小児科医の公文和子さんが、アフリカ・ケニアで寄附金をもとに開設した障がい児支援事業「シロアムの園」。
現在利用している借家の引渡期限が来年7月に迫る中、「シロアムの園」を応援する有志のメンバーが中心となって、新たな支援拠点を建設するための工事資金を募るプロジェクトを立ち上げました。
建設予定の支援拠点では、子どもたちやそのご家族が自分らしく輝いていくことができるように、また地域の人たちが子どもたちやご家族のことを知り、共に歩んでいくことができるように、笑顔あふれる「コミュニティ」を目指します。
新しい支援拠点の一部分にあたる第1期工事費用・3,700万の内、3,400万は公文先生とシロアムの園やファンドレイジングの応援団、そして何よりもこれまでご協力くださった方々のご支援により調達できる見通しが立ちました。
引き続き今回のクラウドファンディングでは、
子ども達が日常を過ごすために必要な、第1期工事の残り部分、第2期工事にかかる建設資金を募集しています。
「シロアムの園」とは
「シロアムの園」は、東アフリカ・ケニアの首都ナイロビ郊外で2015年に開設されました。
通所サービスを通して、子どもたちやそのご家族にとって必要なこと、大切なことを、その人まるごと受け入れて、医療・教育・リハビリ、社会面などの包括的なケアを行っています。
『一人一人が生きる喜びを感じ、既に持っている能力や賜物をキラキラと輝かせて生きていくことができるように。』
そんな想いで活動を続けていく中で、毎日元気に通う子ども達の様子や、朝の会、クラス活動、個別療法、グループ療法、外遊び、ランチなどを通して、一人一人の素晴らしい笑顔と成長を見る事ができるようになりました。
また、同伴してくるご家族も、毎日行われているご家族同士の交流を通して力づけられ、励まされています。現在の利用者数は50名にも及び、その他に登録をお待ちいただいている待機児数も50名を超えました。
困難の中で、一生懸命生きる障がい児たちが輝くために
今、アフリカは大きく発展しようとしています。特にケニアは高度経済成長期に入り、建築ラッシュで地価や建築資材が驚くほど高騰しています。
そのように経済が成長していくその陰で、障がい児にはなかなか光が当たりません。障がい児に対する適切な医療や教育を行うことができる専門家や施設は限られ、医療保険や福祉サービスなどはほとんどなく、障がい児をもつ家族は経済的にも厳しい状況に置かれています。そして障がい児に対する差別や偏見も大きく、肩身の狭い思いをして育てているご家庭も少なくありません。
「シロアムの園」では、子どもたちやご家族が必要なサポートを受けることができ、生きがいを見出して輝くことができるような地域社会を作っていきたい、との願いのもとに運営してきました。
今回、新たな支援拠点を建設することで、より地域に根差した支援を目指し、子どもたちのよりよい未来のために一層力を注いでいけたらと考えています。

▲シロアムの園を開設し、現地での活動に取り組む小児科医・公文和子さん
「シロアムの園」に新しい建物を
「シロアムの園」では、開設当初から3LDKの1軒家を借用し、現地の子ども達に療育サービスを提供しています。しかし、子どもたちが次々と集まってくる中で手狭となり、十分なサービスを提供することが年々難しくなってきています。
1軒家の造りでは、車いすを動かすのが大変であったり、おむつ替えやトイレトレーニングを行う際に手狭になってしまったりと、施設を利用する子ども達の人数に見合っていないという構造上の問題があるためです。
そして、来年の2022年7月には現在の借家の引渡期限が訪れる予定で、期限が訪れる前に「シロアムの園」の新しい拠点を建設しなければ、子どもたちの行き場がなくなってしまうという事態に直面しています。
そんな中、2019年に、まずは敷地の購入費用のためのファンドレイジングプロジェクトが始動しました。その結果多くの支援者の方々のご賛同が寄せられ、およそ2,100万円の寄附金が集まり、1エーカー(約1,224坪)の敷地を取得することができました。
しかし、土地を購入してからの2年間もインフレやその他の事情によって予定より予算が膨らみ、母屋だけで建設費用の総額が約5,700万円となってしまいました。
そこで、母屋自体の工事を2期に分け、下記のような計画で建設を進めていくことに。
●第1期工事【約3,700万円/⻩色部分】
・・・移転が可能な母屋の半分まで建築を進める。
●第2期工事【約2,000万円/緑色部分】
・・・資金の集まり方を見ながら、母屋を完成させる。
これまでの期間で、ケニアの経済情勢はインフレの一途を辿っています。2019年当時に立案した予算計画から、すでに15%もの増額を見込む資金を準備する必要性が生じてしまいました。
一刻も早く資金を調達して建築に取り掛かる必要があります。皆さまのご支援、お待ちしております!
想定されるリスク
ケニアで建物を建設するには、困難なことがたくさんあります。インフレの影響で工事費も日々高騰しています。
そのため、建設時期やリターン提供が遅れる可能性や、プロジェクト計画当初のスケジュールや規模感が変更になる可能性があります。
それらの変更事項が生じた場合、支援者の皆様には「活動報告」にて随時ご報告させていただきます。
ケニアの障がい児たちの未来に、ご支援ご協力をお願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました。ケニアの障がい児たち一人一人がかけがえのない大切な存在として認められ、地域や家族の中で愛され、そして命が輝きますように。その命がまた皆を照らす社会になりますように。そんな願いを込めてシロアムの園は活動を続けています。子どもたちがキラキラと輝く環境づくりのために、ぜひご協力をお願いいたします!
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小児科医の公文和子さんが、アフリカ・ケニアで寄附金をもとに開設した障がい児支援事業「シロアムの園」。現在利用している借家の引渡期限が来年7月に迫る中、「シロアムの園」を応援する有志のメンバーが中心となって、新たな支援拠点を建設するための工事資金を募るプロジェクトを立ち上げました。建設予定の支援拠点では、子どもたちやそのご家族が自分らしく輝いていくことができるように、また地域の人たちが子どもたちやご家族のことを知り、共に歩んでいくことができるように、笑顔あふれる「コミュニティ」を目指します。 「シロアムの園」とは 「シロアムの園」は、東アフリカ・ケニアの首都ナイロビ郊外で2015年に開設されました。通所サービスを通して、子どもたちやそのご家族にとって必要なこと、大切なことを、その人まるごと受け入れて、医療・教育・リハビリ、社会面などの包括的なケアを行っています。 『一人一人が生きる喜びを感じ、既に持っている能力や賜物をキラキラと輝かせて生きていくことができるように。』そんな想いで活動を続けていく中で、毎日元気に通う子ども達の様子や、朝の会、クラス活動、個別療法、グループ療法、外遊び、ランチなどを通して、一人一人の素晴らしい笑顔と成長を見る事ができるようになりました。また、同伴してくるご家族も、毎日行われているご家族同士の交流を通して力づけられ、励まされています。現在の利用者数は50名にも及び、その他に登録をお待ちいただいている待機児数も50名を超えました。 「シロアムの園」に新しい建物を 「シロアムの園」では、開設当初から3LDKの1軒家を借用し、現地の子ども達に療育サービスを提供しています。しかし、子どもたちが次々と集まってくる中で手狭となり、十分なサービスを提供することが年々難しくなってきています。1軒家の造りでは、車いすを動かすのが大変であったり、おむつ替えやトイレトレーニングを行う際に手狭になってしまったりと、施設を利用する子ども達の人数に見合っていないという構造上の問題があるためです。 ●第1期工事【約3,700万円/⻩色部分】・・・移転が可能な母屋の半分まで建築を進める。●第2期工事【約2,000万円/緑色部分】・・・資金の集まり方を見ながら、母屋を完成させる。 これまでの期間で、ケニアの経済情勢はインフレの一途を辿っています。2019年当時に立案した予算計画から、すでに15%もの増額を見込む資金を準備する必要性が生じてしまいました。 一刻も早く資金を調達して建築に取り掛かる必要があります。皆さまのご支援、お待ちしております! ケニアの障がい児たちの未来に、ご支援ご協力をお願いいたします! 最後までお読みいただきありがとうございました。ケニアの障がい児たち一人一人がかけがえのない大切な存在として認められ、地域や家族の中で愛され、そして命が輝きますように。その命がまた皆を照らす社会になりますように。そんな願いを込めてシロアムの園は活動を続けています。子どもたちがキラキラと輝く環境づくりのために、ぜひご協力をお願いいたします!
小児科医の公文和子さんが、アフリカ・ケニアで寄附金をもとに開設した障がい児支援事業「シロアムの園」。
現在利用している借家の引渡期限が来年7月に迫る中、「シロアムの園」を応援する有志のメンバーが中心となって、新たな支援拠点を建設するための工事資金を募るプロジェクトを立ち上げました。
建設予定の支援拠点では、子どもたちやそのご家族が自分らしく輝いていくことができるように、また地域の人たちが子どもたちやご家族のことを知り、共に歩んでいくことができるように、笑顔あふれる「コミュニティ」を目指します。
新しい支援拠点の一部分にあたる第1期工事費用・3,700万の内、3,400万は公文先生とシロアムの園やファンドレイジングの応援団、そして何よりもこれまでご協力くださった方々のご支援により調達できる見通しが立ちました。
引き続き今回のクラウドファンディングでは、
子ども達が日常を過ごすために必要な、第1期工事の残り部分、第2期工事にかかる建設資金を募集しています。
「シロアムの園」とは
「シロアムの園」は、東アフリカ・ケニアの首都ナイロビ郊外で2015年に開設されました。
通所サービスを通して、子どもたちやそのご家族にとって必要なこと、大切なことを、その人まるごと受け入れて、医療・教育・リハビリ、社会面などの包括的なケアを行っています。
『一人一人が生きる喜びを感じ、既に持っている能力や賜物をキラキラと輝かせて生きていくことができるように。』
そんな想いで活動を続けていく中で、毎日元気に通う子ども達の様子や、朝の会、クラス活動、個別療法、グループ療法、外遊び、ランチなどを通して、一人一人の素晴らしい笑顔と成長を見る事ができるようになりました。
また、同伴してくるご家族も、毎日行われているご家族同士の交流を通して力づけられ、励まされています。現在の利用者数は50名にも及び、その他に登録をお待ちいただいている待機児数も50名を超えました。
困難の中で、一生懸命生きる障がい児たちが輝くために
今、アフリカは大きく発展しようとしています。特にケニアは高度経済成長期に入り、建築ラッシュで地価や建築資材が驚くほど高騰しています。
そのように経済が成長していくその陰で、障がい児にはなかなか光が当たりません。障がい児に対する適切な医療や教育を行うことができる専門家や施設は限られ、医療保険や福祉サービスなどはほとんどなく、障がい児をもつ家族は経済的にも厳しい状況に置かれています。そして障がい児に対する差別や偏見も大きく、肩身の狭い思いをして育てているご家庭も少なくありません。
「シロアムの園」では、子どもたちやご家族が必要なサポートを受けることができ、生きがいを見出して輝くことができるような地域社会を作っていきたい、との願いのもとに運営してきました。
今回、新たな支援拠点を建設することで、より地域に根差した支援を目指し、子どもたちのよりよい未来のために一層力を注いでいけたらと考えています。
▲シロアムの園を開設し、現地での活動に取り組む小児科医・公文和子さん
「シロアムの園」に新しい建物を
「シロアムの園」では、開設当初から3LDKの1軒家を借用し、現地の子ども達に療育サービスを提供しています。しかし、子どもたちが次々と集まってくる中で手狭となり、十分なサービスを提供することが年々難しくなってきています。
1軒家の造りでは、車いすを動かすのが大変であったり、おむつ替えやトイレトレーニングを行う際に手狭になってしまったりと、施設を利用する子ども達の人数に見合っていないという構造上の問題があるためです。
そして、来年の2022年7月には現在の借家の引渡期限が訪れる予定で、期限が訪れる前に「シロアムの園」の新しい拠点を建設しなければ、子どもたちの行き場がなくなってしまうという事態に直面しています。
そんな中、2019年に、まずは敷地の購入費用のためのファンドレイジングプロジェクトが始動しました。その結果多くの支援者の方々のご賛同が寄せられ、およそ2,100万円の寄附金が集まり、1エーカー(約1,224坪)の敷地を取得することができました。
しかし、土地を購入してからの2年間もインフレやその他の事情によって予定より予算が膨らみ、母屋だけで建設費用の総額が約5,700万円となってしまいました。
そこで、母屋自体の工事を2期に分け、下記のような計画で建設を進めていくことに。
●第1期工事【約3,700万円/⻩色部分】
・・・移転が可能な母屋の半分まで建築を進める。
●第2期工事【約2,000万円/緑色部分】
・・・資金の集まり方を見ながら、母屋を完成させる。
これまでの期間で、ケニアの経済情勢はインフレの一途を辿っています。2019年当時に立案した予算計画から、すでに15%もの増額を見込む資金を準備する必要性が生じてしまいました。
一刻も早く資金を調達して建築に取り掛かる必要があります。皆さまのご支援、お待ちしております!
想定されるリスク
ケニアで建物を建設するには、困難なことがたくさんあります。インフレの影響で工事費も日々高騰しています。
そのため、建設時期やリターン提供が遅れる可能性や、プロジェクト計画当初のスケジュールや規模感が変更になる可能性があります。
それらの変更事項が生じた場合、支援者の皆様には「活動報告」にて随時ご報告させていただきます。
ケニアの障がい児たちの未来に、ご支援ご協力をお願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました。ケニアの障がい児たち一人一人がかけがえのない大切な存在として認められ、地域や家族の中で愛され、そして命が輝きますように。その命がまた皆を照らす社会になりますように。そんな願いを込めてシロアムの園は活動を続けています。子どもたちがキラキラと輝く環境づくりのために、ぜひご協力をお願いいたします!
支援期間終了
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支援者
774人
残り期間
0日
集まっている金額
16,216,000円
(達成) 目標金額:15,000,000円
達成率108%
2021年11月19日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
シロアムの園の未来をつくる応援団
3,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
・感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
・公文和子・サンクス講演会へご招待します
(オンライン開催予定、詳細は後日お知らせします)
・リターン郵送料等がかからない分、手数料を除いた全額を建物建設費用に使用させていただきます
支援者の数 181人
支援期間終了
5,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
・感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
・公文和子・サンクス講演会へご招待します
(オンライン開催予定、詳細は後日お知らせします)
・リターン郵送料等がかからない分、手数料を除いた全額を建物建設費用に使用させていただきます
支援者の数 150人
支援期間終了
10,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
・感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
・公文和子・サンクス講演会へご招待します
(オンライン開催予定、詳細は後日お知らせします)
・リターン郵送料等がかからない分、手数料を除いた全額を建物建設費用に使用させていただきます
支援者の数 260人
支援期間終了
30,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
・感謝の気持ちをこめてサンクスメールをお送りします
・公文和子・サンクス講演会へご招待します
(オンライン開催予定、詳細は後日お知らせします)
・リターンの郵送料がかからない分、手数料を除いた全額を建物建設費用に使用させていただきます
支援者の数 59人
支援期間終了
50,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
・感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
・公文和子・サンクス講演会へご招待します
(オンライン開催予定、詳細は後日お知らせします)
・施設内に掲示するサンクスボード(看板)にご支援者様のお名前を書かせていただきます
・リターン郵送料等がかからない分、手数料を除いた全額を建物建設費用に使用させていただきます
支援者の数 81人
支援期間終了
100,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
・感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
・公文和子・サンクス講演会へご招待します
(オンライン開催予定、詳細は後日お知らせします)
・施設内に掲示するサンクスボード(看板)にご支援者様のお名前を書かせていただきます
・公文和子著『グッド・モーニング・トゥー・ユー!』をお贈りします
支援者の数 43人
お届け予定:2022年7月
支援期間終了