2016年に製作した映画「抗い~記録作家林えいだい」の上映会が7月14日に東京渋谷の映画館アップリンクで行われました。この映画の主人公は福岡県筑豊を拠点に日本の負の歴史を記録してきた作家の林えいだいさん(1933-2017)です。林さんは著書「杉野はいずこ」の中で次のように語っています。
「私はこれまで朝鮮人強制連行問題や戦争と平和の問題を追い続けてきた。それは何故かというと、歴史がその国の権力者によって自分に都合のいいようにつくり替えられてしまうことがあるからだ。それは歪められた歴史ということになる」。
歪められた歴史ーこれは林えいだいさんだけが感じていたことではありません。現代の日本でも同じようなことが起きています。例えば戦時中に日本が朝鮮人慰安婦を戦場に連れて行ったことは日本にとっては不都合な事実。日本政府は慰安婦問題は法的には解決済みだとして日本の歴史教科書から「慰安婦」の文字を消そうとしています。同じ過ちを繰り返さないための大切な「教訓」が消え去ろうとしています。
元朝日新聞記者の植村さんへのバッシングも、歴史を自分の都合のいいようにつくり変えようという権力の思惑が背景にあります。このまま誰もが黙っていれば、いつしか歴史の真実が闇に葬り去られ、やがて人々の記憶から消えてしまいます。
写真は「抗い」上映後の打ち上げの一コマです。植村さんの隣で一人赤い顔して酔っ払っているのが私。やがて話題は制作中の映画「標的」になり、歴史が書き換えられようとしている日本の現状を、世界中の多くの人々に届けようということになりました。この打ち上げの最中に、クラウドファンディングが目標額の300万円に達しましたが、今後の海外展開を見据えて引き続き皆様のご協力を仰ぐことにいたしました。よろしくお願いいたします。
映画「抗い」のエンディングに用いた林えいだいさんの言葉を紹介します。それは林さんが私たちに突きつけた尊い遺言でもあります。
「歴史の教訓に学ばない民族は、結局は自滅の道を歩むしかない」 林えいだい
支援者
329人
残り期間
0日
集まっている金額
4,730,730円
(達成) 目標金額:3,000,000円
達成率157%
2019年08月22日23:59に終了しました。
支援期間終了
1,000円
この映画を応援する仲間になってください!
リターン
支援者の数 43人
お届け予定:2019年8月
支援期間終了
5,000円
映画チケットプレゼント
リターン
支援者の数 104人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
10,000円
DVDプレゼント
リターン
支援者の数 126人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
30,000円
エンドロールにお名前掲載
リターン
支援者の数 35人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
50,000円
特典付きDVD &プレミア上映会ご招待
リターン
支援者の数 13人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
100,000円
プレミア上映会3名様ご招待
リターン
支援者の数 7人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
300,000円
協賛枠にお名前記載&プライベート上映会開催権
リターン
支援者の数 1人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了