クラウドファンディングが、先日620万円を超えました。これもひとえに皆さまのご支援のお蔭です。ありがとうございます。
添えていただいたメッセージを読むと、皆さまの熱い思いと学び舎教科書への大きな期待が伝わってきて、社員一同感激し、励まされております。
「学ぶ会」では、月に1回、社員の学習会を開いています。とりあげるテーマは、歴史、歴史教育、授業づくり、教科書など、さまざまです。最近は、コロナ禍をどうとらえたらいいのかを考えるために、感染症の歴史について学んでいます。
5月は、「歴史書に書かれなかったスペイン・インフルエンザ」について、次のような報告がありました。
流行の第一波は1918年初頭。第一次大戦にアメリカが参戦し、多数の兵士が集められた密集状態の兵営で広がり、そして兵士とともにヨーロッパへ。日本でも横須賀軍港から各地の連隊へ。第二波は、1918年秋から19年春。ヨーロッパ各国の軍隊間でひろがり、さらに市民へ。パリ講和会議では、ウィルソン大統領も罹患。日本でも11月にピーク、約26万人が死亡。第三波は、1919年秋から20年春。日本では、12月1日が新兵の入営日で、抗体のない新兵が罹り、軍隊から市中へと広がった。罹患者は第二波の約9分の1、しかし死亡率は高く、約13万人が死亡。
軍隊と兵士の移動が感染の拡大に大きくかかわっていたことがわかり、しかも世界人口約20億人の当時にあって、三波合わせて死者が2000万~4500万人にも上り、第一次世界大戦の戦死者約1000万人を超えていたことに驚きました。これまで教科書にこうした事実を書いていないということも、話題になりました。
内務省衛生局は、1921年1月「流行性感冒の予防要項」を発表しました。マスク、うがい手洗い、人込みを避ける、学校の休校、患者の隔離、劇場公演・集会の見合わせ、予防ワクチン注射(効力はなかった)などをあげており、今のコロナ対策とよく似ていますね。
今後も、よりよい教科書づくりのために、研究、学習を続けていきます。
支援者
751人
残り期間
0日
集まっている金額
13,510,000円
目標金額:15,000,000円
(達成) 第一目標金額:5,000,000円
達成率270%
2021年08月30日23:59に終了しました。
支援期間終了
3,000円
・お礼状+学ぶ会会報
リターン
支援者の数 210人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
10,000円
・お礼状+学ぶ会会報 +市販本
リターン
支援者の数 423人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
30,000円
・お礼状+学ぶ会会報+市販本+ブックレット
リターン
支援者の数 61人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
50,000円
・お礼状+学ぶ会会報+市販本+ブックレット+HPお名前掲載
リターン
支援者の数 23人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
100,000円
・お礼状+会報+市販本+ブックレット+教科書ガイド+HPお名前掲載
リターン
支援者の数 32人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
500,000円
お礼状+会報+市販本+ブックレット+教科書ガイド+HPお名前掲載+講師派遣1回
リターン
支援者の数 2人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
1,000,000円
お礼状+会報+市販本+ブックレット+教科書ガイド+HPお名前掲載+講師派遣2回
リターン
支援者の数 0人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了
2,000,000円
お礼状+会報+市販本+ブックレット+教科書ガイド+HPにお名前掲載+講師派遣3回
リターン
支援者の数 0人
お届け予定:2021年12月
支援期間終了