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100円から応援!カンボジア“ため池”掘削プロジェクト

自分たちで手に入れたハンド・ポンプ!!

  • Vol.6
  • 2020年01月29日 23時27分

こんにちは、下田です。いまカンボジアに来ています。こちらは乾季に入りじりじりと暑くなってきました。今週は事業地に腰を据えて、ため池の候補地の現地調査をしたり、これまでのため池のフォローアップなどしています。今日はとびきり嬉しい出来事!!があったのでご報告したいと思います。

■レモングラスをハーブティーの原材料として出荷

前回の活動報告で2019年3月に掘ったドンソック村のため池のことを紹介しました。今回はさらにその後日談です。ため池を掘った後、このため池を使う住民で池の周りにレモングラスを植えました。ここで植えたレモングラスは、カンボジアでハーブティーの製造販売をするブランドDEMETER」さんとの出会いを機に、村の方に乾燥までの一次加工をしてもらいハーブティーの原材料として出荷していました。

レモングラスの選別作業
レモングラスの選別作業

先週末、乾燥を終えたレモングラス(10kg)をプノンペンにあるDEMETERさんの工房に持って行き、買い取っていただきました。今朝その売上を村の女性たちに届けに行きました。この活動に参加する女性に売上の話をしたところ、「乾季でため池の水を汲んでいるけど、バケツで汲むのには限界があって…。今回の売上の一部を使ってハンド・ポンプ(手引きポンプ)を付けたらみんな楽になると思うんだけど」と話があがりました。

■緊急会議、そして市場へ行こう!

そこで急遽、ドライハーブの活動に参加する7人の女性たちに集まってもらい、売上の使い道を決める緊急会議!「ハンド・ポンプは必要よね」「絶対楽になる!」「それはイイ!」「決まり!」と、話はすぐにまとまって、次にはもう、「いつ買いに行こうか!?」「早いほうが良いに決まってるから、いま行こう!」とまさに急展開。

ハンド・ポンプを買おう!
ハンド・ポンプを買おう!一致団結した会議(2020/1/29)

思い立ったが吉日、すぐさま市場に行って、ハンド・ポンプのパーツを物色します。手に取ってみて思わず笑みが!「壊れたときのスペアのパイプも一本買っておこう」と抜かりなくすべての部品の調達が完了。

パーツを手にして思わず笑顔
パーツを手にして思わず笑顔(2020/1/29)

そしてお会計。売上のお札を恐るおそる出し、おつりと領収書をしっかり手にして、一路、自分たちの村へ。(帰路のバイクの速さったらない!(笑))

自分たちの売上でお支払い
自分たちの売上でお支払い(2020/1/29)

■善は急げ、設置はDIY!

興奮冷めやらぬまま材料を手に村に帰ってくると、待ってました!とばかりに、手に手に道具を持った女性たちが集まって設置工事開始。パイプにフィルターを取り付け、パイプとパイプをジョイントでつないで、接着剤(セメダイン)で固めていきます。「そっち持って!」「もっと池の奥の方まで持って行って!」「歪んでる!もっとまっすぐに!」と、いつもはゆったりとした語り口の女性たちも、この時はなんだか殺気立つくらいの勢い。

セメダインの口を開けるだけなのにニヤニヤが止まらない
セメダインの口を開けるだけなのにニヤニヤが止まらない(2020/1/29)
現場監督の指示に熱が入る
現場監督の指示に熱が入る(2020/1/29)
パイプの支えとなる支柱の材料も全部自前
パイプの支えとなる支柱の材料も全部自前(2020/1/29)
空気を抜くために水を流し込む
空気を抜くために水を流し込む(2020/1/29)

試行錯誤が続くこと40分。形になってきたハンド・ポンプ。まだ支柱を取り付けている中、「もう待てない!」とばかりに女性の一人がポンプに手をかけて、シュッポ、シュッポ、と引いてみる。なかなか出てこない水。支柱の作業をしている女性が横から「水を流し込んで空気を抜くのよ!」と声をかけ、バケツで水を汲んで、パイプに水を流して、さらにシュッポ、シュッポ。そして、ついに・・・・・・水が出てきた(動画)!!!!

ため池を掘削してから9ヶ月。レモングラス栽培の売上を原資に、ついに自分たちの手でハンド・ポンプを手に入れました!まだこれから3ヶ月は続くであろう乾季ですが、このハンド・ポンプを使って、各家庭の菜園が緑に溢れることでしょう。

レモングラス栽培に取り組む7人の女性たち
レモングラス栽培に取り組む7人の女性たち(2020/1/29)

■厳しい環境も自分たちで変えられる!

日常的に本当に重労働だった水汲みも、自分たちの力で変えることができる。今日ご紹介したドンソック村の女性たちは、そのことを証明してくれました。その力強さに勇気をもらいました。そして、彼女たちのパワーを次の担い手にも渡していけるよう、また、皆様からのサポートを現地でしっかり形にできるよう、現地職員一同がんばってまいります!ひきつづき応援のほど、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

(以下のブログもぜひ併せてご覧ください)

    寄付型
  • 支援者

    104

  • 残り期間

    0

  • 集まっている金額

    373,547

    (達成) 目標金額:300,000

  • 達成率124%

    FUNDED!

2020年02月15日23:59に終了しました。

支援期間終了

起案者

実行者イメージ

認定NPO法人JVC(カンボジア)

1980年から活動するNGOのJVC(日 ... 本国際ボランティアセンター)のカンボジア事業です。シェムリアップの街から1時間程のコンポンクダイという農村部で活動しています。本ページの更新は、現地駐在の大村真理子と東京本部勤務の下田寛典がメインです。
  • 100

    全力応援100円コース

    リターン

      ◎御礼メール
      ◎インスタグラム(支援者限定公開)での進捗報告

    支援者の数 83

    お届け予定:2020年2月

    支援期間終了

  • 10,000

    全力応援コース

    リターン

      ◎御礼メール
      ◎寄付金控除用の領収書発行
      ◎インスタグラム(支援者限定公開)での進捗報告

    支援者の数 9

    お届け予定:2020年2月

    支援期間終了

  • 10,000

    もりもり育ったハーブティコース

    リターン

      ◎御礼メール(2020年2月)
      ◎寄付金控除用の領収書発行(2020年2月)
      ◎インスタグラム(支援者限定公開)での進捗報告(2020年2月)
      ◎ため池の周囲で育ったハーブを使ったハーブティ1パック(モリンガリラックスブレンド/モリンガ、レモングラス、青マンゴー)

    支援者の数 12

    お届け予定:2020年12月

    支援期間終了

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