こんにちわ。
東京本部事務局の新井さつきです。皆さまからご支援頂いた資金で2月よりArt For Peace事業の活動を再開しました!今回は事業再開にあたって、より効果的な支援ができるよう2月17・18日に15名の現地カウンセラーに対してアートセラピーの技術向上研修を行いました。その研修の様子をお届けします。
今回の研修ではプロのカウンセラーを講師として招き、特にアートセラピーを通した子どもの心の回復に焦点を当てた研修を行い、現地カウンセラーたちは子どもの発達段階について学びました。例えば、アートセラピーの際に、「自分」・「自分とは違う他者」・「自分の家族」という3種類の絵を描くことで心理分析を行う手法が説明され、現地カウンセラーたちが実際に思い思いの絵を描きました。その後、講師が、描かれた自分や人々の位置や形状・大きさ、色使いなどが具体的にどういった心理状態を意味するのかを講師が説明しました。
同時に講師から、子どもたちにはリラックスして自由に絵を描いてもらい、大人の先入観による批評は行わず、まず書かれている人物は誰か、なぜその人を描いたかなどを尋ねて子どもの心理状態を測ることが大切であることも強調されました。
他には紙で「宝箱」を作って、この中に他の現地カウンセラーや自分のよい点などについて書かれた紙を中に入れました。逆に他の人がよくないと感じている点も書かれましたが、こうした点を描いた紙は箱の外に置きました。これは他人の批判を安易に取り込まず、自分のよい点を積極的に内面に保持することが重要であることを示します回復の手法のひとつです。
これらの演習も通じて、現地カウンセラーは絵に基づいた子どもの心理状態の分析について深く学んだ一方、あくまでも子どもの状態をありのままに捉え、子どもが内面にもつよさを積極的に見つけ、これを伸ばすことを支援することの重要性に関してもあらためて認識しました。
マザレ地区を含むケニアの子ども達にとっては貧困などにより両親が不和になってしまったり、彼らの身近におり、彼らを保護すべき親などが彼らを虐待するなどして傷つけたりするケースが多くあります。とても悲しいことですが、悲観するだけでなく、この研修を通じて、現地カウンセラーが今まで以上にこうした子どもたちを受け止める窓口となって、彼らの心の傷を癒し、子どもたち自身がもつ自信を強化して、さらに適切な支援につなげる役割が深まることを目指しています。
支援者
170人
残り期間
0日
集まっている金額
1,782,000円
(達成) 目標金額:1,500,000円
達成率118%
2016年01月08日23:59に終了しました。
支援期間終了
1,000円
1000円リターン
リターン
支援者の数 29人
支援期間終了
3,000円
3000円リターン
リターン
支援者の数 49人
お届け予定:2016年1月
支援期間終了
8,000円
8000円リターン
リターン
支援者の数 34人
お届け予定:2016年1月
支援期間終了
13,000円
13000円リターン
リターン
支援者の数 45人
お届け予定:2016年1月
支援期間終了
30,000円
30000円リターン
リターン
支援者の数 4人
お届け予定:2016年1月
支援期間終了
50,000円
50000円リターン
リターン
支援者の数 8人
お届け予定:2016年1月
支援期間終了
100,000円
100000円リターン
リターン
支援者の数 1人
お届け予定:2016年1月
支援期間終了