「ドキュメンタリー映画の鬼才・原一男監督の全仕事に迫る本」の出版プロジェクトをいつも応援くださり、
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本プロジェクトの目玉、ここでしか、入手できない、
16ページ増の特別版、
原一男監督夫人にして「疾走プロダクション」代表・小林佐智子プロデューサーへのインタビュー掲載が決定しました!
特集タイトル「もう一つの疾走の軌跡」
初めて“走れた”時の、ういういしい感動を忘れない。それまで私は走ったことがなかった。走れるなんて考えてもみなかった。ある日、原一男と歩いていた渋谷の街で、いつのまにか私は走っていた。心臓がドキドキと高鳴り、頬が真っ赤に紅潮した。私、走ったんだ、見てよ、原君、私走ってるんだ! その時、本当に世界は変貌した。体がガラガラ壊れてゆき、私は渋谷を吹き抜ける風になった。
(『思想の科学』1974年12月号、『タブーこそを撃て!』に再録)
走りたい、駆け抜けたい――この想いをそのままぶつけることで、原一男と小林佐智子の映画は作られていった。
映画を作りたい!作ろう!!
アルチュール・ランボーに憧れ、メルロ・ポンティの著作を読み耽っていた若者は、そう強く想いを抱いて上京する。
『さようならCP』で
自身障害を持つ小林は、CP(脳性麻痺)者の横田弘に激しく感情移入する。
横田の本棚には、柳田邦男全集が並んでいた。
自分と同じ、障害を持ち文学を愛する横田が、車椅子を降りて街を膝で歩く。
その姿に小林は、傷だらけの肉体言語を見た。
田中美津と共にウーマン・リブ運動の中心にいた武田美由紀は、「家族」から解放されたあらたな共同体を模索していた。その激しさに惹かれ『極私的エロス』をはじめた小林は、たとえば夫の暴力から逃げだしてきた女性を無言で抱きしめる。武田の優しさを知ってもいた。
理路整然と自らの主張を綴った『ヤマザキ、天皇を撃て!』、そして支離滅裂かつ長大な『田中角栄を殺すために記す』。そこに大きな矛盾を感じた時、小林は奥崎で『ゆきゆきて、神軍』を撮ることを決める。そして奥崎の妻・シズミさんが語る、まだ使命に目覚める以前の愛妻家・奥崎のエピソード。
原一男のカメラの傍らから見た、もう一つの疾走の軌跡がここにある。
小林佐智子プロデューサーへのインタビュー全文がご覧頂ける特別版は、
10000円コース、20000円コース、30000円コースのご支援にて、入手頂けます。
ご支援お待ちしております。金額:10000円 締切日:2018年5月10日(木)23:59
支援者
46人
残り期間
0日
集まっている金額
950,000円
目標金額:1,000,000円
達成率95%
2018年05月10日23:59に終了しました。
支援期間終了
1,000円
支援者様限定!活動報告配信
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支援者の数 1人
支援期間終了
3,000円
原一男直筆サイン入り本<通常版(全128ページ予定)>+オリジナル・ポストカード
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支援者の数 9人
お届け予定:2018年6月
支援期間終了
10,000円
原一男、直筆サイン入り本<特別編集版(全134ページ予定)>他
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支援者の数 34人
お届け予定:2018年6月
支援期間終了
20,000円
原一男、直筆サイン入り本<特別編集版(全134ページ予定)>×2冊他
リターン
支援者の数 0人
お届け予定:2018年6月
支援期間終了
30,000円
原一男、直筆サイン入り本<特別編集版(全134ページ予定)>×3冊他
リターン
支援者の数 1人
お届け予定:2018年6月
支援期間終了
300,000円
お好きな場所で!原一男と観る『ゆきゆきて、神軍』。トークショー付き出張上映会
リターン
支援者の数 0人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了
500,000円
原一男があなたを撮影いたします
リターン
支援者の数 1人
お届け予定:2018年12月
支援期間終了