スノーボードハーフパイプで世界へ! 文武両道を貫き、技を磨き続ける
両親の影響で競技を始め、小学6年でプロ資格取得
園田恵吾選手(群馬県出身)は地元の樹徳高校に通う高校1年生です。スノーボードを始めたのは両親の影響です。幼稚園児の時から両親の手ほどきを受け、スノーボードの楽しさを知りました。小学4年生からはハーフパイプの大会に出場し、小学6年生でプロ資格を取得しました。JOCジュニアオリンピック2022では、中学生ながら、中、高生の部で5位。6位以内が2023年の国際大会の代表選考の枠に入る中、好成績をおさめました。
スノーボードハーフパイプは、円弧上の斜面を往復しながら、空中での高さやアクロバティックな技を競う競技です。恐怖心も伴いますが、園田選手は「自分が世界の舞台で活躍することで、地元のスノーボード人気をもっと盛り上げたい」と考えています。
「地元のスノーボード人気をもっと盛り上げたい」
園田選手は、中学時代にスノーボードと学業を両立していたことを評価され、樹徳高校の進学クラスに入学しました。学校にはスノーボード部はありませんが、スノーボーダーとしての活動を応援してくれています。中学時代同様に勉学もおろそかにしないつもりですが、ハーフパイプで世界をめざすには、北海道、青森県、岐阜県にしかない国際基準のハーフパイプで練習する必要があります。また、オフシーズンは毎週末山梨の屋内ハーフパイプ練習施設に通うほか、国際大会出場のための海外遠征もあり、多額の費用負担があるのが実情です。こうした中、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」を知り、地元のアスリートを応援しようとする制度趣旨に賛同しました。
「明治安田生命さんとは、いつも地元の無農薬米を買っている八百屋さんとのご縁でつながりました。支援を受けることで、これまで以上に練習に集中して良い結果を出し、『食』で支えてくれている地元の方も元気にできればと思い、応募を決めました」
「桐生市は水がきれいで、野菜やうどんがおいしい」
園田選手が生まれ育った群馬県桐生市は織物が有名です。ただ、園田選手にとっての桐生は「水がきれいなところ」だそうです。子供の頃によく川遊びをしていた渡良瀬川や桐生川の上流は、ヤマメが生息しているほど水が澄んでいるそうです。「野菜やうどんがおいしいのも水がきれいだからだと思います」と言います。
子どもの頃は地元にある川でよく遊んだ
中学時代は学校生活も大事にしたかったので、バスケットボール部に在籍していました。平日練習のみの参加でしたが、部員たちは仲間として受け入れてくれました。休日に行なわれる試合には出られませんでしたが、バスケットボールのトレーニングがスノーボードでの体力強化につながりました。また、中学時代は友達にも恵まれ、大会シーズンである3学期の2月末以降は大会や練習で学校を休むこともありましたが、ノートを見せてくれるなどサポートをしてくれたそうです。スノーボード競技者であることに理解を示してくれた中学時代の友達は、園田選手の宝物です。
スケートボードにも取り組み技術向上
スノーボードを始めてからすぐ、スケートボードにも取り組みました。これは母親のアドバイスで、スケートボードがスノーボードの技術向上につながるからです。また、庭にはトランポリンがあり、体幹強化にも励んでいます。義務教育期間中は学業を優先し、雪上練習はほぼ休日のみに抑えたため、その分、雪上練習の際は最後の1本まで集中力を切らさないで練習をしました。
本格的に競技に取り組んで約5年になりますが、これまで大きなケガは一度もないそうです。「基本を徹底的にたたき込んでくれたコーチや地元のトレーナーさんに、正しいケアの方法や、理にかなったトレーニング方法を指導してもらっているおかげです」と話します。中学時代は様々なことに熱心に取り組んだ結果、「時間の配分に苦労しました」と振り返るものの、「スノーボード以外のことも大切にして良かったです」と言葉に力を込めます。生徒会の本部役員も務めました。
目標は「見せる力」もある選手
2026年に開催される世界大会出場をめざしています。「次のシーズンでは、まずは全日本の大会で決勝に進み、将来はワールドカップなどの国際大会でも成績を残すつもりです」と話します。
世界大会出場のため、最高難易度の技に取り組む
憧れているのはアメリカのダニー・デイヴィス選手です。技術が世界トップレベルであるだけでなく、ウェアのセンスも含めた「見せる力」にも惹(ひ)かれるそうで、「自分もそんな選手になりたいです」と目を輝かせます。
世界で活躍し、恩返ししたい
スノーボードハーフパイプで重要なところを園田選手にたずねました。
「空中での高さや技で点を競いますが、実はポイントになるのが、ボトムと呼ばれる平らなところです。ここでスピードを落とさない滑りができるかどうかで、技の高さが変わってきます」
目標達成のために、応援してくれている地元の人たちや支援者のために、同世代では最高難易度の1260(3回転半)やダブルコーク1080に、これからも取り組んでいきます。
今回のプロジェクトで集まった支援金は、海外を含めた遠征費に使う予定です。自分が世界の舞台で活躍することで、支えてくれている人たちに恩返しをしたい―。園田選手は支援者への感謝の思いを胸に挑み続けます。
(取材・制作:4years.編集部)
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スノーボードハーフパイプで世界へ! 文武両道を貫き、技を磨き続ける 両親の影響で競技を始め、小学6年でプロ資格取得 園田恵吾選手(群馬県出身)は地元の樹徳高校に通う高校1年生です。スノーボードを始めたのは両親の影響です。幼稚園児の時から両親の手ほどきを受け、スノーボードの楽しさを知りました。小学4年生からはハーフパイプの大会に出場し、小学6年生でプロ資格を取得しました。JOCジュニアオリンピック2022では、中学生ながら、中、高生の部で5位。6位以内が2023年の国際大会の代表選考の枠に入る中、好成績をおさめました。 スノーボードハーフパイプは、円弧上の斜面を往復しながら、空中での高さやアクロバティックな技を競う競技です。恐怖心も伴いますが、園田選手は「自分が世界の舞台で活躍することで、地元のスノーボード人気をもっと盛り上げたい」と考えています。 「地元のスノーボード人気をもっと盛り上げたい」 園田選手は、中学時代にスノーボードと学業を両立していたことを評価され、樹徳高校の進学クラスに入学しました。学校にはスノーボード部はありませんが、スノーボーダーとしての活動を応援してくれています。中学時代同様に勉学もおろそかにしないつもりですが、ハーフパイプで世界をめざすには、北海道、青森県、岐阜県にしかない国際基準のハーフパイプで練習する必要があります。また、オフシーズンは毎週末山梨の屋内ハーフパイプ練習施設に通うほか、国際大会出場のための海外遠征もあり、多額の費用負担があるのが実情です。こうした中、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」を知り、地元のアスリートを応援しようとする制度趣旨に賛同しました。 「明治安田生命さんとは、いつも地元の無農薬米を買っている八百屋さんとのご縁でつながりました。支援を受けることで、これまで以上に練習に集中して良い結果を出し、『食』で支えてくれている地元の方も元気にできればと思い、応募を決めました」 「桐生市は水がきれいで、野菜やうどんがおいしい」 園田選手が生まれ育った群馬県桐生市は織物が有名です。ただ、園田選手にとっての桐生は「水がきれいなところ」だそうです。子供の頃によく川遊びをしていた渡良瀬川や桐生川の上流は、ヤマメが生息しているほど水が澄んでいるそうです。「野菜やうどんがおいしいのも水がきれいだからだと思います」と言います。 子どもの頃は地元にある川でよく遊んだ 中学時代は学校生活も大事にしたかったので、バスケットボール部に在籍していました。平日練習のみの参加でしたが、部員たちは仲間として受け入れてくれました。休日に行なわれる試合には出られませんでしたが、バスケットボールのトレーニングがスノーボードでの体力強化につながりました。また、中学時代は友達にも恵まれ、大会シーズンである3学期の2月末以降は大会や練習で学校を休むこともありましたが、ノートを見せてくれるなどサポートをしてくれたそうです。スノーボード競技者であることに理解を示してくれた中学時代の友達は、園田選手の宝物です。 スケートボードにも取り組み技術向上 スノーボードを始めてからすぐ、スケートボードにも取り組みました。これは母親のアドバイスで、スケートボードがスノーボードの技術向上につながるからです。また、庭にはトランポリンがあり、体幹強化にも励んでいます。義務教育期間中は学業を優先し、雪上練習はほぼ休日のみに抑えたため、その分、雪上練習の際は最後の1本まで集中力を切らさないで練習をしました。 本格的に競技に取り組んで約5年になりますが、これまで大きなケガは一度もないそうです。「基本を徹底的にたたき込んでくれたコーチや地元のトレーナーさんに、正しいケアの方法や、理にかなったトレーニング方法を指導してもらっているおかげです」と話します。中学時代は様々なことに熱心に取り組んだ結果、「時間の配分に苦労しました」と振り返るものの、「スノーボード以外のことも大切にして良かったです」と言葉に力を込めます。生徒会の本部役員も務めました。 目標は「見せる力」もある選手 2026年に開催される世界大会出場をめざしています。「次のシーズンでは、まずは全日本の大会で決勝に進み、将来はワールドカップなどの国際大会でも成績を残すつもりです」と話します。 世界大会出場のため、最高難易度の技に取り組む 憧れているのはアメリカのダニー・デイヴィス選手です。技術が世界トップレベルであるだけでなく、ウェアのセンスも含めた「見せる力」にも惹(ひ)かれるそうで、「自分もそんな選手になりたいです」と目を輝かせます。 世界で活躍し、恩返ししたい スノーボードハーフパイプで重要なところを園田選手にたずねました。 「空中での高さや技で点を競いますが、実はポイントになるのが、ボトムと呼ばれる平らなところです。ここでスピードを落とさない滑りができるかどうかで、技の高さが変わってきます」 目標達成のために、応援してくれている地元の人たちや支援者のために、同世代では最高難易度の1260(3回転半)やダブルコーク1080に、これからも取り組んでいきます。 今回のプロジェクトで集まった支援金は、海外を含めた遠征費に使う予定です。自分が世界の舞台で活躍することで、支えてくれている人たちに恩返しをしたい―。園田選手は支援者への感謝の思いを胸に挑み続けます。 (取材・制作:4years.編集部)
スノーボードハーフパイプで世界へ! 文武両道を貫き、技を磨き続ける
両親の影響で競技を始め、小学6年でプロ資格取得
園田恵吾選手(群馬県出身)は地元の樹徳高校に通う高校1年生です。スノーボードを始めたのは両親の影響です。幼稚園児の時から両親の手ほどきを受け、スノーボードの楽しさを知りました。小学4年生からはハーフパイプの大会に出場し、小学6年生でプロ資格を取得しました。JOCジュニアオリンピック2022では、中学生ながら、中、高生の部で5位。6位以内が2023年の国際大会の代表選考の枠に入る中、好成績をおさめました。
スノーボードハーフパイプは、円弧上の斜面を往復しながら、空中での高さやアクロバティックな技を競う競技です。恐怖心も伴いますが、園田選手は「自分が世界の舞台で活躍することで、地元のスノーボード人気をもっと盛り上げたい」と考えています。
「地元のスノーボード人気をもっと盛り上げたい」
園田選手は、中学時代にスノーボードと学業を両立していたことを評価され、樹徳高校の進学クラスに入学しました。学校にはスノーボード部はありませんが、スノーボーダーとしての活動を応援してくれています。中学時代同様に勉学もおろそかにしないつもりですが、ハーフパイプで世界をめざすには、北海道、青森県、岐阜県にしかない国際基準のハーフパイプで練習する必要があります。また、オフシーズンは毎週末山梨の屋内ハーフパイプ練習施設に通うほか、国際大会出場のための海外遠征もあり、多額の費用負担があるのが実情です。こうした中、明治安田生命の「地元アスリート応援プログラム」を知り、地元のアスリートを応援しようとする制度趣旨に賛同しました。
「明治安田生命さんとは、いつも地元の無農薬米を買っている八百屋さんとのご縁でつながりました。支援を受けることで、これまで以上に練習に集中して良い結果を出し、『食』で支えてくれている地元の方も元気にできればと思い、応募を決めました」
「桐生市は水がきれいで、野菜やうどんがおいしい」
園田選手が生まれ育った群馬県桐生市は織物が有名です。ただ、園田選手にとっての桐生は「水がきれいなところ」だそうです。子供の頃によく川遊びをしていた渡良瀬川や桐生川の上流は、ヤマメが生息しているほど水が澄んでいるそうです。「野菜やうどんがおいしいのも水がきれいだからだと思います」と言います。
子どもの頃は地元にある川でよく遊んだ
中学時代は学校生活も大事にしたかったので、バスケットボール部に在籍していました。平日練習のみの参加でしたが、部員たちは仲間として受け入れてくれました。休日に行なわれる試合には出られませんでしたが、バスケットボールのトレーニングがスノーボードでの体力強化につながりました。また、中学時代は友達にも恵まれ、大会シーズンである3学期の2月末以降は大会や練習で学校を休むこともありましたが、ノートを見せてくれるなどサポートをしてくれたそうです。スノーボード競技者であることに理解を示してくれた中学時代の友達は、園田選手の宝物です。
スケートボードにも取り組み技術向上
スノーボードを始めてからすぐ、スケートボードにも取り組みました。これは母親のアドバイスで、スケートボードがスノーボードの技術向上につながるからです。また、庭にはトランポリンがあり、体幹強化にも励んでいます。義務教育期間中は学業を優先し、雪上練習はほぼ休日のみに抑えたため、その分、雪上練習の際は最後の1本まで集中力を切らさないで練習をしました。
本格的に競技に取り組んで約5年になりますが、これまで大きなケガは一度もないそうです。「基本を徹底的にたたき込んでくれたコーチや地元のトレーナーさんに、正しいケアの方法や、理にかなったトレーニング方法を指導してもらっているおかげです」と話します。中学時代は様々なことに熱心に取り組んだ結果、「時間の配分に苦労しました」と振り返るものの、「スノーボード以外のことも大切にして良かったです」と言葉に力を込めます。生徒会の本部役員も務めました。
目標は「見せる力」もある選手
2026年に開催される世界大会出場をめざしています。「次のシーズンでは、まずは全日本の大会で決勝に進み、将来はワールドカップなどの国際大会でも成績を残すつもりです」と話します。
世界大会出場のため、最高難易度の技に取り組む
憧れているのはアメリカのダニー・デイヴィス選手です。技術が世界トップレベルであるだけでなく、ウェアのセンスも含めた「見せる力」にも惹(ひ)かれるそうで、「自分もそんな選手になりたいです」と目を輝かせます。
世界で活躍し、恩返ししたい
スノーボードハーフパイプで重要なところを園田選手にたずねました。
「空中での高さや技で点を競いますが、実はポイントになるのが、ボトムと呼ばれる平らなところです。ここでスピードを落とさない滑りができるかどうかで、技の高さが変わってきます」
目標達成のために、応援してくれている地元の人たちや支援者のために、同世代では最高難易度の1260(3回転半)やダブルコーク1080に、これからも取り組んでいきます。
今回のプロジェクトで集まった支援金は、海外を含めた遠征費に使う予定です。自分が世界の舞台で活躍することで、支えてくれている人たちに恩返しをしたい―。園田選手は支援者への感謝の思いを胸に挑み続けます。
(取材・制作:4years.編集部)
支援期間終了
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支援者
34人
残り期間
0日
集まっている金額
201,000円
目標金額:500,000円
達成率40%
2023年02月28日23:59に終了しました。
支援期間終了
起案者
園田恵吾(明治安田生命・地元アスリート応援プログラム2022)
当制度を通じて、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援します。
1,000円
お礼のメール
リターン
感謝の気持ちを込めて、お礼のメールをお送りします。
支援者の数 13人
支援期間終了
5,000円
お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、お礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 8人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了
10,000円
サイン色紙+お礼のお手紙+YELLS(支援アスリートの当該ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、YELLS(支援アスリートの当該ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 13人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了
20,000円
サイン色紙+お礼のお手紙+オリジナルステッカー+YELLS(全ブロック)
リターン
感謝の気持ちを込めて、選手直筆のサイン色紙とお礼のお手紙、プロジェクトのオリジナルステッカー、YELLS(全ブロック)をお送りします。
※「YELLS」は、地元アスリート応援プログラムに参加するアスリートに関する情報を、全国6ブロックごとにまとめた小冊子です。
支援者の数 0人
お届け予定:2023年4月
支援期間終了