迫害や紛争から逃れた人々へ日本語を届けたい!-言葉で人と社会をつなぐ-
はじめまして、私たち(にほんご Compass Japanese Language School)は大分県別府市にある小さな日本語学校です。出身国・地域は92からなる立命館アジア太平洋大学(APU) があることから様々な外国人住民がいます。2013年より日本語教育を提供し現在ではAPU、あしなが育英会アフリカ事業部とも業務委託をして、オンラインレッスンも行なっております。
2018年、日本語教育を通してシリア人留学生たちとその家族に会いました。彼らの中には、いつか自分たちの国を復興させたいと希望を持ちながら、今は、日本の社会に貢献していくことを選び就職をした人たちもいます。
彼らとの出会いをきっかけに、迫害や紛争によって逃れてきた人たちのことを改めて学び直し、地域や教育機関に向け、伝える活動をはじめました。
2022年3月、政府はウクライナに対し人道的支援の観点から避難民として受け入れを表明しました。その一方で、日本は難民申請をほとんど認めてきておらず、1982年に難民認定制度が始まってから、85,479人の申請者に対し、わずか841人(2021年)しか認定していません。そのため、日本で主に難民申請をするトルコ出身のクルド人やミャンマー、バングラディシュなどに暮らしていたロヒンギャの人たちは、迫害や紛争の中に戻されるかもしれないという恐怖の中、不安定な生活が続いています。
日本政府による彼らへの生活の支援はほとんどなく、それは生活する上で不可欠な日本語教育に関しても同様です。地域ボランティアである日本語支援者は外国人住民にとって、なくてはならない存在ではありますが、私たちプロの日本語教師は個人の能力を伸ばし、目標への到達を行います。
数年前、数学の教師をしていた南スーダンのお母さんが生まれた赤ちゃんの顔を見せにきてくれました。にこにこして、とてもかわいい赤ちゃんでしたが同じ月齢の子に比べて小さく感じ、体重が増えているのかどうか聞きました。すると日本語が読めず、赤ちゃんに飲ませるミルクの量を間違えていることが分かりました。生活する上で、言葉は不可欠です。
私たちにほんごCompassは、迫害や紛争から逃れてきた人々へ日本語教育を無償で提供し、子供たちを支えるお母さんやお父さんの未来に希望を灯したいと思います。
みなさま、ご支援をよろしくお願いいたします。
■ 日本語を学ぶ機会がなかった
2016年5月に日本政府が表明した中東支援策の1つ、それがシリア危機により就学機会を奪われたシリア人に教育の機会を提供するというものでした。故郷シリアを追われてレバノンやヨルダンに暮らしていた彼らは国連の難民への支援機関であるUNHCR(国連難民高等弁務所)を通してJICA(日本の開発途上国支援機関)支援により2017年、留学生として来日。
2018年、彼らは丁寧すぎるほどのお辞儀をしながら「こんにちは」と言って、入口で靴をそろえました。 JICAからは国内就職を見据えて日本語を教えて欲しいとの依頼を受け日本語学習をスタートしたJICA支援の留学生は2年間、大学院で経営学修士号(MBA)を学びながら日本語学習を週に3時間行っていました。日本での就職はもちろん易しいものではなく、それでも彼らは徹夜で大学院の課題をこなし、日本語を必死で学んでいました。授業開始10分前に必ず現れ、バスを待つ、わずかな時間にも教科書を開いていました。これまでに1,300名以上の日本語学習者を見てきましたが、どの地域の学習者よりも熱心な姿に驚かされました。少しずつ心を開いた彼らは、私たちと同じように友人や家族がいるあたりまえの生活を送っていたこと、その日常は突然、奪われ戦火での生活、ヨーロッパやアフリカなど大事な人たちと離れて暮らしていることを教えてくれました。
想像できないほどの困難な中にありながら、他者を思いやる姿、挑戦する姿に心を動かされました。
それは緒方貞子氏の『難民支援の現場から』(集英社文庫)と石田武臣氏共著の『外国人問題ノート』(アルク)を手にし、社会的弱者になりがちな人々に 20年間携わってきた経緯からもより感じたのかもしれません。
自らの背景からではなく、彼らの持つ力から彼らを応援したいと強く思いました。また、ちょうど同じ頃、友人との会話の中で、彼らの背負うイメージからネガティブな印象を持たれたことも重なり、2019年より地域住民や教育機関に向けて「迫害や紛争から逃れた人々を知る」活動を始めました。
【2020年2月大分県内の高校にて】 2020年には大学院を卒業し大分県を離れ日本国内で就職を果たした彼ら。穏やかな日々が流れていると信じていましたが、コロナ禍の中、電話越しに悲しい声を聞いてしまいました。
実は日本語教育の支援があったのは留学生のみで、帯同した家族への日本語教育支援はありませんでした。経済的にも困難であり、幼い子どももいたため、社会から孤立していました。そこから日本語教師に何ができるのか考えるようになり、また同時に日本の難民受け入れ問題を学ぶ中で、様々な現実も知るようになりました。
難民申請をしているクルド人のお母さんの中には、子供は日本で育ち日本語が流暢ですが、母親は日本語が理解できないため、学校の担任との通訳をしている子供もいるということも、支援者を通じ知りました。
■日本人は無関心?!
政府はウクライナ避難民の受け入れを表明し、3月16日時点で日本へ73人を受入れ、国内で就労できる「特定活動」での在留資格交付を発表しています。ウクライナ避難民への支援が広がっています。
他方、世界には約660万人のシリアをはじめ、370万人のベネズエラ、270万人のアフガニスタン、220万人の南スーダン、110万人のミャンマーとすでに8,200万人もの難民がいます。(2019年UNHCR)
そして私たちの国、日本にも67カ国以上の難民と呼ばれる人々が逃れてきておりトルコ、ミャンマー、ネパール、カンボジアが主な国籍となっています。しかし日本では難民認定は大変少ないのが現状です。2019 年は10,375人 が申請し、認定されたのは 44 人。2020年はコロナの影響を受け例年よりも減少し3,936人申請しましたが認定者は47人と1パーセントにも届いていません。(2021年出入国在留管理庁)難民認定申請の手続きは短くても数ヶ月、再申請や裁判所での審査となると何年もかかることになります。申請の結果を待つ間、難民認定申請中は政府による保証はほとんどありません。
故郷を追われながらもこの日本を選んでくれた人々。彼らはそれぞれ、在留する上での立場は違いますが、困っているという状況は同じです。そんな彼らに無償で日本語教育を提供し、彼らが自分の言いたいことを自分の言葉で伝えられるようになって欲しい。日本語教師である私たちは言葉で人と社会を繋ぎたいと考えました。
【2019年12月やさしい日本語を用いて地域の方々と交流】
【2019年文化祭講演では100名の保護者と生徒が参加】 私たち日本語教師は、多様な人々と共にいる環境を取り入れることは自分自身が豊かになれることを知っています。日本人にはない発想やアイデア、将来への見通し、さらに周囲へ良い影響を与えることも多くあります。私たちの国、この日本で少子高齢化により不足している人材は、社会や企業の活力として貢献してくれる人財になると信じています。■私たちは日本語教師です。言葉で人と社会をつなぎます
現在、日本国内にはシリア人をはじめ、クルド人、ロヒンギャなどの人々が様々な理由で国や地域を追われ、複雑な気持ちを抱えながらも日本で生きることを選び懸命に生活しています。在留資格がおりず、難民申請を繰り返しながら不安定な生活をしている人々もいます。行政の支援がなく日本語教育が十分ではない方々もいます。
私たちは、日本語習得が生活支援につながり、その先の自立への希望を見出すことになると考えています。
この日本を第二の故郷に選んでくれた人々を応援してください。
【2022年3月オンライン講演では昼60名、夜20名が参加】
■この事業では、以下のような方々を支援の対象として想定しています・シリアやクルド、ロヒンギャなど様々な事情で国や地域から逃れてきた人たち・意欲と向上心を持って日本での生活を目指している人たち
※集まった支援金の範囲で事業を行います。
当クラウドファンディングの対象者については、改めて公募の上、全て活動報告にてご報告させていただきます。
■いただいた支援金の使途
皆様からご支援いただいた支援金は大切に活用させていただきます。
[内訳]
・学習者12名(4名までの日本語少人数レッスン×3クラス) 400時間(日常生活で必要とされるN4-N3レベル) 2,098,000円
・12名のテキスト代 テキスト+ワークブック 6,000円x12冊=72,000円
・講演謝礼 200,000円
・返礼品の準備のための経費(発送料含む)30,000円
・A-portへの手数料 600,000円
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3,000,000円
*400時間で(話す、聞く、読む、書くの4技能)を日常生活に必要なレベルまで到達可能にします。
■返礼品について
ご支援金
リターン内容
リターン
時期
1,500円
学習者からのお礼メッセージ
2022年7月予定
3,000円
学習者からのお礼メッセージ
2022年7月予定
5,000円
学習者からのお礼メッセージ
2022年7月予定
5,000円
①写真家小松由佳氏「シリア難民と母と子の肖像」写真冊子発送②2つのシリア料理レシピPDF送付
2022年
7月予定
10,000円
①電通ダイバーシティ・ラボ研究員吉開章氏「やさしい日本語で、やさしいせかいを」オンライン講演会ご招待②3つのシリア料理レシピPDF送付
2022年
実施日は追って連絡
10,000円
①写真家小松由佳氏オンライン講演会ご招待 ②3つのシリア料理レシピPDF送付
2022年6月予定
20,000円
①小松由佳氏又は、吉開章氏オンライン講演会にご招待②3つのシリア料理レシピPDF送付③学習者からのお礼メッセージ
2022年
6月〜予定
50,000円
①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)③3つのシリア料理レシピPDF送付④学習者からのお礼メッセージ
2022年
9月予定
100,000円
①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)③3つのシリア料理レシピPDF送付④学習者からのお礼メッセージ
2022年
6月〜予定
100,000円
学習者からのお礼メッセージ
2022年7月予定
200,000円
①日本語教師による「日本語を教えるための日本語指導の仕方」オンライン60分X3回コース②小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)③吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)④3つのシリア料理レシピPDF送付⑤学習者からのお礼メッセージ
2022年6月〜予定
■想定されるリスク
このようなコロナ禍という状況ですのでリターンの配送が遅れる場合がございます。
その場合、活動報告にてお知らせいたします。
またこのプロジェクトの支援対象となる難民と呼ばれた人々の中には紛争を逃れただけでなく迫害を受ける可能性がある方もいらっしゃいます。
そのため、当事者が特定できないものとなっていることなどあらかじめご了承ください。
■社会から見落とされがちな問題に関心を寄せてくださり本当にありがとうございます。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、多くの避難民に心を痛めている方も多いことでしょう。世界には多くの人々が自分の生まれた場所、家族や友人と離れて生きています。
私たちの国、日本を選んでくれた彼らがより豊かに、強く自立して生きていく方法として私たち日本語教師は「日本語」を提供します。どうぞよろしくお願いいたします。
■推薦人・ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳さんからの応援メッセージ
グローバル化が進む今日、多文化共生が私たちの大きな課題です。国内在住で、日本語のケアを必要としている外国籍の方々、特に紛争などから逃れてきた難民の方々へ、
日本語のレッスンを届けるというこのチャレンジは、多文化共生の道の灯になることでしょう。
日本でも、さまざまなルーツの外国籍の方々が年々増えています。直接関わることができなくとも、彼らが日本の社会に馴染める手段を支援することができます。日本語教育を通して人と人とを繋いでいくため、ご支援をどうぞ宜しくお願いします。
(ドキュメンタリーフォトグラファー 小松由佳)
※このプロジェクトは実行確約型です。一時達成時実行型と表示されていましたが誤りでした。
迫害や紛争から逃れた人々へ日本語を届けたい!
-言葉で人と社会をつなぐ-
はじめまして、私たち(にほんご Compass Japanese Language School)は大分県別府市にある小さな日本語学校です。出身国・地域は92からなる立命館アジア太平洋大学(APU) があることから様々な外国人住民がいます。
2013年より日本語教育を提供し現在ではAPU、あしなが育英会アフリカ事業部とも業務委託をして、オンラインレッスンも行なっております。
2018年、日本語教育を通してシリア人留学生たちとその家族に会いました。彼らの中には、いつか自分たちの国を復興させたいと希望を持ちながら、今は、日本の社会に貢献していくことを選び就職をした人たちもいます。
彼らとの出会いをきっかけに、迫害や紛争によって逃れてきた人たちのことを改めて学び直し、地域や教育機関に向け、伝える活動をはじめました。
2022年3月、政府はウクライナに対し人道的支援の観点から避難民として受け入れを表明しました。その一方で、日本は難民申請をほとんど認めてきておらず、1982年に難民認定制度が始まってから、85,479人の申請者に対し、わずか841人(2021年)しか認定していません。そのため、日本で主に難民申請をするトルコ出身のクルド人やミャンマー、バングラディシュなどに暮らしていたロヒンギャの人たちは、迫害や紛争の中に戻されるかもしれないという恐怖の中、不安定な生活が続いています。
日本政府による彼らへの生活の支援はほとんどなく、それは生活する上で不可欠な日本語教育に関しても同様です。地域ボランティアである日本語支援者は外国人住民にとって、なくてはならない存在ではありますが、私たちプロの日本語教師は個人の能力を伸ばし、目標への到達を行います。
数年前、数学の教師をしていた南スーダンのお母さんが生まれた赤ちゃんの顔を見せにきてくれました。にこにこして、とてもかわいい赤ちゃんでしたが同じ月齢の子に比べて小さく感じ、体重が増えているのかどうか聞きました。すると日本語が読めず、赤ちゃんに飲ませるミルクの量を間違えていることが分かりました。生活する上で、言葉は不可欠です。
私たちにほんごCompassは、迫害や紛争から逃れてきた人々へ日本語教育を無償で提供し、子供たちを支えるお母さんやお父さんの未来に希望を灯したいと思います。
みなさま、ご支援をよろしくお願いいたします。
■ 日本語を学ぶ機会がなかった
2016年5月に日本政府が表明した中東支援策の1つ、それがシリア危機により就学機会を奪われたシリア人に教育の機会を提供するというものでした。故郷シリアを追われてレバノンやヨルダンに暮らしていた彼らは国連の難民への支援機関であるUNHCR(国連難民高等弁務所)を通してJICA(日本の開発途上国支援機関)支援により2017年、留学生として来日。
2018年、彼らは丁寧すぎるほどのお辞儀をしながら「こんにちは」と言って、入口で靴をそろえました。 JICAからは国内就職を見据えて日本語を教えて欲しいとの依頼を受け日本語学習をスタートしたJICA支援の留学生は2年間、大学院で経営学修士号(MBA)を学びながら日本語学習を週に3時間行っていました。日本での就職はもちろん易しいものではなく、それでも彼らは徹夜で大学院の課題をこなし、日本語を必死で学んでいました。授業開始10分前に必ず現れ、バスを待つ、わずかな時間にも教科書を開いていました。これまでに1,300名以上の日本語学習者を見てきましたが、どの地域の学習者よりも熱心な姿に驚かされました。少しずつ心を開いた彼らは、私たちと同じように友人や家族がいるあたりまえの生活を送っていたこと、その日常は突然、奪われ戦火での生活、ヨーロッパやアフリカなど大事な人たちと離れて暮らしていることを教えてくれました。
想像できないほどの困難な中にありながら、他者を思いやる姿、挑戦する姿に心を動かされました。
それは緒方貞子氏の『難民支援の現場から』(集英社文庫)と石田武臣氏共著の『外国人問題ノート』(アルク)を手にし、社会的弱者になりがちな人々に 20年間携わってきた経緯からもより感じたのかもしれません。
自らの背景からではなく、彼らの持つ力から彼らを応援したいと強く思いました。また、ちょうど同じ頃、友人との会話の中で、彼らの背負うイメージからネガティブな印象を持たれたことも重なり、2019年より地域住民や教育機関に向けて「迫害や紛争から逃れた人々を知る」活動を始めました。
【2020年2月大分県内の高校にて】

2020年には大学院を卒業し大分県を離れ日本国内で就職を果たした彼ら。穏やかな日々が流れていると信じていましたが、コロナ禍の中、電話越しに悲しい声を聞いてしまいました。
実は日本語教育の支援があったのは留学生のみで、帯同した家族への日本語教育支援はありませんでした。経済的にも困難であり、幼い子どももいたため、社会から孤立していました。そこから日本語教師に何ができるのか考えるようになり、また同時に日本の難民受け入れ問題を学ぶ中で、様々な現実も知るようになりました。
難民申請をしているクルド人のお母さんの中には、子供は日本で育ち日本語が流暢ですが、母親は日本語が理解できないため、学校の担任との通訳をしている子供もいるということも、支援者を通じ知りました。
■日本人は無関心?!
政府はウクライナ避難民の受け入れを表明し、3月16日時点で日本へ73人を受入れ、国内で就労できる「特定活動」での在留資格交付を発表しています。ウクライナ避難民への支援が広がっています。
他方、世界には約660万人のシリアをはじめ、370万人のベネズエラ、270万人のアフガニスタン、220万人の南スーダン、110万人のミャンマーとすでに8,200万人もの難民がいます。(2019年UNHCR)
そして私たちの国、日本にも67カ国以上の難民と呼ばれる人々が逃れてきておりトルコ、ミャンマー、ネパール、カンボジアが主な国籍となっています。しかし日本では難民認定は大変少ないのが現状です。2019 年は10,375人 が申請し、認定されたのは 44 人。2020年はコロナの影響を受け例年よりも減少し3,936人申請しましたが認定者は47人と1パーセントにも届いていません。(2021年出入国在留管理庁)難民認定申請の手続きは短くても数ヶ月、再申請や裁判所での審査となると何年もかかることになります。申請の結果を待つ間、難民認定申請中は政府による保証はほとんどありません。
故郷を追われながらもこの日本を選んでくれた人々。彼らはそれぞれ、在留する上での立場は違いますが、困っているという状況は同じです。そんな彼らに無償で日本語教育を提供し、彼らが自分の言いたいことを自分の言葉で伝えられるようになって欲しい。日本語教師である私たちは言葉で人と社会を繋ぎたいと考えました。
【2019年12月やさしい日本語を用いて地域の方々と交流】
【2019年文化祭講演では100名の保護者と生徒が参加】
私たち日本語教師は、多様な人々と共にいる環境を取り入れることは自分自身が豊かになれることを知っています。日本人にはない発想やアイデア、将来への見通し、さらに周囲へ良い影響を与えることも多くあります。私たちの国、この日本で少子高齢化により不足している人材は、社会や企業の活力として貢献してくれる人財になると信じています。
■私たちは日本語教師です。言葉で人と社会をつなぎます
現在、日本国内にはシリア人をはじめ、クルド人、ロヒンギャなどの人々が様々な理由で国や地域を追われ、複雑な気持ちを抱えながらも日本で生きることを選び懸命に生活しています。在留資格がおりず、難民申請を繰り返しながら不安定な生活をしている人々もいます。行政の支援がなく日本語教育が十分ではない方々もいます。
私たちは、日本語習得が生活支援につながり、その先の自立への希望を見出すことになると考えています。
この日本を第二の故郷に選んでくれた人々を応援してください。
【2022年3月オンライン講演では昼60名、夜20名が参加】
■この事業では、以下のような方々を支援の対象として想定しています
・シリアやクルド、ロヒンギャなど様々な事情で国や地域から逃れてきた人たち
・意欲と向上心を持って日本での生活を目指している人たち
※集まった支援金の範囲で事業を行います。
当クラウドファンディングの対象者については、改めて公募の上、全て活動報告にてご報告させていただきます。
■いただいた支援金の使途
皆様からご支援いただいた支援金は大切に活用させていただきます。
[内訳]
・学習者12名(4名までの日本語少人数レッスン×3クラス)
400時間(日常生活で必要とされるN4-N3レベル) 2,098,000円
・12名のテキスト代 テキスト+ワークブック 6,000円x12冊=72,000円
・講演謝礼 200,000円
・返礼品の準備のための経費(発送料含む)30,000円
・A-portへの手数料 600,000円
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3,000,000円
*400時間で(話す、聞く、読む、書くの4技能)を日常生活に必要なレベルまで到達可能にします。
■返礼品について
ご支援金
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リターン内容
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リターン
時期
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1,500円
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学習者からのお礼メッセージ
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2022年7月予定
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3,000円
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学習者からのお礼メッセージ
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2022年7月予定
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5,000円
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学習者からのお礼メッセージ
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2022年7月予定
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5,000円
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①写真家小松由佳氏 「シリア難民と母と子の肖像」写真冊子発送 ②2つのシリア料理レシピPDF送付
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2022年
7月予定
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10,000円
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①電通ダイバーシティ・ラボ研究員 吉開章氏「やさしい日本語で、やさしいせかいを」オンライン講演会ご招待 ②3つのシリア料理レシピPDF送付
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2022年
実施日は追って連絡
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10,000円
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①写真家小松由佳氏オンライン講演会ご招待 ②3つのシリア料理レシピPDF送付
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2022年 6月予定
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20,000円
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①小松由佳氏又は、吉開章氏オンライン講演会にご招待 ②3つのシリア料理レシピPDF送付 ③学習者からのお礼メッセージ
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2022年
6月〜予定
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50,000円
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①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月) ②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡) ③3つのシリア料理レシピPDF送付 ④学習者からのお礼メッセージ
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2022年
9月予定
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100,000円
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①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月) ②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡) ③3つのシリア料理レシピPDF送付 ④学習者からのお礼メッセージ
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2022年
6月〜予定
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100,000円
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学習者からのお礼メッセージ
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2022年7月予定
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200,000円
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①日本語教師による「日本語を教えるための日本語指導の仕方」 オンライン60分X3回コース ②小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月) ③吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡) ④3つのシリア料理レシピPDF送付 ⑤学習者からのお礼メッセージ
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2022年6月〜予定
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■想定されるリスク
このようなコロナ禍という状況ですのでリターンの配送が遅れる場合がございます。
その場合、活動報告にてお知らせいたします。
またこのプロジェクトの支援対象となる難民と呼ばれた人々の中には紛争を逃れただけでなく迫害を受ける可能性がある方もいらっしゃいます。
そのため、当事者が特定できないものとなっていることなどあらかじめご了承ください。
■社会から見落とされがちな問題に関心を寄せてくださり本当にありがとうございます。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、多くの避難民に心を痛めている方も多いことでしょう。世界には多くの人々が自分の生まれた場所、家族や友人と離れて生きています。
私たちの国、日本を選んでくれた彼らがより豊かに、強く自立して生きていく方法として私たち日本語教師は「日本語」を提供します。どうぞよろしくお願いいたします。
■推薦人・ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳さんからの応援メッセージ
グローバル化が進む今日、多文化共生が私たちの大きな課題です。
国内在住で、日本語のケアを必要としている外国籍の方々、特に紛争などから逃れてきた難民の方々へ、
日本語のレッスンを届けるというこのチャレンジは、多文化共生の道の灯になることでしょう。
日本でも、さまざまなルーツの外国籍の方々が年々増えています。直接関わることができなくとも、彼らが日本の社会に馴染める手段を支援することができます。日本語教育を通して人と人とを繋いでいくため、ご支援をどうぞ宜しくお願いします。
(ドキュメンタリーフォトグラファー 小松由佳)

※このプロジェクトは実行確約型です。一時達成時実行型と表示されていましたが誤りでした。
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迫害や紛争から逃れた人々へ日本語を届けたい!-言葉で人と社会をつなぐ- はじめまして、私たち(にほんご Compass Japanese Language School)は大分県別府市にある小さな日本語学校です。出身国・地域は92からなる立命館アジア太平洋大学(APU) があることから様々な外国人住民がいます。2013年より日本語教育を提供し現在ではAPU、あしなが育英会アフリカ事業部とも業務委託をして、オンラインレッスンも行なっております。 2018年、日本語教育を通してシリア人留学生たちとその家族に会いました。彼らの中には、いつか自分たちの国を復興させたいと希望を持ちながら、今は、日本の社会に貢献していくことを選び就職をした人たちもいます。 彼らとの出会いをきっかけに、迫害や紛争によって逃れてきた人たちのことを改めて学び直し、地域や教育機関に向け、伝える活動をはじめました。 2022年3月、政府はウクライナに対し人道的支援の観点から避難民として受け入れを表明しました。その一方で、日本は難民申請をほとんど認めてきておらず、1982年に難民認定制度が始まってから、85,479人の申請者に対し、わずか841人(2021年)しか認定していません。そのため、日本で主に難民申請をするトルコ出身のクルド人やミャンマー、バングラディシュなどに暮らしていたロヒンギャの人たちは、迫害や紛争の中に戻されるかもしれないという恐怖の中、不安定な生活が続いています。 日本政府による彼らへの生活の支援はほとんどなく、それは生活する上で不可欠な日本語教育に関しても同様です。地域ボランティアである日本語支援者は外国人住民にとって、なくてはならない存在ではありますが、私たちプロの日本語教師は個人の能力を伸ばし、目標への到達を行います。 数年前、数学の教師をしていた南スーダンのお母さんが生まれた赤ちゃんの顔を見せにきてくれました。にこにこして、とてもかわいい赤ちゃんでしたが同じ月齢の子に比べて小さく感じ、体重が増えているのかどうか聞きました。すると日本語が読めず、赤ちゃんに飲ませるミルクの量を間違えていることが分かりました。生活する上で、言葉は不可欠です。 私たちにほんごCompassは、迫害や紛争から逃れてきた人々へ日本語教育を無償で提供し、子供たちを支えるお母さんやお父さんの未来に希望を灯したいと思います。 みなさま、ご支援をよろしくお願いいたします。 ■ 日本語を学ぶ機会がなかった 2016年5月に日本政府が表明した中東支援策の1つ、それがシリア危機により就学機会を奪われたシリア人に教育の機会を提供するというものでした。故郷シリアを追われてレバノンやヨルダンに暮らしていた彼らは国連の難民への支援機関であるUNHCR(国連難民高等弁務所)を通してJICA(日本の開発途上国支援機関)支援により2017年、留学生として来日。 2018年、彼らは丁寧すぎるほどのお辞儀をしながら「こんにちは」と言って、入口で靴をそろえました。 JICAからは国内就職を見据えて日本語を教えて欲しいとの依頼を受け日本語学習をスタートしたJICA支援の留学生は2年間、大学院で経営学修士号(MBA)を学びながら日本語学習を週に3時間行っていました。日本での就職はもちろん易しいものではなく、それでも彼らは徹夜で大学院の課題をこなし、日本語を必死で学んでいました。授業開始10分前に必ず現れ、バスを待つ、わずかな時間にも教科書を開いていました。これまでに1,300名以上の日本語学習者を見てきましたが、どの地域の学習者よりも熱心な姿に驚かされました。少しずつ心を開いた彼らは、私たちと同じように友人や家族がいるあたりまえの生活を送っていたこと、その日常は突然、奪われ戦火での生活、ヨーロッパやアフリカなど大事な人たちと離れて暮らしていることを教えてくれました。 想像できないほどの困難な中にありながら、他者を思いやる姿、挑戦する姿に心を動かされました。 それは緒方貞子氏の『難民支援の現場から』(集英社文庫)と石田武臣氏共著の『外国人問題ノート』(アルク)を手にし、社会的弱者になりがちな人々に 20年間携わってきた経緯からもより感じたのかもしれません。 自らの背景からではなく、彼らの持つ力から彼らを応援したいと強く思いました。また、ちょうど同じ頃、友人との会話の中で、彼らの背負うイメージからネガティブな印象を持たれたことも重なり、2019年より地域住民や教育機関に向けて「迫害や紛争から逃れた人々を知る」活動を始めました。 【2020年2月大分県内の高校にて】 2020年には大学院を卒業し大分県を離れ日本国内で就職を果たした彼ら。穏やかな日々が流れていると信じていましたが、コロナ禍の中、電話越しに悲しい声を聞いてしまいました。 実は日本語教育の支援があったのは留学生のみで、帯同した家族への日本語教育支援はありませんでした。経済的にも困難であり、幼い子どももいたため、社会から孤立していました。そこから日本語教師に何ができるのか考えるようになり、また同時に日本の難民受け入れ問題を学ぶ中で、様々な現実も知るようになりました。 難民申請をしているクルド人のお母さんの中には、子供は日本で育ち日本語が流暢ですが、母親は日本語が理解できないため、学校の担任との通訳をしている子供もいるということも、支援者を通じ知りました。 ■日本人は無関心?! 政府はウクライナ避難民の受け入れを表明し、3月16日時点で日本へ73人を受入れ、国内で就労できる「特定活動」での在留資格交付を発表しています。ウクライナ避難民への支援が広がっています。 他方、世界には約660万人のシリアをはじめ、370万人のベネズエラ、270万人のアフガニスタン、220万人の南スーダン、110万人のミャンマーとすでに8,200万人もの難民がいます。(2019年UNHCR) そして私たちの国、日本にも67カ国以上の難民と呼ばれる人々が逃れてきておりトルコ、ミャンマー、ネパール、カンボジアが主な国籍となっています。しかし日本では難民認定は大変少ないのが現状です。2019 年は10,375人 が申請し、認定されたのは 44 人。2020年はコロナの影響を受け例年よりも減少し3,936人申請しましたが認定者は47人と1パーセントにも届いていません。(2021年出入国在留管理庁)難民認定申請の手続きは短くても数ヶ月、再申請や裁判所での審査となると何年もかかることになります。申請の結果を待つ間、難民認定申請中は政府による保証はほとんどありません。 故郷を追われながらもこの日本を選んでくれた人々。彼らはそれぞれ、在留する上での立場は違いますが、困っているという状況は同じです。そんな彼らに無償で日本語教育を提供し、彼らが自分の言いたいことを自分の言葉で伝えられるようになって欲しい。日本語教師である私たちは言葉で人と社会を繋ぎたいと考えました。 【2019年12月やさしい日本語を用いて地域の方々と交流】 【2019年文化祭講演では100名の保護者と生徒が参加】 私たち日本語教師は、多様な人々と共にいる環境を取り入れることは自分自身が豊かになれることを知っています。日本人にはない発想やアイデア、将来への見通し、さらに周囲へ良い影響を与えることも多くあります。私たちの国、この日本で少子高齢化により不足している人材は、社会や企業の活力として貢献してくれる人財になると信じています。■私たちは日本語教師です。言葉で人と社会をつなぎます 現在、日本国内にはシリア人をはじめ、クルド人、ロヒンギャなどの人々が様々な理由で国や地域を追われ、複雑な気持ちを抱えながらも日本で生きることを選び懸命に生活しています。在留資格がおりず、難民申請を繰り返しながら不安定な生活をしている人々もいます。行政の支援がなく日本語教育が十分ではない方々もいます。 私たちは、日本語習得が生活支援につながり、その先の自立への希望を見出すことになると考えています。 この日本を第二の故郷に選んでくれた人々を応援してください。 【2022年3月オンライン講演では昼60名、夜20名が参加】 ■この事業では、以下のような方々を支援の対象として想定しています・シリアやクルド、ロヒンギャなど様々な事情で国や地域から逃れてきた人たち・意欲と向上心を持って日本での生活を目指している人たち ※集まった支援金の範囲で事業を行います。 当クラウドファンディングの対象者については、改めて公募の上、全て活動報告にてご報告させていただきます。 ■いただいた支援金の使途 皆様からご支援いただいた支援金は大切に活用させていただきます。 [内訳] ・学習者12名(4名までの日本語少人数レッスン×3クラス) 400時間(日常生活で必要とされるN4-N3レベル) 2,098,000円 ・12名のテキスト代 テキスト+ワークブック 6,000円x12冊=72,000円 ・講演謝礼 200,000円 ・返礼品の準備のための経費(発送料含む)30,000円 ・A-portへの手数料 600,000円 —---------------------------------------------------------------------------------- 3,000,000円 *400時間で(話す、聞く、読む、書くの4技能)を日常生活に必要なレベルまで到達可能にします。 ■返礼品について ご支援金 リターン内容 リターン 時期 1,500円 学習者からのお礼メッセージ 2022年7月予定 3,000円 学習者からのお礼メッセージ 2022年7月予定 5,000円 学習者からのお礼メッセージ 2022年7月予定 5,000円 ①写真家小松由佳氏「シリア難民と母と子の肖像」写真冊子発送②2つのシリア料理レシピPDF送付 2022年 7月予定 10,000円 ①電通ダイバーシティ・ラボ研究員吉開章氏「やさしい日本語で、やさしいせかいを」オンライン講演会ご招待②3つのシリア料理レシピPDF送付 2022年 実施日は追って連絡 10,000円 ①写真家小松由佳氏オンライン講演会ご招待 ②3つのシリア料理レシピPDF送付 2022年6月予定 20,000円 ①小松由佳氏又は、吉開章氏オンライン講演会にご招待②3つのシリア料理レシピPDF送付③学習者からのお礼メッセージ 2022年 6月〜予定 50,000円 ①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)③3つのシリア料理レシピPDF送付④学習者からのお礼メッセージ 2022年 9月予定 100,000円 ①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)③3つのシリア料理レシピPDF送付④学習者からのお礼メッセージ 2022年 6月〜予定 100,000円 学習者からのお礼メッセージ 2022年7月予定 200,000円 ①日本語教師による「日本語を教えるための日本語指導の仕方」オンライン60分X3回コース②小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)③吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)④3つのシリア料理レシピPDF送付⑤学習者からのお礼メッセージ 2022年6月〜予定 ■想定されるリスク このようなコロナ禍という状況ですのでリターンの配送が遅れる場合がございます。 その場合、活動報告にてお知らせいたします。 またこのプロジェクトの支援対象となる難民と呼ばれた人々の中には紛争を逃れただけでなく迫害を受ける可能性がある方もいらっしゃいます。 そのため、当事者が特定できないものとなっていることなどあらかじめご了承ください。 ■社会から見落とされがちな問題に関心を寄せてくださり本当にありがとうございます。 ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、多くの避難民に心を痛めている方も多いことでしょう。世界には多くの人々が自分の生まれた場所、家族や友人と離れて生きています。 私たちの国、日本を選んでくれた彼らがより豊かに、強く自立して生きていく方法として私たち日本語教師は「日本語」を提供します。どうぞよろしくお願いいたします。 ■推薦人・ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳さんからの応援メッセージ グローバル化が進む今日、多文化共生が私たちの大きな課題です。国内在住で、日本語のケアを必要としている外国籍の方々、特に紛争などから逃れてきた難民の方々へ、 日本語のレッスンを届けるというこのチャレンジは、多文化共生の道の灯になることでしょう。 日本でも、さまざまなルーツの外国籍の方々が年々増えています。直接関わることができなくとも、彼らが日本の社会に馴染める手段を支援することができます。日本語教育を通して人と人とを繋いでいくため、ご支援をどうぞ宜しくお願いします。 (ドキュメンタリーフォトグラファー 小松由佳) ※このプロジェクトは実行確約型です。一時達成時実行型と表示されていましたが誤りでした。
迫害や紛争から逃れた人々へ日本語を届けたい!
はじめまして、私たち(にほんご Compass Japanese Language School)は大分県別府市にある小さな日本語学校です。出身国・地域は92からなる立命館アジア太平洋大学(APU) があることから様々な外国人住民がいます。-言葉で人と社会をつなぐ-
2013年より日本語教育を提供し現在ではAPU、あしなが育英会アフリカ事業部とも業務委託をして、オンラインレッスンも行なっております。
2018年、日本語教育を通してシリア人留学生たちとその家族に会いました。彼らの中には、いつか自分たちの国を復興させたいと希望を持ちながら、今は、日本の社会に貢献していくことを選び就職をした人たちもいます。
彼らとの出会いをきっかけに、迫害や紛争によって逃れてきた人たちのことを改めて学び直し、地域や教育機関に向け、伝える活動をはじめました。
2022年3月、政府はウクライナに対し人道的支援の観点から避難民として受け入れを表明しました。その一方で、日本は難民申請をほとんど認めてきておらず、1982年に難民認定制度が始まってから、85,479人の申請者に対し、わずか841人(2021年)しか認定していません。そのため、日本で主に難民申請をするトルコ出身のクルド人やミャンマー、バングラディシュなどに暮らしていたロヒンギャの人たちは、迫害や紛争の中に戻されるかもしれないという恐怖の中、不安定な生活が続いています。
日本政府による彼らへの生活の支援はほとんどなく、それは生活する上で不可欠な日本語教育に関しても同様です。地域ボランティアである日本語支援者は外国人住民にとって、なくてはならない存在ではありますが、私たちプロの日本語教師は個人の能力を伸ばし、目標への到達を行います。
数年前、数学の教師をしていた南スーダンのお母さんが生まれた赤ちゃんの顔を見せにきてくれました。にこにこして、とてもかわいい赤ちゃんでしたが同じ月齢の子に比べて小さく感じ、体重が増えているのかどうか聞きました。すると日本語が読めず、赤ちゃんに飲ませるミルクの量を間違えていることが分かりました。生活する上で、言葉は不可欠です。
私たちにほんごCompassは、迫害や紛争から逃れてきた人々へ日本語教育を無償で提供し、子供たちを支えるお母さんやお父さんの未来に希望を灯したいと思います。
みなさま、ご支援をよろしくお願いいたします。
■ 日本語を学ぶ機会がなかった
2016年5月に日本政府が表明した中東支援策の1つ、それがシリア危機により就学機会を奪われたシリア人に教育の機会を提供するというものでした。故郷シリアを追われてレバノンやヨルダンに暮らしていた彼らは国連の難民への支援機関であるUNHCR(国連難民高等弁務所)を通してJICA(日本の開発途上国支援機関)支援により2017年、留学生として来日。
2018年、彼らは丁寧すぎるほどのお辞儀をしながら「こんにちは」と言って、入口で靴をそろえました。 JICAからは国内就職を見据えて日本語を教えて欲しいとの依頼を受け日本語学習をスタートしたJICA支援の留学生は2年間、大学院で経営学修士号(MBA)を学びながら日本語学習を週に3時間行っていました。日本での就職はもちろん易しいものではなく、それでも彼らは徹夜で大学院の課題をこなし、日本語を必死で学んでいました。授業開始10分前に必ず現れ、バスを待つ、わずかな時間にも教科書を開いていました。これまでに1,300名以上の日本語学習者を見てきましたが、どの地域の学習者よりも熱心な姿に驚かされました。少しずつ心を開いた彼らは、私たちと同じように友人や家族がいるあたりまえの生活を送っていたこと、その日常は突然、奪われ戦火での生活、ヨーロッパやアフリカなど大事な人たちと離れて暮らしていることを教えてくれました。
想像できないほどの困難な中にありながら、他者を思いやる姿、挑戦する姿に心を動かされました。
それは緒方貞子氏の『難民支援の現場から』(集英社文庫)と石田武臣氏共著の『外国人問題ノート』(アルク)を手にし、社会的弱者になりがちな人々に 20年間携わってきた経緯からもより感じたのかもしれません。
自らの背景からではなく、彼らの持つ力から彼らを応援したいと強く思いました。また、ちょうど同じ頃、友人との会話の中で、彼らの背負うイメージからネガティブな印象を持たれたことも重なり、2019年より地域住民や教育機関に向けて「迫害や紛争から逃れた人々を知る」活動を始めました。
【2020年2月大分県内の高校にて】
2020年には大学院を卒業し大分県を離れ日本国内で就職を果たした彼ら。穏やかな日々が流れていると信じていましたが、コロナ禍の中、電話越しに悲しい声を聞いてしまいました。
実は日本語教育の支援があったのは留学生のみで、帯同した家族への日本語教育支援はありませんでした。経済的にも困難であり、幼い子どももいたため、社会から孤立していました。そこから日本語教師に何ができるのか考えるようになり、また同時に日本の難民受け入れ問題を学ぶ中で、様々な現実も知るようになりました。
難民申請をしているクルド人のお母さんの中には、子供は日本で育ち日本語が流暢ですが、母親は日本語が理解できないため、学校の担任との通訳をしている子供もいるということも、支援者を通じ知りました。
■日本人は無関心?!
政府はウクライナ避難民の受け入れを表明し、3月16日時点で日本へ73人を受入れ、国内で就労できる「特定活動」での在留資格交付を発表しています。ウクライナ避難民への支援が広がっています。
他方、世界には約660万人のシリアをはじめ、370万人のベネズエラ、270万人のアフガニスタン、220万人の南スーダン、110万人のミャンマーとすでに8,200万人もの難民がいます。(2019年UNHCR)
そして私たちの国、日本にも67カ国以上の難民と呼ばれる人々が逃れてきておりトルコ、ミャンマー、ネパール、カンボジアが主な国籍となっています。しかし日本では難民認定は大変少ないのが現状です。2019 年は10,375人 が申請し、認定されたのは 44 人。2020年はコロナの影響を受け例年よりも減少し3,936人申請しましたが認定者は47人と1パーセントにも届いていません。(2021年出入国在留管理庁)難民認定申請の手続きは短くても数ヶ月、再申請や裁判所での審査となると何年もかかることになります。申請の結果を待つ間、難民認定申請中は政府による保証はほとんどありません。
故郷を追われながらもこの日本を選んでくれた人々。彼らはそれぞれ、在留する上での立場は違いますが、困っているという状況は同じです。そんな彼らに無償で日本語教育を提供し、彼らが自分の言いたいことを自分の言葉で伝えられるようになって欲しい。日本語教師である私たちは言葉で人と社会を繋ぎたいと考えました。
【2019年12月やさしい日本語を用いて地域の方々と交流】
【2019年文化祭講演では100名の保護者と生徒が参加】
私たち日本語教師は、多様な人々と共にいる環境を取り入れることは自分自身が豊かになれることを知っています。日本人にはない発想やアイデア、将来への見通し、さらに周囲へ良い影響を与えることも多くあります。私たちの国、この日本で少子高齢化により不足している人材は、社会や企業の活力として貢献してくれる人財になると信じています。
■私たちは日本語教師です。言葉で人と社会をつなぎます
現在、日本国内にはシリア人をはじめ、クルド人、ロヒンギャなどの人々が様々な理由で国や地域を追われ、複雑な気持ちを抱えながらも日本で生きることを選び懸命に生活しています。在留資格がおりず、難民申請を繰り返しながら不安定な生活をしている人々もいます。行政の支援がなく日本語教育が十分ではない方々もいます。
私たちは、日本語習得が生活支援につながり、その先の自立への希望を見出すことになると考えています。
この日本を第二の故郷に選んでくれた人々を応援してください。
【2022年3月オンライン講演では昼60名、夜20名が参加】
■この事業では、以下のような方々を支援の対象として想定しています
・シリアやクルド、ロヒンギャなど様々な事情で国や地域から逃れてきた人たち
・意欲と向上心を持って日本での生活を目指している人たち
※集まった支援金の範囲で事業を行います。
当クラウドファンディングの対象者については、改めて公募の上、全て活動報告にてご報告させていただきます。
■いただいた支援金の使途
皆様からご支援いただいた支援金は大切に活用させていただきます。
[内訳]
・学習者12名(4名までの日本語少人数レッスン×3クラス)
400時間(日常生活で必要とされるN4-N3レベル) 2,098,000円
・12名のテキスト代 テキスト+ワークブック 6,000円x12冊=72,000円
・講演謝礼 200,000円
・返礼品の準備のための経費(発送料含む)30,000円
・A-portへの手数料 600,000円
—----------------------------------------------------------------------------------
3,000,000円
*400時間で(話す、聞く、読む、書くの4技能)を日常生活に必要なレベルまで到達可能にします。
■返礼品について
ご支援金
リターン内容
リターン
時期
1,500円
3,000円
5,000円
5,000円
①写真家小松由佳氏
「シリア難民と母と子の肖像」写真冊子発送
②2つのシリア料理レシピPDF送付
2022年
7月予定
10,000円
①電通ダイバーシティ・ラボ研究員
吉開章氏「やさしい日本語で、やさしいせかいを」オンライン講演会ご招待
②3つのシリア料理レシピPDF送付
2022年
実施日は追って連絡
10,000円
①写真家小松由佳氏オンライン講演会ご招待
②3つのシリア料理レシピPDF送付
2022年
6月予定
20,000円
①小松由佳氏又は、吉開章氏オンライン講演会にご招待
②3つのシリア料理レシピPDF送付
③学習者からのお礼メッセージ
2022年
6月〜予定
50,000円
①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)
②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)
③3つのシリア料理レシピPDF送付
④学習者からのお礼メッセージ
2022年
9月予定
100,000円
①小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)
②吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)
③3つのシリア料理レシピPDF送付
④学習者からのお礼メッセージ
2022年
6月〜予定
100,000円
200,000円
①日本語教師による「日本語を教えるための日本語指導の仕方」
オンライン60分X3回コース
②小松由佳氏オンライン講演会にご招待(6月)
③吉開章氏オンライン講演会にご招待(実施日は追って連絡)
④3つのシリア料理レシピPDF送付
⑤学習者からのお礼メッセージ
2022年6月〜予定
■想定されるリスク
このようなコロナ禍という状況ですのでリターンの配送が遅れる場合がございます。
その場合、活動報告にてお知らせいたします。
またこのプロジェクトの支援対象となる難民と呼ばれた人々の中には紛争を逃れただけでなく迫害を受ける可能性がある方もいらっしゃいます。
そのため、当事者が特定できないものとなっていることなどあらかじめご了承ください。
■社会から見落とされがちな問題に関心を寄せてくださり本当にありがとうございます。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、多くの避難民に心を痛めている方も多いことでしょう。世界には多くの人々が自分の生まれた場所、家族や友人と離れて生きています。
私たちの国、日本を選んでくれた彼らがより豊かに、強く自立して生きていく方法として私たち日本語教師は「日本語」を提供します。どうぞよろしくお願いいたします。
■推薦人・ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳さんからの応援メッセージ
グローバル化が進む今日、多文化共生が私たちの大きな課題です。国内在住で、日本語のケアを必要としている外国籍の方々、特に紛争などから逃れてきた難民の方々へ、
日本語のレッスンを届けるというこのチャレンジは、多文化共生の道の灯になることでしょう。
日本でも、さまざまなルーツの外国籍の方々が年々増えています。直接関わることができなくとも、彼らが日本の社会に馴染める手段を支援することができます。日本語教育を通して人と人とを繋いでいくため、ご支援をどうぞ宜しくお願いします。
(ドキュメンタリーフォトグラファー 小松由佳)
※このプロジェクトは実行確約型です。一時達成時実行型と表示されていましたが誤りでした。
支援期間終了
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支援者
132人
残り期間
0日
集まっている金額
1,197,654円
目標金額:3,000,000円
達成率39%
2022年05月16日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
にほんごCompass Japanese Language School
現在まで46カ国、1,300名以上の国内外の方々に日本語を教えています。
2019年より地域住民や高校において「難民を知る」活動、
2020年より外国人の方々と関わる日本人の方々に向け「やさしい日本語」を活動に加えました。
2021年から多文化共生社会を目指す、よりどころであるように「にほんごCompass」に名称を変更しました。言葉を通じて人と社会を繋ぎます。
1,500円
学習者からのお礼メッセージ
リターン
日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 13人
お届け予定:2022年7月
支援期間終了
3,000円
学習者からのお礼メッセージ
リターン
日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 28人
お届け予定:2022年7月
支援期間終了
5,000円
小松由佳氏「シリア難民 母と子の肖像」冊子 + 2つのシリア料理レシピ
リターン
ご支援いただき本当にありがとうございます。
①ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳「シリア難民 母と子の肖像」冊子
トルコ南部に暮らすシリア難民の母と子に焦点をあてた写真展での冊子
(こちらの音声ガイドは使用できません)
②2つのシリア料理レシピPDF送付
支援者の数 28人
お届け予定:2022年7月
支援期間終了
5,000円
学習者からのお礼メッセージ
リターン
日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 22人
お届け予定:2022年7月
支援期間終了
10,000円
吉開章氏「やさしい日本語で、やさしいせかいを」オンライン講演会ご招待!他
リターン
ご支援いただき本当にありがとうございます。
①やさしい日本語プロデューサーの吉開章によるオンライン講演会ご招待!
(日時合わない方は3ヶ月間視聴ビデオ録画視聴有)
②3つのシリア料理レシピPDF送付
吉開章 電通ダイバーシティ・ラボ研究員。柳川観光大使
2016年「やさしい日本語ツーリズム」企画を柳川市で実現。
2020年7月 「入門・やさしい日本語」(アスク出版)上梓。
支援者の数 11人
支援期間終了
10,000円
小松由佳氏オンライン講演会ご招待!他
リターン
ご支援いただき本当にありがとうございます。
①小松由佳氏(ドキュメンタリーフォトグラファー)オンライン講演会ご招待!
(6月予定、日時合わない方は3ヶ月間視聴ビデオ録画視聴有)
山に魅せられ、2006年世界第二の高峰K2(8611メートル/パキスタン)に日本人女性として初めて登頂。植村直己冒険賞受賞。
フォトグラファーを志し、2012年からシリア内戦・難民をテーマに撮影。著書多数。2021年5月、第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。
【写真展】
2015「国境の街に生きる」
2017「ヨルダン 子連れパニック取材行〜シリア難民に助けられた一ヶ月〜」他
②3つのシリア料理レシピPDF送付
支援者の数 17人
支援期間終了
20,000円
小松由佳氏、又は 吉開章氏のオンライン講演会ご招待+学習者からのお礼メッセージ他
リターン
ご支援いただき本当にありがとうございます。
①ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳氏オンライン講演会、
又は吉開章氏による「やさしいにほんごでやさしいせかいを」オンライン講演会
ご希望のどちらか一つの講演会にご招待!
(実施予定は後日お伝えします。日時合わない方は3ヶ月間視聴ビデオ録画視聴有)
②イベントで好評だった3つのシリア料理レシピをメール添付でお送りいたします。
③日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 8人
支援期間終了
50,000円
小松由佳氏&吉開章氏オンライン講演会ご招待+学習者からのお礼メッセージ他
リターン
ご支援いただき本当にありがとうございます。
①ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳氏オンライン講演会
②吉開章氏による「やさしいにほんごでやさしいせかいを」オンライン講演会
上記二つのオンライン講演会にご招待!
(実施予定は後日お伝えします。日時合わない方は3ヶ月間視聴ビデオ録画視聴有)
③イベントで好評だった3つのシリア料理レシピをメール添付でお送りいたします。
④日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 2人
支援期間終了
100,000円
学習者からのお礼メッセージ
リターン
日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 2人
お届け予定:2022年7月
支援期間終了
100,000円
小松由佳氏&吉開章氏オンライン講演会ご招待!+3つの料理レシピ他
リターン
ご支援いただき本当にありがとうございます。
①ドキュメンタリーフォトグラファー小松由佳氏オンライン講演会(6月)
②吉開章氏による「やさしいにほんごでやさしいせかいを」オンライン講演会
上記二つの講演会にご招待!
(実施予定は後日お伝えします。日時合わない方は3ヶ月間視聴ビデオ録画視聴有)
③イベントで好評だった3つのシリア料理レシピをメール添付でお送りいたします。
④日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 0人
支援期間終了
200,000円
日本語指導の仕方3回コース+小松由佳氏&吉開章氏オンライン講演会ご招待!他
リターン
ご支援いただき本当にありがとうございます。
①日本語教師による「日本語を教えるための日本語指導の仕方」
オンライン60分✖️3回コース (実施予定は後日お伝えします。)
②小松由佳氏(ドキュメンタリーフォトグラファー)オンライン講演会
③吉開章氏による「やさしいにほんごでやさしいせかいを」オンライン講演会
(実施予定は後日お伝えします。日時合わない方は3ヶ月間視聴ビデオ録画視聴有)
④イベントで好評だった3つのシリア料理レシピをメール添付でお送りいたします。
⑤日本語を学ぶ学習者からのお礼メッセージをメール添付でお送りいたします。
支援者の数 0人
支援期間終了