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コロナ危機に苦しむメキシコシティとマニラの子どもたちに居場所と食事を!
マニラ「カンルンガン ・サ・エルマ・ミニストリー」 路上とデイセンターで食事を配る

「ようやくデイセンターを再開できました。でも、
今はコロナ感染が拡大しているので、そこに来ているのは、シャワーを利用したいという近隣の大人だけで、子どもたちには彼らが暮らす地域で食事の配給を続けています」
「カンルンガン・サ・エルマ・ミニストリー(以下、カンルンガン )」のソーシャルワーカー、ウィルマールさんは、そう話す。現在、マニラ首都圏は、バイク三輪タクシーや電車などは動いており、首都封鎖の初めの頃に比べれば移動が自由になってはいるが、逆に感染は急激に拡大しており、人々が安心して外出できる状況ではない。フィピン全体の感染者数は4万人を超え、死者も1300人近く、その半数以上が首都圏の住民だ(7月3日現在)。都市封鎖を緩めたのは、ひとえに経済を優先してのこと。しかし、その経済状況も、最貧困層の人々にとっては改善の兆しが見えない。だから、「カンルンガン」は、路上生活をする子どもたちとその家族のために、食事を配る活動をやめられない。
「私たちが配る食事が、その日唯一の食べ物だという子どももいます。弁当を受け取る人の列は、時に長すぎて、用意した弁当の数が足りないことも。もらえなかった人の悲しげな表情を見るのが、私たちにとって一番辛い瞬間です。なかには、『孫がお腹をすかせていたんです!』と涙を流しながら、弁当を受け取る老人もいるんです」
スタッフとともに食事の配給に出る代表のソルさんは、そんな光景に出会い続ける日々に心を痛めながらも、一人も飢える子どもを出さないという使命感を持って活動を続ける。
マニラ首都圏では、貧しいスラム住民であっても、地域の公的な貧困支援プログラムに登録できている家庭は、コロナ危機下での食糧支援や、約13,000円相当の給付金を受け取ることができた。それでも4ヶ月以上続く自粛生活のなかで一度きりの給付金が、十分でないことは明らかだ。路上に暮らし、どこにも住民登録のないストリートファミリーは、そうした公的支援すら一切受けとれず、追い詰められている。彼らが頼れるのは、カンルンガンのようなNGOだけだ。
「現在、路上では、週に3回、300人前後の人たちに食事を配っています。また、感染拡大の中で、彼らがきちんと感染予防のための情報を入手して活かせるよう、また困ったことがあった時は連絡できるように、各家庭の携帯電話のチャージも行なっています」
ウィルマールさんによると、少なくとも7月中旬までは、こうした活動を続けながら、様子を見るという。路上での食事配給は、カンルンガンの通常の活動ではないため、資金を確保するのが大変だが、そこは様々な友人たち、親しい団体、グループの応援に期待する。
「みなさんの連帯の気持ちに、心から感謝しています」
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支援者
72人
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残り期間
0日
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集まっている金額
546,000円
(達成) 目標金額:500,000円
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達成率109%
2020年10月09日23:59に終了しました。
起案者
私たちは、世界に1億人以上いるといわれる
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ストリートチルドレンとはいったいどんな子どもたちなのか?詳しく知り身のまわりの問題と合わせて考えることで、世界中の子どもの未来を考え行動する人の輪をつくろうと活動しています。今年で27年。全員ボランティアで運営しています。毎年メキシコとフィリピンでストリートチルドレンやNGO施設に暮らす子どもたちと交流するスタディツアーを実施したり、チャリティパーティー等を行っています。毎月ニュースレター「¡Vuela !(とんでごらん)」を発行。ストリートチルドレンを支援している海外のNGO(非政府組織)を寄付や訪問、ボランティア人材の育成などを通して応援しています。
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3,000円
現地NGOからのメッセージ
リターン

■現地NGOからのメッセージ(メール)
■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)
■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
※複数口でのご支援も可能です。
支援者の数
27人
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5,000円
現地NGOからのメッセージ
リターン

■現地NGOからのメッセージ(メール)
■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)
■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
※複数口でのご支援も可能です。
支援者の数
23人
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10,000円
オンラインで子どもたちと会う
リターン

■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)
■ストリートチルドレンを考える会が主催するオンライン・イベントにご招待します。
※オンライン・イベントはビデオ通話サービスZOOMを利用予定。
※開催時期は9月以降を予定しております。決定次第、ZOOMへの入り方などを個別にご案内させて頂きます。
※複数口でのご支援も可能です。
支援者の数
20人
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30,000円
オンラインで子どもたちと会う
リターン

■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)
■ストリートチルドレンを考える会が主催するオンライン・イベントにご招待します。
※オンライン・イベントはビデオ通話サービスZOOMを利用予定です。
※開催時期は9月以降を予定しております。決定次第、ZOOMへの入り方などを個別にご案内させて頂きます。
■ストリートチルドレンを考える会オリジナル・ポストカード・セット
※ポストカードの写真はこちらで選ばせて頂きます。
※複数口でのご支援も可能です。
支援者の数
2人
お届け予定:2020年10月
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