• ストリートチルドレンを考える会
  • SDGs

コロナ危機に苦しむメキシコシティとマニラの子どもたちに居場所と食事を!

「フィリピン・ストリートチルドレンと出会う旅2020報告会」の報告

  • Vol.3
  • 2020年07月31日 13時55分

6月14日(日)16時から、毎年3月に催行しているフィリピン・スタディツアーの報告
会を行いました。いつもは池袋の「がんばれ!子供村」でやるのですが、コロナ対策
のため、初めてオンラインで開催しました。ふだんは始まりが時間ギリギリだったり
遅れがちなのですが、この日は運営委員が30分前から画像共有システムやマイクが
ちゃんと機能するか、念入りに確認していたのが、妙に新鮮でした。


 報告で最初に出てきたNGO「バハイ・トゥルヤン」のスラム訪問では、狭い部屋に人
とたくさんの荷物が詰まっていて、あの状態での自粛生活はきつそうだなぁと思いま
した。小さい子どもたちがアクティビティをしている様子はかわいらしい一方、公立
小学校に入学しても中退してしまう子たちが多い、1日3食食べられない子が大勢い
る、という事実は深刻でした。バハイ・トゥルヤンが用意した食事をおかわりして
しっかり食べておこうとする子どもたちを見て、コロナ云々ではなく、普段の生活自
体が厳しいことがよくわかりました。


 NGO「パンガラップ・シェルター・フォー・ストリートチルドレン」では、11〜21歳
までの44人の少年たちが生活しています。育児放棄され、学校に行っていなかったに
もかかわらず、勉強熱心で聡明な11歳の少年が、「将来は警察官になりたい」と言っ
たのに対して、「彼は英語もよく勉強していて賢いから、ほかにもっとやりたいこと
が見つかればいいのに」というツアー参加者のコメントに、共感しました。日本語と
フィリピン語の指差し会話帳を欲しがった13歳の少年に、ツアー終了後、「一生懸命
勉強するんだったら」と、その会話帳を贈ったツアー参加者の青年の優しさにも、胸
が熱くなりました。


 NGO「チャイルドホープ・フィリピン」は、ストリートエデュケーションをメインに
活動している団体で、知識を詰め込むだけではない、魅力的な教育内容を展開してい
ます。健康や衛生についての教育で、「手洗いを教えている」というと、日本人は
「え、そんなこと?」と思いがちですが、社会背景や実際の生活環境を知った上で、
健康を守る基本を教えることが一番大切だということを、ツアー参加者たちは活動を
通して実感したのではないでしょうか。


 ケソン市にあるフリースクール、「パアララン・パンタオ」は、就学前教育を実施
しています。小さな子どもたちが、とてもかわいかったです。最低限の読み書きがで
きないと、公立小学校に入ってもすぐについていけなくなり中退してしまうため、就
学前の子どもへの教育と入学手続きをサポートをしているということでした。


 NGO「カンルンガン・サ・エルマ・ミニストリー」は、現在、私たちの会がクラウド
ファンディングで支援している団体でもあります。ストリートエデュケーターをして
いる女性スタッフ自身が、赤ん坊の時に親に捨てられ、ストリートファミリーに育て
られた方でした。養父から性虐待を受け、13歳で家出をしたこと。通りをうろうろし
ていたところ、カンルンガンのスタッフに声をかけられたことで施設を知ることがで
き、大学にも進学できたということを聞きました。このようなNGO、苦しんでいる子ど
もに目を向けるスタッフがいてくれて、本当に良かったと思います。行政が取り組む
べき問題ですが、できていない分、私たちもできる限り支援を継続したいものです。
 報告会の最後は、同NGO代表のソルさんと、プログラムコーディネーター、ストリー
トエデュケーター、ヘルスワーカーの4人に、オンライン生中継でマニラの状況、彼ら
の食料配給活動、それを待ちわびている人々の様子を聞くことができました。日に一
食、彼らが配る弁当しか食べるものがないという子どもも多く、スタッフの姿を見る
と、「よかった!これで何とか一食は食べられる」と涙を流す人もいるそうです。彼
らの活動を支える私たちの寄付はとても貴重だと、ソルさんに感謝されました。
 報告を担当した3人のツアー参加者は、緊張しながらも、わかりやすく体験を話し
てくれました。私も一緒にツアーに行ったかのような気分になり、子どもたちにはや
りたいことを見つけて健やかに育ってほしいと、願いました。来年3月には、ツアー
が実施できる環境になっていてほしいものです。

  • 支援者

    72

  • 残り期間

    0

  • 集まっている金額

    546,000

    (達成) 目標金額:500,000

  • 達成率109%

    FUNDED!

2020年10月09日23:59に終了しました。

支援期間終了

起案者

実行者イメージ

ストリートチルドレンを考える会

私たちは、世界に1億人以上いるといわれる ... ストリートチルドレンとはいったいどんな子どもたちなのか?詳しく知り身のまわりの問題と合わせて考えることで、世界中の子どもの未来を考え行動する人の輪をつくろうと活動しています。今年で27年。全員ボランティアで運営しています。毎年メキシコとフィリピンでストリートチルドレンやNGO施設に暮らす子どもたちと交流するスタディツアーを実施したり、チャリティパーティー等を行っています。毎月ニュースレター「¡Vuela !(とんでごらん)」を発行。ストリートチルドレンを支援している海外のNGO(非政府組織)を寄付や訪問、ボランティア人材の育成などを通して応援しています。
  • 3,000

    現地NGOからのメッセージ

    リターン

      ■現地NGOからのメッセージ(メール)
      ■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)
      ■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
      ※複数口でのご支援も可能です。

    支援者の数 27

    支援期間終了

  • 5,000

    現地NGOからのメッセージ

    リターン

      ■現地NGOからのメッセージ(メール)
      ■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)
      ■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
      ※複数口でのご支援も可能です。

    支援者の数 23

    支援期間終了

  • 10,000

    オンラインで子どもたちと会う

    リターン

      ■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
      ■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)
      ■ストリートチルドレンを考える会が主催するオンライン・イベントにご招待します。
      ※オンライン・イベントはビデオ通話サービスZOOMを利用予定。
      ※開催時期は9月以降を予定しております。決定次第、ZOOMへの入り方などを個別にご案内させて頂きます。

      ※複数口でのご支援も可能です。

    支援者の数 20

    支援期間終了

  • 30,000

    オンラインで子どもたちと会う

    リターン

      ■活動報告書をお送りします。(PDFファイル)
      ■ストリートチルドレンを考える会のニュースレターをお送りします。(PDFファイル 1部)

      ■ストリートチルドレンを考える会が主催するオンライン・イベントにご招待します。
      ※オンライン・イベントはビデオ通話サービスZOOMを利用予定です。
      ※開催時期は9月以降を予定しております。決定次第、ZOOMへの入り方などを個別にご案内させて頂きます。

      ■ストリートチルドレンを考える会オリジナル・ポストカード・セット
      ※ポストカードの写真はこちらで選ばせて頂きます。
      ※複数口でのご支援も可能です。

    支援者の数 2

    お届け予定:2020年10月

    支援期間終了

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