北星学園女子中学高等学校 高等部3年生 枝元愛樺
私はこの本を読んで自分自身の将来のビジョンが明確に決まり、これからの人生で大切にしていきたい思いを見つけることが出来ました。
私はずっと小学校の教師になりたいと思い続けてきましたが、そのなかで特別支援の教員免許を取るか取らないかに悩んでいました。
母親が小学校教師なので、特別支援の資格も取っておいた方がいいというアドバイスは貰っていましたが、正直右から左へと聞き流していた自分がいたのも確かです。しかし公文さんの本を読んだことでさまざまな人との輪がさらに増えるという魅力を感じたと共に障害者だからという社会からの目線や態度がなくなって欲しいという願いも芽生え、私にもなにか出来ることはないのか考えた結果、特別支援の資格もとることに決めました。
また、この本を読んでいるうちに小学校の頃のことも蘇ってきました。
私の小学校は特別支援学級がある学校で生徒1人に先生が1人ついているような学校で、朝の会は特別支援学級の子も一緒に参加し、学芸会も参加出来るものは一緒に参加していましたし、休み時間になれば特別支援学級へ行って一緒に遊んでいました。
Uくんというひとつ下の男の子と沢山遊んでいた私は、Uくんが私を認知してくれた時の喜びを今でも覚えています。
また、私が6年生の時学芸会で特別支援学級単体での発表があり、お手伝い生徒の募集がかかりました。
どうして6年生の時の私はお手伝い生徒に応募したのかは何も覚えていませんが、今ではその時の思い出が私の宝物になっています。
本当は特別支援学級の子達の歌の伴奏をするだけだったのですが、先生が是非一緒にステージに立ってほしいと言ってくれてフィナーレを一緒に迎え一緒に歌を発表しました。昼休みを使っての練習だったのであまり長いこと関わることは出来ませんでしたが本番の映像は今でも見返します。
あの瞬間の感動も覚えています。そしてなにより映像を見返すたびに幸せな気持ちになるのです。
やっぱり人の心を動かす要素に健常者か障害者かや国籍の括りなど全く関係ないのだと身をもって思いました。
また、公文さんの言葉ひとつひとつがこれから教師をめざしていく私にとって必要で大切にしていくべき姿勢だと感じました。
個性を認めない教育システムは日本にも当てはまることだと私は思っています。学校に子供たちが来る理由は勉強のためだけなのでしょうか。勉強ももちろん大事だとは思いますが、それよりももっと大事なものがこの世にはたくさんあると思っています。人との関わりのなかで学ぶものこそ社会で生きていく力なのではないかと私は考えます。
そして人と関わるのって楽しい!誰かと笑い合うことって幸せだ!と感じることこそ学んで欲しいと思っています。だからこそ、他者の個性を尊重したり、人に感謝の気持ちをもつことだったりを学んでもらえる環境を築いていける教師、子供を個別に理解できる教師になりたいです。
クラウドファンディングの動画も拝見させて頂きましたが、子供たちのキラキラした笑顔が本当に素敵で映像に釘付けでした。
コロナが収束し大学生としての生活に慣れた頃には絶対に私もボランティアの1人としてシロアムの園へ足を運び、シロアムの空気を肌で感じたいです。グッド・モーニング・トゥ・ユー!を拝読する機会を与えて下さり本当にありがとうございました。
支援者
774人
残り期間
0日
集まっている金額
16,216,000円
(達成) 目標金額:15,000,000円
達成率108%
2021年11月19日23:59に終了しました。
支援期間終了
3,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
支援者の数 181人
支援期間終了
5,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
支援者の数 150人
支援期間終了
10,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
支援者の数 260人
支援期間終了
30,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
支援者の数 59人
支援期間終了
50,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
支援者の数 81人
支援期間終了
100,000円
シロアムの園を応援します!
リターン
支援者の数 43人
お届け予定:2022年7月
支援期間終了