一般社団法人おらがまち”では障がいや引きこもりなど、社会に出づらさを感じている人も一緒に地域の特産物を作り、地域貢献の一躍を担う取り組みをしています。初年度の今回は、岐阜県下呂市のお米「龍の瞳」を育てて日本酒を造る費用の一部をクラウドファンディングで募りたいと思います。ぜひプロジェクトにご理解・ご協力を賜り、ご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
農業と福祉、そして日本の文化をつなぐ
今回の取り組みは、東京農業大学農学部准教授、川嶋舟先生の起案で始まりました。先生は「農業と福祉の連携」についてさまざまな提言をされています。これまでにも絹を紡ぐ作業と福祉の連携などを実現してきました。
川嶋先生の取り組みには、一貫して日本文化の継承が念頭にあります。絹に続くものとして、米作りと日本酒造りができないかと、今回のプロジェクトが立ち上がりました。
障がいを抱える人やお年寄り、若い人まで、みんなが一緒に手を取り合って田植えを行い、育てて刈り入れたお米から日本酒を造る。それが、障害をもつ者ともたない者が平等に生活する社会であるノーマライゼーションを追求し、地方創生、伝統文化の継承していくことになります。
ブランド米「龍の瞳」でオリジナルの日本酒を
岐阜県下呂市にはブランド米「龍の瞳」を製造販売する株式会社龍の瞳があります。同社の協力のもと、就労継続支援B型事業所「ひだまりの家」(福祉施設)の利用者が田植えや稲刈りに参加。収穫したお米は、下呂市内で300年近く造り酒屋を営む株式会社奥飛騨酒造で日本酒にします。
できあがった日本酒のラベル張り、箱詰め、発送作業などの一連の作業は、ひだまりの家の方々と株式会社龍の瞳が一緒に行い、出荷。クラウドファンディングで募った資金は、これら作業の費用にも使わせていただきます。 日本酒は「特別な日、はれの日にみんなで楽しめるお酒」に仕上げて行きたいと思います。

[川嶋舟先生とひだまりの家利用者と龍の瞳の社員のみなさんと田植え参加者達]

[ラベルのデザインに絵を採用予定のひだまりの家利用者]
偶然から生まれたお米「龍の瞳」
「龍の瞳」は品種名“いのちの壱”というお米です。2000年に下呂市の株式会社 龍の瞳社長の今井隆氏が田んぼに偶然生えていた背の高い二株を発見したのが始まりです。特徴はコシヒカリの1.5倍もある粒の大きさ。都内では、デパートや高級スーパーなどで販売されています。
一般の食用米と違い亜鉛成分が多く含まれている「龍の瞳」は、発酵の進行が早く、酒に変化しやすい品種です。

[龍の瞳のホームページよりお借りした写真]
300年の伝統を誇る「奥飛騨酒造」
今回の日本酒を手がけるのは、岐阜県下呂市金山町にある株式会社 奥飛騨酒造(旧高木酒造)です。金山町は飛騨地方の最南端に位置し、益田川(飛騨川)、馬瀬川が合流する、地下湧水に恵まれた土地です。1720年、享保5年創業の酒造で造った日本酒の奥飛騨が、2018年には全国新酒鑑評会金賞を受賞しています。
奥飛騨酒造では、日本酒の初緑、奥飛騨の二つの銘柄のほか、ウォッカ製造もスタート。人気の「奥飛騨ウォッカ」は小泉首相が2006年のロシア訪問で、プーチン大統領のお土産として一躍有名となりました。
[奥飛騨酒造にて高山取締役と川嶋舟先生と龍の瞳社員]
[全国新酒鑑評会金賞 受賞酒 奥飛騨]
米作りや日本酒のラベル張りをする「ひだまりの家」利用者
下呂市の障がい者就労支援事業所「ひだまりの家」。20名ほどの利用者が企業から受注した作業や、オリジナル商品制作などを行っています。今回のプロジェクトでは、稲作の手伝い、日本酒のラベル張り、箱詰めなどの発送準備を行います。
[ひだまりの家外観]
お互いの理解を深め共に体験を重ねる
社会で生きにくさを抱える人たちと一緒に作業を進めるには、相手への理解を深め、それぞれに合わせたコミュニケーションを取る必要があります。一方で、ひだまりの家の利用者は、農家の方と共に働く体験を積み重ねることで農業の技術を学び、農作業に慣れていくことができます。 誰もが生きることができる社会のためには、効率的ではなくても、このような関わり方も大切になってきます。
このプロジェクトを全国に広めたい!
下呂市の取り組みを全国に広めたいと考えています。根気のいる作業が得意な方も少なくありません。彼らが作業に関わることで、有機栽培や無農薬栽培の実現、遊休荒廃農地の活用などにつながるかもしれません。
農家にとっては新たな労働力となり、障がい者にとっては自立・生きる目的・居場所のひとつとなることで地域の活性化も図れます。日本の文化を代表する日本酒づくりが障がい者へのイメージを変えてくれたらと願っています。
リターン商品について
リターン商品の配送は国内に限ります。
※未成年者のお酒の購入飲酒は禁止されております。
■ 1,000円 [おらがまちの仲間を募る]
・日本全国へ活動を広めていく上で、プロジェクトで造った日本酒の情報をお知らせいたします。
・今後、世界のおらがまちを支援し、日本でまだ飲んだことの無いお酒もプロモーションして行く予定で、応援してくださる仲間を募ります。
・お礼のメールをお送り致します。
■ 3,000円 [がんばれひだまりの家]
・龍の瞳・ひだまりの家・奥飛騨酒造へ活動報告を依頼し、おらがまちでまとめたものをA-portプロジェクト内の活動報告(https://a-port.asahi.com/updates/oragamachi)へ掲載します。
・お礼のお手紙をひだまりの家入園者に作業委託します。
・A-portプロジェクト内の活動報告とお礼のお手紙をお送りします。
■ 5,000円 [プロジェクトの日本酒1本720ml]
・龍の瞳とひだまりの家と奥飛騨酒造で造った日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)。
・ひだまりの家の入園者が描いた絵をラベルに採用予定です。
・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
■ 7,000円 [プロジェクトの日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、精米「龍の瞳」1kg]
・日本酒 1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、精米「龍の瞳」1kgのセット。
・「龍の瞳」は、炊き方の説明書に準じて炊き、香り・甘み・粘り・噛みごたえをお楽しみください。冷めてもおいしいお米です。
・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
■ 9,000円 [プロジェクトの日本酒1本720mlと奥飛騨酒造の日本酒1本720ml]
・プロジェクトの日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、奥飛騨酒造の日本酒(山田錦35%精米の純米大吟醸)1本720ml 価格未定の2本入りセットとなる予定です。
・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
■ 5,000円 [おらがまちガンバレ]
・現在、収益のない一般社団法人おらがまちへの活動に協賛し、支援をして頂けますとA-portプロジェクト内の支援者欄(http://a-port.asahi.com/projects/oragamachi)にお名前(ニックネーム可)が掲載され、応援メッセージも記入することができます。
*ご記入いただいた表記名、メッセージの変更はログイン後、マイページよるプロフィール編集、応援したプロジェクトのコメント欄より変更ができます。
・奥飛騨酒造の蔵見学を受付いたします。事前にご予約が必要で、2名様以上でお申し込みください。 (駐車場有、大型車輛も駐車可) お申込みは個別サイト内メールよりお伺いします。
大吟醸、吟醸酒、純米酒、にごり酒、米焼酎、麦焼酎など 各種、試飲ができます。希望者は蔵見学希望とお伝え下さい。
※現地までの交通費は実費です。
■ 50,000 [おらがまちをサポート]
・現在、収益のない一般社団法人おらがまちへの活動に協賛し、支援をして頂けますとA-portプロジェクト内の支援者欄(http://a-port.asahi.com/projects/oragamachi)にお名前(ニックネーム可)が掲載され、応援メッセージも記入することができます。
*ご記入いただいた表記名、メッセージの変更はログイン後、マイページよるプロフィール編集、応援したプロジェクトのコメント欄より変更ができます。
・奥飛騨酒造の蔵見学を受付いたします。事前にご予約が必要で、2名様以上でお申し込みください。 (駐車場有、大型車輛も駐車可)
大吟醸、吟醸酒、純米酒、にごり酒、米焼酎、麦焼酎など 各種、試飲ができます。希望者は蔵見学希望とお伝え下さい。
※現地までの交通費は実費です。
・期末の決算書・活動報告書を2018年版から3年間お送りします(毎年3月頃の報告となります)。
想定されるリスク
飯米である「龍の瞳」で日本酒を製造するのは初めての試みなので、どのような日本酒ができあがるか予測がつきません。
最後に
今後、全国でこのような取り組みを増やしていきたいと思っています。新規に協賛していただける施設や酒蔵がありましたら、ぜひご参加を検討いただき、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
kyosan@oragamachi.org
一般社団法人おらがまちは、日本有数の酒専門雑誌「たる」を創刊し39年目となる雑誌の会長、NTTのOB、その他の賛同者が中心となり、地方の文化のよさを世界に発信して広めていきたいと思っています。 多くのみなさまからの協賛をいただけますよう、よろしくお願い致します。
https://oragamachi.org
ホーム
活動報告
6
支援者
82
一般社団法人おらがまち”では障がいや引きこもりなど、社会に出づらさを感じている人も一緒に地域の特産物を作り、地域貢献の一躍を担う取り組みをしています。初年度の今回は、岐阜県下呂市のお米「龍の瞳」を育てて日本酒を造る費用の一部をクラウドファンディングで募りたいと思います。ぜひプロジェクトにご理解・ご協力を賜り、ご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 農業と福祉、そして日本の文化をつなぐ 今回の取り組みは、東京農業大学農学部准教授、川嶋舟先生の起案で始まりました。先生は「農業と福祉の連携」についてさまざまな提言をされています。これまでにも絹を紡ぐ作業と福祉の連携などを実現してきました。 川嶋先生の取り組みには、一貫して日本文化の継承が念頭にあります。絹に続くものとして、米作りと日本酒造りができないかと、今回のプロジェクトが立ち上がりました。 障がいを抱える人やお年寄り、若い人まで、みんなが一緒に手を取り合って田植えを行い、育てて刈り入れたお米から日本酒を造る。それが、障害をもつ者ともたない者が平等に生活する社会であるノーマライゼーションを追求し、地方創生、伝統文化の継承していくことになります。 ブランド米「龍の瞳」でオリジナルの日本酒を 岐阜県下呂市にはブランド米「龍の瞳」を製造販売する株式会社龍の瞳があります。同社の協力のもと、就労継続支援B型事業所「ひだまりの家」(福祉施設)の利用者が田植えや稲刈りに参加。収穫したお米は、下呂市内で300年近く造り酒屋を営む株式会社奥飛騨酒造で日本酒にします。 できあがった日本酒のラベル張り、箱詰め、発送作業などの一連の作業は、ひだまりの家の方々と株式会社龍の瞳が一緒に行い、出荷。クラウドファンディングで募った資金は、これら作業の費用にも使わせていただきます。 日本酒は「特別な日、はれの日にみんなで楽しめるお酒」に仕上げて行きたいと思います。 [川嶋舟先生とひだまりの家利用者と龍の瞳の社員のみなさんと田植え参加者達] [ラベルのデザインに絵を採用予定のひだまりの家利用者] 偶然から生まれたお米「龍の瞳」 「龍の瞳」は品種名“いのちの壱”というお米です。2000年に下呂市の株式会社 龍の瞳社長の今井隆氏が田んぼに偶然生えていた背の高い二株を発見したのが始まりです。特徴はコシヒカリの1.5倍もある粒の大きさ。都内では、デパートや高級スーパーなどで販売されています。 一般の食用米と違い亜鉛成分が多く含まれている「龍の瞳」は、発酵の進行が早く、酒に変化しやすい品種です。 [龍の瞳のホームページよりお借りした写真] 300年の伝統を誇る「奥飛騨酒造」 今回の日本酒を手がけるのは、岐阜県下呂市金山町にある株式会社 奥飛騨酒造(旧高木酒造)です。金山町は飛騨地方の最南端に位置し、益田川(飛騨川)、馬瀬川が合流する、地下湧水に恵まれた土地です。1720年、享保5年創業の酒造で造った日本酒の奥飛騨が、2018年には全国新酒鑑評会金賞を受賞しています。 奥飛騨酒造では、日本酒の初緑、奥飛騨の二つの銘柄のほか、ウォッカ製造もスタート。人気の「奥飛騨ウォッカ」は小泉首相が2006年のロシア訪問で、プーチン大統領のお土産として一躍有名となりました。 [奥飛騨酒造にて高山取締役と川嶋舟先生と龍の瞳社員] [全国新酒鑑評会金賞 受賞酒 奥飛騨] 米作りや日本酒のラベル張りをする「ひだまりの家」利用者 下呂市の障がい者就労支援事業所「ひだまりの家」。20名ほどの利用者が企業から受注した作業や、オリジナル商品制作などを行っています。今回のプロジェクトでは、稲作の手伝い、日本酒のラベル張り、箱詰めなどの発送準備を行います。 [ひだまりの家外観] お互いの理解を深め共に体験を重ねる 社会で生きにくさを抱える人たちと一緒に作業を進めるには、相手への理解を深め、それぞれに合わせたコミュニケーションを取る必要があります。一方で、ひだまりの家の利用者は、農家の方と共に働く体験を積み重ねることで農業の技術を学び、農作業に慣れていくことができます。 誰もが生きることができる社会のためには、効率的ではなくても、このような関わり方も大切になってきます。 このプロジェクトを全国に広めたい! 下呂市の取り組みを全国に広めたいと考えています。根気のいる作業が得意な方も少なくありません。彼らが作業に関わることで、有機栽培や無農薬栽培の実現、遊休荒廃農地の活用などにつながるかもしれません。 農家にとっては新たな労働力となり、障がい者にとっては自立・生きる目的・居場所のひとつとなることで地域の活性化も図れます。日本の文化を代表する日本酒づくりが障がい者へのイメージを変えてくれたらと願っています。 リターン商品について リターン商品の配送は国内に限ります。 ※未成年者のお酒の購入飲酒は禁止されております。 ■ 1,000円 [おらがまちの仲間を募る] ・日本全国へ活動を広めていく上で、プロジェクトで造った日本酒の情報をお知らせいたします。 ・今後、世界のおらがまちを支援し、日本でまだ飲んだことの無いお酒もプロモーションして行く予定で、応援してくださる仲間を募ります。 ・お礼のメールをお送り致します。 ■ 3,000円 [がんばれひだまりの家] ・龍の瞳・ひだまりの家・奥飛騨酒造へ活動報告を依頼し、おらがまちでまとめたものをA-portプロジェクト内の活動報告(https://a-port.asahi.com/updates/oragamachi)へ掲載します。 ・お礼のお手紙をひだまりの家入園者に作業委託します。 ・A-portプロジェクト内の活動報告とお礼のお手紙をお送りします。 ■ 5,000円 [プロジェクトの日本酒1本720ml] ・龍の瞳とひだまりの家と奥飛騨酒造で造った日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)。 ・ひだまりの家の入園者が描いた絵をラベルに採用予定です。 ・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。 ■ 7,000円 [プロジェクトの日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、精米「龍の瞳」1kg] ・日本酒 1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、精米「龍の瞳」1kgのセット。 ・「龍の瞳」は、炊き方の説明書に準じて炊き、香り・甘み・粘り・噛みごたえをお楽しみください。冷めてもおいしいお米です。 ・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。 ■ 9,000円 [プロジェクトの日本酒1本720mlと奥飛騨酒造の日本酒1本720ml] ・プロジェクトの日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、奥飛騨酒造の日本酒(山田錦35%精米の純米大吟醸)1本720ml 価格未定の2本入りセットとなる予定です。 ・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。 ■ 5,000円 [おらがまちガンバレ] ・現在、収益のない一般社団法人おらがまちへの活動に協賛し、支援をして頂けますとA-portプロジェクト内の支援者欄(http://a-port.asahi.com/projects/oragamachi)にお名前(ニックネーム可)が掲載され、応援メッセージも記入することができます。 *ご記入いただいた表記名、メッセージの変更はログイン後、マイページよるプロフィール編集、応援したプロジェクトのコメント欄より変更ができます。 ・奥飛騨酒造の蔵見学を受付いたします。事前にご予約が必要で、2名様以上でお申し込みください。 (駐車場有、大型車輛も駐車可) お申込みは個別サイト内メールよりお伺いします。 大吟醸、吟醸酒、純米酒、にごり酒、米焼酎、麦焼酎など 各種、試飲ができます。希望者は蔵見学希望とお伝え下さい。※現地までの交通費は実費です。■ 50,000 [おらがまちをサポート] ・現在、収益のない一般社団法人おらがまちへの活動に協賛し、支援をして頂けますとA-portプロジェクト内の支援者欄(http://a-port.asahi.com/projects/oragamachi)にお名前(ニックネーム可)が掲載され、応援メッセージも記入することができます。 *ご記入いただいた表記名、メッセージの変更はログイン後、マイページよるプロフィール編集、応援したプロジェクトのコメント欄より変更ができます。 ・奥飛騨酒造の蔵見学を受付いたします。事前にご予約が必要で、2名様以上でお申し込みください。 (駐車場有、大型車輛も駐車可) 大吟醸、吟醸酒、純米酒、にごり酒、米焼酎、麦焼酎など 各種、試飲ができます。希望者は蔵見学希望とお伝え下さい。※現地までの交通費は実費です。 ・期末の決算書・活動報告書を2018年版から3年間お送りします(毎年3月頃の報告となります)。 想定されるリスク 飯米である「龍の瞳」で日本酒を製造するのは初めての試みなので、どのような日本酒ができあがるか予測がつきません。 最後に 今後、全国でこのような取り組みを増やしていきたいと思っています。新規に協賛していただける施設や酒蔵がありましたら、ぜひご参加を検討いただき、下記のメールアドレスまでご連絡ください。 kyosan@oragamachi.org 一般社団法人おらがまちは、日本有数の酒専門雑誌「たる」を創刊し39年目となる雑誌の会長、NTTのOB、その他の賛同者が中心となり、地方の文化のよさを世界に発信して広めていきたいと思っています。 多くのみなさまからの協賛をいただけますよう、よろしくお願い致します。 https://oragamachi.org
一般社団法人おらがまち”では障がいや引きこもりなど、社会に出づらさを感じている人も一緒に地域の特産物を作り、地域貢献の一躍を担う取り組みをしています。初年度の今回は、岐阜県下呂市のお米「龍の瞳」を育てて日本酒を造る費用の一部をクラウドファンディングで募りたいと思います。ぜひプロジェクトにご理解・ご協力を賜り、ご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
農業と福祉、そして日本の文化をつなぐ
今回の取り組みは、東京農業大学農学部准教授、川嶋舟先生の起案で始まりました。先生は「農業と福祉の連携」についてさまざまな提言をされています。これまでにも絹を紡ぐ作業と福祉の連携などを実現してきました。
川嶋先生の取り組みには、一貫して日本文化の継承が念頭にあります。絹に続くものとして、米作りと日本酒造りができないかと、今回のプロジェクトが立ち上がりました。
障がいを抱える人やお年寄り、若い人まで、みんなが一緒に手を取り合って田植えを行い、育てて刈り入れたお米から日本酒を造る。それが、障害をもつ者ともたない者が平等に生活する社会であるノーマライゼーションを追求し、地方創生、伝統文化の継承していくことになります。
ブランド米「龍の瞳」でオリジナルの日本酒を
岐阜県下呂市にはブランド米「龍の瞳」を製造販売する株式会社龍の瞳があります。同社の協力のもと、就労継続支援B型事業所「ひだまりの家」(福祉施設)の利用者が田植えや稲刈りに参加。収穫したお米は、下呂市内で300年近く造り酒屋を営む株式会社奥飛騨酒造で日本酒にします。
できあがった日本酒のラベル張り、箱詰め、発送作業などの一連の作業は、ひだまりの家の方々と株式会社龍の瞳が一緒に行い、出荷。クラウドファンディングで募った資金は、これら作業の費用にも使わせていただきます。 日本酒は「特別な日、はれの日にみんなで楽しめるお酒」に仕上げて行きたいと思います。
[川嶋舟先生とひだまりの家利用者と龍の瞳の社員のみなさんと田植え参加者達]
[ラベルのデザインに絵を採用予定のひだまりの家利用者]
偶然から生まれたお米「龍の瞳」
「龍の瞳」は品種名“いのちの壱”というお米です。2000年に下呂市の株式会社 龍の瞳社長の今井隆氏が田んぼに偶然生えていた背の高い二株を発見したのが始まりです。特徴はコシヒカリの1.5倍もある粒の大きさ。都内では、デパートや高級スーパーなどで販売されています。
一般の食用米と違い亜鉛成分が多く含まれている「龍の瞳」は、発酵の進行が早く、酒に変化しやすい品種です。
[龍の瞳のホームページよりお借りした写真]
300年の伝統を誇る「奥飛騨酒造」
今回の日本酒を手がけるのは、岐阜県下呂市金山町にある株式会社 奥飛騨酒造(旧高木酒造)です。金山町は飛騨地方の最南端に位置し、益田川(飛騨川)、馬瀬川が合流する、地下湧水に恵まれた土地です。1720年、享保5年創業の酒造で造った日本酒の奥飛騨が、2018年には全国新酒鑑評会金賞を受賞しています。
奥飛騨酒造では、日本酒の初緑、奥飛騨の二つの銘柄のほか、ウォッカ製造もスタート。人気の「奥飛騨ウォッカ」は小泉首相が2006年のロシア訪問で、プーチン大統領のお土産として一躍有名となりました。
[奥飛騨酒造にて高山取締役と川嶋舟先生と龍の瞳社員]
[全国新酒鑑評会金賞 受賞酒 奥飛騨]
米作りや日本酒のラベル張りをする「ひだまりの家」利用者
下呂市の障がい者就労支援事業所「ひだまりの家」。20名ほどの利用者が企業から受注した作業や、オリジナル商品制作などを行っています。今回のプロジェクトでは、稲作の手伝い、日本酒のラベル張り、箱詰めなどの発送準備を行います。
[ひだまりの家外観]
お互いの理解を深め共に体験を重ねる
社会で生きにくさを抱える人たちと一緒に作業を進めるには、相手への理解を深め、それぞれに合わせたコミュニケーションを取る必要があります。一方で、ひだまりの家の利用者は、農家の方と共に働く体験を積み重ねることで農業の技術を学び、農作業に慣れていくことができます。 誰もが生きることができる社会のためには、効率的ではなくても、このような関わり方も大切になってきます。
このプロジェクトを全国に広めたい!
下呂市の取り組みを全国に広めたいと考えています。根気のいる作業が得意な方も少なくありません。彼らが作業に関わることで、有機栽培や無農薬栽培の実現、遊休荒廃農地の活用などにつながるかもしれません。
農家にとっては新たな労働力となり、障がい者にとっては自立・生きる目的・居場所のひとつとなることで地域の活性化も図れます。日本の文化を代表する日本酒づくりが障がい者へのイメージを変えてくれたらと願っています。
リターン商品について
リターン商品の配送は国内に限ります。
※未成年者のお酒の購入飲酒は禁止されております。
■ 1,000円 [おらがまちの仲間を募る]
・日本全国へ活動を広めていく上で、プロジェクトで造った日本酒の情報をお知らせいたします。
・今後、世界のおらがまちを支援し、日本でまだ飲んだことの無いお酒もプロモーションして行く予定で、応援してくださる仲間を募ります。
・お礼のメールをお送り致します。
■ 3,000円 [がんばれひだまりの家]
・龍の瞳・ひだまりの家・奥飛騨酒造へ活動報告を依頼し、おらがまちでまとめたものをA-portプロジェクト内の活動報告(https://a-port.asahi.com/updates/oragamachi)へ掲載します。
・お礼のお手紙をひだまりの家入園者に作業委託します。
・A-portプロジェクト内の活動報告とお礼のお手紙をお送りします。
■ 5,000円 [プロジェクトの日本酒1本720ml]
・龍の瞳とひだまりの家と奥飛騨酒造で造った日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)。
・ひだまりの家の入園者が描いた絵をラベルに採用予定です。
・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
■ 7,000円 [プロジェクトの日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、精米「龍の瞳」1kg]
・日本酒 1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、精米「龍の瞳」1kgのセット。
・「龍の瞳」は、炊き方の説明書に準じて炊き、香り・甘み・粘り・噛みごたえをお楽しみください。冷めてもおいしいお米です。
・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
■ 9,000円 [プロジェクトの日本酒1本720mlと奥飛騨酒造の日本酒1本720ml]
・プロジェクトの日本酒1本720ml 販売希望価格5,000円(税込)と、奥飛騨酒造の日本酒(山田錦35%精米の純米大吟醸)1本720ml 価格未定の2本入りセットとなる予定です。
・消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
■ 5,000円 [おらがまちガンバレ]
・現在、収益のない一般社団法人おらがまちへの活動に協賛し、支援をして頂けますとA-portプロジェクト内の支援者欄(http://a-port.asahi.com/projects/oragamachi)にお名前(ニックネーム可)が掲載され、応援メッセージも記入することができます。
*ご記入いただいた表記名、メッセージの変更はログイン後、マイページよるプロフィール編集、応援したプロジェクトのコメント欄より変更ができます。
・奥飛騨酒造の蔵見学を受付いたします。事前にご予約が必要で、2名様以上でお申し込みください。 (駐車場有、大型車輛も駐車可) お申込みは個別サイト内メールよりお伺いします。
大吟醸、吟醸酒、純米酒、にごり酒、米焼酎、麦焼酎など 各種、試飲ができます。希望者は蔵見学希望とお伝え下さい。
※現地までの交通費は実費です。
■ 50,000 [おらがまちをサポート]
・現在、収益のない一般社団法人おらがまちへの活動に協賛し、支援をして頂けますとA-portプロジェクト内の支援者欄(http://a-port.asahi.com/projects/oragamachi)にお名前(ニックネーム可)が掲載され、応援メッセージも記入することができます。
*ご記入いただいた表記名、メッセージの変更はログイン後、マイページよるプロフィール編集、応援したプロジェクトのコメント欄より変更ができます。
・奥飛騨酒造の蔵見学を受付いたします。事前にご予約が必要で、2名様以上でお申し込みください。 (駐車場有、大型車輛も駐車可)
大吟醸、吟醸酒、純米酒、にごり酒、米焼酎、麦焼酎など 各種、試飲ができます。希望者は蔵見学希望とお伝え下さい。
※現地までの交通費は実費です。
・期末の決算書・活動報告書を2018年版から3年間お送りします(毎年3月頃の報告となります)。
想定されるリスク
飯米である「龍の瞳」で日本酒を製造するのは初めての試みなので、どのような日本酒ができあがるか予測がつきません。
最後に
今後、全国でこのような取り組みを増やしていきたいと思っています。新規に協賛していただける施設や酒蔵がありましたら、ぜひご参加を検討いただき、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
kyosan@oragamachi.org
一般社団法人おらがまちは、日本有数の酒専門雑誌「たる」を創刊し39年目となる雑誌の会長、NTTのOB、その他の賛同者が中心となり、地方の文化のよさを世界に発信して広めていきたいと思っています。 多くのみなさまからの協賛をいただけますよう、よろしくお願い致します。
https://oragamachi.org
支援期間終了
このプロジェクトが気に入ったら
いいね!しよう
最新のプロジェクト情報をお届けします。
支援者
82人
残り期間
0日
集まっている金額
619,000円
(達成) 目標金額:600,000円
達成率103%
2019年01月30日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
一般社団法人おらがまち
推し進める為に興した情 ... 報化に基づく日本列島活性化プロジェクトです。
どんな田舎まちでもインターネットが繋がっていれば全国へ
海を飛び越え全世界へ情報発信できる時代となっています。
情報を得ることができ、努力で田舎まちでも暮らすことが可能となります。
まちの情報を発信し、意見を述べる、
北から南までおらがまちでは皆平等で、活きた意見交換が可能です。
活動により、社会貢献につながり、地方の経済が活性化されると信じ、
この事業を推し進めたく、ぜひ皆さまのお力を賜りたくご協力のほど、お願い申し上げます。
1,000円
おらがまちの仲間を募る
リターン
・新たなプロジェクトで造った日本酒の情報をお知らせいたします。
・世界のおらがまちを支援し、日本でまだ飲んだことの無いお酒の情報をお知らせいたします。
・お礼のメールをお送り致します。
支援者の数 7人
お届け予定:2019年4月
支援期間終了
3,000円
がんばれひだまりの家
リターン
●龍の瞳・ひだまりの家・奥飛騨酒造へ活動報告を依頼し、おらがまちでまとめたものをA-portプロジェクト内の活動報告へ掲載します。
●お礼のお手紙をひだまりの家入園者へ作業委託し、お送りいたします。
支援者の数 2人
お届け予定:2019年4月
支援期間終了
4,500円
先着10名!プロジェクトの日本酒、お買い得コース
リターン
※写真はイメージ
●龍の瞳とひだまりの家と奥飛騨酒造で造った日本酒1本720ml
●ひだまりの家の入園者が描いた絵をラベルに採用する予定です。気に入っていただけましたら、お酒を飲み干した後でラベルを額に入れて戴けると幸いです。
●消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
●未成年者のお酒の購入飲酒は禁止されております。
支援者の数 10人
お届け予定:2019年5月
支援期間終了
5,000円
プロジェクトの日本酒1本720ml
リターン
※写真はイメージ
●龍の瞳とひだまりの家と奥飛騨酒造で造った日本酒1本720ml
●ひだまりの家の入園者が描いた絵をラベルに採用する予定です。気に入っていただけましたら、お酒を飲み干した後でラベルを額に入れて戴けると幸いです。
●消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
●未成年者のお酒の購入飲酒は禁止されております。
支援者の数 25人
お届け予定:2019年5月
支援期間終了
7,000円
プロジェクトの日本酒1本720mlと精米「龍の瞳」1kg
リターン
※写真はイメージ
●日本酒1本720mlと、精米済み「龍の瞳」1kgのセットです。
●「龍の瞳」は、炊き方の説明書に準じて炊き、香り・甘み・粘り・噛みごたえをお楽しみください。冷めてもおいしいお米です。
●消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
●未成年者のお酒の購入飲酒は禁止されております。
支援者の数 20人
お届け予定:2019年5月
支援期間終了
9,000円
プロジェクトの日本酒2本720ml(数セット限定,1本を金賞受賞酒)
リターン
※写真はイメージ
●プロジェクトの日本酒1本720mlと、奥飛騨酒造の日本酒(山田錦35%精米の純米大吟醸)1本720mlの2本入りセットとなる予定です。
●消費税・送料込みで、国内発送に限ります。
●未成年者のお酒の購入飲酒は禁止されております。
支援者の数 14人
お届け予定:2019年5月
支援期間終了
5,000円
おらがまちガンバレ
リターン
●一般社団法人おらがまちの収益は現在ありません。この活動に協賛いただける方に活動運営資金へのご協力のお願いです。
●蔵見学(奥飛騨酒造)にご参加いただけます。※現地までの交通費は実費です。
●A-portプロジェクト内の支援者欄にお名前(ニックネーム可)が掲載されます。
支援者の数 2人
お届け予定:2019年4月
支援期間終了
50,000円
おらがまちをサポート
リターン
●一般社団法人おらがまちの収益は現在ありません。この活動に協賛いただける方に活動運営資金へのご協力のお願いです。
●蔵見学(奥飛騨酒造)にご参加いただけます。※現地までの交通費は実費です。
●期末の決算書・活動報告書を2018年版から3年間お送りします(12月期末2月総会ですので、3月頃報告致します)。
●A-portプロジェクト内の支援者欄にお名前(ニックネーム可)が掲載されます。
支援者の数 2人
お届け予定:2019年3月
支援期間終了