連日の猛暑の中、8月2日から熊本、大分、福岡と植村隆さんの九州講演が続きました。4日の福岡講演では、立ち見が出るほど大勢の参加者が講演に耳を傾けました。
講演の中で話題に上ったのがこの日の朝刊の一面トップの記事。名古屋で開催されている「表現の不自由展・その後」に対する政治的な圧力で「平和の少女像」も展示が開幕3日で中止に追い込まれた問題です。
名古屋市の河村市長は中止申し入れの理由を「日本人の、国民の心を踏みにじるもの」だと説明しています。これは「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」という脅迫を送りつけた側の主張とまさに同じ。本来、責められるべきはテロ予告や脅迫の電話やメールを送る行為のはず。しかし脅迫者の罪は不問に付されてしまい、美術展の主催者側が責められる異常な事態です。
わずか3日の展示とはいえ、この問題から様々なものが見えてきました。表現の自由が認められたはずの日本で「慰安婦問題」は最も表現が不自由な分野であることを証明したこと。意にそぐわない表現に対しては、脅迫メールや電話で圧力をかければ相手が屈することを、あらためてテロリストに示したこと。「決してテロには屈しない」というこの国は、簡単にテロに屈してしまうこと。
少女像は自ら語ることはできません。でも、そこには戦場に連れて行かれ、慰安婦とされた人々の想いの代弁があります。「慰安婦=日本人の心を踏みにじるもの」という政治家の発言。日本という国家から否定され、慰安婦の真実が日本人の記憶から消されようとしています。
支援者
329人
残り期間
0日
集まっている金額
4,730,730円
(達成) 目標金額:3,000,000円
達成率157%
2019年08月22日23:59に終了しました。
支援期間終了
1,000円
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リターン
支援者の数 43人
お届け予定:2019年8月
支援期間終了
5,000円
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リターン
支援者の数 104人
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10,000円
DVDプレゼント
リターン
支援者の数 126人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
30,000円
エンドロールにお名前掲載
リターン
支援者の数 35人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
50,000円
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リターン
支援者の数 13人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
100,000円
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リターン
支援者の数 7人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了
300,000円
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リターン
支援者の数 1人
お届け予定:2019年12月
支援期間終了