こんばんは。若松です。
昨日は、GINZA SIXにあるリンクアンドモチベーションさんで研修を受けてきました。
その名は「THE TEAM LICENSE PROGRAM」。
担当する取締役の麻野耕司さんは、先日「THE TEAM~5つの法則~」という本を出されました。
「チーム作りは、今まで個人の経験と勘で行われてきた。実は法則があって、誰にでも最適なチームが作れる。」
学術的見知と実践をもとに、まとめられた本です。
この取材インターンでも、一緒に取り組み、フィードバックをくれるチームはものすごく大切な要素です。
チームがうまく機能したからこそ、満足度高く、成長度も高まったと言っても過言ではありません。
次回に向けて、よりチームマネジメントを強化したいと思い、読みました。
しかし、この本を読んで、実行するには難しい点もあります。
①具体的に実践するために必要なスキル
例えば、個人のモチベーションタイプ(志向)を4タイプに分けています。
しかし、これを分けるためには、個人の対話スキルが必要になります。
また、診断ツールがあっても、正しく分析して活用しないと意味がありません。
②どこからどの順番に始めるか
5つの法則は書かれているものの、何から始めればいいのか。
例えば、現実的には、まずメンバーとの信頼関係を築くのが大切です。(でないと話を聞いてくれない。)
「あなたに興味がある」「一緒に良くしていきたい味方である」と理解してもらった上でないと進みません。
この本の法則を正しく使っていくために、このプログラムがとても勉強になりました!
最初にTHE TEAMの前提となる考え方があります。
「最強のチームはない、あるのは最適なチーム」
誰にでも同じく、強いチームになる型がある訳ではありません。
メンバーが違うので、あるのは最適なチーム。
あなたにはあなたのオリジナルの”THE TEAM”をつくる。
また、チーム(組織)は、経営者や人事だけが作る訳ではない。
現場の社員は、どうしてもリーダーとなる上司の責任と考えがちです。
しかし、現場社員1人1人が会社を変える意識をもつことが一番大切です。
メンバー1人1人が違い、1人1人がチームを作ることが大前提なのです。
5つの法則のポイントを紹介していきます。
●Aimの法則
目標を適切に設定する。
目標には、「意義目標」「成果目標」「行動目標」の3つがあります。
昔は、「行動目標」(通知票の「●●できる」のイメージ)が大切でしたが、
変化の激しい現在は「意義目標」(ビジョン)が重視されてきています。
最近のトレンドでは、OKR「Objectives and Key Results」があります。
これは、「意義目標」をもとにして、成果目標(1日10件●●する)は柔軟に変えるべきという考え方です。
●Boardingの法則
メンバーは固定され、多様なメンバーがいることが必ずしも良いわけではない。
状況に応じて、メンバーが入れ替わり、均質であることが良い。
ここでは、コンティンジェンシー理論を紹介し、「環境の変化度合い」と「人材の連携度合い」によって、チームを4タイプに分けます。
タイプによって、多様性や流動性の必要度合いが変わります。
ただし、最近の変化の早さに対応するためには、必要な時に必要な人材をアサインする多様性と流動性が求めれています。
●Communicationの法則
コミュニケーションには無駄があっても良い。
日本は単一民族であることもあり、価値観が均質的でした。
そのため、「あ・うん」の呼吸を良しとされてきました。
しかし、価値観は多様化し、グローバル化することを考えると、他人との違いを知った上でうまく連携することが求められます。
また、ルールや権限、責任の範囲などは、先ほどのチームの4タイプ毎に適切に変えていった方が良いそうです。
メンバーと信頼を築くための手法として、モチベーショングラフが紹介されました。
これはインターンでもやります。
みんなで共有し、強み弱み、トリセツ作ると面白いですよ。
●Decisionの法則
みんなで話し合って決めるだけではなく、独断が大事なこともある。
ここ数年私も感じていますが、独断って全く悪くないです。
独裁国家って、決断が早いので、規制緩和による新しい技術がどんどん生まれてたりします。
実際にGDPの伸び率も高い傾向にあるそうです。
決断には「独裁」「多数決」「合議」の3パターンあります。
かかる時間とメンバー間の納得感が異なるので、使い分けが必要です。
KT法にある決定分析DA(decision analysis)は、合議のスピードを早める方法として紹介されました。
これは、決定するための軸に優先度を付けるもの。
例えば、CMのタレント起用であれば、①ターゲットへの認知度、②ブランドイメージ、③コストといった優先度を付けます。
各項目ごとに候補にポイントをつけていけば、再現性ある決定になります。
●Engagementの法則
メンバーのモチベーションを高めるには、リーダーの情熱が必ずしも良いわけではない。
モチベーションを高める方程式をチーム埋め込むことが大切だ。
エンゲージメントを高める4Pというものがあります。
Philosophy(理念・方針)
Profession(活動・成長)
People(人材・風土)
Privilege(待遇・特権)
最初の3つは感情報酬、最後のPrivilegeは金銭報酬・地位報酬と呼ばれます。
最近は、感情報酬の優先度が高まっています。
ずっと学生と話をしていると、感情報酬重視が本当に増えています。
特に、会社の雰囲気や人間関係はかなり気になるようです。
(ナビサイトではそれが見えないという大きな欠点があります。)
最後に、チームをつくるというものを医療産業のようにしたい。と言われました。
「100年前の寿命は31歳」
たった100年で倍以上になったのは医療が進歩したことが大きい。
これは、どこの地域にも医者がいるから。
「チームの喜びを日本中に届けたい」
今回のプログラムを受けたTHE TEAMマスターが、広めていって欲しい。
▼最後は講師の麻野さんと記念写真とサインいただきました。
私は、”働く”をアップデートするを掲げています。
兼業・副業、インターンは、地域の中小企業の経営革新を推進する事業です。
ここでいう経営革新は、事業変革と組織変革の2つです。
新規事業をつくり、外部人材を巻き込んで、組織マネジメント込みで取り組みます。
「優秀な人材ほど自分で稼げるから、独立する時代。個人でやるより、組織でやった方が居心地が良かったり、大きな目標を達成できるなど、メリットを示さないといけない。」
人が事業をつくる以上、組織マネジメントは今後より重視されていくと思います。
今回のプログラムは本当に良い研修でした。
グループワークもするのですが、全員経営者で色々話ができたことも楽しく、理解も深まりました。
今回のクラウドファンディングの返礼では、講演・研修コースがあります!
これにぜひチーム研修を入れたいと思います。
もともと、インターン生向けに行っているチームビルディングはありますが、より論理的にできそうです。
また、チームをマネジメントする方への研修もできます。
支援者
25人
残り期間
0日
集まっている金額
736,300円
(達成) 目標金額:600,000円
達成率122%
2019年05月24日23:59に終了しました。
支援期間終了
3,000円
“旅する”冊子1冊プレゼント
リターン
支援者の数 6人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
5,000円
えぽっくTシャツ
リターン
支援者の数 3人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
8,000円
魅力ひきだしコース
リターン
支援者の数 2人
お届け予定:2020年3月
支援期間終了
10,000円
取材型インターン報告会ご招待
リターン
支援者の数 5人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
15,000円
最高級納豆ご飯コース
リターン
支援者の数 1人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
30,000円
出張ミライカイギ
リターン
支援者の数 4人
お届け予定:2020年3月
支援期間終了
100,000円
講演・研修コース
リターン
支援者の数 3人
お届け予定:2020年3月
支援期間終了
200,000円
【企業様限定】えぽっくスポンサーコース
リターン
支援者の数 1人
お届け予定:2019年11月
支援期間終了