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絵画教室をまちづくりの拠点に!アートのちからで作る「みんなの居場所」

ファンディングその後のご報告

  • Vol.12
  • 2019年05月03日 16時04分


こんにちは。

新しい年号、令和になりましたね。

ご無沙汰いたしております。アトリエ・アルケミストの羽田です。

3月末に終わりました朝日エーポートのクラウドファンディングでは
有形無形の応援をいただきました。
重ねて本当に、ありがとうございました。



4月19日に、ご支援金がアトリエの郵便局口座に振り込まれました。2401392円です。

80日間にご支援いただきました、3063000円から、
朝日エーポートさんへの手数料と税金を差し引いた金額です。


ファンディングが目標額に満たなければ
全体の25%を支払わねばならない契約だったのですが、
今回は朝日エーポートさんから特例として
成功したときと同様の手数料20%で良いです、とのお申し出をいただきました。

そんなことがあるのか!と思いつつ、ありがたくお受けしました。


それでも差し引かれた金額は661608円。約66万円です。

そっか、こんなに引かれちゃうのかあ。。と思いつつも、
ご支援いただいたものを生かしきろう、と
気持ちが新たにひきしまりました。

ありがとうございました。



手元に直接郵便口座に振り込んでくださったり、
アトリエに直接お持ちくださったりしたご支援が373,000円。
合わせて2774382円のお金がいま、アトリエアルケミストの手元にあります。

直接お会いした方の中には「お礼はもういいですから」とおっしゃる方も少なくなく、

本当にこう行った場を必要だ、と思って応援してくださる方が多かったのだ、
と改めて感じました。

4月にはいってからのアルケミストは変わらずの制作が続いています。
みんな学年がひとつ上にあがり、中学生になる子、
新しく来ることになる子など新年度ならではの動きがありました。

学校でもクラス替えがあって、多くのちびっこはこの時期、
ふわふわと落ち着かなくなります。


だからこそいつも以上に「いつもの場所、いつもの時間」である場所として、
アルケミストは無風状態の安全圏でありたいと思っていました。

この時期に引越しで慌ただしい雰囲気にならず落ち着いて過ごせること、
とてもありがたいなと思っています。


それに、5月はアトリエが一番美しい季節です。

柿、ハナミズキ、フキにレンギョウ、クランベリー。。
庭から見える眩しいくらいの新緑と、次々と咲いてゆく花々が
アトリエを彩ってくれます。

この時期をみんなで過ごすことができてよかった、と思います。

これからは桑やユスラウメ、ベリー類の季節で、
制作の時間の合間にちびっことジャムを作る毎日がやってきます。


一方で、主宰者である私には予想していなかったことがありました。
許容量を越えた仕事量であったのか、心身が動かなくなってしまったのです。


日常の仕事についていくのが精一杯、
という状況になってしまいました。

一つのメールを送るにも
大変な労力を必要とするようになってしまったのです。


もともと、そのひとのわずかなサインや話す声色、
作品から受ける小さな変化などを拾い上げて総合的に判断し、
そのひとそのひとのベストを探る
お手伝いをしていくのが私の仕事です。

そのため私はほぼヴィーガンの生活を行なって
よい仕事をするために身体を澄ませて
感覚を鋭くすることを重ねてきました。

そのことが効果的かどうかの真偽は別として、
全身を使ってその人の制作を受け止めるために、
身体作りがこの仕事には必須だと考えているのは本当です。

長年小さな変化を拾う訓練ばかりをしてきたところに、
様々な思惑、様々な主張が入り乱れる
交渉の場を1年近く担当したせいでしょうか、
3月を越えたとたん、神経がショートしてしまったようでした。

様々な場からの対応の量が多過ぎたのかもしれません。

契約内容も交渉も、すぐに専門家を交えて相談していればと
判断の甘さを悔いているからかもしれません。

交渉の場が荒れるにつれ「これをメンバーには味わわせたくない」
と抱え込みすぎたからかもしれません。


応援してくださっている方とも出会え、
動き出す資金も手元にあっても、自分が動けず、
リターンの手配や新しく物件を探すことも
ままならない毎日が続きました。

このままでは、本当にアトリエはなくなってしまうのではないか。

私は古い生徒さんの大野さんと最古参のスタッフの深谷さんに今の状態を話し、
情けないけど助けてほしい、とお願いをしました。


現在はアトリエ古参スタッフと大人クラスの有志の方がチームを作ってくださり
物件を探す作業を行なってくださっています。

ご夫婦でアトリエに通われている菊田夫妻は
お休みをとって実際に内見をしてくださり、
チーム全員が観れるように動画にしてくださったりしています。

5月6日月曜日に、皆で候補に上がった物件を内見する会を行います。
わたくしも参加予定です。

今現在は一時避難(?)としての場を借り、
運営しながら体制を立て直して、改めて永く活動できるような場を探そう、
できれば借りる、ではなく買い取ろう、と言った方向で話が進んでいます。

そのため、現在はアトリエアルケミストが作った
独自のファンディングサイトで直接支援を9月まで募っているところです。
もし、お知り合いの方などにお話する機会がありましたらご周知頂けますと幸いです。
まだリニューアルが追いついていませんが、下記のサイトで支援を呼びかける予定です。

http://smallcommunity.atelier-alchemist.net



直接支援先:アトリエアルケミスト 支援窓口

記号10180 番号5193563

店名 〇一八(ゼロイチハチ)

店番号 018

普通預金  口座番号5193563

「アトリエアルケミストの会(アトリエアルケミストノカイ)」


ミラクルが起きれば今の物件を買いますし、起こらなくとも実現可能な範囲で場を作り
そこを町のいろいろな方に使っていただけるようにできたらと考えています。


今回の件は、アトリエの運営方法を見直すきっかけにもなりました。



主宰者に仕事が一極集中するスタイルから
スタッフに分散するスタイルへと移行することにしたのです。
運営の仕事全てを書き出してカテゴリ分けし、
担当者を決め、さらに誰がやっても大丈夫なように
情報を共有していく作業を進めています。



5、6月は羽田は現場を休み、
ホームページ担当の桝井さんとご相談しながら運営方法を変える作業を行います。





場に関する動きは他にもありました。



玉川学園のまちにおいでの方が、アルケミストの活動を気にしてくださり、
どうにかできないか、と模索してくださりつつあります。
まだ形にはなりませんが、
気にしてくださること、そのものがありがたいと思っています。





感覚を使うことの楽しさを伝える活動も、引き続き行なっています。



4月27日土曜日、アトリエの地元、町田市玉川学園3丁目にある子ども広場
で、「プレーリヤカー」というお子さんの外遊び支援活動を行なっている
クローバーさんというグループとの共催でワークショップを行いました。

クローバー代表の平井さんからお声がけ頂き、
布でつくった鯉のぼりに手足でどんどん色をつけていこう!
というワークショップでした。

詳細
https://www.facebook.com/events/557463294750503/


途中からあいにくの雨となりましたが、それぞれに違った鯉のぼりができていきました。

こぼれ落ちる八重桜の樹の下、雨宿りしながら制作を続ける
ちびっこと、それを見守るお家の方がたを見て、
私は、胸につかえて凝り固まったしこりが流れていくような気がしました。

ご自分のお子さんのことだけでなく、
手を貸してくださるお家の方。



天候を気にして様子を見にいらしてくださった
ころころ児童館の内田館長先生。


足を使って豪快に描いていく子。
指先で、丁寧に色をつけていく子。
手のひらをいっぱい使ってカラフルに仕上げていく子。








そしてできあがる、それぞれのこいのぼり。



私はちょっと泣きそうになりながら、
そうだよなあ、これがしたかったんだよな、と思いました。



つくることがすき、な人のためにいい時間と場所をつくりたい。

純度の高い制作をするための介添えをしたい。

熱中して制作している人の顔をみていたい。

その人たちが集まったときの、
この、なんともいえない空気を吸っていたい。

それが今のちびっこの問題に、役に立ったらなにより嬉しい。



寒い雨のなか、平井さんが作ってくださった
あたたかいお茶を飲んで、
アトリエで採れたよもぎでつくったお菓子を食べていただいて。

雨で鯉のぼりを泳がせることはできませんでしたが、
楽しんでいただけたならよかったのだが、と思っています。

おいでくださいました皆様に、心よりお礼を申し上げます。




5月はほかに、ころころ児童館と地元のリフォーム会社さん
ベネヴィベレさんにお声がけをいただき、
木工のワークショップをいたします。

単発のイベントで触れて欲しいもの。。と考えて、
自然素材の木材を使うことにしました。

可能な範囲で可能なかぎり、五感を使うこと、
感覚を使うことって楽しいよ、と
お伝えするために、
制作の機会を増やしていければと考えています。

ころころ児童館は奇数月の隔月開催、
ベネヴィベレさんは数回の連続形式のワークショップとなります。

ころころ児童館 アルケミストのしぜん工作
第1回 5月14日火曜日(ビー玉サンキャッチャーをつくろう)
http://www.korokorojidoukan.com/calendar/index.htm

ベネヴィベレさん(リンクは会社のHPです。募集はこれからです) 
https://www.bene-vivere.co.jp






今回のワークショップをお声がけくださいました
平井さんが行なっている「プレーリヤカー」は、
リヤカーにたくさんおもちゃをつんで、広場や公園に配置して、
みんなで遊んでね!と外遊びの場をつくる活動です。

フェイスブック  https://www.facebook.com/cloverosoto/

ホームページ   harmoniayogayoshik.wixsite.com/clover


現在は月に2回、第2第4火曜日の10時から13時まで、
玉川学園町田第5小学校近く、
ころころ児童館横のこども広場で活動をしています。


もちろん、外遊びは遊びたい人が遊べばいいんです。
乳幼児のお母さんなども、一人で広場でお子さんを連れて
遊ばせたっていいのです。

でも、ゲームに慣れ、そのほうが親しみがあるちびっこは
自分たちだけでは遊べず、
外へ行っても帰ってきてしまう子がいるのが現実です。

お母さんにとっても、プレーリヤカーの日に広場へでかけることは
自分がお子さんと外遊びに出かける以上の楽しみにつながります。

その日にそこへ行けば誰かがいて。
青空の下で一緒にスープを飲んだり、ご飯を食べたり。。
時には育児の悩みを聞いてもらえたりする。

プレーリヤカーの活動は「遊びの場を支援する」だけではなくて、
そこで緩やかに誰かとやりとりできる場を提供することにもなっています。




自由に、ゆるやかに、ふらっと行って、空の下でほっとできる。
そういう距離感が今はすごく貴重なのではと思います。

平井さんをはじめとしたクローバーの皆さんの活動は
開始してまだ1年と少しですが、
町田市の文化プログラム「まちだまるごと大作戦」に認定済みで、
NHKや町田市のショッパーという地域誌にも取り上げられています。





それは、子どもの外遊びの必要性を多くの人が感じている、
ということの現れなのではと思います。


外遊び、という前は当たり前だったことに支援が必要だということ。
それはちょっと悲しくもあります。
でも、公園で大声を上げるだけで怒られてしまうようなことが
起きる世の中であれば、必要なのだと思います。



実は、町田ではこう行った外遊びを支援する場として
「芹が谷冒険遊び場」通称せりぼう、という場が20年以上前からあります。

https://www.facebook.com/serigayaboukennasobiba/

「あそべこどもたち」というNPOの皆さんが外遊びの場を作り、
熱意を持って運営しつづけている活動です。


平井さんはご自分の活動をはじめるにあたって、
せりぼうの岡本さんにも話を聞き、
地元玉川学園の社会福祉協議会など、
もともと地域で意識を持って活動をしてきた方に
自分の考えを伝え、教えを請うということをしています。

自分がやりたいからやる、だけでない。
みんなが暮らしてきたこの場で、新しいことをするんだ。

関係を大事にする平井さんのお人柄と、
それに賛同してできることを精一杯しているメンバーの方々との関係が
活動を広げている原動力になっているのかもしれません。






雨のワークショップの翌日は晴天でした。
後片付けのお手伝いに広場へ行くと、
平井さんとお子さんがおいででした。

前日の雨の中でのワークショップで泥だらけになった
ブルーシートを洗って干す後片付けを、
小学生の二人のお子さんが楽しみながら手伝ってくれていました。




当日は準備や後片付けにご主人の支えがあって。


家族から平井さんがうけるまなざしと、
彼女の家族へのまなざし。

これが平井さんの力の源なのかなと思いました。


ブルーシートの片付けのあと、平井さんは「これからしのはらさん
(玉川学園の町で、様々な活動を応援してくださっている方。芝生の会の方です)
の畑の新芽を摘みに行くんです」と笑っておられました。



私自身が新潟の田舎生まれなせいかもしれません。
こういうの、いいなと思います。


こういったらあのひとどう思うのかしら。
これをしたら誰かに文句言われるのかしら。

そんな風にびくびくして、
お互い横目で盗み見あわなければならないような暮らし、
私はなるべくなら避けたいなあと思います。


お互い失敗も失礼もするけど、
いいじゃない。

嫌ならいやって言って、
怒られたらごめんなさいって言って。

そうやって一緒に過ごそうよって思います。


そういうひとがもしおいででしたら、これからの「ちいさな共同体プロジェクト」

手をあげてくださると嬉しいです。

今回も長くなりました。

連休も後半ですね。
カレンダー通りの長い連休の方もいらっしゃれば
お休みがあまりない方もおいでかと思います。

どうぞ、よい数日をお過ごしください。



今後もひきつづき、どこかで気にしていただけますと幸いです。

アトリエ・アルケミスト 羽田由樹子

写真:芝あきこ(アトリエ・アルケミスト)

  • 支援者

    158

  • 残り期間

    0

  • 集まっている金額

    3,063,000

    目標金額:6,000,000

  • 達成率51%

    FUNDED!

2019年03月31日23:59に終了しました。

支援期間終了

起案者

実行者イメージ

アトリエ・アルケミスト

アトリエ・アルケミスト主宰 :羽田由樹子 ... (はだゆきこ)1971年新潟生まれ。東京学芸大学大学院卒。専門は美術科教育学。美術科教育学会正会員、私立玉川学園中学年、大学部講師(通信教育部)。
絵画造形アトリエアトリエ・アルケミスト:東京・町田市玉川学園にある絵画造形教室。 小学1年生から大人までを対象に、絵画制作から彫刻、 手工芸等の幅広い制作の場を提供している。 制作者自身の興味関心を中心に対話によって個別のカリキュラムを行うスタイルに特色がある。施設内外で感覚をテーマとしたWSを多数行うほか、まちづくりに関わる活動も積極的に行なっている。
  • 3,000

    お礼のメール

    リターン

      ●お礼のメールをお送りします

    支援者の数 31

    支援期間終了

  • 5,000

    プロジェクトの仲間になってください

    リターン

      ●支援者さま限定の活動報告を共有
      ●お礼のメール+サンクス画像5枚
      アトリエの場や作品をモチーフに「ありがとう」メッセージをこめた画像をアトリエメンバーが作りました。お礼のメールに添付してお送りします。ご自身がメールを送る際に添付し、LINEスタンプのように使えるように制作しました。

    支援者の数 44

    支援期間終了

  • 10,000

    プロジェクトを見守る仲間になってください

    リターン

      ●支援者さま限定の活動報告を共有
      ●お礼のメール+サンクス画像5枚
      ●公式サイトにお名前掲載
      ●小鳥喫茶室無料ドリンク券3枚

    支援者の数 57

    支援期間終了

  • 30,000

    プロジェクトを応援する仲間になってください トートバッグとポストカード

    リターン

      ●支援者さま限定の活動報告を共有
      ●お礼のメール
      ●公式サイトにお名前掲載
      ●アトリエの子ども&大人がつくったポストカード10枚
      ●みんなで作ったトートバック1点(柄おまかせ)
      ●小鳥喫茶室無料ドリンク券3枚

    支援者の数 13

    お届け予定:2019年6月

    支援期間終了

  • 50,000

    プロジェクトを体感して楽しんでください ワークショップの無料体験ペア

    リターン

      ●支援者さま限定の活動報告を共有
      ●お礼のメール
      ●公式サイトにお名前掲載
      ●アトリエ入り口ボードにお名前掲載
      ●みんなで作ったオリジナルグッズからお好きなものを2点
      ●小鳥喫茶室の無料ドリンク券10枚
      ●プログラムの無料体験ペア(1プログラム) 

    支援者の数 6

    お届け予定:2020年6月

    支援期間終了

  • 100,000

    支援者様特別ランチ無料ご招待+α 

    リターン

      ●支援者さま限定の活動報告を共有
      ●お礼のメール
      ●公式サイトにお名前掲載
      ●アトリエ入り口ボードにお名前掲載
      ●アトリエの子ども&大人がつくったポストカード10枚
      ●小鳥喫茶室の無料ドリンク券10枚
      ●支援者様特別ランチ無料ご招待(3名様まで・1回)
      ●A~Cのうちのいずれか
       A)プログラム無料体験ペアご招待×3
       B) プロジェクトメンバーによる
        WS・コミュニティ作りに関わる相談
       C)オリジナルグッズお好きなものを3点

    支援者の数 5

    お届け予定:2020年3月

    支援期間終了

  • 300,000

    プロジェクトメンバーとの食事会ご招待

    リターン

      ●支援者さま限定の活動報告を共有
      ●お礼のメール
      ●公式サイトにお名前掲載
      ●アトリエ入り口ボードにお名前掲載
      ●小鳥喫茶室無料ドリンク券20枚
      ●オリジナルトートバッグ3点
      ●プロジェクトメンバーとの食事会ご招待
      (1回・3名様まで)
      ●A)〜B)のうちのいずれか
      A)アトリエ土曜日クラス1日体験(1回・1名)
      B)担当者による出張講座(都内近郊・交通費込み)

    支援者の数 1

    お届け予定:2020年3月

    支援期間終了

  • 500,000

    個人・グループ・企業様支援

    リターン

      ●支援者さま限定の活動報告を共有
      ●お礼のメール
      ●関係団体4つの公式HP協賛枠に
      お名前、グループ名、会社名、会社のロゴを掲載
      ●アトリエ入り口ボードにお名前、グループ名、会社名掲載
      ●支援者様限定の作品展示会にて、お好きな作品を1点贈呈
      ●プロジェクトメンバーとの食事会ご招待(1回・5名様まで)

    支援者の数 1

    お届け予定:2020年3月

    支援期間終了

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