日本初の養老牧場が閉鎖!終の棲家に辿り着いた三頭の高齢馬を養育してあげたい

2017年12月の活動報告

  • Vol.2
  • 2018年03月01日 13時15分

三頭のためにたくさんの方からあたたかなお気持ちをお寄せいただきましたこと、本当にありがたく、嬉しく思っております。
心より御礼を申し上げます。

白老では真冬日が続き、イブキは私の馬着を、メリーとホクトは会員のS様に買っていただいた馬着を着せて放牧しています。



<前回のつづき>

「強い馬を作れなくなったから、あんなことを始めた!」「何の用もない馬を生かしてどうする!?」
そんな声を背に受けながら、それでも養老牧場開設に踏み切れたのは、物心ついた時から馬と暮らし、元生産者としてたくさんの栄誉と喜びを受けてきた、故・大井昭子氏ならではの決断でもあり、必然のように生まれた牧場が「イーハトーヴ・オーシァンファーム」でした。

昭和3年、長野県で生を受けた昭子氏が、ユートピア牧場の創始者と共に馬産に動き出した父・守雄氏と一家で北海道に渡ったのは2歳の時。幼少期を大自然と馬の中で育ちました。
日本における馬産の創成期でした。

昭和11年、満州事変の勃発により父は出征、家族は疎開・・・
ようやく復員した父は6年後再び海を渡り、北海道・浦河にヤシマ牧場を開設。しかし今度は太平洋戦争が勃発したため、再び父は召集され、当時16歳になっていた昭子氏は疎開先の千葉で、母と幼い弟妹、そして6頭の繁殖馬を守るという重責を父に託されました。
出征時に残した父の言葉は「馬を守るように。死ぬ時は馬もろとも。馬だけを死なせてはならない。」「いつでも笑って死ねるよう、日々を一生懸命生きるように。」でした。
当時の馬産家の情熱を思わせる言葉を昭子氏は終生守り、3年後に無事帰還した父と共に牧場の復興に邁進。
守り抜いた6頭の繁殖馬からはダービー馬のボストニアンが誕生し、翌年には昭子氏が天塩にかけて育てたハクチカラが、大活躍の末に日本馬初の海外重賞制覇を成し遂げ、日本中が湧く栄誉を受けました。

近年では、昭子氏が守り切った6頭の繁殖牝馬のうちの一頭「神正」の末裔に、数奇な運命を辿りつつも立派に32歳の天寿を全うしたイナリワンの名もあり、そこには人馬共に「信念」という血脈が流れていたかという無感量のできごともありました。

そして昭和33年、昭子氏は父の許しを得て独立。
「大海も小さな一滴から」の意を込めて、同じ浦河に小さな「オーシァン牧場」を開設し、「日本初の女牧場主誕生!」と注目を集め、今日まで続いた「オーシァンファーム」の礎となりました。

昭子氏の残していったメリー、イブキ、ホクトにも、「信念」という目に見えない強さが伝わっていたのかもしれません。
今年の白老は例年より一か月早い雪景色となりましたが、三頭は今、多くの方々の愛に支えられて生きていることを知っているかのように、地に足をしっかりと着け、表情も明るくなり、小さなことに喜びを表しております。(特にごはんですが…)

メリー、イブキ、ホクト、がんばって生きてきてよかったね!

三頭はこれからも励まし合い、きっと無事にこの冬を越してくれるものと信じています。
これからもどうぞご声援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「オーシァン愛馬の会」のブログでも三頭の近況を報告していますので、ぜひご覧ください。
https://goo.gl/5TBG8r

  • 支援者

    142

  • 残り期間

    0

  • 集まっている金額

    1,208,500

    (達成) 目標金額:1,000,000

  • 達成率120%

    FUNDED!

2018年02月28日23:59に終了しました。

支援期間終了

起案者

実行者イメージ

オーシァン愛馬の会 代表 浦野正義

大阪で乗馬を楽しむ生活をするうちに引退し ... た馬の末路を知り、2003年に愛馬とともに北海道へ移住。
愛馬は他の牧場へ預託しながら、牧場で働き始めました。
「イーハトーヴオーシァンファーム」の創設者である大井昭子さんが亡くなった翌年、別の愛馬とともに「イーハトーヴオーシァンファーム」へ移り、もう一頭の愛馬も預託しつつ、ボランティアで今回の三頭のお世話も行っていました。
2010年、現在の場所に牧場を作り、自身の馬の繋養(けいよう)からスタート。高齢馬を中心に、友人や知人の愛馬を預かり、徐々に預託馬は増えていき、7年目となる現在では大型馬七頭、ポニー二頭を繋養(けいよう)しています。
  • 1,000

    ご支援者様限定活動報告

    リターン

      ご支援者様限定活動報告

    支援者の数 36

    支援期間終了

  • 3,000

    ポストカード1枚

    リターン

      ご支援者様限定活動報告
      三頭の写真で作成したオリジナルポストカード1枚

    支援者の数 38

    お届け予定:2018年4月

    支援期間終了

  • 5,000

    三頭の馬名が入ったオリジナルボールペン3本セット

    リターン

      ご支援者様限定活動報告
      三頭の写真で作成したオリジナルポストカード1枚
      三頭の馬名が入ったオリジナルボールペン3本セット

    支援者の数 24

    お届け予定:2018年4月

    支援期間終了

  • 10,000

    2018年オリジナルカレンダー

    リターン

      ご支援者様限定活動報告
      三頭の写真で作成したオリジナルポストカード1枚
      三頭の馬名が入ったオリジナルボールペン3本セット
      三頭の写真で作成した2018年オリジナルカレンダー(A4サイズ2枚組)

    支援者の数 32

    お届け予定:2018年4月

    支援期間終了

  • 30,000

    公式サイトと馬房にお名前掲示

    リターン

      ご支援者様限定活動報告
      三頭の写真で作成したオリジナルポストカード1枚
      三頭の馬名が入ったオリジナルボールペン3本セット
      三頭の写真で作成した2018年オリジナルカレンダー(A4サイズ2枚組)
      公式サイトと三頭の馬房にお名前掲示

    支援者の数 8

    お届け予定:2018年4月

    支援期間終了

  • 50,000

    オリジナルマグカップ3個セットとふれあいタイム提供

    リターン

      ご支援者様限定活動報告
      三頭の写真で作成したオリジナルポストカード1枚
      三頭の馬名が入ったオリジナルボールペン3本セット
      三頭の写真で作成した2018年オリジナルカレンダー(A4サイズ2枚組)
      公式サイトと三頭の馬房にお名前掲示
      三頭の写真入りオリジナルマグカップ3個セット
      さらに、牧場を訪問していただき、スタッフのご案内で、三頭の馬に人参をあげたり、触れ合える時間を提供いたします。
      (マグカップと馬との触れ合いの画像はイメージです)

    支援者の数 1

    お届け予定:2018年10月

    支援期間終了

  • 50,000

    オリジナルマグカップ3個セットとライラック植樹

    リターン

      三頭の写真で作成したオリジナルポストカード1枚
      三頭の馬名が入ったオリジナルボールペン3本セット
      三頭の写真で作成した2018年オリジナルカレンダー(A4サイズ2枚組)
      公式サイトと三頭の馬房にお名前掲示
      三頭の写真入りオリジナルマグカップ3個セット
      浦野牧場の敷地内にライラックの苗木植樹
      (マグカップと馬とのライラックの画像はイメージです)

    支援者の数 1

    お届け予定:2018年10月

    支援期間終了

  • 100,000

    北海道白老町の特産品詰め合わせと記念写真パネル

    リターン

      ご支援者様限定活動報告
      三頭の写真で作成したオリジナルポストカード1枚
      三頭の馬名が入ったオリジナルボールペン3本セット
      三頭の写真で作成した2018年オリジナルカレンダー(A4サイズ2枚組)
      公式サイトと三頭の馬房にお名前掲示
      三頭の写真入りオリジナルマグカップ3個セット
      北海道白老町の季節の特産品詰め合わせ(5,000円相当)
      ※画像はイメージです。
      牧場を訪問していただき、スタッフのご案内で、三頭の馬に人参をあげたり、触れ合える時間を提供いたします。
      さらに、牧場を訪問していただいた時の三頭とのふれあい写真、または植樹させていただいたライラックと三頭のいずれかの馬の写真をパネルにしてお送りします。

    支援者の数 2

    お届け予定:2018年10月

    支援期間終了

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