,000円...支援者限定活動報告
・3,000円...支援者限定活動報告+映画招待券2枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子進呈
・5,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券3枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
・10,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券4枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD1枚進呈
・20,000円... 支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券5枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD2枚進呈
・30,000円... 支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券6枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD3枚進呈。
・50,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券7枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子+絵はがき16枚セット+DVD4枚(上映権付)進呈。その他、上映権、イベント企画などのご希望に応じます。
※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。
・100,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券8枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子+絵はがき16枚セット+DVD5枚(上映権付)進呈。 出張上映会(交通費・宿泊費等の実費はご負担下さい)。
※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。
※朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
※エンドロールにお名前の掲載のリターンをご支援下さった方には、A-portのサイト内メールで個別にご希望の掲載名をお伺いさせていただきます。但し、公序良俗に反するお名前は、掲載をお断りさせていただくケースもございますのであらかじめご承知おきいただけますよう、お願いいたします。
■監督からのメッセージ
第二次世界大戦後、在日韓国・朝鮮人は、子どもたちの民族的アイデンティティーを育みたい一心で民族教育を開始しました。
ところが1948年に朝鮮学校は強制的に閉鎖されました。2018年は、今も語り継がれる「4・24阪神教育闘争」から70周年を迎える年です。
その後、在日一世・二世が力を合わせて学校を再建し、子どもたちが元気に巣立ってきた歳月には多くの涙を誘う話と感動の物語が秘められています。
また広範な日本人有志が朝鮮学校を支援してきた過程には深い感銘を禁じえません。
しかし21世紀以降も、かつてなかったほどの差別と偏見が激化しています。
こういった朝鮮学校に対する差別制度は、他の外国人学校や国際学校に通う子どもたちの心にもいやしがたい苦痛をもたらしています。
この作品は、朝鮮学校をはじめ、日本社会で様々な学校に通う子どもたちの夢を守り、多民族、多文化共生時代に相応した教育制度の創造について考える一助とすることを目指すものです。
国籍を問わず、子どもの夢を尊ぶ、ひとりでも多くの方々からのご支援を頂けますようよろしくお願いいたします。
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朝鮮学校は子どもたちに豊かな民族教育をほどこし、多数の人材を輩出してきました。しかし近年、朝鮮学校生に対するいわれなき差別が極度に激しくなっています。一人でも多くの方に差別の実態を知っていただき、待遇の改善に貢献したく、本映画の制作を決意しました。ぜひ映画の制作費(最低金額)120万円のご支援をお願いいたします。 ☆朝鮮学校の状況や誤解について 私、高賛侑はノンフィクション作家として、長年、朝鮮学校や韓国学校、民族学級、および他の外国人学校や国際学校の取材を行ってきましたが(著書『国際化時代の民族教育』参照。東方出版)、改めてドキュメンタリー映画として、現在の教育制度の在り方に対する問題提起をしたいと思います。 このテーマは、朝鮮学校だけでなく、すべての在日外国人の子どもの教育問題に共通するものです。ぜひ映画の制作費(最低の目標金額)120万円のご支援をお願いいたします。 「子どもに民族的アイデンティティーを育んであげたい」ーそんな素朴な思いが、いま踏みにじられようとしています。皆さんは、日本に多くの朝鮮学校が存在することをご存知でしょうか。 在日韓国・朝鮮人は戦後間もないころから民族教育活動を日本全国で展開し、幼稚園から大学校に至る民族教育体系を築いてきました。異国に居住する民族がこれほどの教育機関を設立・運営してきたのは世界的にも例のないことです。 しかし朝鮮学校は日本の教育制度の下で様々な差別を受けてきました。特に2010年に高校無償化制度が開始された際には、文科省によって朝鮮学校のみが対象外にされました。さらにそれを契機に、これまで独自に補助金を拠出してきた地方自治体の中でも、東京都、大阪府・大阪市、千葉県、宮城県など補助金までカットするケースが現れています。 こうした事態の背景には、一般社会において朝鮮学校に対する認知度が低く、誤解や偏見も少なくないという実情があります。 かつてない事態に対処するため、五つの朝鮮高級学校が2013年に裁判を起こしました。広範な在日韓国・朝鮮人や日本人が差別の是正を求めて懸命の努力を重ねています。とりわけ朝鮮高級学校の生徒たち自身が裁判所に行ったり、道行く人々にビラを配ったりする姿には胸が痛くなります。 今回のドキュメンタリー映画は、朝鮮学校の歴史や現状を詳細に描き出すことによって真実を浮き彫りにしようとするものです。 これまでにも朝鮮学校の児童生徒たちの姿を描いた数本の秀作が制作されましたが、歴史や現状の全体を描く作品は今回が初めての試みといえるでしょう。そのため朝鮮学校問題に携わっている人たちからは大きな励ましをいただいています。また長年映像界やマスコミ界で活躍されてきたベテランたちがスタッフに加わって下さっているほか、いろんな形の協力者の輪が広がりつつあります。 朝鮮学校が直面している問題は、他の全ての外国人学校・国際学校が直面している問題でもあります。この作品を通じて、多民族、多文化が共生する時代にふさわしい教育の在り方について問題提起をしたいと思い、映画の制作を決心しました。 ☆作品の主な構成Ⅰ 朝鮮学校の現状◇ 朝鮮学校の光景 日本全国に六十余校が存在します。学校では、文科省検定済教科書の内容に準じたテキストを朝鮮語で作成して使用するほか、朝鮮語や歴史、地理などの民族科目にも力を入れています。 子どもたちは入学後、半年ほどで朝鮮語をマスターし、その後は主に朝鮮語で授業が行われます。クラブ活動も盛んです。文化芸術分野では、特に舞踊部、民族器楽部、吹奏楽部が高い評価を受けており、国籍の違いを超えて各地で公演に招かれています。スポーツ分野ではインターハイをはじめ各種大会で優勝などの好成績を挙げています。◎例)大阪朝鮮高級学校の実績(一部) ・サッカー部:2005年全国高等学校サッカー選手権大会Best8 ・ラグビー部:2010年全国高等学校選抜ラグビー大会準優勝。2014年全国高等学校ラグビー大会Best8 ・ボクシング部:全国高等学校選抜ボクシング大会優勝多数。インターハイ優勝多数。国民体育大会優勝3回。女子日本選手権大会優勝多数。◇卒業生たちの活躍について 卒業生たちは勤労者、企業家のほか、スポーツ、芸術、法律等、国内外のあらゆる分野で活躍しています。 ー大学進学:朝鮮大学校、東大、京大、阪大等の国立大学、大阪府立大学等の公立大学、同志社大学等の私立大学ほか ースポーツ選手:洪昌守(元ボクシング世界チャンピオン)、安英学・鄭大世・梁勇基(元・現Jリーガー)ほか ー文化芸術界:李鳳宇(映画プロデューサー)、金洪才(指揮者)、金守珍(俳優)、ソニン(女優・歌手)ほか ーその他、朝鮮学校教師、医師、弁護士、ジャーナリスト、ファッションデザイナー、企業家、公共機関職員等 ※2016年9月25日。運動会で伝統的な民族舞踊を踊る子どもたち。東大阪朝鮮初級学校で撮影 Ⅱ 朝鮮学校の歴史 朝鮮人は終戦直後から日本全国で民族教育を開始しました。当時の激しい民族差別や貧困のなか、なけなしのお金を寄せ合って学校を設立しました。 しかしGHQと日本政府は朝鮮学校の存在を認めず、1948年に閉鎖令を強行しました(4・24阪神教育闘争)。大阪では4月26日、大阪府庁前の公園での抗議集会に参加した人々に対し消防隊が放水、警官隊が発砲を行い、わずか16歳の金太一少年が射殺されました。1949年にも閉鎖令が出され、ほとんどの学校が消滅してしまいました。 1950年代以後、学校再建運動が繰り広げられました。しかし「各種学校」の資格しか得られなかったため、様々な差別状態が続きました。文部省からの助成金が皆無であるだけでなく、子どもたちに対してインターハイへの出場権、JR通学定期券の学割、国立大学の受験資格なども認められなかったのです。 1990年代に入り、「子どもを教育問題で差別するな」という世論が大きく高まった結果、部分的な改善措置は取られるようになりましたが、本質的な差別は変わらない状況が続きました。 さらに2000年代になると、在日韓国・朝鮮人や朝鮮学校に対するヘイトスピーチが激化しました。 特に2009年に入り、京都朝鮮第一初級学校に対して激しいヘイトスピーチが行われた時には、子どもたちが大きなショックを受けたため、保護者たちが訴訟を起し、最高裁で勝利を勝ち取りました。しかし在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチはいまだに続いています。※4・24阪神教育闘争当時の貴重な映像はすでに入手しており、現場に参加された在日一世、3名の証言も撮影しました。その他、学校建設、差別反対運動などに直接参加した多様な人々の取材を行います。 ※写真左:1951年2月、東京。警官隊が都立朝鮮中高等学校を強制調査した時の写真。※写真右:1948年4月、大阪。警官隊の発砲により死亡した金太一少年の写真。Ⅲ 高校の無償化問題と現状 2010年に民主党政権は高校の無償化制度を開始しました。当初は「外国人学校も含む」という方針を出していたものの、後に、朝鮮学校だけが保留とされました。 朝鮮学校差別問題では、国連の人種差別撤廃委員会などでも繰り返し「差別を是正せよ」という勧告が出されていますが、結局、その後の第二次安倍政権は文科省令まで改めて、朝鮮学校の排除を決定しました。 これに対し、各地で「朝鮮学校を支援する会」が結成され、五つの都府県にある朝鮮学校が国を相手に訴訟を起こしました。そして2017年に行われた地裁判決において、朝鮮学校側は広島で敗訴、大阪で勝訴、東京で敗訴となりました。 朝鮮学校関係者や支援する人々は、朝鮮学校の運命を左右すると言っても過言ではない裁判の行方を固唾をのんで注視しています。※朝鮮学校がいま直面している状況を直視しつつ、朝鮮学校を守るために懸命に努力する保護者や日本人の思いを描き出します。 ☆想定されるチャレンジ 高校無償化裁判は最高裁まで進むのが確実であり、今後の進行を予想するのはむずかしいですが、2018年が4・24阪神教育闘争70周年であることも考慮してできるだけ早い時期に完成したいと思っています。 スタッフには長年テレビ等の映像制作に携わってきた方々をはじめ、有能な人たちが協力して下さいます。 しかし組織的なバックアップがあるわけではないので、多大な困難が立ちはだかることでしょう。 特に資金面においては、一旦最低限の120万円のご支援金を目標としていますが、実際はそれだけでは映画の制作には相当な限界があると思います。 もし最低目標金額よりも多くのご支援を受けることができれば、取材の範囲や密度においても、整音などの技術面においてもより完成度の高い作品に仕上げることができるでしょう。 また今回の作品は国際的な意義があると思いますので、ぜひ韓国語版と英語版も作成し、韓国、米国、および国連の場などで活用したいという構想も抱いています。 今回の作品の意義をご理解いただき、一人でも多くの方々がご支援くださいますようお願いいたします。 ☆支援者の方に対するリスク 資金が予定通り集まらなかった場合でも、必ず映画は完成させますが、想定よりも映画の完成までに時間がかかり、映画招待券など各種リターンにつきましては当初の予定の2018年12月よりもお待たせをするリスクがございます。 そのような事態にならないよう、このクラウド・ファンディングに全力を注ぎますが、上記のリスクがあることを予めご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 ■【リターンについて】・1,000円...支援者限定活動報告・3,000円...支援者限定活動報告+映画招待券2枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子進呈・5,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券3枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈・10,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券4枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD1枚進呈・20,000円... 支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券5枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD2枚進呈・30,000円... 支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券6枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD3枚進呈。 ・50,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券7枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子+絵はがき16枚セット+DVD4枚(上映権付)進呈。その他、上映権、イベント企画などのご希望に応じます。※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。 ・100,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券8枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子+絵はがき16枚セット+DVD5枚(上映権付)進呈。 出張上映会(交通費・宿泊費等の実費はご負担下さい)。 ※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。 ※朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。 ※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。 ※エンドロールにお名前の掲載のリターンをご支援下さった方には、A-portのサイト内メールで個別にご希望の掲載名をお伺いさせていただきます。但し、公序良俗に反するお名前は、掲載をお断りさせていただくケースもございますのであらかじめご承知おきいただけますよう、お願いいたします。 ■監督からのメッセージ 第二次世界大戦後、在日韓国・朝鮮人は、子どもたちの民族的アイデンティティーを育みたい一心で民族教育を開始しました。 ところが1948年に朝鮮学校は強制的に閉鎖されました。2018年は、今も語り継がれる「4・24阪神教育闘争」から70周年を迎える年です。 その後、在日一世・二世が力を合わせて学校を再建し、子どもたちが元気に巣立ってきた歳月には多くの涙を誘う話と感動の物語が秘められています。 また広範な日本人有志が朝鮮学校を支援してきた過程には深い感銘を禁じえません。 しかし21世紀以降も、かつてなかったほどの差別と偏見が激化しています。 こういった朝鮮学校に対する差別制度は、他の外国人学校や国際学校に通う子どもたちの心にもいやしがたい苦痛をもたらしています。 この作品は、朝鮮学校をはじめ、日本社会で様々な学校に通う子どもたちの夢を守り、多民族、多文化共生時代に相応した教育制度の創造について考える一助とすることを目指すものです。 国籍を問わず、子どもの夢を尊ぶ、ひとりでも多くの方々からのご支援を頂けますようよろしくお願いいたします。
朝鮮学校は子どもたちに豊かな民族教育をほどこし、多数の人材を輩出してきました。しかし近年、朝鮮学校生に対するいわれなき差別が極度に激しくなっています。一人でも多くの方に差別の実態を知っていただき、待遇の改善に貢献したく、本映画の制作を決意しました。ぜひ映画の制作費(最低金額)120万円のご支援をお願いいたします。
☆朝鮮学校の状況や誤解について
私、高賛侑はノンフィクション作家として、長年、朝鮮学校や韓国学校、民族学級、および他の外国人学校や国際学校の取材を行ってきましたが(著書『国際化時代の民族教育』参照。東方出版)、改めてドキュメンタリー映画として、現在の教育制度の在り方に対する問題提起をしたいと思います。
このテーマは、朝鮮学校だけでなく、すべての在日外国人の子どもの教育問題に共通するものです。ぜひ映画の制作費(最低の目標金額)120万円のご支援をお願いいたします。
「子どもに民族的アイデンティティーを育んであげたい」ーそんな素朴な思いが、いま踏みにじられようとしています。皆さんは、日本に多くの朝鮮学校が存在することをご存知でしょうか。
在日韓国・朝鮮人は戦後間もないころから民族教育活動を日本全国で展開し、幼稚園から大学校に至る民族教育体系を築いてきました。異国に居住する民族がこれほどの教育機関を設立・運営してきたのは世界的にも例のないことです。
しかし朝鮮学校は日本の教育制度の下で様々な差別を受けてきました。特に2010年に高校無償化制度が開始された際には、文科省によって朝鮮学校のみが対象外にされました。さらにそれを契機に、これまで独自に補助金を拠出してきた地方自治体の中でも、東京都、大阪府・大阪市、千葉県、宮城県など補助金までカットするケースが現れています。
こうした事態の背景には、一般社会において朝鮮学校に対する認知度が低く、誤解や偏見も少なくないという実情があります。
かつてない事態に対処するため、五つの朝鮮高級学校が2013年に裁判を起こしました。広範な在日韓国・朝鮮人や日本人が差別の是正を求めて懸命の努力を重ねています。とりわけ朝鮮高級学校の生徒たち自身が裁判所に行ったり、道行く人々にビラを配ったりする姿には胸が痛くなります。
今回のドキュメンタリー映画は、朝鮮学校の歴史や現状を詳細に描き出すことによって真実を浮き彫りにしようとするものです。
これまでにも朝鮮学校の児童生徒たちの姿を描いた数本の秀作が制作されましたが、歴史や現状の全体を描く作品は今回が初めての試みといえるでしょう。そのため朝鮮学校問題に携わっている人たちからは大きな励ましをいただいています。また長年映像界やマスコミ界で活躍されてきたベテランたちがスタッフに加わって下さっているほか、いろんな形の協力者の輪が広がりつつあります。
朝鮮学校が直面している問題は、他の全ての外国人学校・国際学校が直面している問題でもあります。この作品を通じて、多民族、多文化が共生する時代にふさわしい教育の在り方について問題提起をしたいと思い、映画の制作を決心しました。
☆作品の主な構成
Ⅰ 朝鮮学校の現状
◇ 朝鮮学校の光景
日本全国に六十余校が存在します。学校では、文科省検定済教科書の内容に準じたテキストを朝鮮語で作成して使用するほか、朝鮮語や歴史、地理などの民族科目にも力を入れています。
子どもたちは入学後、半年ほどで朝鮮語をマスターし、その後は主に朝鮮語で授業が行われます。クラブ活動も盛んです。文化芸術分野では、特に舞踊部、民族器楽部、吹奏楽部が高い評価を受けており、国籍の違いを超えて各地で公演に招かれています。スポーツ分野ではインターハイをはじめ各種大会で優勝などの好成績を挙げています。
◎例)大阪朝鮮高級学校の実績(一部)
・サッカー部:2005年全国高等学校サッカー選手権大会Best8
・ラグビー部:2010年全国高等学校選抜ラグビー大会準優勝。2014年全国高等学校ラグビー大会Best8
・ボクシング部:全国高等学校選抜ボクシング大会優勝多数。インターハイ優勝多数。国民体育大会優勝3回。女子日本選手権大会優勝多数。
◇卒業生たちの活躍について
卒業生たちは勤労者、企業家のほか、スポーツ、芸術、法律等、国内外のあらゆる分野で活躍しています。
ー大学進学:朝鮮大学校、東大、京大、阪大等の国立大学、大阪府立大学等の公立大学、同志社大学等の私立大学ほか
ースポーツ選手:洪昌守(元ボクシング世界チャンピオン)、安英学・鄭大世・梁勇基(元・現Jリーガー)ほか
ー文化芸術界:李鳳宇(映画プロデューサー)、金洪才(指揮者)、金守珍(俳優)、ソニン(女優・歌手)ほか
ーその他、朝鮮学校教師、医師、弁護士、ジャーナリスト、ファッションデザイナー、企業家、公共機関職員等
Ⅱ 朝鮮学校の歴史
朝鮮人は終戦直後から日本全国で民族教育を開始しました。当時の激しい民族差別や貧困のなか、なけなしのお金を寄せ合って学校を設立しました。
しかしGHQと日本政府は朝鮮学校の存在を認めず、1948年に閉鎖令を強行しました(4・24阪神教育闘争)。大阪では4月26日、大阪府庁前の公園での抗議集会に参加した人々に対し消防隊が放水、警官隊が発砲を行い、わずか16歳の金太一少年が射殺されました。1949年にも閉鎖令が出され、ほとんどの学校が消滅してしまいました。
1950年代以後、学校再建運動が繰り広げられました。しかし「各種学校」の資格しか得られなかったため、様々な差別状態が続きました。文部省からの助成金が皆無であるだけでなく、子どもたちに対してインターハイへの出場権、JR通学定期券の学割、国立大学の受験資格なども認められなかったのです。
1990年代に入り、「子どもを教育問題で差別するな」という世論が大きく高まった結果、部分的な改善措置は取られるようになりましたが、本質的な差別は変わらない状況が続きました。
さらに2000年代になると、在日韓国・朝鮮人や朝鮮学校に対するヘイトスピーチが激化しました。
特に2009年に入り、京都朝鮮第一初級学校に対して激しいヘイトスピーチが行われた時には、子どもたちが大きなショックを受けたため、保護者たちが訴訟を起し、最高裁で勝利を勝ち取りました。しかし在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチはいまだに続いています。
※4・24阪神教育闘争当時の貴重な映像はすでに入手しており、現場に参加された在日一世、
3名の証言も撮影しました。その他、学校建設、差別反対運動などに直接参加した多様な人々の取材を行います。
※写真左:1951年2月、東京。警官隊が都立朝鮮中高等学校を強制調査した時の写真。
※写真右:1948年4月、大阪。警官隊の発砲により死亡した金太一少年の写真。
Ⅲ 高校の無償化問題と現状
2010年に民主党政権は高校の無償化制度を開始しました。当初は「外国人学校も含む」という方針を出していたものの、後に、朝鮮学校だけが保留とされました。
朝鮮学校差別問題では、国連の人種差別撤廃委員会などでも繰り返し「差別を是正せよ」という勧告が出されていますが、結局、その後の第二次安倍政権は文科省令まで改めて、朝鮮学校の排除を決定しました。
これに対し、各地で「朝鮮学校を支援する会」が結成され、五つの都府県にある朝鮮学校が国を相手に訴訟を起こしました。そして2017年に行われた地裁判決において、朝鮮学校側は広島で敗訴、大阪で勝訴、東京で敗訴となりました。
朝鮮学校関係者や支援する人々は、朝鮮学校の運命を左右すると言っても過言ではない裁判の行方を固唾をのんで注視しています。
※朝鮮学校がいま直面している状況を直視しつつ、朝鮮学校を守るために懸命に努力する保護者や日本人の思いを描き出します。
☆想定されるチャレンジ
高校無償化裁判は最高裁まで進むのが確実であり、今後の進行を予想するのはむずかしいですが、2018年が4・24阪神教育闘争70周年であることも考慮してできるだけ早い時期に完成したいと思っています。
スタッフには長年テレビ等の映像制作に携わってきた方々をはじめ、有能な人たちが協力して下さいます。
しかし組織的なバックアップがあるわけではないので、多大な困難が立ちはだかることでしょう。
特に資金面においては、一旦最低限の120万円のご支援金を目標としていますが、実際はそれだけでは映画の制作には相当な限界があると思います。
もし最低目標金額よりも多くのご支援を受けることができれば、取材の範囲や密度においても、整音などの技術面においてもより完成度の高い作品に仕上げることができるでしょう。
また今回の作品は国際的な意義があると思いますので、ぜひ韓国語版と英語版も作成し、韓国、米国、および国連の場などで活用したいという構想も抱いています。
今回の作品の意義をご理解いただき、一人でも多くの方々がご支援くださいますようお願いいたします。
☆支援者の方に対するリスク
資金が予定通り集まらなかった場合でも、必ず映画は完成させますが、想定よりも映画の完成までに時間がかかり、映画招待券など各種リターンにつきましては当初の予定の2018年12月よりもお待たせをするリスクがございます。
そのような事態にならないよう、このクラウド・ファンディングに全力を注ぎますが、上記のリスクがあることを予めご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
■【リターンについて】
・1,000円...支援者限定活動報告
・3,000円...支援者限定活動報告+映画招待券2枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子進呈
・5,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券3枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
・10,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券4枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD1枚進呈
・20,000円... 支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券5枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD2枚進呈
・30,000円... 支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券6枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット+DVD3枚進呈。
・50,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券7枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子+絵はがき16枚セット+DVD4枚(上映権付)進呈。その他、上映権、イベント企画などのご希望に応じます。
※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。
・100,000円...支援者限定活動報告+エンドロールにお名前を掲載+映画招待券8枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子+絵はがき16枚セット+DVD5枚(上映権付)進呈。 出張上映会(交通費・宿泊費等の実費はご負担下さい)。
※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。
※朝鮮中高級学校生による詩と散文冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
※エンドロールにお名前の掲載のリターンをご支援下さった方には、A-portのサイト内メールで個別にご希望の掲載名をお伺いさせていただきます。但し、公序良俗に反するお名前は、掲載をお断りさせていただくケースもございますのであらかじめご承知おきいただけますよう、お願いいたします。
■監督からのメッセージ
第二次世界大戦後、在日韓国・朝鮮人は、子どもたちの民族的アイデンティティーを育みたい一心で民族教育を開始しました。
ところが1948年に朝鮮学校は強制的に閉鎖されました。2018年は、今も語り継がれる「4・24阪神教育闘争」から70周年を迎える年です。
その後、在日一世・二世が力を合わせて学校を再建し、子どもたちが元気に巣立ってきた歳月には多くの涙を誘う話と感動の物語が秘められています。
また広範な日本人有志が朝鮮学校を支援してきた過程には深い感銘を禁じえません。
しかし21世紀以降も、かつてなかったほどの差別と偏見が激化しています。
こういった朝鮮学校に対する差別制度は、他の外国人学校や国際学校に通う子どもたちの心にもいやしがたい苦痛をもたらしています。
この作品は、朝鮮学校をはじめ、日本社会で様々な学校に通う子どもたちの夢を守り、多民族、多文化共生時代に相応した教育制度の創造について考える一助とすることを目指すものです。
国籍を問わず、子どもの夢を尊ぶ、ひとりでも多くの方々からのご支援を頂けますようよろしくお願いいたします。
支援期間終了
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支援者
136人
残り期間
0日
集まっている金額
1,290,000円
(達成) 目標金額:1,200,000円
達成率107%
2018年05月04日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
高賛侑
※写真:関西テレビ「スーパーニュース アンカー」の特集より。
1,000円
この映画を応援する仲間になってください
リターン
◎支援者限定活動報告
支援者の数 4人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
3,000円
映画招待券2枚 朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子進呈
リターン
◎支援者限定活動報告
◎映画招待券2枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
※朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
支援者の数 28人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
5,000円
映画招待券3枚 エンドロールにお名前掲載
リターン
◎支援者限定活動報告
◎エンドロールにお名前掲載+映画招待券3枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
※朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
支援者の数 25人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
10,000円
映画招待券4枚 映画のDVD1枚進呈
リターン
◎エンドロールにお名前掲載+映画招待券4枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
※朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
◎DVD1枚進呈(映画完成後)
支援者の数 70人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
20,000円
映画招待券5枚 映画のDVD2枚進呈
リターン
◎支援者限定活動報告
◎エンドロールにお名前掲載+映画招待券5枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
※朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
◎DVD2枚進呈(映画完成後)
支援者の数 2人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
30,000円
映画招待券6枚 映画のDVD3枚進呈
リターン
◎支援者限定活動報告
◎エンドロールにお名前掲載+映画招待券6枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
※朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
◎DVD3枚進呈(映画完成後)
支援者の数 4人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
50,000円
映画招待券7枚 映画のDVD4枚進呈(上映権付きです)
リターン
◎支援者限定活動報告
◎エンドロールにお名前掲載+映画招待券7枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
※朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
◎DVD4枚進呈(上映権付。映画完成後)
◎その他、上映会、イベントなどのご希望に応じます。
※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。
支援者の数 2人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
100,000円
映画招待券8枚 出張上映会のご相談に応じます
リターン
◎支援者限定活動報告
◎エンドロールにお名前掲載+映画招待券8枚+朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子+絵はがき16枚セット進呈
※朝鮮中高級学校生による詩と散文の冊子:朝鮮学校無償化問題について、朝鮮学校中高級学校生たちが書いた詩と散文を収録した20ページの冊子であり、胸を打たれます。
※絵はがき:東日本大震災で大被害を受けた東北朝鮮初中級学校支援として、在日女性画家が描いた心温まる絵を16枚セットにしたものです。
◎DVD5枚進呈(上映権付。映画完成後)
◎出張上映会(交通費・宿泊費等の実費はご負担下さい)
※詳細は、サイト内メールにてご希望をお伺いいたします。
支援者の数 1人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了